【お前の体を】男色大名信玄 四穴目【天下統一】
1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/24(月) 16:11:38 ID:bYqevKzg
前スレ
【股の竿を】男色大名信玄 三穴目【硬くしおって】
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1132774343/

二穴目
【フンフンッ】男色大名信玄 二穴目【し、尻が裂ける!】
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1119963598/

一穴目
【お尻】男色大名信玄【ハンター】
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1087451704/

2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/24(月) 16:15:28 ID:bYqevKzg
姉妹スレ
【お尻】男色太守袁紹【スナイパー】
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1124331234/

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/24(月) 16:17:24 ID:bYqevKzg
コピペ用
「この下郎めっ!食らえっ!!」
「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
「ふんっ!ふんふんっ!!」
「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
「嘘を言うな!こんなに股の竿を硬くしおって!!」

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/24(月) 16:20:36 ID:bYqevKzg
主な戦国大名の属性
上杉謙信・男色 見境なし
武田信玄・男色 美少年
北条氏康・幼女萌
里見義実・男色 初尻好き
村上義清・男色 信玄を掘った男
今川義元・男色 美少年
徳川家康・女受
織田信長・ノーマル
豊臣秀吉・受け専門
斉藤義龍・男色 近親相姦
浅井長政・女受 愛妻家
三好長慶・受け専門
松永久秀・男色 主好き
宇喜多直家・ノーマル
毛利元就・ノーマル
大内義隆・男色 初尻好き
陶晴賢・受け専門
大友宗麟・ノーマル
竜造寺隆信・受け専門
島津義久・男色 初尻好き

武将の属性
武田二十四将・昌信勘介以外は男色攻
徳川四天王・忠勝以外男色
柴田勝家・女受
山内一豊・女受 獣姦(馬)

戦国以外の歴史人物
水戸光圀・初老好き 強姦魔
木曾義仲・男色 皇族好き
源義経・両刀使い 熟女と幼子好き
小野妹子・男色 外人好き

5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/24(月) 16:23:02 ID:bYqevKzg
〜お尻ハンタースレ用語集(改訂版)〜
アッー!・男が絶頂を迎える時の叫び声
受け・同性愛者カップルの女房役、掘られる人のことを指す
お尻ハンター・敵味方の区別なく男を襲うホモのこと
菊紋(菊門)・肛門のこと
菊門口・豊臣秀吉が作った対ゲイ用の城壁穴
啄木鳥戦法・啄木鳥のくちばしの如く腰を動かすこと
休竿日・男性器を休ませる日
股間に脇差・女性が股に脇差を挟んだ状態
竿クロス・男性器同士を×字状に重ね合わせること
さおぶすま・男性器を丸出しにして突き出した足軽を並べて防御陣を組むこと
真田十勇士・真田幸村の部下、性的拷問に強い忍やゲイの破戒僧などの男色集団
猿・受けキャラ羽柴秀吉のニックネーム
散肛の礼・肛門を代償にして人材を雇用すること
衆道・男色のこと
上洛・皇族や公家などの尻を目的に京を目指す軍事行動
攻め・同性愛者カップルの夫役、掘る人のことを指す
尻相撲・男同士の性行為
戦国尻相撲・戦国時代のゲイが戦う格闘ゲーム
戦国夢精・同上
W攻め・双方が夫役同士の同性愛者カップル
堀盛堂・長宗我部盛親が京で営んでいた男色専用の塾
股鉄砲・男性器のこと
もーほータイム・ホモのための時間
モーホーサンバ・ホモのための踊り
和姦・平和的外向により国家元首同士が交わること
衆道兵・島津軍最強の男色兵。九州で龍造寺を滅ぼし、朝鮮で数万の首を挙げ、関ヶ原で家康を掘り倒す
尻塁・安達泰盛が考案した対ゲイ用防衛陣地。尻丸出し四つんばい男が並ぶさまは勇壮なり
巨根兵・対尻塁用兵士
一領愚息・長宗我部元親の徴兵方式
立ち松葉&仏壇返しの陣・攻撃陣形
浦上&加賀シリーズ・瀬名夫人ご愛用の極太こけし

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/24(月) 18:04:57 ID:ve1GIq+k
>>4
「村上義清・信玄を掘った男」

ワロタ

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/24(月) 18:18:08 ID:l1jSanr1
>>1
スレ立て乙

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/24(月) 19:46:09 ID:S82q4TMS
前スレ963
>榊の枝を蔓等で束ねたもの(神主が己の尻に刺し、神前で振るうもの)
なんだこりゃwwww

9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/24(月) 20:36:36 ID:QGSy61J6
このスレもついに四尻目か…

ご老公は単独スレだとキツくないか?と思う。

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/24(月) 21:52:39 ID:WM9ENI4C
>>9
光圀「わしくらいの年齢になると、若い寄り合いのスレより、初老の域に入った単独スレの緩い尻の方が丁度いいわい!!」

11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/24(月) 23:31:11 ID:3Y0O4OWT
〜お尻ハンター御用達男色の本(改訂版)〜

○三国尻演技
後漢から三国時代の英雄たちの尻事情をせきだらに語る歴史書。
劉備が義兄弟の契り輪結ぶ桃園の乱交や孔明を招く際行った散肛礼など
正史ではけして語られることのなかった本当の三国志がここにある。
○玉金和歌集
破廉恥過ぎて、鎌倉初期に後鳥羽院が編纂させた勅斤和歌集に収録されなかった和歌を掲載。
男色にまみれた公家と皇族の生活が躍動感のあるダイナミックな文体で語られている。
別名、裏今和歌集。

忠次コレクション代表作
○松永弾正久秀著「夫婦の営み」シリーズ
童貞と処女のまま、親の仇同士という関係で結婚することになってしまった大名の御曹司真之助と亡国の姫君優。
二人は仇という憎しみを超越し「本当の夫婦」を目指して、日々性技の修行に励む。

○著者不明「女武者と一緒・床で組討」
おそらく巴御前がモデルと思われる年上の女武者が、戦場も床も初陣の若武者に個人授業(プライベートレッスン)を施すという内容の春画集。
女武者の床での歳上とは思えないかわいらしい仕草と、戦場での凛々しい鎧姿が話題となり、人気急上昇中。
木曾で売られている縮尺18分の1の女武者の木像も売り切れ店続出で生産が追いつかない状態。
この本のせいで、占領地で捕らえた女に鎧を着せて手篭めにする兵士が続出するという社会現象も起こった。

12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/24(月) 23:55:33 ID:T5taW9T7
松永弾正久秀著(弘治版) 「男と色と」

一巻 男色への誘い  いきなりの和姦は無理!   〜駄目な誘い方 ベスト20〜

二巻 初めての男色  下手をすれば手術モノ!   〜ゆるりと時間をかけよう〜

三巻 相手に飽きたら 所詮は男、深き情愛は禁物! 〜実録『色あせた美少年』〜

四巻 男色のもつれ  複数の男色関係は禁物!   〜T田S玄氏『K坂に刺された・・・』マル秘実話!〜

五巻 嫁にバレた時  男色は武門の華!      〜究極の開き直り方 ベスト10〜

13 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/25(火) 00:01:12 ID:T5taW9T7
松永弾正久秀著(弘治版)「夫婦の営み」

一巻 初夜編 早分かり初夜の手順、これだけはやってはいけないベスト10他

二巻 性技編 性技特集 前戯108手、体位32手を図解入りで詳しく解説

三巻 倦怠期編 まんねりにならないための18ヶ条他

四巻 側室編 側室との上手い付き合い方、正室に妬まれない側室タイプベスト10他

14 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/25(火) 02:36:39 ID:I78YUid9
〜謙信のぶらり途中下馬の旅〜
放送予定
第一回 栃尾で三条長尾家の黒田秀忠に、あひゃ〜

第2回 越後国内の至るところでいろんな人たちに出会い激しく掘りまくります

第三回 家督を譲ってくれた兄に感謝の意を込めていつもより丁寧に…

第四回 信濃より駆け込んできた諸将たちの力になると約束しる謙信、勿論タダなわけがないわけで…

第五回 広大な関東平野には格好の狩場があると関東官令にそそのかされ、謙信は上野に出向き北条方の尻をハンティング。

などなど毎週火曜日夜8時放送です

15 :萬田 ◆S9BNA5jc66 :2006/07/26(水) 00:33:19 ID:GvNcHB9v
>>14愛知では何チャンで見れますか?
やはりメインは川中島で信繁や勘助らを散々に凌辱したあとに我らが信玄公と竿を交えての一騎打ちですかね

(*´д`)ハアハア

あ、でもこの場合信玄は受けに入るのか!?竿さばきは達人クラスでも穴さばきは…



16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/26(水) 05:08:53 ID:Cha5Otbm
刀禰坂の戦いの真実
史実では山内一豊の頬に刺さったとされる三段崎勘右衛門の放った矢は、
実は一豊の尻の穴に刺さったのである。
勘右衛門「敵に後ろを見せるとは!?この臆病者が!食らえっ!!」
一豊「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
勘右衛門はかけつけた家臣五藤為浄らが討ち取ったが、
一豊の尻に突き刺さった矢は容易には抜けなかった。
為浄「殿!今矢を抜いて差し上げますぞ!ふんっ!ふんふんっ!!」
一豊「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かさないで・・・っ!!」
為浄「殿っ!そんなことを言っていてはいつまで経っても矢は抜けませぬぞ!ふんふんっ!!」
一豊「ああっ!ずんずん来るーっ!!」
ズボッ!
その場にいた足軽が四人が加わり五人がかりで引っ張ると、
矢は豪快な音をたてて、ようやく尻から引き抜かれた。
足軽壱「あれ、矢の先に何かついておるぞ!?」
足軽弐「これは・・・!浦上参号じゃ!!」
為浄「殿っ?これはいったい・・・・」
一豊「実は、他のやつに掘られない様、栓代わりだと出陣前に千代に突っ込まれてのぅ・・・
予め尻にこれが挿っておらねば矢が腹まで貫通し危うく死ぬところであったわ」
為浄「まさか奥方様のこけしが殿の命を救うことになろうとは、まさに千代様は幸運の女神ですな!」
その場にいた者たちから笑みがこぼれた。
またしても千代の機転が一豊の危機を救ったのである。

なお予談ではあるが、一豊の命を救ったこけしはそれを引き抜いた五藤為浄が拝領、家宝とし、
彼の死後は一族の神社に祭られている。
現在ははめれば宿便が噴出しお通じがよくなる神具として、
日々、神社を訪れる参拝者の尻に浣腸代わりに打ち込まれているという。

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/26(水) 13:12:29 ID:WDEM2sJc
おまいら


前スレちゃんと消化しないと無事にdat落ちしないんじゃなかったっけ。

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/26(水) 15:02:49 ID:hbGAkXo7
千代乙w

19 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/26(水) 17:54:15 ID:Porb4A3A
前スレは容量オーバーだよ

20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/26(水) 22:11:27 ID:WDEM2sJc
そうなんですか d玖珠

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/26(水) 22:51:21 ID:gnu4Ko8o
それだけ中身があるスレだったというわけか

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/26(水) 23:17:37 ID:B6Pd8ulC
『太閤記(たアッー!いこうき)』

第*12話 予算(よさアッー!ん)がない!

(1)
小竹 「兄さ、久しぶり」
藤吉郎「こ、小竹か? しばらく見ねぇ間に大きくなったなぁ。で、どうしたんだ?」
小竹 「うん。兄さを手伝ってやれってさ」
藤吉郎「そっか。ま、ぼちぼちやるか。…しかし、しばらく見ねぇ間に大きくなったなぁ」
小竹 「そっか?」
藤吉郎「あぁ。これなら立派な侍になれそうだ。となると、名前を考えねぇとな」
小竹 「名前?」
藤吉郎「んだ。その体で小竹じゃ合わねぇぞ」
小竹 「でも、おらは兄さの弟だから、小の字は残したいな」
藤吉郎「んじゃ…小一郎でどうだ?」
小竹 「小一郎?」
藤吉郎「おっかぁから見りゃおみゃあは次男坊だけどよ、親父どのから見れば長男だ。だから
    小と一郎で小一郎」
小竹 「分かった。今日からは小一郎と名乗るだ」
藤吉郎「あと、これからは言葉遣いに注意しろよ。おらを呼ぶ時は、兄さじゃなくって、兄上
    か兄者と言え。自分のことは、私とかそれがしと言うんだ」
小竹 「承知いたしました。兄上」
藤吉郎「ははっ。おみゃあ、物覚えがいいなぁ」

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/26(水) 23:18:44 ID:B6Pd8ulC
(2)
それからしばらく経ったある日のこと。
信長 「おお、来たか」
藤吉郎「殿様、お呼びですか」
信長 「うむ。近頃天気が悪くてな。長雨のせいで土塁が崩れてしまっておる。その修理をせよ」
藤吉郎「そ…それがしに、普請の取り仕切りを任すと?」
信長 「そうだ。崩れたままでは城の防御が心許ない。急いで仕上げるのだ!」
藤吉郎「分かり申した。お任せくだされ。鉄の如き頑丈な土塁を早急に仕上げてご覧に入れましょうぞ」
信長 「任せたぞ」
藤吉郎「ははあっ!!」

藤吉郎には考えがあった。人夫達をいくつかの組に分けて競争させるのである。より早く頑丈に仕上げた
組には多くの褒美を出す。そうすれば皆懸命に働く。商売の経験から、人は利によって動くものであると
いうことを、藤吉郎は体得していたのである。
藤吉郎「者ども!それがし、殿様から土塁の修理を任された!! 急ぎ、頑丈な土塁を仕上げるのだ!!最も
    早く頑丈に仕上げた組には存分に褒美をとらすぞ!!」
人夫達「うおおっ〜っ!!」

小一郎「で、引き受けたというわけ?」
藤吉郎「当たり前だろ。殿様直々に任すと言われて断れるか?」
小一郎「それはいいんだけどね…。ただ、鉄の如く頑丈に仕上げようとするには、どうみても予算が足り
    ないよ。褒美をはずむどころじゃない」
藤吉郎「そ、そうなのか?」
小一郎「うん。まるで足りない」
藤吉郎「う〜ん…あれしかないか…」
小一郎「あれって?」

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/26(水) 23:20:18 ID:B6Pd8ulC
(3)
ともかく、土塁の工事が始まった。

小一郎「よいか者ども!本日最も早く仕上げた組には、褒美として、この小一郎の尻を馳走するぞ!!」
藤吉郎「小一郎の尻、なかなかの逸品だぞ! 皆の者!尻を掘りたいかぁ〜!!」
人夫達「うおぉ〜!! 掘りてぇ〜!!」
藤吉郎(…衆道狂いの人夫が多いってのも、いいのやら悪いのやら…はぁ)
藤吉郎「…な、なお、全体の仕上げが最も早かった組には、褒美として、わしの尻を馳走しよう。自慢
    ではないが、小一郎以上の逸品だぞ」
人夫達「ぬおおおおおっ〜!!!!」

人夫一「ふんっ!ふんっ!!」
ある者は、股竿で土をバンバンと叩いて突き固め…
人夫二「おほっ!?この感触、たまらんわい!!」
またある者は、股竿を器用に左右に振って泥を塗っていく…
そして、夕方。初日の作業が終了した。

藤吉郎「どれ、今日最も作業が進んだのは…○組か。ん!これは…!!」
ちょっと触っただけでも、ポロポロと土が崩れる有様。これは、明らかな手抜きである。

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/26(水) 23:21:10 ID:B6Pd8ulC
(4)
小一郎「○組の組頭は誰だ!」
組頭 「へい。どうです、早かったでしょう。んじゃ、尻をいただ…」
小一郎「たわけっ!!こんな手抜きをしおって!!罰として、お前の尻を掘る!!」
組頭 「へっ? って…ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
小一郎「ふんっ!ふんふんっ!!」
組頭 「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
小一郎「嘘言えっ!股の竿をこんなに硬くしおって!!」
組頭 「あ…あんた、竿もすごいのね…アッー!!」
小一郎「よいか!早く仕上げるのはもちろんだが、手抜きは許さん!!」
藤吉郎「我等の尻を掘りたければ、決して手を抜かぬことだ!よいな!!」

翌日以降、人夫達は目の色を変えて働いた。その仕事ぶりは凄まじく、伝説の尻塁もかくやという
ほどの勢いで土塁が仕上がっていった。
当然、夕方以降の衆道の狂宴もまた、凄まじいものとなった。

小一郎「うわわわっ!!挿ってキター!!」
人夫一「ふんっ!ふんふんっ!!」
小一郎「ちょ、ちょっと!そんなに早く動かないで・・・っ!!」
人夫一「嘘こくでねぇっ!おまゃあさんの股の竿がとんでもにゃあ〜ことになっとるでよ!!」
小一郎「あひいっ!?」
人夫一「す…凄い締まり…アッー!」
人夫二「おみゃあ、早漏だな。んじゃ、いくだ」
小一郎「ぬおおおおっ!?こいつはでかいぞ!!」
人夫二「ふんっ!ふんふんっ!! た…たまんねっ! アッー!!」
人夫一「人のこと言えるか!おみゃあこそ早漏でねぇか!」

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/26(水) 23:22:24 ID:B6Pd8ulC
(5)
そして、ついに土塁が完成した!

藤吉郎「や、やっぱり掘られにゃならんのか?」
小一郎「しょうがないだろ。初日に約束してるんだから」
藤吉郎「な、なぁ小一郎。おみゃあの方がこういう事に慣れてるようだし…。頼むよ。俺、こういうの
    苦手で…」
小一郎「だめです!侍が一度した約束を破るわけにはいきません!!」
藤吉郎「やっぱりだめなのね…トホホ…んじゃ…どうぞ」
ようやく諦めた藤吉郎、己の尻を差し出す。
人夫い「こ、これが殿様もご賞味なさったという逸品の…いただきまアッー!す」
藤吉郎「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
人夫い「ふんっ!ふんふんっ!!」
藤吉郎「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
人夫い「嘘だぁ!股の竿がこんなに硬くなっとるでよ!!」
藤吉郎「あひいっ!?さすらないでぇーっ!!」
人夫い「す…すげぇ締まり…アッー!!」
人夫ろ「んじゃ、次はおらだ」
(中略)
小一郎「皆の者、ご苦労であった。今後とも頼むぞ」
人夫達「おうっ!!」
小一郎「兄上、お疲れ様でした」
藤吉郎「誰だ!二回掘ったやつは!!」

信長 「藤吉郎、見事である。褒めて遣わすぞ!」
藤吉郎「ははあっ!!」
信長 「褒美として、金子と金玉を与えよう」
藤吉郎「へっ?金子は分かりますが金玉って…」
信長 「知れたことよ!我が股竿をくれてやろう!」
藤吉郎「そ、それは!ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー!」

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 00:20:27 ID:EWe6hyCi
ちょっとの間に木下兄弟もたくましくなったなあw

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 01:42:24 ID:+cgR1Mie
さっき、沖田畷でやった家久兄貴凄かったです!
ガチムチの色黒兄貴がチェスト連呼で大量の火縄銃森岳城にぶちこんで采配振ってました。
俺の部隊も陣立て変えて奇襲食らい無様に壊滅さらしました。
釣り野伏せされたときは一瞬引いたけど、主君の「分別も久しくすればねまる!」の一言で覚悟決め、
生まれて初めて主君の輿放り出しました。その後、退路も絶たれてビンビンのマラ、思いっきり撃ち抜かれ
派手に佐賀まで敗走しました。スッゲー男らしく気持ちよかったです。
また大友攻めのときカキコして下さい!帰ってから直茂が実権握るの見て、また感じまくってます!



29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 07:15:30 ID:EWe6hyCi
竹中半兵衛〜太閤立志伝風〜

怠惰に溺れきった貴族により発展の停滞していた美濃は、土岐頼芸を追い出し乗っ取った斎藤道三により隆盛を迎えた。
しかし道三による美濃支配は、その息子義龍の『評定の間で公開レイプ』という悪名高き大胆な謀叛により
立つ瀬を失った道三の自害という形で終止符を打たれた。その義龍も近年、病により急逝。
冷たくなった義龍の枕元には京伝来の春画が転がっていたという。
果たして混乱する美濃の覇権を受け継いだのは、まだ若い息子、龍輿であった。
凡庸なだけならまだよかったのだが、
酒を飲むのも女を抱くのも、とにかく自分のしたいことには昼も夜も関係ないと言った風で、
とにかく暗愚なのだった。見かねた家臣は絶えず苦言を呈した。しかし龍輿は意に介さず態度も改めない。
美濃の将来を憂う声も、もはや諦め混じりであった。
後に羽柴秀吉に仕え名声を馳せることになる竹中半兵衛も、その例に漏れない。

半兵衛「尾張の織田信長が美濃を狙っておるというのに、殿は何をしておられるのか・・・
やはり、少しばかりお灸を吸える必要もあるのかもしれぬ・・・む、そうじゃ」
そもそも龍輿が少しも国の運命に対して関心を払わないのは、居城・稲葉山があまりに堅固であり、
それを過信しすぎているからだ。半兵衛の考える所はこうである。
わからせなくてはならなかった。いくら城が強固であろうと、守る者が悪ければどうにもならないということを。

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 07:16:50 ID:EWe6hyCi
半兵衛には考えがあった。とにもかくにも肝要なのは、城に対する甘えをなくしてもらうことだ。
自分の手で稲葉山を占領し、龍輿に城主としての責任を考え直してもらう。
そのための第一歩として、半兵衛は今、稲葉山城にいた。
半兵衛の弟・久作が小姓として出仕しているのである。
久作「これは兄上、どうしましたか?」
半兵衛「おお、久作。忙しい所をすまんな・・・ところで久作、最近具合はどうだ?
今日あたり発熱する頃合ではないかと思ってな・・・心配になって見に来たのよ(片目を瞑る)」
稲葉山城を攻め取るには、内部から崩したほうが早い。それには、弟の見舞いと称して入り込めばこちらのもの、あとはどうにでもできよう。
しかしながら、こうした謀略はれっきとした謀叛であり、大きな声で相談できることではない。だから血の繋がりを信じ、思わせぶりな言葉とアイコンタクトで意思の疎通を図ったのだが、
久作「いえ、私は見ての通りピンピンしておりますよ?」
久作は裏を読めない性格であった。半兵衛は半兵衛で求めるハードルが高すぎるのだが。
半兵衛「・・・いや、そんなことはないだろう?最近風邪が流行って、お前も感染したと嘆いていたと思った。だから明日、見舞いに来ようと思っているのだ(片目を三回開けたり閉じたり)」
久作「いえいえ、元気も元気です。病気でないのだから見舞いも必要ありませぬ。
それより兄上こそ、先ほどから妙に顔を歪めておいでで・・・もしや目を患っておられるのでは・・・」
話し始めて三分、温厚な半兵衛は早くもキレた。
半兵衛「えぇい、まどろっこしい!病気でないならこうしてくれるわ!」
身も竿もいきり立たせて久作に襲い掛かったのである。
久作「ぎゃあああああああああ!しっ尻が裂けるぅぅぅ!!」
半兵衛「ふん!ふんふんっ!」
久作「痛い!痛いーーーーっ!動かないで・・・っ!」
半兵衛「ウソを申すな!かように股の竿を堅くしおって!いやらしい!本当にいやらしい奉公人じゃわい!」
久作「いやああああああ!言わないでええええ!」
二刻半後、ようやく我に返った(達した)半兵衛は再度弟に問うた。
半兵衛「ふう・・・む、久作、ほれみろ。くたびれた顔をしておるではないか。やはり病気であろう?な?」
久作「・・・・・・そうでした、どうやら痔のようです。今思い出しました(尻を抑えながら)」
半兵衛「さもあろう。明日、よく効く薬を持ってくるゆえ、待っておれ」
久作「・・・・・・か・・・・・・・・・・感謝いたします・・・」
こうして半兵衛は稲葉山城を後にした。
その顔は、己の知略に対する自信と、
現段階までつつがなく計画する進行に対する満足感、
そして、スッキリした男特有のある種の無欲さに溢れていた。
後世、半兵衛とは無欲な男であるという評価は、こうしたところから出ている。

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 07:18:19 ID:EWe6hyCi
翌日、半兵衛は16人の家来を引きつれ、稲葉山城の前に居た。
もちろん家来達は城門のすぐ近くの陰に潜ませてある。
半兵衛「失礼。弟、竹中久作が病を患ったゆえ見舞いに参った。お通し願いたい」
門番「おお、これはよく参られました。しかしながら今日は龍輿様が飛び入り参加制の乱交ぱーてぃーを開かれるゆえ、女性以外は誰も通すなと仰せつかっております」
半兵衛「は?・・・いや、その、千年待っていてもまともな美的感覚を持っている女子ならばあのような豚面・・・いや、個性的なお顔立ちの龍輿様に体を捧げる者などおらぬというか・・・あぁいや、恐れ多くて遠慮するというか、その・・・」
予定外の出来事に狼狽する半兵衛。しかしここまで段取りを整えておいて
いまさら引き返すことなどできない。すでに美濃の有力豪族の御三方にも話を通してあるのだ。
門番「勝手に通してしまうと後で某が怒られまする」
半兵衛「そこをなんとか・・・」
門番「なりませぬ」
半兵衛「・・・」
門番「なりませ・・・」
半兵衛「えぇい!まどろっこしい!!門を通せぬなら貴様の後ろの門を通してもらうまでよ!」
門番「ぎゃあああああ!しっ尻が裂けるぅうう!」
半兵衛「どうじゃどうじゃ!これぞ臨機応変!竹中軍学の妙味!」
門番「誰かああああああああ!誰か来てくれえええええええ!」
草陰からじっとその様子を見ていた家来らは、指示されていたのとはまるで違う展開に大いに驚き、そして股間のものを硬くし、誰からともなく一斉に突貫した。
この頃はまだ珍しかった多人数ぷれいに性欲を倍増させた家来らの活躍はすさまじく、一人につき12人の計算で次々に守衛を掘り取ったのである。
騒ぎを聞きつけて軽率にも外に飛び出したのは、城主の龍輿だった。
龍輿「な、なんじゃ!一体何があったというのじゃ!」
半兵衛「おお、殿!見ての通り陳言に参りましたが、ついでに食らいなされ!」
龍輿「うぉっ何をす・・・ぎゃああああ!しっ尻がああああああああ!」
半兵衛「ふんふん、如何ですか殿!人は城そのもの!守るべき人が気をつけねば、ふんふん!こうしてちょとした作戦だけで落ちまする!ふんふんふんふん!」

こうしてたった16人で稲葉山城を攻め取った半兵衛。身を挺して直訴するその忠義と智謀のほどは、
まもなく全国を跨ぎ謳われ、織田家から破格の条件をもっての勧誘を受けることになるのである。

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 07:23:25 ID:EWe6hyCi
端から棒にもかからぬ駄文で申し訳ない。
初めて書いてみたのだけど、職人さんの偉大さを改めて痛感する結果に終わってしまった。
でもなんか楽しかったので、お目汚しを詫びるとともに、「なんだこりゃ」というような目でも
通していただけたり、ついでに粗末な豚呼ばわりしてもらえると俺はちょっと興奮する。

あと俺の特性上馴れ合いになるのが怖くていえなかったこと。前スレの>951、
どうもありがとう。

33 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 08:21:40 ID:UozX0e9E
龍輿じゃなくて龍興だよ。

34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 09:55:19 ID:/XGtuOTm
>>29-31
あほやw

35 :無名武将@お腹せっぷく :2006/07/27(木) 11:36:03 ID:y5T8ZGUg
>門を通せぬなら貴様の後ろの門を通してもらうまでよ!

誰がうまいことを言えとry

36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 18:45:29 ID:6zwZFQbi
>>29-31
はじめからクオリティ高いやつだなw

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/27(木) 22:31:22 ID:NY+jhjp8
>>29-31
面白かったw

38 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/28(金) 23:51:58 ID:zrIngovl
上手いよね。

自分が投稿してるの、自信無くしちゃうな〜

39 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/29(土) 00:24:33 ID:YI1XaBcg
無くさないでいい。そのままの君でいて。
って信玄公が言っています。

40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/29(土) 01:50:40 ID:BCrz3Bg3
『太閤記(たアッー!いこうき)』

第*13話 台所(だアッー!いどころ)仕事

(1)
信長 「ふむふむ。サルめ、いい仕事をしよるわ。これなら…」
信長は、藤吉郎に新たな仕事を任せようと考えていた。先の土塁の修復、あれは見事だった。信長自身、
この程度の仕上がりだろうというおおよその見積はしていたのだが、その仕上がりぶりは想像以上のもの
だったのである。
信長 (藤吉郎に任せれば、今度の仕事もうまくやってのけるであろう)
後に「木綿藤吉」と呼ばれたように、何にでも使える、つぶしの利く男。その才能を使わない手はない。
信長 「藤吉郎、おぬしを台所奉行に任ずる。どういうわけか、薪炭の出費がなかなかにかさんでおる
    ゆえ、その出費を抑えるのだ」
藤吉郎「ははぁっ!!」

小一郎「薪炭の出費を抑える?」
藤吉郎「そうだ」
小一郎「んでも、前任の方が懸命に交渉しても、薪炭の値段は下がらなかったっていうよ。新任の兄上が
    交渉するったって、ちょっと難しくないかい?」
藤吉郎「交渉はするが、それはまた後だ。まずは、台所の様子を確認する」
小一郎「台所の様子?」
藤吉郎「台所奉行だぞ?台所を見ないでどうする?」
小一郎「そりゃまぁそうだけどさ」
藤吉郎「百姓出のおらからすると、お城の中には無駄が多そうだからな。それだけでもだいぶ違いそうだ」

41 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/29(土) 01:51:33 ID:BCrz3Bg3
(2)
翌朝。藤吉郎は、早速台所に入った。
女中 「あら、あんたが新任のお奉行様かい?」
藤吉郎「そうだ。…ん?このかまど、鍋が架かってないのに火がついてるぞ。使わないのか?」
女中 「あぁ。朝餉も済んだことだし、しばらくは使わないよ」
藤吉郎「それならこの薪を今使い切る必要はないわけだな」
そう言うと、藤吉郎は直ちに火を消した。
女中 「ありゃま、何するだ。どうせまた使うんだからつけときゃいいのに」
藤吉郎「使ってないから消しただけだ。用もないのに薪を無駄に使うな。これは殿のご命令である」
女中 「はいはい。分かりやしたよ」

薪炭を使っているのは、何も台所ばかりではない。藤吉郎は城内を隈なく歩き回り、使っていない火鉢の
火を消してまわった。
侍  「おぉ、今日はちと冷えるのぅ…。ん?火鉢があるのに暖かくないぞ?」
藤吉郎「人がいないので先ほど火を消しました。この部屋を使われますか?でしたら火をつけますが」
侍  「おみゃあが火を消したんか。余計なことをするな」
藤吉郎「殿のご命令ですぞ」
侍  「あぁ分かったよ。だが冷えるのは冷えるから…」
藤吉郎「ち、ちょ!何を…ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
侍  「ふんっ!ふんふんっ!! おまえの尻で暖めさせてもらうぞ!!」
藤吉郎「そっそんなっ!? 痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
侍  「嘘言えっ!股の竿がほれ、こんなに熱く脈打っているではないか!!」
藤吉郎「あひいっ!?」
侍  「アッー!!」
藤吉郎「アッー!!」
侍  「ま、殿のご命令じゃしょうがないな(竿スッキリ)」
藤吉郎「は…はい…よろしく…あいたたた…(尻ズキズキ)」

42 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/29(土) 01:52:31 ID:BCrz3Bg3
(3)
ともかく、藤吉郎がこまめに無駄がないかチェックしてまわったことで、おのずと、薪炭の無駄遣いを
戒める雰囲気が形成されていった。火鉢の火をケチったことで部屋が冷え込み、暖まるためという名目
のもと、藤吉郎の尻を掘る者―赤尻に魅せられ、衆道にハマる者―が増えたという別の効果もあったが。

藤吉郎「さて、と。いよいよ薪炭の価格交渉だな」
小一郎「でも、使う量が減ったから、一括購入で割安に…という手は使えないよ」
実際、藤吉郎をもってしても、商人達との交渉は遅々として進まなかった。
藤吉郎「さてどうしたものか…」
小一郎「なぁ、おら、思うんだけどさ…」
藤吉郎「何だ?」
小一郎「薪炭って、別にどこ産でないと、っていうもんでもないよな」
藤吉郎「そりゃそうだ。ちゃんと燃えりゃいいんだからな…そうか!」
藤吉郎(そうだそうだ。なんで気づかなったんだろ。中村にいる時、わざわざ商人から薪炭を買ったり
    なんてしてなかったじゃねぇか)
藤吉郎は、さっそく近隣の百姓達との交渉に入った。商人達を通さない分、安くあげられるというわけ
である。

43 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/29(土) 01:53:23 ID:BCrz3Bg3
(4)
藤吉郎「…というわけだ。毎日、城に薪を売りに来ないか。もちろん、銭は払う」
百姓達「そりゃいいけどさ。約束するにあたって、しるしがほしいんだが…」
藤吉郎「何がほしい?」
百姓達「あんたの尻は逸品だってな。殿様が味わったって尻を、おら達も味わいたいなぁ」
藤吉郎「へっ?…ってなんでいきなりおらの着物を脱がすの!!」
百姓達「いただきまアッー!す!!」
藤吉郎「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
百姓一「ふんっ!ふんふんっ!!」
藤吉郎「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
百姓一「嘘だぁ!股の竿がカチンコチンになっとるでよ!!」
藤吉郎「あひいっ!?」
百姓一「うおおおおっ!締まる締まるぅー!アッー!!」
百姓二「んじゃ次はおらだぁ〜!」
藤吉郎「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
百姓二「あれだけ掘られててまだ痛いんか?」
藤吉郎「痛いっ!痛いーっ!!」
百姓二「んでも、あんたの尻はおらの竿をぱっくりくわえこんで離さんでよ!!」
藤吉郎「ちっ違う!ほんとに痛いんだってばアッー!!」
百姓二「いやらしい!本当にいやらしい尻じゃアッー!!」


ともかく、これ以降、安くて良質な薪が入手できるようになった。藤吉郎は、この仕事もみごと成功
させたのである(もっとも、後任は大変だったそうな。百姓達の機嫌を取るために藤吉郎以上に掘ら
れるのだから)。
信長 「何と!これほどまでに節約できたか!でかしたぞサル!褒美をたんまりとやろう!」
藤吉郎「金子と…玉金?」
信長 「そうじゃ!受けとれいっ!!」
藤吉郎「ち、ちょ…!ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー!」

44 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/29(土) 12:39:05 ID:+mzFsfg5
hoshu

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/29(土) 17:12:22 ID:YI1XaBcg
百姓までに男色を流行らせるとはサル恐るべしw

46 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/29(土) 19:52:35 ID:y1lffkQ6
すっ すばらしいシナリオだ!
文筆業の方か?

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/29(土) 22:52:29 ID:J3tOoGrB
『太閤記(たアッー!いこうき)』

第*14話 調略(ちょうりゃアッー!く)

(1)
藤吉郎は、まずは内政面において、織田家のために目覚しい働きをみせた。時は戦国。かような人材を
戦に使わない手はない。

信長 (藤吉郎は体が小さいゆえ、槍働きには多くを望むまい。だが、先の薪集めをみるに、あやつは
    人の心を得る術を心得ておる)
   (義父【斉藤道三:信長正室・お濃の父】殿が亡くなられ、それより器量劣る義龍が治める限り、
    美濃は喫緊の脅威ではなかろう。と、なると…俺が用心すべきは東の今川ということになる)
   (隣国の三河は、今、今川の支配下にある。三河人は愚かにも松平への忠節を保つゆえ苦しんで
    おる。しかし、その愚直さゆえに民は純朴で兵は強い。三河を引き込めばこちらに有利になる
    のは間違いない)
   (近いうちに今川とは大戦を行うことになろう。三河の地を押さえているのは今川だが、人の心
    を押さえておれば勝機はある。…調略に、藤吉郎を使ってみるか)
信長 「サル!サルはおらぬか!!」
藤吉郎「はっ!!」

小一郎「今度は三河へ?忙しいねぇ」
藤吉郎「そう言うなって。こう次々と大事なお役目を任されるなんて名誉なことだぞ」
小一郎「分かってるよ。おいらも連れて行ってよ」
藤吉郎「おめぇを?」
小一郎「三河の人の心を捉えるには、銭をたくさん使うだろ?」
藤吉郎「そりゃそうだ。そのためには銭は惜しむなってご命令だしな」
小一郎「いくら銭があるからって、兄さ一人じゃ後先考えずに使っちまいそうだしな。おいらが見張る
    だよ」
藤吉郎「何だそりゃ。…ま、いいや。連れてくよ」

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/29(土) 22:53:38 ID:J3tOoGrB
(2)
三河。
藤吉郎「…こりゃひどいな」
三河の地は、初めてではない。それゆえ、その疲弊ぶりがはっきりと見てとれた。尾張は、昔と比べる
と豊かになっている。しかし、三河は…

小一郎「何でこんなに貧しいんだ?尾張と三河じゃ、土も水もそんなに違うようには思えないけど…」
藤吉郎「人だよ」
小一郎「人?」
藤吉郎「尾張の殿様はおら達の殿様お一人だ。だけど三河には二人いる」
小一郎「二人?どういうこと?」
藤吉郎「三河の本来の主は松平だ。でも、松平は二代続けて早死にして勢力が弱っちまったもんで、今の
    元康様はいまだに今川の人質になってる。…要するに、三河の百姓は、今川と松平の両方に年貢
    を出さにゃなんねぇ状態ってこった」
小一郎「倍の年貢か…そりゃきついな」
藤吉郎「倍以上だ。尾張は米がたくさんとれるが、駿河・遠江はそれほどではないからな。その分、三河
    は搾られてるってわけだ」
小一郎「うわ…。でも、そうなると、調略のしがいもあるってことだね」
藤吉郎「そういうことだ」

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/29(土) 22:55:11 ID:J3tOoGrB
(3)
藤吉郎「じゃまするよ」
???「じゃますんなら帰ってや」
藤吉郎「おぅ。すまんかったな」(ほんとに帰ろうとする)
小一郎(ち、ちょっと兄上…)
藤吉郎「…っておい!違うだろ!!」
???「おぉ、藤吉郎か」
藤吉郎「そうだ」
小一郎「へ?どういうこと?」
藤吉郎「実は、この男に前もって話をしていてな。村々の有力者との場を手配してもらってるんだよ」
???「あんたが小一郎か。話は聞いてる」
小一郎「このお人は?」
藤吉郎「尾張・美濃に勢力を持つ川並衆って知ってるか?こいつはその親分だ」
???「親分とはまたずいぶんな言い方だな、まるで悪党みてぇじゃねぇか。蜂須賀小六正勝って立派な
    名があるんだぞ。ほんとなら、おめぇなんぞ手下一程度なんだが…」
藤吉郎「おいらの尻が欲しくってたまんねぇ。だから言うことを聞く。違うか?」
小六 「ま…まぁ、そういうことだ(ぽっ)。だから、藤吉郎を手伝ってる。…おっと、そろそろ皆さん
    お見えみたいだな」

50 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/29(土) 22:56:17 ID:J3tOoGrB
(4)
有力者「…なるほど。いったん事ある際には織田に味方してほしいと、こういうわけですか」
藤吉郎「まぁ、そういうことです」
有力者「確かに、我らは今川の苛政に苦しめられております。しかし、我が殿が今川についておられる
    以上、裏切ることはできませぬ」
藤吉郎「松平の殿様は今川の犬に成り果てたのですか?」
有力者「何ですと!」
藤吉郎「松平の殿様が、尾張と駿河でどう扱われたか、知らぬわけではありますまい」
有力者「そ、それは…」
―有力者達が言葉を失ったのも無理はない。元康は、幼くして尾張、そして駿河に人質に出されたのだ
が、その待遇は、敵方であるはずの尾張の方が良かったという話がある―
藤吉郎「松平の殿様と我が殿様は、いわば幼馴染。我が殿の望みは美濃、近江、そして京にあります。
    松平と戦うことを望んではおられません」
有力者「し、しかし、殿様は…」
藤吉郎「分かりませんか!いずれ来る戦いにおいて我らが今川に勝てば、三河は、そして松平の殿様は
    今川から解放されるのですぞ!!それがしがここに来たのは、そのためのご協力をお願いしたい
    ということ!」
有力者「わ…分かりました。殿様のためになるのでしたら…協力いたしましょう。それと、一つお願い
    があるのですが…」
藤吉郎「何でしょうか?」
有力者「あなたの話を聞いていると、股の竿がむくむくと勃ってしまいました。我らは今川のやつらに
    掘られっぱなしで掘る機会がございませぬ。後生です。どうか、あなたの尻を…!!」
藤吉郎「ち、ちょっ!それは…」
小一郎「兄上!尻一つで協力してもらえるなら安いもんじゃないか!! 皆さん、構いません。どしどし
    掘ってやってくださいませ」
藤吉郎「ひっひどい!」

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/29(土) 22:57:22 ID:J3tOoGrB
(5)
―思いがけないところで今川支配下の影響があったものである。前述のとおり、当時の駿河の主・今川
義元といえば、もとは禅寺にいたこともあってか大の衆道狂い。配下も主の気風をうけてか、衆道狂い
が揃っており、三河は、欲求を持て余した雄野郎達で溢れかえっていた―

小一郎「兄の尻は、我が殿様も絶賛の逸品でございます。では、張り切ってどうぞ!!」
藤吉郎「こっこら!助けんか!!」
小一郎「だから!尻一つで済むなら安いもんだって言ってるだろ!!おとなしく掘られろ!!…安心しろ、
    おいらも手伝ってやるよ」
そう言うと、小一郎は己の尻を出した。兄には及ばぬまでも、こらちもなかなかの逸品である。
有力者「ウホッ!いい尻!!」
そう言うと、有力者達は、まず小一郎に襲い掛かった!!
小一郎「うわわわわっ!挿ってキターっ!!」
有力者「ふんっ!ふんふんっ!!」
小一郎「ちょ、ちょっと!そんなに早く動かないで・・・っ!!」
有力者「嘘言うでねぇっ!股の竿がめちゃんこ硬くなっとるでよ!!」
小一郎「あひいっ!?」
有力者「し…締まる締まるぅーっ…アッー!!」
藤吉郎「こ…小一郎…。分かったよ。さ、どうぞ」
弟の献身に胸を打たれた藤吉郎も、おとなしく尻を出した。一目見たら忘れられない真っ赤な尻である。
有力者「ワオっ!!こっちの尻もすんばらしい逸品ねっ!!」
藤吉郎「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
有力者「ふんっ!ふんふんっ!!」
藤吉郎「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
有力者「嘘だ!股の竿がこちこちだぞ!!」
藤吉郎「あひっ!しごかないでぇーっ!!」
有力者「なにこの締まり…たっ堪らん!!アッー!!」

こうして、藤吉郎達はみごとに三河の人々の調略に性交したのである。藤吉郎が、褒美として金子並びに
信長の股竿を賜ったのは言うまでもない。
藤吉郎「ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー!」

52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/30(日) 23:44:47 ID:ty94cE2k
功名が尻(大河追随バージョン)

賤ヶ岳7本竿を先頭にした羽柴軍の総攻撃が始まった。

正則「うおおおっ!!勝家の尻はわしの物じゃ〜!!」
清正「なにを抜かす!!犯るのはわしが先じゃ〜っ!!」

ドカッ!!バキィ!!

彼らは自慢の巨根を凶悪兵器として門に打ち込み、城内に突入しようとしていた。

勝家「…もはやこれまで」
お市「…」
勝家「短い間であったが、市との性活は至福の時であったわ」
お市「…殿」
勝家「猿に責められ果てるは屈辱!!しかし、市を責め腹上で逝くならば本望じゃ!!」
お市「嬉しゅうございます…では」
お市はそう言うと、頬を染めながら自らの着物を脱ぎ始める。
勝家「(・∀・)イイ!!」
お市の相変わらずの美しい肢体に酔いしれる勝家。
しかし、長くは続かなかった。
勝家「な、なんだってー!?」
勝家は目を見張った。
お市の股間には今までに見た浦上参号や敦賀零号等を遥かに凌駕する巨大こけしが装置されていた。
勝家「そ、それはっ!?」
お市「これはあの松永弾正が猿めの尻に打ち込んだという『大和』。猿めはこの責めに耐えたといいます。殿は耐えられるかしら?」
勝家「お…おおおおおぅ!?」
お市「殿っ!逝きますわよ!!喰らえっ!!」
めりめりめりっ!!
勝家「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
お市「ふんっ!ふんふんっ!!」
勝家「痛いっ!痛いーっ!!むっ無理!!やめうわ!?うっ動かないで・・・っ!!」
お市「嘘をおっしゃい!?こんなにも股の竿が逞しくなっているじゃないの!!」
勝家「あひぃっ!?そんなに激しくしごかないでぇっ!!」
お市「まだまだこれからですわよ!!ふんふんふんっ!ふんぬっ!!」
勝家「アッー!!」
お市「アッー!!」

鬼柴田、北の庄で逝く。

53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/30(日) 23:55:09 ID:isylzVtF
>52
ち、ちょ…!!www
「大和」には二号管があったんですかアッー!!

54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/31(月) 09:01:16 ID:ikEN5J7p
竹中半兵衛〜太閤立志伝風〜

斉藤家を出奔した竹中半兵衛。
「半兵衛という男は卓越した痴略を持っている。
”あぶのーまる”なぷれいにむらむらする人間の本能を巧みに使ったことにおいても、
用兵法でかの者の右に出る者はおるまい。すべて計算尽くぞ」
こうした噂はすぐさま広がり、当の半兵衛も「え?・・・・・・あぁ、左様、左様、計算づくでござる」と
肯定を以ってこれに応えたため、いよいよその力量を高く勝った織田家はいち早く勧誘に乗り出した。
半兵衛の勧誘を任じられたのは木下藤一郎・・・のちの豊臣秀吉であり、
その際に半兵衛宅へ通ってついでに体も通わせることでついに半兵衛を口説き落としたのである。
藤吉郎「はじめまして半兵衛殿!実はかくかくしかじかで・・・」
半兵衛「諸葛亮曰く議論は簡潔を以って是とす!」
藤吉郎「そんないきなり・・・・・・ぎゃああああああ!しっ尻が裂けるうううううう!!」
これが有名な「散肛の礼」であり、この事は他の一級資料に掲載されているのであえて多くは語らない。

かくして軍監という名目で藤吉郎の手元に置かれることになった半兵衛であるが、
腰を落ち着けるまもなく、墨俣城を拠点にかつての主君・斎藤家の攻略に駆り出されることになった。
藤吉郎「うーむ・・・とはいえ、稲葉山城はいまだ難攻不落の要塞・・・力押しで落とせるとは思わぬが・・・」
半兵衛「いくら堅固な城とて、守る者がいなければどうということもございませぬ」
半兵衛のその言葉で、本格的に藤吉郎は美濃三人衆を崩す方策を採ったのである。
半兵衛「幸い、安藤守就は舅にあたる方。私も同行し、説得に当たりましょう」
藤吉郎「そうじゃのう・・・しかし主家廃れたりとはいえ安藤殿は大物。簡単に引き抜けるものであろうか」
さすがに不安そうな藤吉郎に対し、ただ半兵衛は微笑み、「誠意があれば」とだけ返した。

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/31(月) 09:02:09 ID:ikEN5J7p
かくして、安藤守就を説得すべく居城を訪れた藤吉郎と半兵衛。
何度か手紙を出して手ごたえを確かめ、半兵衛の名を以ってこの日に目どおりが叶ったのである。

半兵衛「お久しぶりでござりまする」
守就「・・・・・・」
守就は二人の姿を見ても言葉を返さなかった。ただ黙然と座っている。
藤吉郎「(ははぁ・・・こりゃあだいぶん堅物と見たぞ)」
少し絶望的な気分になった藤吉郎に、半兵衛がそっと耳打ちした。
半兵衛「(誠意を持って当たれば大丈夫だと申したでしょう。さ、ご挨拶を)」
藤吉郎「(おお、そうじゃな!)」
気を取り直した藤吉郎、守就の前に両手を付いて頭を下げる。
藤吉郎「お初にお目にかかりまする!それがしが木下藤吉郎でござる。こたびはお願いしたき儀があって参りました!」
ここまで喋っておそるおそる頭を上げるが、守就は相変わらずのぶきっちょ面で何も喋ろうとしない。
守就「・・・・・・」
藤吉郎「・・・えー・・・差し当たっては我が織田家の家風と将来性について語りろうと思います。そもそも織田家は・・・」
守就「・・・・・・・・・・・・・・・」
藤吉郎「(なぁ、半兵衛・・・さすがに不安になって参ったのじゃが・・・)」
半兵衛「(大身しようとする御仁がなんと気弱なことです。大丈夫ですから私のお教えしたとおりに続けてくだされ。それと頭はもう少し低く。それが美濃流)」
半兵衛の言うとおりに頭をグっと畳に摺り付けるようにした藤吉郎。
すると自然に腰が上がり、尻を上に突き出すような格好になる。
藤吉郎「(こ、こうか?しかし美濃流とは難儀じゃ、これじゃ前が見えんぞ)」
そのとき、
守就「・・・・・・木下殿」
初めて守就が喋った。興味を引いたか!藤吉郎は内心小躍りして守就を見据ようと頭を上げる。
しかしそこに守就の姿はなかった。
藤吉郎「あれ?安藤殿・・・・・・・」
守就「先ほどから黙って聞いておればケツを振ってわしを挑発しおって、この下郎が!これでも食らえ!」
藤吉郎「ぎゃあああああああああ!しっ尻が裂けるううう!!」
守就「ふんっ!ふんふんっ!」
藤吉郎「痛い、痛いーーーーっ!う、動かないで・・・・っ!」
守就「左様な嘘には聞く耳持たぬわ!嫌がりながらも股の数珠丸を固くしよるのはどういうわけじゃ!」
半兵衛「おお、今ですぞ殿!締め付けてしまいなされ!」
喜々として叫ぶ半兵衛。自分自身が藤吉郎に登用される際に食らった締め付けが、まさしく天下一品だということを信じての策であった。
その尻で守就を締め付けて折り取ると脅せばいい。
藤吉郎「そ、そんなこといきなり言われてもできんわい!わしゃあ昨日ハラを下したばっかりで今は力を入れられないのじゃ!」
それにはさすがの半兵衛も憤慨した。
半兵衛「なんですと!すると殿はさした理由もなくまぐわいを楽しんでいなさるのか!」
藤吉郎「だ、誰も楽しんでなぞ・・・・・・」
半兵衛「えぇい、問答無用!某も混ぜなされ!」
いつのまにかフンドシを脱ぎ捨てた半兵衛、ふがいない主を戒めるため、既に股竿の入っている菊の穴へ無理やり付き立てた。
藤吉郎「ぬおおおお!もう一本挿ってくるううううう!!」
守就「ぬふうっ!これは新感覚!織田家のまぐわいとはなんと前衛的なのじゃ!」
藤吉郎「アッーーーー!」
守就「アッーーー!」
半兵衛「アッーーーーー!」

こうして藤吉郎と半兵衛により安藤守就は篭絡された。
内応を約束した守就は、少し考えた後、藤吉郎にコケシを渡した。
といっても、二本のコケシが根元でくっついたような異形の物である。
後日のことであるが、次に調略された氏家卜全はこのコケシを見て、
「織田家なら二本挿ぷれいが楽しめる」と一目で見抜き、稲葉一鉄ともども即座に寝返った。
こうして織田家は美濃攻略の勝算を磐石にしたのである。

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/31(月) 09:07:17 ID:ikEN5J7p
タツオキをタツコシだと本気で思っていた俺が来ましたよ。申し訳ない(頭の弱さが)
前回褒められて嬉しかったので図に乗ってまた書いた。
物事が前後してたり日本語おかしかったりするけど許して欲しい。

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/31(月) 15:51:32 ID:tGe53fRS
結局掘られるのかよw

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/31(月) 23:49:22 ID:dzkFpCr1
乙。温厚とか書かれてるのにすぐにキレル半兵衛が斬新で面白いw

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/01(火) 06:39:56 ID:TNSYQgDv
このスレ、レベル高けぇwww

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/01(火) 15:59:03 ID:YOkqBFke
穴兄弟スレもよろしくw 【お尻】男色義兄劉備【シューター】
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/warhis/1139780476/

ところで、みんな思い付くままにふんっ!ふんふんっ!ってやってるが、常に股竿は露出した状態なのか?それとも目にも止まらぬ速さで脱いでるのだろうか…?w


61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/01(火) 18:59:23 ID:OJHJdNIb
膨張すると袴を破って現われます。

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/01(火) 21:00:33 ID:OXRfawSe
>半兵衛「えぇい!まどろっこしい!!門を通せぬなら貴様の後ろの門を通してもらうまでよ!」
>百姓達「いただきまアッー!す!!」
>守就「先ほどから黙って聞いておればケツを振ってわしを挑発しおって、この下郎が!これでも食らえ!」

このあたりのセリフを言いながら相手の尻と自分の竿を出してるんじゃないかと思った。


63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/01(火) 21:05:46 ID:ABao6ZLQ
何か、書いてるうちにどんどん長くなってるみたいです…

『太閤記(たアッー!いこうき)』

第*15話 桶狭間(おけはざまアッー!)の合戦

(1)
永禄三年(1560年)5月。駿河の今川義元が動きをみせた。
義元「織田の若造がちょろちょろとうるさいようじゃな。この際、ひと思いに蹴散らしてくれるわ。…元康!
   松平次郎三郎元康!」
元康「はっ!」
義元「そなた、我らに先行し、三河衆を率いて大高城に入れ」
元康「ははっ!!」
―義元がこの時期に動いた理由は判然としない。上洛を目論んでいたという説もあるし、当時、対織田の最前
線であり、孤立していた大高城の救援に赴いたという説もある。ただ、いずれにせよ、二万を超える大軍を動
員したということから、このまま西進すれば、織田との決戦となろうことは必定であった―

信長「なに、今川が動いたとな」
家臣「いかがなさいますか?」
信長「しばらく様子をみる。備えを固めるよう伝えよ」
家臣「ははあっ!」

小一郎「兄上、兄上」
藤吉郎「どうした?」
小一郎「いま、蜂須賀殿から知らせがありました。今川勢が尾張に向かっているとのことです」
藤吉郎「そうか」
小一郎「殿様はいかがなさるおつもりでしょうか?」
藤吉郎「殿様はたいそう頭の切れるお方ゆえ、我らには分からぬところがあるが…すぐには動くまい」
小一郎「何ゆえに?」
藤吉郎「敵は大軍、かつ遠征だ。兵の数では我らが不利だが、地の利はこちらにある。有利な条件が揃うのを
    待たれるのではないかな」
小一郎「と、なると…先の調略が生きてくるというわけですか」
藤吉郎「そういうことだ。あれだけ掘られたのを無駄にする手はない」

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/01(火) 21:06:41 ID:ABao6ZLQ
(2)
大高城に入った元康は、ほどなくして、今川の誇る勇将・朝比奈泰朝とともに織田方の砦に攻撃を開始した。
元康(…このままいくと、遠からず伯父上【水野信元:元康の母・於大の兄】や信長殿とも戦うことになろう。
   今川の走狗となっている現状は我が本意ではないが…今は勇戦して松平の名を高めるしかない)
心中には迷いや葛藤があっても、戦場ではそのような感慨は微塵もみせずに股槍をギンギンに勃てるのが三河
武士の心意気。日頃の鬱憤が溜まっている三河衆の攻撃は凄まじかった。

織田兵「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
松平兵「ふんっ!ふんふんっ!!」
織田兵「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
松平兵「嘘言えっ!股槍をこんなに硬くしおって!!」
織田兵「あひいっ!?先っちょは弱いのぉーっ!!」
松平兵「ふんふんっ!!」
織田兵「アッー!!」
今川兵「おい!おらにも掘らせろ!!」
松平兵「ほれ!こいつの尻をくれてやらぁ!!」
今川兵「おうっ!ふんふんっ!!」
織田兵「ちょ!いま逝ったばかりで弱いの…アッー!!」

家臣「殿!我が方の砦が今川勢の攻撃を受けております!」
信長「そうか。…具足を持てい。それと、馬具の支度を整えよ」
家臣「ははあっ!!」

(勃ったままでの簡単な食事、それと敦盛を舞う。その姿は…ご想像にお任せします)

信長「出陣じゃあ!!」

65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/01(火) 21:08:07 ID:ABao6ZLQ
(3)
藤吉郎「殿様のご出陣じゃ!我らも行くぞ!」
小一郎「おう!」
藤吉郎(小六はうまくやっておるかな…)

小六 「では、皆さんお頼みします」
有力者「分かっております。我らは、今川勢をゆったりと歓待すればよろしいのですね」
小六 「そうです。既に戦は始まっております。今川勢の動きを鈍らせれば、我が方がそれだけ有利になり
    ます。…今川は大軍を動員しておりますが、それだけに、こたびの戦に負けるとなればその痛手は
    大きいものとなりましょう。さすれば、松平の殿様をお救いすることも夢ではございませぬ」
有力者「そのお言葉、信じますぞ」

その頃、義元率いる今川の本隊は、沓掛城を出て西進しているところであった。義元は肥満体で、この頃に
は馬に乗るのも億劫になり、輿にのんびりと揺られていた。そんな有様であるから、もとから行軍の速度は
遅い。それに加え、近隣の百姓達が歓待するので、ますます遅くなった。
家臣「殿。松平殿や朝比奈殿が奮戦しておるというのに御大将がかようにのんびりなさっていては…」
義元「焦るな。兵力ではこちらが勝っておる。じりじりと焦らせて、いきりたった織田の若造の締まった尻を
   ゆったりと楽しもうではないか。…そうそう、輿を担ぐ者達も疲れておるであろう。どこかよい場所は
   ないか」
家臣「されば、この近くに桶狭間山という小高い丘がございますが…」
義元「うむ。そこにしよう」

その頃信長は、熱田神宮に参拝して戦勝を祈願した後、一路、最前線となる砦に向かっていた。

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/01(火) 21:08:13 ID:x4Oyc2Cj
この半兵衛って最初に考えてる事がうまくいかずに結局股竿で無理やり押し切ってるなw
これが痴略か!

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/01(火) 21:09:01 ID:ABao6ZLQ
(4)
家臣「殿!これより先は危のうございます!敵の大軍は近いのですぞ!!」
信長「分かっておる。それゆえ風の如き速さで一撃くれてやるのよ」
家臣「しかし!」
信長「近くの先鋒を撃ったところで、今川勢全体にはさほどの打撃にはなるまい。しかし、この先にいる敵を
   撃てば、少なくとも敵軍勢を分断する形となる。うまくいけば、義元が尻級(しりし)を挙げることも
   有り得んではない」
家臣「それはそうですが…」
信長「これは賭けよ。賭けに勝とうと思えば、負ける危険も犯さねばなるまい」

―信長という人は、本来、僥倖に頼る人ではない。勝つためには、そのための万全の支度を整える、そういう
慎重さを持っている人である。ただ、この時は、そうしてもなお賭ける必要があった。それだけ、彼我の兵力
の差は大きかったということであろう。また、戦いに先立って、熱田神宮に参拝しているのも興味深い。後の
比叡山延暦寺の焼き打ち等から、信心の欠片もないと思われがちだが、むしろ、軽々しく神頼みをしない、神
仏への畏敬の念を持っていた人という見方もできる―

小一郎「兄上。ここからどう動く?」
藤吉郎「ここから先は殿様のお気持ち一つだ。ともかく、動けるようにしておけ」

信長 「敵は遥か駿河からの遠征で疲れておる!対して我らはこのとおりビンビンじゃ!!一気に掘り取るぞ!!」
兵達 「おうっ!!」
藤吉郎(動きなさるか。俺は槍働きは得意ではないが…ともかく、遅れをとるまいぞ)
藤吉郎「小一郎!行くぞ!!」
小一郎「おう!!」

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/01(火) 21:09:48 ID:ABao6ZLQ
(5)
家臣 「殿!前方に敵の大部隊がおりますぞ!!」
信長 「そうか!聞いたか者ども!敵の本隊は近い!敵将が尻を存分に掘り取る絶好の好機ぞ!!」
兵達 「うおおおお〜っ!!」
藤吉郎「うちも衆道狂いが多いのね…はぁ」
小一郎「兄上!兄上一人こんなところで盛り下がってどうするのですか!」
藤吉郎「おっとすまねぇ。…おっ、雨だ」
ポツ、ポツ、ポツ…ザァッー!!
藤吉郎「うわ、こりゃ土砂降りだ。でも…こりゃいけるかも知れんぞ」
小一郎「雨音と水煙で敵にはこっちが分からないってことですか」
藤吉郎「そういうことだ」
信長 「かかれぇーっ!!!!」
兵達 「うおりゃあ〜っ!!!!」

ドドドドド…!! 兵数では差があるものの、折からの雨により、今川勢には、織田勢の動きが甚だ見えにくく
なっていた。そのため、冷静に対処すれば決して不利ではなかった―今川勢の本隊は前述のとおり小高い丘に
布陣していたため、織田勢の方が坂を駆け上る不利な形勢にあった―にも関わらず大混乱に陥ったのである。

今川兵「うわ!敵だぁ!!何でこんなところに!! ぎゃあああっ!しっ尻がアッー!!」

今川勢にとってさらに不運だったのは、後方にいた本隊が襲われたことである。信長がどこまでこれらの情報
を把握していたかは、今となっては判然とはしないが―ともかく、前線にいる松平・朝比奈勢との連携は全く
期待できない状態であった。

義元 「やむを得ん。いったん退くぞ!」

義元自身は、まだ幾分冷静さを保っていた。いかに言っても、信長がそれほどの大軍を率いているとは思われ
ない以上、この場を凌ぎ切ればよいわけである。しかし…

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/01(火) 21:10:45 ID:ABao6ZLQ
(6)
信長「むっ!あれに見えるは紛れもなく敵総大将・今川義元!者ども!あれを討って手柄とせよ!!」
兵達「おうとも!」
信長「義元は元坊主。尻の方もよく開発されておるという。…あのぶくぶくと肥え太った体をみよ。あやつの
   醜い体を存分に辱めてみたくはないか!」
兵達「!!!!」
兵達の股刀・股槍がこの上ないくらいにギンギンに怒張した。生きるか死ぬかの極限状況にあっては、嗜虐的
な感覚がひときわ強くなるのであろうか。兵達は、ただ一目散に義元の尻めがけて殺到したのである!!
兵一「うおおおおっ!!義元の尻はわしのものじゃぁ〜っ!!」
兵二「何を抜かすかっ!犯るのはこのわしじゃあ〜っ!!」

義元「ち、ちょっと!何よあんた達!むさいのよ!近づくんじゃないわよ!!」
小平太「服部小平太見参!義元殿の尻を頂戴いたす!!」
義元 「あんたみたいなごろつきに犯られる麿じゃなくってよ!」
小平太「くっ!何だこいつ、変態のくせして結構やるな!」
新助 「どけどけっ!毛利新助見参!その尻もらった!!」
ぐさっ!めりめりめりっ!!
義元「こ、これしきの竿で…ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
新助「ふんっ!ふんふんっ!!」
義元「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
新助「嘘言えっ!股の竿がこんなに硬くなっておるぞ!衆人環視で掘られるのがそんなにいいかっ!この変態
   めがっ!!」
義元「あひいっ!?ちっ違うのーっ!!」
:
義元「アッー!! む…無念…」ガクッ。
―今川義元、桶狭間にて死す―

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/01(火) 21:11:54 ID:ABao6ZLQ
(7)
―こうして、今川勢の本隊は壊滅した。それは、単に総大将・義元一人の死に留まらず、有力武将の多くを失う
という、文字通りの惨敗であった。既に家督は継いでいたものの、後嗣の氏真はまだ若年で、軍事的手腕は父に
劣っていた。そのため、まずは国内の体制固めを優先せざるをえなかったのであるが、それは、三河の松平元康
をして、自立する格好の口実を与えることでもあった。
勇猛な三河衆を失い、さらに、強引に繋ぎ止めるための人質策も失敗した(人質を処刑したことで、東三河の有
力豪族であった菅沼氏などとは完全な敵対関係になった)ことで、氏真は孤立。戦国大名としての今川氏はこの
戦いから十年もしないうちに滅亡に至るのである。
一方、この勝利によって、尾張の織田信長の名は一躍知れ渡ることになった。天下取りへの記念すべき第一歩と
なったのである―

なお、この戦いにおいては、藤吉郎自身はそれほど目立った働きはしていない。といっても、もともと武勇の人
ではないだけに、槍働きで目立たなかったからといって、その価値はいささかも減ずるものではないが。

信長 「大勝利じゃ。皆の者、よくやってくれた」
家臣達「ははあっ!」
信長 「おって、恩賞の沙汰をいたす。サル!」
藤吉郎「はっ!」
信長 「大勝利の余韻であろうか、皆、股槍が静まらんでな。おぬし鎮めてやってくれんか?金子ははずむぞ」
藤吉郎「はっ?こ、この展開って…まさか…」
家臣達「お願いしまアッ!ーす!!」
藤吉郎「や、やっぱり!ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー!!」

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/01(火) 21:14:38 ID:OXRfawSe
掘られ死にって強烈だなw
このスレでは日常茶飯事だけど

72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/01(火) 21:19:31 ID:x4Oyc2Cj
横股槍スマソ
なんで義元はオカマ口調なんだww開発されすぎww

73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/01(火) 22:07:05 ID:x4Oyc2Cj
黄門スレ消されてたww

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 00:00:49 ID:OXRfawSe
じゃこっちに合流でw

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 08:37:01 ID:ukuJxsQp
竹中半兵衛〜太閤立志伝風〜

話は少し遡る。
鳴り物入りで墨俣砦に招かれた半兵衛だったが、最初から皆にその存在を受け入れられていたわけではなかった。
藤吉郎「よいか、皆の者!これなる御仁はかの稲葉山城をたったの16人で落とした天下の軍略家!
決して決して、粗末に扱うのはならぬ!丁重にもてなすようにな・・・・・・・イテテ(尻を抑えながら)」
大将の藤吉郎には、入城の際にこう言い含められていたとはいえ、
半兵衛「私が竹中半兵衛です。縁あってここに置かせていただきます」
目の前にしてみれば半兵衛の肌の色は薄く、いかにも不健康そうな男である。
到底、阿修羅のごとき働きが出来るようには思えない。
案外、噂が噂を呼ぶのを通り越して、すべて嘘なのではないだろうか。
兵士「さほど余裕があるわけでもないのに、あのような男を連れてくるなんぞ。うちの大将殿も酔狂なことじゃ」
それなのに、あの大将の尻と引き換えに登用とは・・・というのが本音であったろうが、
とにかく、ここ墨俣の築城以来、藤吉郎に付いて来た家来たち・・・特に血の気の多い川並衆は揃って不満を露にしたのである。
そんな中でも特に何をするでもなく一日中自室に引きこもっている半兵衛に対する兵士たちの感情は、いよいよ気温の低下を催していく。
小六「陰口を叩くようなやつは、見つけ次第叱りつけるようにしてあるがのう・・・」
小一郎「竹中殿のような頭脳型の御仁は得てして傷つきやすいものです。しかし人の噂に戸は立てられません。
誰がどう言おうとと竹中殿は兄者の大事な客人。できる限り本人のお耳にはいれないようにしないと・・・・・・・」
小六「そうじゃのう。おそらくあの仁にとって今は充電にあたる時期なのじゃろう」
この時点では半兵衛は単なる客人でしかなく、信長の家臣でもなければ藤吉郎の正式な家来でもない。
言わば斎藤家を逐電された単なる浪人でしかないので、誰が見たわけでもない武勇伝よりも
現状で役に立っていない事実が先に来て、悪い噂も加速が早かったのである。
しかしこれ以上人望を損なっては、いよいよ何もできなくなってしまう。
噂を知ってか知らずか、半兵衛は相変わらず自室に引きこもって評定も辞退し続けた。

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 08:38:34 ID:ukuJxsQp
ある日、墨川並衆出身の兵士が二人、いつものように半兵衛の悪口を憤慨交じりに語り合っていた。
たまたまその場を親分たる小六が通りかかったが、その場所が偶然か故意か半兵衛の部屋の前であることを知った。
これでは、せっかく今まで引きこもっていた本人の耳にも届いているかもしれないではないか!己の子分の心無い言葉に協調性を重んじる小六は怒り、
憤怒の股竿をしごきつつ(今で言うゲンコツを握るようなもの)、
「おい!てめえら!」と声を荒げたが、その瞬間、ふすまがすごい勢いでガラっと開いた。
半兵衛「えぇい!騒がしい!本が読めぬではありませぬか!」
部屋の中から現れた半兵衛は、なぜか下半身裸であった。
子分たちは凍りつき、藤吉郎と小六のこともあって言い訳を考えようとしたが、当時の礼儀として相手の股竿を直視した瞬間に己のタマが縮み上がった。
なにゆえ袴を召していないのかという疑問を口にする隙もなかった。
半兵衛の股竿は、直前の小六もかくやという勢いで怒涛の怒りを見せていたからである。
半兵衛「人の学習の時間を痴話喧嘩で邪魔するなど不届き千万!これでも食らいなされ!」
小六「何故俺っ!?ぎゃああああああああっ!しっ尻が裂けるううううううう!!!」
子分ら「ゲェーッ!!いきなり小六親分とまぐわい始めたーーーッ!」
半兵衛は何か勘違いをしていた。
小六「痛い、痛いーーーーーっ!お、俺は何も言ってない!う、動かないで・・・・・・っ!」
半兵衛「なんと、十重二十重に嘘を重ねられますな!貴殿の股竿はこんなにも正直だと申しますのに!」
小六「あひいいい!さすらないでええええ!」
この半兵衛の剣幕に、半兵衛を嫌っていた子分らも色をなくした。
子分ら「す、すべて見透かしておられたのですか!わしら竹中殿をみくびっておりました!どうか今までの無礼を許してくだされ!」
とうとうその計算高さに恐れをなしてひれ伏した。が、
半兵衛「・・・・・・?ワケのわからぬことを申されるものではありませぬ!そんなことよりも、
諸葛亮曰く連帯責任を礎として政とす!貴殿らも食らいなされ!」
子分ら「ぬおおおおおお!ふっといこけしが挿ってくるーーーー!」
と、謝る相手にも断罪の手を休めることのない厳しさも見せたという。

組織を混乱させる下っ端がいれば、その頭を以ってして責任を負うべし。
そうした将としての心構えを身を尽くして説いた半兵衛の手腕と、己に対する罵倒に耐える忍耐強さはその日のうちに砦内を駆け巡った。
半兵衛の真の力量にある意味めろめろになった小六の流布も助け、半兵衛の評価は一転して藤吉郎の片腕たらん不動の地位を得ることになるのである。
知らぬ顔の半兵衛という言葉もこの一件から生まれたと伝えられている。
以下余談であるが、
小六「いやぁ、さすがは藤吉郎の連れてきたお方じゃ!まさにその痴略神の如しで・・・・・・」
半兵衛「・・・・・・・・・?はぁ、左様でございますかそれはそれは私はスッキリしたところで読書の続きに戻りまする(衆道絵巻に没頭し始める)」
小六「おお、なんと、また股竿がたくましゅうなっておられるわい!そっちも充電期間じゃったとは恐れ入るのう!」
と、木下組幹部同士の結束も育まれていったそうな。

77 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 08:50:11 ID:ukuJxsQp
もう太閤立志伝関係ねえよとかそういう。あのー。なんていうか。
なんとなく免罪符になるかなと思って、そのー。
でもここの人たちって俺みたいなのに対しても本当優しいね。
このスレが一番落ち着くわけがハッキリわかった気がする。

78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 10:09:34 ID:q/mUah3q
戦国板のスレってなぜか険悪になりがちなのが多いから
ここは落ち着くw
ともかく>>77GJ!
衆道絵巻読んでるのに偉そうな半兵衛ww

79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 13:40:01 ID:pSs86eVy
めちゃくちゃ笑ったw
キレて股竿で解決する半兵衛いいなww

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 15:56:43 ID:lbWRW27f
半兵衛のイメージ崩壊を促進するスレはここでつか?w

81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 18:09:48 ID:garuGmTS
半兵衛の股竿のイメージはよくなったぞw

82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/02(水) 18:46:22 ID:cFhZcIlc
急に半兵衛の好感度がうぷしましたw

83 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 11:56:56 ID:NdmLqYeZ
半兵衛の股槍の硬度も増しました。

84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 12:06:52 ID:wjZ4ctaa
(●ω・`)

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 15:50:21 ID:yBGdoluq
「この物語は、平凡な一百姓の伜が類い稀な痴略と
 枕営業で足軽から関白までの成り上がりを
 余す事無く書き綴った壮大なドラマである」


この板で一番のお気に入り

86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 16:57:30 ID:nyQZVBq+
太閤記(たアッー!いこうき)はホント壮大だなw
本に出来そうだw
是非とも職人さんには最後まで書ききっていただきたい

87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 18:03:43 ID:4Ak68GV3
>枕営業
この一言に全米が泣いたw

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 21:37:17 ID:RylNUB9Z
当たり前だ。太ァッー!閤記は俺の目標だぞw
ところで新刊はいつですか?出たら十冊買いますぞ!

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 21:48:54 ID:LU0+6y1M
【この肛門が】水戸肛門 第一部【目に入らぬか!】
水戸肛門 
光圀「助さん!格さん!!掘らしめてやりなさい!!」
助さん&格さん「はっ!!」
助さん「この悪党めっ!食らえっ!!」
悪徳商人「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
助さん「ふんっ!ふんふんっ!!」
悪徳商人「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
助さん「嘘を言うな!こんなに股の竿を硬くしおって!!」
格さん「ふんっ!ふんふんっ!!」
悪代官「ぬあああっ!!ずんずん来るーっ!?」
格さん「この好き者めっ!こんなにビンビンにそそり勃たせおってからに!!」
悪代官「あひぃっ!!そんなに激しくしごかないでぇーっ!?」
悪党達を掘って掘って掘りまくった一行は、 敵が戦意を喪失した後に印籠を出すのだった。

城代家老「領内でかかる不祥事、これは全て家老たる私の責任 この場で腹かき切ってお詫び申し上げまする」
光圀「余は忍びじゃ、此度の事はこの光圀のあずかり知らぬこと、うちうちで処理するがよい、ただし・・・」
城代家老「ご老公様、なっ何を!?」
光圀「見てみぬ不利をする代わり、そちの尻を馳走してもらうぞ!食らえっ!!」
城代家老「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
光圀「わしくらいの年齢になると、若い屈強の悪党より、初老の域に入った城代家老の緩い尻の方が丁度いいわい!!」
城代家老「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
光圀「嘘を言うてはならん!こんなに股の竿を硬くしおって!!いやらしい本当にいやらしい家老じゃわい!!」
城代家老「あひぃ!言わないでぇー!!」
こうして領内の尻を味わいつくした肛門様一行は新たな尻を求め、新たな旅へ出発するのである

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 21:59:05 ID:4Ak68GV3
>>89
月曜夜8時から放送できません
お年寄りの心臓にも悪すぎますw

91 :捨て :2006/08/03(木) 22:23:11 ID:bXUIXzw1
「透けさん、掻くさん、もういいでしょう」
温厚な風貌の老人は従者をたしなめると、おもむろにはかまを脱ぎ捨てた。
若者の力強さと老成した熟練の名器の風格を漂わせる臀部に、悪代官も息を呑む。
悠然とふんどしを緩めると、布地の隙間から二つの金玉(きんぎょく)がしたたり落ちる。
「この陰嚢が目に入らぬか!このお方は副将軍水戸蜜クンニ公にあらせられるぞ!」


92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 23:51:07 ID:Qw4sMnGL
『太閤記(たアッー!いこうき)』

第*16話 八丁(はアッー!っちょう)尻

(1)
―桶狭間の合戦から二年後の永禄五(1562)年。信長の居城・清洲城に、一人の客人の姿があった。
かつて信長勢と死闘を演じたこともあった、三河の松平元康その人である―

元康「先代においては両家は激しく争いましたが、今や情勢は大きく変わっております。ここは、我らが
   手を組むのが得策かと思われます」
信長「さよう。わしもそれを考えておりました」
元康「では…」
信長「うむ…」

尾張の織田・三河の松平の両家は、祖父の代から激しく争ってきた。現在では同じ愛知県に属しているが、
それでもなお、尾張と三河の仲はよろしくないという話があることからもそれは伺えよう。隣国だという
のに、人の気風も相当違うという(才覚の尾張・愚直の三河という感じ)。
ここに至るまでには水野信元(前述:家康の伯父)らによる地道な交渉が積み重ねられてきたわけである
が…両勢力のトップが会うと、やはり話は早い。二人は以前にも面識があり、互いに悪感情は持っていな
かったので、互いの利害に一致点があるとなると、とんとん拍子に話が進んだ。
こうして、世にいう清洲同盟が成ったのである。
さて、同盟の証というと誓詞をとる等が考えられるわけだが…当スレを閲覧する諸兄には、何をとるかは
お分かりであろう。そう、精である。とり方は…言うまでもあるまい。

93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 23:52:39 ID:Qw4sMnGL
(2)
信長「では、参るぞ!」
元康「どうぞ!…ぬおおおおおっ!挿ってきたアッー!」
信長「…」
元康「いかがなされた?動かれぬのですか?」
信長「元康殿は、長く今川の人質であったな?」
元康「それがどうかしましたか?」
信長「人質とは哀しいものよのう。義元や氏真めに掘られまくったのか?何と緩い菊門であることか」
元康「緩いですか。ですが…あながち捨てたものでもありませんよ。試しに動いてみなされ」
信長「うむ…ふんっ!ふんふんっ!!…こ、これは!!!!」
元康「いかがですか?我が『八丁尻』は」
信長「た、たまらん!締まりは緩いからすぐには逝かないが、この、ねっとりと絡みつくのがイイ!」
元康「そうでしょう。動けば動くほど、信長殿のような巨根であればあるほど、我が尻はその真価を発揮
   するのですよ」
信長「うむ!イイ、イイぞ!!」
元康「うおおおっ!そっ、それがしもよくなってまいりましたぞ!!」

(相当の長時間にわたる絡み)

信長「アッー!!」
元康「アッー!!」

信長「以後も、このように良好な関係を保ちたいものだな」
元康「さようですな」

94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/03(木) 23:53:39 ID:Qw4sMnGL
(3)
―信長の勢力が大きくなるにつれて両者の関係は時にぎくしゃくしたが、この同盟は、本能寺の変で信長が
斃れるまでの二十年にわたって続くこととなる。それを支えたのは、この受け攻めの相性の良さにあったの
かも知れない―
―元康自慢の八丁尻。それは、八丁味噌と同じく、三河の特産であるとされる。「八丁」とは、一般には地
名であるとされるが、「まぐわったまま八町(一町≒約109m)歩けるほどに締まりが緩い。なれどねっ
とりと絡みつく逸品」という賛辞からきたという異説もある。ちなみにこの尻、その緩さゆえ容易には掘り
取られないので、なかなか実戦向きの尻でもあった―

翌年。

信長 「岡崎から書状が届いた」
藤吉郎「何と書かれているのでしょうか?」
信長 「このたび、名を元康から家康にした(徳川氏を名乗るのはもう少し後)とのことだ」
藤吉郎「はぁ…さようですか」
信長 「松平は、祖父・清康殿の頃から新田の分かれである世良田氏と言っていたからな。恐らく源氏の棟
    梁であった源八幡太郎義家公あたりにあやかったのであろう」
藤吉郎「はっ、はぁ…(ちんぷんかんぷん)」
信長 「で、なにゆえおぬしを呼んだか分かるか?」
藤吉郎「さぁ?」
信長 「元康…いや家康殿の八丁尻を思うと我が股竿がビンビンになってしまって眠れんのでな。ちと鎮めて
    もらおうと思ってな」
藤吉郎「そっそれは!ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー!!」

95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 02:11:18 ID:wCpP8Btj
旅の道中、ひと休みしようと峠の茶屋に立ち寄ったご老公一行。

格さん「邪魔するぞ」
茶屋の娘「いらっしゃいま・・ぎゃああああ!!」

格さんは応対に来た娘の頭にいきなり肉棒を振り下ろした。

格さん「ここにおわすお方をどなたと心得るッ!恐れ多くも先の副将軍水戸光圀公にあらせられるぞッ!!」

娘「うぅ・・」
娘が目を上げると屈強な男二人と老人が立っていた。三人とも全裸である。

格さん「一同!御老公の御前であるッ!尻が低い!掲げおろう!!」

客1「なんだなんだ?うわなにをす・・ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
客2「狼藉者だー!!」
格さん「なに!?狼藉者?どこだ?」
客3「あんたらのことだよ!」
助さん「言いがかりをつけるな!」
客4「そんなアッー!」

店内の騒ぎ声を聞き、奥から店主が慌てて出てきた。

店主「何事ですかこれは!?」
助さん「おう店主か。尻を所望しに参った。すぐに用意いたせ。」
店主「ここは遊郭ではございませぬ。どうぞお帰りください!」
光圀「わけのわからぬ事をぬかすな。ん?そちが馳走してくれるのか!」

光圀はおもむろに自慢の股槍をそびえたたせた。

96 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 02:12:55 ID:wCpP8Btj
店主「ひー!先生!先生お願いします!」
店主が奥に向かい声をかけると、巨大なこけしを両手に持った大男が姿をあらわした。

用心棒「ひとつ人の尻の生き血をすすり、ふたつ不埒な衆道三昧、
    みっつ醜い菊の花を、散らせて見せよう浦上参号!!」
 
光圀「ふん、そのような児戯が通用するとおもうてか。知るがいい・・・徳川秘伝の股槍は・・まさに!
   “日の本を支配する”股槍だという事を!!」
光圀『アッー!アッー!アッー! アッーーーーーーーー!』


用心棒「ぬあああっ!!ずんずん来るーっ!?」
店主「えっ?」

瞬く間に光圀は大男の尻に深々と己の逸物を突き立てていた。そして信じられぬ事に
用心棒の尻には葵紋のこけしも同時に刺さっていたのである。二本(日本)挿しである。

用心棒「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!」
店主(いったい何が起こったんだろう。あっ!あのこけし逆さまに刺さっている・・・。
  それにいつのまにか壁や天井に多くのきずが・・まさか!!!)

店主は気づいた。あの時老人は自分の尻に刺さしていたこけしを、尻穴の締め付け力でもって
ものすごい勢いで発射し、その反動で男のふところに飛び込んだのである。そして発射された
こけしは壁や天井に跳ね返り、しまいに大男の菊門に飛び込んだのである。まるで跳弾の様に!

用心棒「アッー!」
光圀「ずるいぞおぬしだけ!」
店主「私も混ぜてくだされ!」

こうして御老公一行はこの茶屋で一晩中楽しんだのであった。

97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 12:55:35 ID:73w6L6hC
もはやただの尻盗賊ですな。

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/04(金) 14:21:05 ID:kdIsjoUY
さすが黄門様w

99 :奇矯屋onぷらっと ◆O.K.H.I.T. :2006/08/05(土) 00:51:31 ID:gdu+CyAn
味噌汁が飲めなくなりそうだ・・・

100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 15:47:41 ID:gAOg+0vS
>>92
二人の友情に涙で目の前が見えない。
サルと家康の対ケツが見れるのを楽しみにしているよw

101 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 17:21:09 ID:EybFvcy+
『太閤記(たアッー!いこうき)』

第*17話 初夜(しょやアッー!)

(1)
―前回からは少し話が前後するがご了承願いたい。

桶狭間の合戦での勝利によって、織田信長の名は天下に轟いた。その家臣である藤吉郎もまた、その勢いに乗って
累進していくことになるのであるが…それは一方で、いつ果てるとも知れぬ苛烈な戦いの日々の始まりでもあった。
藤吉郎(殿様についていけば出世は間違いなさそうだ。殿様が天下人となられれば、俺もあるいは一国一城の主に
    までなれるかも知れぬ。しかし、これからは戦続きとなろう。美濃、近江、都、西国、北国、東国、奥州
    …。こうも戦が続くとなると、俺もいつくたばるか分からん…)
男というものは、己の命の危機を意識すると、おのずと子孫を遺したいという想いが強くなるようである。疲労困
憊した時にナニが勃ったり、しばしば軍隊に娼婦がついたりするのも、その現れであろう。
ましてや、この頃の藤吉郎は二十代で精力に溢れていたし、まだ独り身である。寝ても覚めても女のことが頭から
離れない。すぐ近くで、主君・信長が男女問わず食いまくっているさまを見せつけられては、もう辛抱たまらんと
いうところであったろう。しかし、ようやく蓄えもできそうなくらいの身分になったとはいえ、彼を好いてくれる
女となると、そう簡単には見つかりそうもない。

藤吉郎(あぁ…この見てくれがもう少し良ければなぁ…。何で俺だけサルみたいな面なんだろ…死んだおっとうも
    おっかあもそんなにひどくないし、小一郎に至っては男前なのに…)
お世辞にも美男ではないし、体格も貧相である。これが織田家中でも屈指の才知と尻の持ち主・藤吉郎といっても
誰も信じまい。並の男なら、己の不運を嘆いて終わるところである。しかし、藤吉郎は、嘆きはしてもそれには留
まらない。そんな、ある日のこと。

102 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 17:22:12 ID:EybFvcy+
(2)
藤吉郎が城下を歩いていると、急に男がぶつかってきた。
藤吉郎(いてて…何だよいったい)
男  「どこ見てんだ!気をつけやがれ!」
藤吉郎(何だよ、自分からぶつかっといて…。しかし、ここで喧嘩になるのもつまらんな)
藤吉郎「すみません。以後気をつけます」
男  「分かりゃいい」
気の荒そうな男だったが、藤吉郎がいっさい不快感を見せずに頭を下げたことで機嫌を直したらしく、その場は平
穏に収まった。周りの者達は、藤吉郎をへたれだと思ったようだが、下手に不快感を示して騒ぎになることを思え
ばどうということもない。藤吉郎は、つまらぬ争いを好まない男であった。そして、そんな藤吉郎に才知の煌きを
感じた者がいた。

???「ねぇ、あんた、ほんとはただ者じゃないんじゃないの?」
そう、声をかけてきた者がいた。―女、それも、年頃の娘である。
藤吉郎「は?ただ者ですけど何か?」
そう、そっけなく返した藤吉郎であったが、内心はどぎまぎしていた。なにしろ相手はうら若き乙女なのである。
女から声をかけられること自体、ほとんどないだけに、思いもかけないこの展開には、さすがの藤吉郎も冷静さを
失っていた。
???「そうかしらねぇ。ここはただ事じゃないみたいだけど」
藤吉郎「!!」
いきなり股間を触ってくるとは、何とも大胆な乙女である。
藤吉郎「と、ともかく、ここじゃまずいからどこか人のいないところへ…」
???「いいわよ」

103 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 17:23:43 ID:EybFvcy+
(3)
藤吉郎「しかし驚いたなぁ。あんた一体何者だい?」
いくぶん落ち着きを取り戻した藤吉郎ではあるが、まだどぎまぎしている。何といっても相手はうら若き乙女。
しかも、よく見るとなかなかの美人である。
???「あたし?杉原助左衛門定利の娘、ねねよ」
藤吉郎「ねね、か。いい名ですな」
ねね 「お堅いこと言うんじゃないの。硬くなるのは股の竿だけで十分。で、あんたの名前は?」
藤吉郎「俺?藤吉郎」
ねね 「あぁ!あんたがあの!」
藤吉郎「ご存知で?」
ねね 「えぇ。殿様の大のお気に入りっていうじゃないの」
藤吉郎「ま、まぁ、殿様のために懸命に働いておりますからな。殿様もそのあたりを認めてくださって…!」
何と!ねねがいきなり抱きついてきたのである!
藤吉郎(な…なんだこの娘っ子は…)
藤吉郎の理性は、もうほとんど消失寸前であった。織田家中随一の切れ者・藤吉郎も、ねねの魅惑的な振る舞い
には翻弄された。
ねね 「あんた、かなりのやり手ね。女の勘が教えてくれるわ」
藤吉郎「ねっ、ねねさ…俺…」
ねね 「その先は…祝言をあげてから、ねっ(はぁと)」
藤吉郎「おっ、おうっ!(荒い鼻息)」

この時、ねねが触っていたのは藤吉郎の股間だけではなかったのだが…藤吉郎は気付いていなかった。

104 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 17:25:28 ID:EybFvcy+
(4)
ほどなく、二人は結婚することとなった。とはいえ、ねねの母がこの結婚には猛反対であったため、やむを得ず、
いったん叔母の家の養女となった後に藤吉郎に嫁ぐという形になった。
後に、二人は天下人とその正室として世人の尊崇を受けることになるが…この時はまだ貧乏であった。そのため、
祝言とはいっても至ってささやかなものであったという。

そして―藤吉郎にとっては、念願の初夜がきた。
藤吉郎「ねねさ…こ、これでおら達はほんまに夫婦になるだな」
ねね 「ええ」
興奮しながら着物を脱いでいく二人。ねねの体は、ほどよい曲線を描いており、想像していた以上に素晴らしい
ものであった―ある一点を除いては。
藤吉郎「!?」
―ある一点。それは股間であった。どうみても、藤吉郎のナニ以上の代物が聳え立っていたのである。
藤吉郎「ね、ねねさ。これは…」
ねね 「これ?これは義母上(仲)から賜った浦上三号です。聞いていますよ。あなたの尻が大層な逸品である
    ことは」
藤吉郎「ひ、ひょっとしておみゃあ、おらの尻目当てで…」
ねね 「それだけじゃないわ。おみゃあさんがただ者ではない切れ者というのに惚れたのも本当よ。でもね。女
    に生まれたからには、誰もが逸品の尻を掘ってみたいのよっ!」
ぐさっ!めりめりめりっ!!
藤吉郎「ち、ちょ!ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
ねね 「ふんっ!ふんふんっ!!」
藤吉郎「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
ねね 「嘘!股の竿がガチガチに硬くなってるじゃないの!本当にいやらしいサルだわ!!」
藤吉郎「あひいっ!?しごかないでぇーっ!!」
ねね 「ほんと、義母上のおっしゃった通りだわ。こんな逸品の尻の持ち主がいたなんて…ぽっ」
藤吉郎「アッー!」
ねね 「うふふ。萌えてきたわ。もう一回ねっ。今度は伊豆初号機よ(はぁと)」

105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 17:26:31 ID:EybFvcy+
(5)
藤吉郎「アッー!…アッー!…」

何回掘られただろうか。半端でなく激しいまぐわい(?)に、さすがにねねも疲れてきたようである。
ねね 「はぁ…(陶酔)。サルの赤尻、最高!…でも疲れた。おやすみぃ〜」
パタン。寝床につっ伏したかと思うと、たちまちすやすやと寝息を立てた。
藤吉郎(のんきなもんだな。でも…少し乱れた髪、火照った体、汗をかいてつやつやとした肌…たったまらん!)
藤吉郎「ねねさぁ〜!!」
ねね 「あんっ!あんた、こっちの方もいいのね!!」

ともかく、ようやく藤吉郎は想いを遂げたのであった。ただ、掘られたのとまぐわったのとで、翌朝はフラフラに
なっていたが。

信長 「どうだ、新婦との閨は。…ふふ、昨晩は相当激しかったようだな。目の下に隈ができておるぞ」
藤吉郎「はっ、はぁ…お恥ずかしい…」
信長 「美女とサルとのまぐわいか。想像したらわしも勃ってきたわい。どれ、今日も一発!」
藤吉郎「そっそれは!ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー!!」

106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 17:58:42 ID:wh5ZE/km
ぶつかった男は柴勝かなww

107 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 23:43:19 ID:Q8NybNs+
前田犬千代かも。

108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/05(土) 23:53:36 ID:PkOTJJwa
てかただの通行人じゃww
しかし本当に憎めないキャラで好きだな、藤吉朗。

109 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 18:02:47 ID:++KYnyIj
『太閤記(たアッー!いこうき)』


第*18話 旗印(はたアッー!じるし)

(1)
前出の清洲同盟により、後顧の憂いがなくなった信長は、本格的な美濃攻略に乗り出した。
信長「今の美濃の主は我が義父・斎藤道三殿を弑して国主の地位を奪った姦賊に連なる者ぞ!我は亡き道三殿の婿
   としてこの賊を討たんとするものなり!!」
兵達「おおぅ〜!!」
信長(うむ。兵の士気もまずまずじゃ。ん?あれは…)
信長の目に、見慣れぬ旗が映った。
信長「おい」
側近「はっ」
信長「あの旗を掲げるは何者じゃ」
側近「あれは…どうやら藤吉郎でございますな」
信長「何!サルめ、出すぎた真似を…!」

―この頃、藤吉郎は馬に乗れる身分になっていた。そうなると、何者かを識別するための馬印や旗印が必要になる
わけだが、百姓出身の藤吉郎にはそのようなものはなかった。そのため、目立つものを自分でこしらえたわけだが、
馬印を使用するには、あらかじめ主君の許しがいる。目端の利く藤吉郎には珍しく、主君・信長の許しを得ずに作
るという失態を犯していたのである―

信長 「サル!勝手な振る舞い許さぬぞ!おしおきじゃ!!」
藤吉郎「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
信長 「ふんっ!ふんふんっ!!」
藤吉郎「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないでくだされ・・・っ!!」
信長 「嘘言えっ!股の竿をこんなに硬くしおって!!」
藤吉郎「あひいっ!?」
信長 「馬印が欲しくば、さらに手柄を立てよ!よいなっ!!」
藤吉郎「は…はい…アッー!」

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 18:03:28 ID:++KYnyIj
(2)
馬印は認められなかった藤吉郎ではあったが、これくらいでへこたれる男ではない。馬印はだめでも、敵味方を
識別するための目印は必要、そう主張したのである。

藤吉郎「それがし、百姓出の足軽等を率いておりますゆえ、莚旗を掲げることをお許しいただけないでしょうか」
信長 「莚旗を?」
藤吉郎「莚旗でしたら、百姓達が手前で作ることができます。軍費を使うことはいたしません」
信長 「ふむ…」
藤吉郎「戦においては、兵の数が大事。莚旗でも大量に掲げれば、敵は大軍と思いましょう」
信長 「それは…そうだが…」
藤吉郎「出陣までに、兵数以上の莚旗を用立ててみせますゆえ、何とぞ、何とぞお許しを!」
信長 「(サルのことだ。何か策があるのであろう)…よかろう。やってみよ」
藤吉郎「ははあっ!」

小一郎「またそんな大口を…」
藤吉郎「しょうがないだろ。せっかく馬に乗れるようになったのに馬印がないなんて悔しいじゃないか」
小一郎「莚旗を作るの自体は簡単だけどね。一体どれだけの藁と棒、それに人手がいると思ってるんだよ」
藤吉郎「どれくらいいるんだ?」
小一郎「…はぁ。もういい。とにかくやってみるよ。何日か時間をくれないか」

小一郎「…というわけです。皆さんの助けが必要なんです」
百姓達「そりゃいいけどさ…おら達だってそんなに暇じゃねぇだよ」
小一郎「分かっております。皆さん衆道好きとうかがっております。この小一郎の尻、好きにしてくださいませ。
    兄上には及びませんが、なかなかの尻とお褒めいただいております」
百姓達「えっ?あんたを好きにしていいんかい?んじゃ…」

111 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 18:04:19 ID:++KYnyIj
(3)
小一郎「うわわわわっ!挿ってキターっ!!」
百姓一「ふんっ!ふんふんっ!!」
小一郎「ちょ、ちょっと!そんなに早く動かないで・・・っ!!」
百姓一「嘘言うでねぇっ!おみゃあさんの股の竿がこげに硬くなっとるでよ!!」
小一郎「あひいっ!?」
百姓一「し…締まる締まるぅーっ…アッー!!」
百姓二「つ、次はおらだぁ」
小一郎「うわわわわっ!こいつはでかい!!」
百姓二「ふんっ!ふんふんっ!!」
小一郎「この調子だと相当時間がかかるな…ちょっと急ぐんで、きつく締めさせてもらいますよ!」
百姓二「うわわっ!き、キツキツに締まるぅーっ…アッー!!」
百姓三「次、いくだ」

小一郎と百姓達の性の狂宴は、長々と続いた。何と、小一郎は、たった一人で全員とまぐわったのである!

百姓*「アッー!!」
小一郎「ふぅ…。皆さん満足なさいましたか」
百姓達「あ…あふんっ(はぁと)。わ、分かっただ。任せてくれ」
小一郎「よろしくお願いします」

112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 18:05:04 ID:++KYnyIj
(4)
数日後。
藤吉郎「こ…こんなに?」
小一郎「ええ。何とか用立てることができました」
藤吉郎「す、すまん!小一郎!!」
小一郎の、文字通り体を張った仕事に、心から感謝する藤吉郎であった。

信長 「こ…これほどの莚旗を用立てたとな?」
藤吉郎「はい。我が弟・小一郎が近隣の村々を奔走し、用立てたものでございます」
信長 「うむ。これだけあれば、敵は我らを大軍と思うに違いない。サル!よくやった。褒めて遣わすぞ!!
    馬印はまだお預けだが、この戦で功名を立てれば、許してやらんでもない」
藤吉郎「ははあっ!!」
信長 「これで、我が方の勝利は疑いない。その前祝として一発!」
藤吉郎「ちょ、ちょっ…ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー!!」

113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 18:32:13 ID:btTppBqf
信長様の猿尻掘りは定番のオチになったなw

114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 19:09:22 ID:2GqlQc3R
小一郎は偉いなw

115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/06(日) 20:52:33 ID:mFOA30o3
なんでこんなにホノボノとした気分になるんだww

116 :奇矯屋onぷらっと ◆O.K.H.I.T. :2006/08/06(日) 21:39:02 ID:YkTfp+H4
定番化じゃなくハッテンしていく藤吉郎ネタはすごいなあ。

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 05:15:38 ID:PpetHGpo
慶長遣欧使節
伊達政宗は南蛮の援軍を得て再び天下統一を目指さんと1613年、ローマへ慶長遣欧使節を派遣。
総勢180人の使節団を乗せたサン・フアン・バウティスタ号は
1年もの航海を経てついにスペインへと到着した。
だが、長い船旅の間、船内では毎日のように繰り返された衆道の宴では
支倉常長の巨根に尻を裂かれ再起不能になる者も多く、
目的地へたどり着けたのは僅かに30人ほどであった・・・・。

そして支倉常長はついにスペイン国王、フェリペ三世に謁見する。
フェリペ三世『セ二ョール常長、遠路はるばるご苦労であった』
常長「挨拶はいい!ともかくやることはやらねば」
そういうなり常長はフェリペ三世の服を脱がし始める。
フェリペ三世『なっ何を・・・・!?』
常長「まずは親睦を深めるため体を重ねるのじゃ!食らえっ!!」
フェリペ三世『ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?』
常長「ふんっ!ふんふんっ!!」
フェリペ三世『痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!』
常長「嘘を言うな!こんなに股の竿を硬くしおって!!」
フェリペ三世『あひぃ!?しごかないでぇっ!!』
こうしてフェリペ三世を手篭めにした常長は地球の半分を支配するという
ポルトガル国王の尻を心行くまで堪能。
満足げな笑みに包まれながら日本へ帰っていった。
しかし、政宗から書状を渡しそびれたため、ついに南蛮から仙台への援軍がかけつけることはなかったという。

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 13:41:46 ID:lQwLdWQB
>しかし、政宗から書状を渡しそびれたため、ついに南蛮から仙台への援軍がかけつけることはなかったという。
何しに行ったんだよw


119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 19:40:06 ID:Cbg8e8kD
『太閤記(たアッー!いこうき)』

第*19話 半兵衛( はアッー!んべえ)の策

(1)
信長「進めぇーっ!!」

ついに美濃攻略戦が始まった。信長にとっては、美濃の国主・斎藤氏は正室・お濃の実家にあたるが、既に義父の
道三は亡く、義兄であるとともに義父の仇でもあった義竜も既に没していた。今の主は義竜の子・竜興であったが、
これがまたどうしようもない愚物。偉大な祖父はもとより、なかなかの武将であった父の足元にも及ばない。
信長「わしは亡き斉藤道三殿の婿である!義父殿に成り代わり美濃を治めるべきはこの信長!竜興如き愚物には美
   濃は任せられぬわ!」
信長にとって、その言葉は、単に美濃領有を正当化するための口実ではなかった。義父・道三は、「うつけ者」と
呼ばれ、母も家臣達も疎んじていた自分を、父・信秀とともに正当に評価してくれた数少ない人物であった。その
志を継ぐのはこの信長をおいて他にない。その自負があったのである。

ただ、竜興本人は愚物でも、美濃の国人全てが主と同程度の連中というわけではない。中には、とんでもない切れ
者がいたのである。
??(織田信長…なるほど大した切れ者ではある。しかし…亡き道三様の婿である故をもって美濃を攻めるという
   のはどうしたものか。道三様の婿であるというならば、建前にせよ、斎藤氏を立てる形をとるのが筋という
   ものであろう。そのような政の機微が分からぬのであれば…一撃食らわして目を覚まさせてやろう)
その人は、華奢な体つきをしていた。いわゆる蒲柳の質というものであろう。しかしその知略は、千軍万馬のつわ
もの達をも驚かすものであった。

120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 19:42:07 ID:Cbg8e8kD
(2)
??「織田の軍勢はどのあたりか?」
配下「先ほど物見の者に探らせたところ、このあたりかと…」
??「そうか。で、軍勢の様子は?」
配下「士気は高いと思われます。竜興様が戦場に立たず、我が方が押されておりますからな…」
??「信長の本隊も同様か?」
配下「見たところ、本隊と思しき軍勢も、先鋒と似たようなものでしたな」
??「分かった。それではこうしよう。よいか、ここに…」
??(本来冷静であるべき本隊も興奮しているということは、信長の近くには知略に長けた者はいないようだ。この
   ような浮かれた軍勢には、伏兵がよく効く。うまくいけば信長を討ち取ることもあろうし、そうでなくとも、
   信長という男がどの程度の器か知れるというもの)
配下「それでは、それがし、さっそく支度にかかりまする」
??「よし、頼むぞ」
配下「ははっ!」

ただし、これほどの切れ者にして、一つ見落としたことがあった。藤吉郎の存在である。槍働きは不得手の藤吉郎は、
それゆえ、緒戦の勝利に浮かれている織田勢にあって、数少なく戦況に対する危機意識を有していたのである。
藤吉郎(こっちが有利ということだが…ここは美濃。桶狭間ではこっちに地の利があったけど、ここでは敵方に地の
    利があるからな…気をつけないと)
藤吉郎 「ここは美濃。我らにとっては敵地だ。皆、十分に用心しろよ」
小一郎 「兄上、今日はまた一段と用心してますね。どうなさったのですか?」
藤吉郎 「いや…こう物事がうまくいってる時に、得てしてろくでもない事が起こるもんだからな」
将右衛門「はははっ。藤吉郎殿は心配性だな」
小六  「いやいや、そうでもないぞ。こう見えて、サル殿の勘は鋭いからな。俺らも用心することとしよう」

121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 19:43:17 ID:Cbg8e8kD
(3)
織田兵「そりゃそりゃ!」
斎藤兵「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
織田兵「ふんっ!ふんふんっ!!」
斎藤兵「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
織田兵「嘘を申すなっ!股槍がほれこんなに硬くなっておるぞ!!」
斎藤兵「アッー!」

緒戦において、信長勢は次々と勝利を重ねた。しかし、斎藤氏の本拠・稲葉山城に近づくにつれ、抵抗は大きくなる
一方。さすがの信長も、一瀉千里にかたをつけることはできないと判断し、一時撤退の命を下した。その時!

足軽一「うわっ!」
足軽二「どうした、急にこけやがって」
足軽一「な、何か尻に…ぐわアッー!」
足軽二「な、なアッー!」
足軽三「てっ、敵だアッー!」
信長 「何!おのれこんなところに敵が伏せておったというか!慌てるな!敵は小勢ぞ!落ち着いて対応するのだ!」

だが、信長の叱咤も、末端の兵には容易には届かない。このままでは、被害が拡大する一方である。

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 19:44:30 ID:Cbg8e8kD
(4)
その頃、藤吉郎達は、いくぶん離れたところにいた。

藤吉郎「な、何か騒がしいな」
小一郎「兄上!殿様の本隊が敵襲を受けております!」
藤吉郎「何!しかし、ここからでは殿様のところに向かうにも時間がかかる…。そうだ!おい小六!」
小六 「何だ」
藤吉郎「手に持ってる莚旗を、思いっきり敵の方にぶん投げろ!」
小六 「そんなことしてどうするんだ?莚旗じゃ敵は倒せんぞ」
藤吉郎「分からんか!今は薄暗くてこの莚旗も普通の旗印と見分けがつかん!これがいきなり敵の近くに届けば、敵
    はこっちの援軍だと勘違いするだろうが!」
小六 「そうか!よし任せろ! そりゃあ!!」
ブンッ!! グサッ!! みごと、莚旗は敵の近くまで届き、地面に突き刺さった。しかし、思うほどの反応はない。

藤吉郎「むむ…暗すぎて見えぬのか。これでは…」
小一郎「う〜ん…そうだ!兄上!尻を出しなされ!」
藤吉郎「は?小一郎、いきなり何を言い出すんだ?」
小一郎「いいから早く!」
藤吉郎「分かったよ。これでいいか?」
小一郎「蜂須賀殿!兄上の尻に挿しなされ!」
小六 「おう!」
ぐさっ!めりめりめりっ!
藤吉郎「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
小六 「ふんっ!ふんふんっ!!」
藤吉郎「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
小一郎「蜂須賀殿!そうではありません!莚旗を兄上の尻に挿すのです!!」
小六 「あ、ああ。こうか!」
ぐさっ!
藤吉郎「ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー! 小一郎、何するだ!」
小一郎「もういいでしょう。さぁ、蜂須賀殿!雄の臭いのついたその莚旗をさっきのようにぶん投げてくだされ!」
小六 「おうとも!」

123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 19:45:43 ID:Cbg8e8kD
(5)
ブンッ!! グサッ!! この莚旗も、先ほどのものと同様に敵近くまで届いた。

斎藤兵一「な、何だこの雄臭い臭いは?」
斎藤兵二「分からん。だが、味方のものではなさそうな…」

小一郎 「よし、敵の動きが変わってきたぞ!さぁ蜂須賀殿!前野(前出の将右衛門)殿!兄上と私の尻にどんどん
     莚旗を挿されよ!敵が、大軍勢が来たと思うくらいに莚旗をぶん投げてくだされ!」
小六  「おう!」
将右衛門「何か知らんが面白そうだ!いいとも!」
小一郎 「うわわわわっ!挿ってキターっ!!」
藤吉郎 「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
小六  「よっしゃ、行くぞ〜!それっ!!」
将右衛門「ふんっ!ふんふんっ!! た、たまらんっ!!」 
小一郎 「前野殿!あなたの竿を挿すのではありません!いま挿すのは莚旗です!」
将右衛門「おっとすまねぇ。おりゃ!!」

ヒューン、ヒューン … グサッ、グサッ 音だけ聞くと、まるで空爆の如きさまである。

斎藤兵一「な、何か、どんどん雄臭くなってないか?」
斎藤兵二「あ、ああ。それに何だ、あのまぐわってるかの如き雄叫びは?」

藤吉郎達は、莚旗を投げながらも敵に迫りつつあった。藤吉郎と小一郎は掘られ続けており、藤吉郎が痛い痛いと
叫びまくっていた。

斎藤兵「こりゃ大軍勢だ!このままじゃ危ねぇ!退くぞ!!」

こうして、信長は何とか窮地を脱したのであった。

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 19:47:05 ID:Cbg8e8kD
(6)
戦の後。伏兵の策を立案したあの男がいた。

??「ふむ、なるほど。すさまじいまでの雄の臭いである。しかし…一人…いや二人か。この莚旗を同じ人間の尻に
   次々と挿し、我が方に向かって投げることで、その臭いにより大軍勢が来たものと思い込ませるとは…。この
   半兵衛ならともかく、普通の者には誰の雄の臭いかまでは分からんからな。…我が策を打ち破るとは、みごと
   な尻と智謀の持ち主がいたものだ。織田方にも人物がいるということだな」
―男の名は竹中半兵衛(重治)。当時、まだ二十歳そこそこであったが、その並外れた智謀により、既に美濃の国中
に知れ渡る人物であった。この後、僅か十六人で難攻不落を謳われた稲葉山城を奪取するという快挙を成したことと
その寡欲のゆえをもって、人は彼を「今孔明」と呼んだ。この男、藤吉郎とは因縁浅からぬ人物となるのであるが…
それはまた後ほど語ろう―

ともあれ、主君・信長の危難を救ったことで、藤吉郎の株はまたしても上がったのである。

信長 「サル!よくやってくれた!」
藤吉郎「ははあっ!」
信長 「こたびの戦、稲葉山城には届かなんだが…美濃攻略の方策が見えてきたぞ!」
藤吉郎「その時は、ぜひ、それがしが先駆けを!」
信長 「考えておこう。ところでサル」
藤吉郎「はい」
信長 「戦場での興奮がまだ覚めやらぬ。ここは一発!」
藤吉郎「そっそれは!ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー!!」

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 21:31:22 ID:A+AMjlEb
大作GJ!

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 22:11:28 ID:0Zal5ZeF
半兵衛は臭いを嗅ぎ分けられるのかよw
つかいちいち掘り間違える小六と将右衛門バロスww

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/07(月) 22:29:48 ID:GOYwDcWR
あの二人は掘り間違いじゃなくてワザとだろwwww

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 11:24:23 ID:0ik+y13V
金山衆の真実・1

甲斐の守護武田晴信が家督を奪った直後
父の悪政で金山からの上納が滞っていた
破綻寸前の財政を立て直すべく
改革に燃える若き当主は金山に視察へ出かけた

晴信「最近、金の納入が滞っておるようだが、如何致した?」
鉱夫「へぇ・・・ここの坑道は掘り尽くしたようでして・・」
晴信「ふむ、では他の坑道を掘れば良かろう」
鉱夫「他の坑道は岩が硬くて、オラ達の道具じゃじゃ掘れないだ・・」
晴信「ええい!不甲斐ない わしが精神注入してくれる!」
鉱夫「ああっ!お殿様何をするだ!?」
信玄「おぬしらが[掘る、掘る]ぬかしおるから、わしも掘りたくなったのじゃ!」
鉱夫1「ひっ・・ひえええ挿ってくるぅ〜」
信玄「ふんっ!ふんふんっ!!」
鉱夫1「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
信玄「嘘を申すな!おぬしのつるはしが岩のようになっているではないか!」
鉱夫1「アッー!」
信玄「次っ!」
鉱夫2「アッー!」
〜〜〜中略〜〜〜
信玄「ふんっ!ふんふんっ!!」
鉱夫248「アッー!」

若き信玄は疲れを知らなかった・・

信玄「ふんっ!ふんふんっ!!」
鉱夫492「アッー!」
晴信「もう終いか、では皆良く聞くよい」

晴信の語った新掘削方法により金の産出量は飛躍的に上昇
信濃攻略の原動力となる

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 11:25:11 ID:0ik+y13V
金山衆の真実・2

晴信「わしに掘られているとき、おぬし達の股のつるはしは岩よりも硬かったであろう?」
鉱夫1「そう言われれば・・下腹から力が沸いきてるみたいだったべ」
鉱夫2「あの時のオラ達の股つるはしなら・・堅い岩を壊せるべ」
鉱夫248「そっ・・そうか、お互いに尻を掘りあって・・」
鉱夫492「股つるはしを堅くして掘り進めばええだか」
晴信「よくぞ気付いた!」
鉱夫達「お殿様っ!」
晴信「金を掘るのも尻を掘るのも同じ事!
   わしは信濃を掘り取る!おぬし達は金を掘れ!」

こうして金山衆は戦国最強の掘削集団になった
しかし、本来の目的を忘れ
掘ることだけが目的の恐るべき集団に変貌するのは後のお話・・・

130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/09(水) 21:20:59 ID:zKjkXnKW
久々の信玄公キター----(・∀・)-----!

131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/10(木) 00:48:52 ID:2HIr4rsj
小田原城にて・・・

氏政「ふんっ!ふんふんっ!!」
松田憲秀「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
氏政「嘘を言うな!こんなに股の竿を硬くしおって!!おおおお!!でる!!出るぞ!」
憲秀「アッー!アッー!」
氏政「おおお!!もう少し出るぞ!!出るぞ!」
憲秀「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?アッー!アッー!」
氏政「おおお!!もう少し出るぞ!!」

その様子を父・北条氏康は苦々しげに見つめていた。それに気付く氏政。

氏康「北条の家も俺限りで終わりか」
氏政「!!!!」
氏康「菊門堀りで出す精の量の加減もできぬ奴に、人心、時勢を読む事は出来まいよ」
憲秀「しかし御本城様、若殿の槍の味も格別でござった」
氏康「氏政よ!我が槍働きをとくと見ておけ!むん!!」
憲秀「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
氏康「ふんっ!ふんふんっ!!」

氏政「菊門掘りは国を治める事にも通ずるのだな・・・・」

こうして氏政は秀吉による小田原討伐まで北条氏の精力を拡げ続けたのだった


132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/10(木) 00:52:36 ID:KvowhuJU
汁の二度がけエピソードですな。
あの話聞くたびBUKKAKEに聞こえるから困る。

133 :奇矯屋onぷらっと ◆O.K.H.I.T. :2006/08/10(木) 01:01:45 ID:u8IQfA6D
こうして氏政は北条家最大の版図を築くに至る。

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/10(木) 21:31:15 ID:S7M5x4RA
細川兵部、田園に牛を追う

細川藤孝、文化人のイメージが強い。だが、それだけではない。
政治知略に優れるのはもちろん、武将としても有能な器量人であった。
さらに彼は剣術でも目録を得る腕前で、体躯・腕力においても群を抜いていたのである・・・。
これは文化人でも戦国武将でもない藤孝の一男児としての武勇伝である。

その藤孝若年のある日。まだ義輝存命の頃であった。
将軍と彼ら幕臣は戦乱に京を追われ、近江の朽木に逼塞していた。
朽木は草深い田園地帯、将軍一行が通る道を巨大な牛が寝ころんでふさいでしまっていた。

牛「ンモ〜」
幕臣「うぬ、牛が邪魔で通れんぞ」
側近「むむ、麻呂の細腕ではダメでおじゃる」
藤孝「ここは、それがしの出番ですな」
若侍「おぉ、兵部大輔様!!」
藤孝「聞け、若僧ども。古(いにしえ)より言うであろう?
   押してダメなら引いてみよ、引いてダメなら掘ってみよぢゃ!!」
牛「!!」
藤孝「この畜生めっ!食らえっ!!」
牛「んも〜!?(はっ、入ってくるー!?)」
藤孝「ふんっ!ふんふんっ!!」
牛「ンモッ!!ンモォ〜!!(痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!)」
藤孝「嘘を言うな!こんなに股の竿を硬くしおって!!」
牛「ンモ〜!!ンモ〜!!(新婚なんです!!妻がいるんだ!!)」
藤孝「わはは、何を言っておるか分からぬわ」
牛「ンモ〜〜〜!!(この鬼畜〜!!)」

かくして藤孝は野良牛を追い払ったという。
その後、新たな悦びを発見した藤孝は己の器量に一層の磨きをかけ、戦国の世に雄飛してゆく。

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/11(金) 06:46:47 ID:dWBzCHod
>>134
牛「ンモ〜!!ンモ〜!!(新婚なんです!!妻がいるんだ!!)」

牛のくせに畜生と言ってるのがワロタwww

136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/11(金) 10:59:07 ID:1w9otLEE
>>134
牛wwwバロスww

137 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/11(金) 14:21:43 ID:X9Lat7Ij
竹中半兵衛〜太閤立志伝風〜

これまで当書、または他の一級資料によって次々に半兵衛の痴略、痴棒の程を明らかにしてきたが、
今の世まで語り継がれる半兵衛の魅力は、そういった武将的な一面のみに留まるものではない。
今回は彼の、子供を愛する人情的な一面を追ってみたいと思う。

今回の話、だいぶ時代は飛ぶ。
秀吉「みなの衆、毛利攻めについて何かいい案があったら遠慮なく言ってくれ!」
四国の攻略を命じられた秀吉、今は姫路城である。
少しでも織田家のために働かねばならない。そして手柄を立ててどんどん出世するのだ・・・百姓あがりの彼もいまや一城の主となり、姓も羽柴と改めている。
しかし高い理想を持つ秀吉、これまでの功に驕ることなく連日評定の場を設けていた。
押しも押されぬ逸材揃いの羽柴組である。主だった人物は皆、顔を並べている。小一郎改め秀長、小六、新たに加わった黒田官兵衛孝高、そして半兵衛。
半兵衛の息子である吉助(のちの竹中重門)も、まだ幼いながらいずれは己の後を継がせたいとの半兵衛きっての希望で、
このところ欠かさず評定の間の末席に据え置かれていた。秀吉も半兵衛の愛息子に期待を寄せていたのである。
今日の議題はいつものように毛利攻めについてであった。
秀吉「京都の遊郭で良い場所といえばどこじゃ。各々明答せい」
官兵衛「某はそれよりも男娼の方が馴染みがござる」
小六「某も」
秀長「じゃあ某も」
とはいえ、当の吉助はまだ幼い。小難しい顔で戦略について語り合う大人達の話もわかるわけはなかったが、
雰囲気を味わうだけでも有意義であると父・半兵衛は踏んでいた。
ある日、いつものように評定の間の末席で足を抱えて座っていた吉助だが、突如小刻みに震えだした。少しだけ青ざめた顔で父の袖を引っ張り、
吉助「父上、父上」
半兵衛「どうした吉助」
吉助「尿意を催しました。厠に行きとうございます」
いくら天才軍師の息子といえど人間、ましてや幼子である。無理からぬことであった。
半兵衛「それは困った。もう少しで終わるゆえ、今しばらく辛抱せよ」
吉助「はい、父上・・・・・・」と、相変わらずぷるぷる震えながら頷く吉助である。
秀吉「では結論としては、本家より支給された米俵の3割ほどを売却すれば閨房の費用の調達は可能であると・・・」
官兵衛「しかし某はそれよりも男娼の方が馴染みが・・・・・・よって姫路城下を盛り上げるためにその手の店を配置すべきかと思いまする」
小六「某も」
秀長「じゃあ某も」
こういった戦略的会議の伝統として、幹部たちは皆一斉に股竿を立てている。武士らしく今にもその心意気が飛び出そうである。
が、その一方で吉助はいよいよ我慢が出来なくなっており、心意気ではなく純粋に小便が出そうになっていた。
吉助「父上、父上・・・・・・」
半兵衛「なんじゃ、どうした」
吉助「厠に行きとうございます」
半兵衛「だからそれは今大事な評定の真っ最中で・・・・・・」
そう言って評定の輪に向き直るも、我慢の限界に差し掛かっている吉助、今度は譲らない。
吉助「父上、父上」
半兵衛「・・・・・・・・・だから今は・・・」
吉助「父上、小便が・・・・・・」
半兵衛「・・・」
吉助「父う・・・」
半兵衛「えぇい、まどろっこしい!我慢せよと言っておろうに!!」
一喝して半兵衛、吉助を抱きかかえて瞬時に上座へ駆け寄ると、綺麗な円状に秀吉の後ろの部分を剥ぎ取った。
秀吉「え・・・・?・・・・はっ、袴が!!何をするのじゃ半べ・・・」
半兵衛「今は大事な評定の最中!小便を漏らしながらでも聞いておれ!!」
目にも留まらぬ早業で息子のムスコをつかむと、それをそのまま秀吉の菊門にねじ込んだのである。

138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/11(金) 14:23:43 ID:X9Lat7Ij
秀吉「ぎゃあああああ!しっ、尻が裂けるうううう!!」
吉助「あぁっ!こ、これは・・・・・・父上、これは!」
のちに彼自身が著した豊鑑で、この時ほど父のことを尊敬した瞬間はないと重門は語っており、
そして自分自身が何かに目覚めたと明記するターニングポイントであった。
ジョーーーーーーーーー
秀吉「ぬおおおおおおおおおおおおっ!」
腸内に小便を注ぎ込まれる上司を見てしばし考え込んでいた黒田官兵衛は、ふと何かに気づいて大声をあげた。
官兵衛「おお、そうか!そういうことか!」
秀長「な、なんです、どういうことです?」
官兵衛「武士たるもの、戦場で立小便などしていればいつ背後から敵に掘り取られるやもわかりませぬ!
ですから、こうして尿瓶を用意することで安全な場所で用を足すようにと半兵衛殿は教えられているのです!」
そこは二大軍師といわれた官兵衛である。半兵衛の意図にいち早く気づいたのだった。
秀吉「いやあああああああああ!ぬっ、抜いて!変な、変な液体で腹の中がパンパンになるううう!」
半兵衛「ご安心召され、注ぎ込まれた小便は某がキッチリ栓をしますゆえ!」
秀吉「ぬおおおおおっ!数年ぶりにもう一本入ってくるううううううう!!」
小六「おお、なるほど!それなら小便で畳が汚れることもない!策の隙間を文字通り埋める二重の策、さすがは半兵衛殿じゃ!」
吉助「アッー!」
秀吉「アッー!」
半兵衛「アッー!」
こうして半兵衛は、己の息子によって評定の間が小便で汚れることを防いだばかりか、
羽柴家全員に護身法の伝授、なにより息子に武士にとって一番大事な精神そのものを最良の形で受け継がせてみせたのである。
さすがは半兵衛。これはもはや合言葉のようになっていても、
ますます羽柴家に「半兵衛侮りがたし」の評判は浸透してゆくことになった。
秀吉「いいからもう抜いてえーーーー!!」
吉助「まだまだ!我が小便は最後まで出きっておりませぬぞ!ふんふんふん!」

さて、竹中半兵衛だけでなく、今の物語にも出てきた黒田官兵衛にも息子があった。
名は松寿、のちの黒田長政であり、吉助より五つ上である。
彼も半兵衛に関して有名なエピソードがあるのでここに記すことにする。

思いのほか粘り強く、存外に結束の固い毛利家に羽柴家は手こずっていた。
そんな最中、織田家家臣の荒木村重が突如信長に反旗を翻したのである。
この動機は未だ不明のままであるが、毛利を真正面にすれば荒木の居城は姫路城の背後、いつ背後を突かれるやもしれぬ位置であった。
秀吉「困ったのう。これではおちおち城を空けることもできんわい」
官兵衛「なれば某が荒木殿を説得に行って参ります。毛利に付くことの不利益を懇々と説けば、きっとわかってもらえるはずです」
こうして官兵衛は荒木村重の居城・有岡城に説得に出かけたのであるが・・・
一ヶ月、二ヶ月経ってもまるで官兵衛が帰ってくる気配はなかったのである。
姫路城内の一部では「官兵衛は村重に寝返ったのではないか?」とまことしやかに囁かれたが、
数年前のあの日、半兵衛の存在価値の有無について割れてしまった事件を体験している小六、秀長が必死に収めた。
当の半兵衛はいつものように物静かなままで何も言わなかったが、同じ軍師型である官兵衛にひそかに友情を感じていたのであろう、
ある日評定の間に突如袴を着けぬまま現れ、その限定一部の部位の武威を誇示することで、
無言のままに官兵衛の悪評を流す者への怒りを表現してみせたのである(部位がやはり怒っていたから)。
これによって官兵衛は監禁されたとのことで意見は一致した。
(この半兵衛の行動には諸説あり、もっと深い多面的な戦術要素の提言が含まれていたとされる大局見通し説、
頭脳をスッキリさせるため秀吉を掘ろうと準備してきたのではという武士の心がけ説などがある。
異説としては単に袴をはき忘れただけなのではというのもあるが、これは歴史的根拠に欠けるとして学会では批判の的となっている)

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/11(金) 14:26:24 ID:X9Lat7Ij
しかしいくら秀吉らが官兵衛を信じたとしても、信長の方はそうではない。
有無を言わさず官兵衛を反逆者とし、秀吉に官兵衛の息子・松寿の股竿を切り取るように申し渡してきたのである。
これは当時、己の股竿を命より重んじる武士たちにとって一番重い刑であった。
秀吉「バカな・・・・・・官兵衛が裏切るはずはない。何より松寿はわずか十ではないか・・・!
・・・・・・しかし上様に逆らうことなど絶対にできぬ・・・・・・!」
半兵衛「・・・・・・・・・」
いかにすべきか。この日も評定が開かれたが、その最中にもかかわらず
半兵衛はフラリと立ち上がると、そのままふすまを開けて出て行ってしまった。
小六「・・・・・・半兵衛殿は何より若い命を大事にするお方じゃ。無理もないやもしれぬのう・・・」
と・・・・・・そこへ、入れ替えのようにして青ざめた顔の兵士が一人、評定の間へ飛び込んできた。
兵士「い・・・・・・一大事です!」
長盛「なんじゃいきなり!無礼じゃぞ!」
秀吉「よい。どうしたのじゃ?」
兵士「上様が・・・・・・上様が自ら松寿のナニを刈り取ると言って、今しがた姫路城に抜き打ちにご来城されました!」
秀長「!!」
秀吉「なんじゃと!」
まさか返事の使者も待たず、しかもはるばるここまで、自らコトを実行しに来るとは・・・・・・いくら信長が激情の人でも、完全に予想の範疇外であった。
戸惑いながら、秀吉は急ぎ信長の案内に向かった。
信長は憤怒の表情で応客の間に座っていた。内心怯えながら秀吉はその前に平伏する。
秀吉「こ、これは上様・・・使いのものを送ってくだされば、ご歓迎の準備を整えましたものを・・・・・・」
信長「無用じゃ。官兵衛の倅はいずこぞ」
二言で切り替えされ、秀吉は何も言えなくなった。どのような嘘もこの信長には通じぬであろうことを改めて悟ったからである。
秀吉「・・・・・・こちらでござります」
心の中で官兵衛に詫びながら・・・・・・秀吉は官兵衛の長屋に信長を案内した。
戸を前にして秀吉が開けるのに躊躇うが、信長は自ら戸を開けて中に踏み込んだ。

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/11(金) 14:28:42 ID:X9Lat7Ij
だがそこでは、
半兵衛「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
松寿「うぁあああああああああああっ!!グイグイ締め付けてくるうううううう!!」
半兵衛「こ、これは逸材じゃ!流石は官兵衛殿のご子息、なんという策士!」
と、切断を待つだけであるはずの松寿と半兵衛がまぐわっているだけであった。
信長「ば・・・・・・馬鹿な!」
顔を真っ赤にする信長。大いに焦ったのは秀吉である。
秀吉「な、何をしておるのじゃ!上様、お許しくだされ!とんだご無礼を・・・」
半兵衛「ズンズンくるうううう!!」
信長「どうしたことじゃ!松寿の股竿がどこにもないではないか!」
秀吉「え?そ、それは今、半兵衛の尻に埋め込まれているからでは・・・」
半兵衛「おおおおおおおおお腸の奥まで!奥まで届く!奥まで!」
信長「ええい!探すのじゃ!」
秀吉にはわからぬことであったが、この時の信長は松寿というより
松寿の股竿を切り取ることしか頭になく、またそれしか見えない状態であったため、
半兵衛の尻にかくまわれる形で信長の目から巧みに松寿の突起は隠されていたのである。
小六「そ、そうか!そういうことか!」
秀長「な、なんです?どういうことでござるか」
小六「半兵衛殿が先ほど突然評定の間を出て行ったのは、上様の発する只ならぬ気配にいち早くお気づきになったからなのじゃ!」
半兵衛「ぬおおおおおおおおおお!」
秀長「な、なんですと!すると今まぐわっているのは・・・・・・」
半兵衛「うおおおおおおおおおおおおおおお!」
小六「あぁ・・・・・・単に『どうせ切り取られるならその前に味わっておこう』などという低俗なものでは決してなかろう。
恐れ多くも上様に対して心理戦を仕掛けておるのだ・・・・・・しかも見よ、まるで上様が目の前にいることに気づいておらぬようではないか」
半兵衛「ぬおおっぬおおおおおおお!切り取られる前に味わっておこうと思うたが、
これはすごい!なんと惜しい・・・・・・ぬおああああああああああ!!」
秀長「・・・・・・」
小六「たいしたお方じゃ、半兵衛殿は!」
こうしていくら探そうとも松寿のナニガシは見つからず、信長も流石に根を上げ、
「余が来る前にすでに切り取って捨てたのだろう」と結論を出して居城へ引き返して行った。
こうして松寿の幼い命は半兵衛の機転と命を懸けた慈悲によって救われたのだった。

一流の戦略とは相手の虚を突くことである。
その後一年経ち、幽閉されていた官兵衛が戻ってきた時、信長は自分の誤解から出た命令によって松寿のナニを切り取ってしまったことを大いに悔いたが、
実はあの時半兵衛の尻にスッポリ納まって切断の憂き目を逃れていたと知らされた瞬間、涙を流して喜んだ。
騙されていたことの怒りよりも安堵の方が先に来たのだという。
半兵衛は安土城に呼ばれ、驚くべきことに信長にその機転と勇気を称えられた。
信長「よう来た。いや、まったくお主はたいした器量者じゃ」
半兵衛「・・・・・・?・・・・・はっ、恐れ多き言葉にござります」
信長「ところで、幼子の一物をギュウギュウに締め付けるその尻、余はとても興味が沸いた。掘らせよ」
半兵衛「わかり申した!」
信長「ぎゃあああああああああ!しっ尻が裂けるううううううう!!」
尻を所望されて逆に掘り返すその行為は、濡教(ぬれると読む)の教えに基づくものだと言われる。
こうして秀吉だけでなく、その上司信長の寵愛も受けることになった半兵衛は、
開放され戻ってきた官兵衛に大いに感謝され、共に羽柴家の黄金時代を築くことになるのである。

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/11(金) 14:35:13 ID:X9Lat7Ij
信長来城とかありもしないコトを書いてごめんなさい
展開が無理やりでごめんなさい

142 :裏錦糸 ◆usFmFNH/NE :2006/08/11(金) 17:18:46 ID:ruE4n8pn
>>141
この物語にケチ付ける人はいないと思いますよ!

143 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/11(金) 22:30:03 ID:JyDpGHUb
『太閤記(たアッー!いこうき)』

第*20話 墨俣一夜城(すのまたアッー!いちやアッー!じょう)

(1)
―難航不落を誇る稲葉山城。しかし、いかなる城も、外部との連絡なくして永劫に保てるものではない。信長は、
単なる力攻めから、調略等を併用した長期戦に切り替えることとした。時間はかかるが、美濃の人心を得ないこと
には、天下取りは覚束ない。急がば回れ、である。

信長(あのような山城は、一度の攻撃でたやすく落ちるものではない。義父殿は良い城を持たれたものだ。…だが
   あの愚物にはそれが仇となろう)
  (美濃とて、義父殿が亡くなられてからは一枚岩とはいえぬ。竜興に反感を抱く者もおろう。彼らを切り崩し
   竜興をじわじわと孤立化させれば、やがて稲葉山城も落ちる)
  (ただ…それには、戦況を有利にしておかねばならぬ。美濃に、我が方の拠点を築かねばな…)

美濃国内に織田方の拠点を築く。美濃攻めの成否はここにかかっているといっても過言ではなかろう。場所はおお
むね決まっている。墨俣である。だが、誰にやらせるか…。
まずは、「退き佐久間」こと宿老・佐久間信盛に命じた。しかし、失敗。続いて、「懸かれ柴田」こと勇将・柴田
勝家。しかし、これまた失敗に終わった。

信長「ううむ…敵中に拠点を築くことがかくも難しいとはな…」

これまでのところ、さほどの打撃は受けていない。しかし、このままずるずると成果の挙がらぬ長期戦はよろしく
ない。いかに愚物とはいえ、竜興をして織田勢を撃退したという名を成さしめてはまずいのである。

144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/11(金) 22:30:42 ID:JyDpGHUb
(2)
藤吉郎(殿様は悩んでおいでだな…。墨俣のことか)
側近くに使える藤吉郎には、信長の焦燥がよく分かった。とはいえ、これはなかなかの難事である。だがこれまで
の方々の失敗をみるに、何ら打つ手がないとも思われぬ…。

藤吉郎「殿」
信長 「どうした」
藤吉郎「墨俣のことにございますが…」
信長 「何だと!おぬしが砦を築くと申すか!」
藤吉郎「はい」
信長 「あてはあるのか?兵はそれほど出せぬぞ」
藤吉郎「まだ確たるあてはございませぬが…それがし、川並衆が頭・蜂須賀小六とは馴染みでございます。かの者
    どもを用いることで道が開けるかと。…殿。成功した暁には、彼らに篤い褒美と、士分に取り立てること
    をお許しくだされ」
信長 「よかろう。やってみるがよい」

小一郎「…また難しいことを引き受けたもんだね」
藤吉郎「難しいのは承知している。だが誰かが成さねば殿様の天下取りの道は開けぬ。それを、俺がやれるかどう
    か、だ」
小一郎「蜂須賀殿の協力を仰ぐとしても…それだけでは足りないね。人手は何とかなるにしても」
藤吉郎「うむ…。墨俣は敵の真ん前。ここで使えるのはせいぜい一日だしな。いくら大人数でも…」
小一郎「普通に考えると、一日ではまともなものは築けない。んじゃ、普通に考えないことだ」
藤吉郎「普通でない考えか…」

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/11(金) 22:31:29 ID:JyDpGHUb
(3)
藤吉郎(一日で何ができるか…)

一日では、到底土塁は築けない(石垣はまだ本格的には用いられていない)。せいぜい杭を打ち込むくらいか。なら
ば、塀は柱代わりにした杭で支えるしかあるまい。杭で塀を支えるにはどうするか…。
頭の中で随時イメージを思い描き、思いついたものを地に描く。そうすることで、だんだん形が見えてきた。見えて
きた姿は、砦と呼ぶには余りに貧弱なものであったが、最低限の用は足せそうだ。
藤吉郎(考えてみると、最初からまともな砦でなくてもいいんだ。まずは、敵襲を防げればよい。とりあえず砦の外
    郭と雨風凌げる建物だけ作って、あとで補強すればよい…)
そう割り切ると、一日でも何とかなりそうである。
藤吉郎「よし!これならいけるぞ!」

藤吉郎「小六!小六!」
小六 「何だよ、うるせえな」
藤吉郎「大仕事を持ってきたぞ。これがうまくいけば、俺もおめぇもほんまもんの侍になれるぞ」
小六 「おめぇはともかく、俺は立派な侍だがな。まぁよかろう。で、その大仕事ってのは何だ?」
藤吉郎「墨俣に砦を築くのよ」
小六 「おめぇ正気か!墨俣に築くのがどれだけ難しいか分かってるのか!」
藤吉郎「分かってる。だから、どうやりゃいいか考えてきたんだ。耳を貸せ」
ひそひそひそ…
小六 「まぁ、話は分かった。だが、おめぇの言う通りにいったとしても、難しいには違いねぇ。褒美の前払いが
    いるな」
藤吉郎「褒美の前払い?…分かった」
いやな予感がしたが、この仕事を成功させるには止むを得まい。

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/11(金) 22:32:26 ID:JyDpGHUb
(4)
藤吉郎「よいか!これが成れば、褒美は思いのままだぞ!」
川並衆「おう!」
小六 「まずは、景気付けに!」
そう言うや、小六は、いきなり藤吉郎の着物の帯を解いた。真っ赤な尻が露わになる。
小六 「いいかてめぇら!褒美の前払いに、藤吉郎殿が逸品の尻を馳走してくださるそうだ!ありがたく頂戴しろ!」
川並衆「うおおおお〜っ!!!!」
…川並衆の野郎どもの目が、思いっきり血走っている。信長公一押しの尻の噂は、相当広がっているようだ。
藤吉郎「はぁ…何でこんなに衆道狂いが多いんだよ、まったく」
小六 「うるせぇ!そのおかげでおめぇの仕事は楽に進むだろうが!感謝しろよ!」
藤吉郎「はいはい。早く済ませてくれよ」

川並衆一「これがあの噂の、サルの赤尻…いただきまアッー!す!!」
藤吉郎 「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
川並衆一「ふんっ!ふんふんっ!!」
藤吉郎 「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
川並衆一「嘘つくでねえっ!おみゃあさんの股の竿がビンビンになっとるでよ!!」
藤吉郎 「あひいっ!?しごかないでぇーっ!!」
川並衆一「す…凄え、これがサルの赤尻…アッー!!」
川並衆二「次はおらだ」
藤吉郎 「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
川並衆二「何だ、まだ痛えのか?ま、こっちはこっちで楽しませてもらうけどよ。ふんっ!ふんふんっ!!」
藤吉郎 「痛い!痛いってば!!」
川並衆二「我慢しろ!…しかし堪んねぇ!アッー!!」

川並衆*「アッー!!」
藤吉郎 「ふう、やっと済んだ。んじゃ、皆の者!頼んだぞ!!」
川並衆 「おう!!」

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/11(金) 22:33:17 ID:JyDpGHUb
(5)
こうして、砦を築く作業が始まった。以下、少しばかり解説。
1、部材の準備
―墨俣の近隣で材木を切り出していては時間がかかりますね。
藤吉郎「幸い、墨俣は木曽川のほとりにある。上流で木を切り出し、加工したものを筏に組んで流せば、墨俣ですぐに
    組み立てられる。簡単に組み立てられるよう、部材はどこにでも使えるような形にしておいて、組み立て方を
    体で覚えこませれば、いざ本番でもそうそう失敗するものではない」
2、敵の目をそらす
―いくら素早く作ろうとしても、四六時中警戒されていてはどうにもなりませんが。
藤吉郎「これまでに何回か失敗しているというのも、今回については役に立つ。『織田方は、美濃攻略が難しいとみて
    伊勢方面に目標を変えた』とでも言いふらせば、あの馬鹿殿(竜興)の目も欺けよう」
小一郎「こっちの方は、それがしにお任せあれ。兄上ほど名は売れておりませんが、それゆえ、こういう隠密裏に行う
    仕事はやりやすうございます」
3、見た目はそれらしく
―そういえば、人は見た目が九割、なんて本もありますね。
藤吉郎「単に柵を周囲に巡らしただけの簡単な砦だと、ああ作ったのか、じゃぼちぼち攻めに行こうか、ってなもんで、
    大して驚きもしないかも知れん。しかし、これが到底あり得ない様な立派な代物だったらどうか。たとえ内実
    は張りぼてでも、人はけっこう見た目に惑わされるもんだからな」
―藤吉郎さんも見た目で損してますもんね。
藤吉郎「ほっとけ。ま、見た目にしても、ほんの少しの間でいいからな。紙にでも書いとけばいい。物語でもよくある
    だろ、こういう張りぼて」
―現在でもよく使われてますしね。テレビのセットとかで。
藤吉郎「そういうこと。美濃攻略が成るまでの仮の城だしな」   

川並衆一「かぁ〜ちゃんのため〜な〜らえーんやこーらっと」
川並衆二「あれ?おめぇの女房、逃げたんじゃなかったっけか?」
川並衆一「ほっとけ!これがうまくいって侍になれたら連れ戻しに行くだ!」
川並衆二「おいおい、縁起でもねぇこと言うなよ。よくあるだろ?『俺、この戦が済んだら…』って言うやつに限って
     討ち死にするってえの」
川並衆一「うるせぇ!!」

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/11(金) 22:34:13 ID:JyDpGHUb
(6)
藤吉郎「よし…来たな。者ども!」
人夫達「おう!」
藤吉郎「ぐずぐずするな!もたもたしてたら敵さんが来ちまうぞ!」
人夫達「分かってますよ!」

人夫一「ふんっ!ふんっ!!」
バンバンバンッ!藤吉郎の尻を目の前にしてひときわ欲情したか、股槌をガチガチにした人夫が猛烈な勢いで杭を打ち
込んでイクっ!
人夫二「あらよっと!」
杭と杭の間に板を据え付け、塀に仕上げてイクっ!
人夫三「ほれほれほれっ!な…何とも言えんこの感覚!」
ペタペタペタ…塀に紙を貼り付け、漆喰塗りみたいな見た目に仕上げてイクっ!
藤吉郎「うむ。近くで見ると何だが、遠めにはそれらしいものになってきたな」

斎藤兵一「おい!墨俣に動きがあったみたいだぞ!」
斎藤兵二「またかよ。しかし、織田方も飽きないねぇ。ま、ぼちぼち行くか」
斎藤兵一「いや、それがだな…」
斎藤兵二「何だと!」
斎藤方が驚いたのも無理はない。ちょっと目を離していた間に、砦―いや、漆喰まで塗られたその様はまさに城―が出
来上がっていたのである。
斎藤兵達「こ…こりゃおら達だけじゃ攻められねぇ。退くだ!」

こうして、藤吉郎達は、墨俣に砦を築くことに成功したのである。

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/11(金) 22:35:01 ID:JyDpGHUb
(7)
半兵衛「ふむ…これはまた巧みに作ったものだな。よくよく考えると、あれほどの漆喰塗りが一日で乾くはずもない。
    あれは張りぼてだ。しかし…ここに砦が築かれたとなると、いよいよ美濃は危ない。竜興様にはまだその危機
    意識がないのが悩ましいところである…」
家臣 「殿様からみても、あれを成した者は大したものだとお思いですか」
半兵衛「うむ。人を巧みに動かすことについては、私など足元にも及ぶまい。織田恐るべしというところだ」
家臣 「あれを成した者の名を調べようと思うのですが…」
半兵衛「うむ。かの者こそ、美濃の最大の脅威となろう。頼む」
半兵衛(まさかとは思うが…あの時の雄の臭いの主ではあるまいか。あの臭いからして、相当の尻の持ち主であろうと
    思われるのだが…)
まだ見ぬ強敵。それは、たいそうな逸品の尻の持ち主でもあるようだ。そう考えると、半兵衛の股のものがむくむくと
怒張してくる。体は華奢だが、股のものは、身の丈八尺(後漢時代の一尺≒約23cm)といわれた諸葛亮(孔明)にも
劣らない。
半兵衛(来るなら来い!知略と痴略とを存分に尽くして戦おうではないか!)
そう、心に誓う半兵衛であった。

その頃。
信長 「何と!墨俣に砦を築いたとな!」
藤吉郎「はい。ご案内いたしましょう。まだ工事中ですのでいささかむさくるしい所ではございますが」

信長 「なるほど。なかなかのものだ。これなら少々の敵襲にも耐えられよう」
藤吉郎「初日に、外郭のみ簡単に作りました。そうして敵の目を欺きつつ、引き続いて内部の仕上げを行っております。
    殿様においでいただくにはまだ早いのですが、早くお伝えしとうございまして…」
信長 「うむ。見事である。褒美を授けよう」
藤吉郎「ははあっ!」
信長 「金子は後ほど授けるとして…ひとまずこれをやろう!」
藤吉郎「そっそれは!ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー!!」

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/11(金) 23:25:55 ID:m0yHI4Ud
「掘ーレー 掘ーレー♪モーホーサンバ♪掘ーレー 掘ーレー♪モーホーサンバ♪」
   ∧_∧   ∧_∧
  ( ・∀・) ( ´∀`)
 ⊂    つ⊂    つ
  .人  Y   人  Y
  し'(_)   し'(_)
 「あぁ 恋せよ お尻♪掘ろうぜ イチモツで♪」
   ∧_∧  ∧_∧
  (・∀・ ) (´∀` )
 ⊂、   つ⊂、   つ
    Y 人    Y 人
   (_)'J   (_)'J
 「うんちの穴ということさえ忘れて 堀りまくろう♪サーンバ ビバ サーンバ♪」
  ∧_∧  ∧_∧
 ( ・∀・ ) ( ´∀` )
 ( つ⊂ ) ( つ⊂ )
  ヽ ( ノ  ヽ ( ノ
 (_)し'  (_)し'
 「モーホー サーンバー♪掘レ♪」
   ∧_∧   ∧_∧
  ∩ ・∀・)∩∩ ´∀`)∩
   〉     _ノ 〉     _ノ
  ノ ノ  ノ  ノ ノ  ノ
  し´(_)   し´(_)

151 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/12(土) 23:14:58 ID:boPjw6Vj
ネタが多すぎると容量オーバーになるから、テキトーなカキコも入れていきましょうね

152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/13(日) 00:52:41 ID:9Yy15gNh
とりあえずお盆だから帰ってきた英尻に掘られないよう気を付けないとな。

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/13(日) 07:54:23 ID:KpGvjxP3
英尻「俺の孫たちは元気か…むっ、なんだこの形の好さげな尻は!?
今年の供養は実にいい心がけだ!早速頂戴する、ふんっ!」
孫「はうっ、め、目に見えない何かが入ってくるうっ!?」
英尻「ふんっ!ふんっふんっ!!」
孫「これはもしや衆道好みのじいちゃんの霊?
痛い、痛いからじいちゃん、う、動かないで…」  
英尻「嘘言うな!中々頼もしく股竿が硬くなってるでないか!!」
孫「じいちゃん、さすらないでーーーアッー!」

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/13(日) 12:45:19 ID:Xumi5uNH
『太閤記(たアッー!いこうき)』

第*21話 三顧(さアッー!んこ)の礼

(1)
墨俣に砦が築かれたことで、戦いは、がぜん織田方に有利になった。しかし、稲葉山城を落とすには、これでもまだ不十
分であった。亡き斉藤道三の威徳がまだ健在であるからだろうか、劣勢であるにも関わらず、美濃の国中には、まだそれ
ほどの動揺がみられないからである。
だが、美濃の豪族達がかくも愚昧な竜興に心服しているとはとうてい思えない。人望篤い人物を味方とすることができれ
ば、その結束は忽ちにして崩壊するであろう。そうなれば稲葉山城は裸同然となり、やすやすと落とせる。信長の鋭敏な
頭脳は、とうの昔にその結論を導き出していた。そして、誰を味方につければ良いかも把握していた。いわゆる、美濃三
人衆(稲葉良通【一鉄】、氏家直元【卜全】、安藤守就)である。

信長(だが、美濃とは、わしがお濃を迎えた一時期を除き、長く争っておるからな。尾張者に対する警戒心が強い。どこ
   から口説けばよいものか…)
信長が思案する中、突如、稲葉山城が陥落したという知らせが入った。信長のもとに、次々と伝令が駆け込んでくる。

信長 「稲葉山城が落ちた?どういうことだ!」
伝令一「まだ分かりません。いま調べております」
伝令二「城を落としたのは、美濃の国人のようでございます。何でも、攻め手は僅か十六名だったとか」
信長 「じ、十六人!そやつは一体…」
伝令三「分かりました!城を落とした首謀者は、竹中半兵衛という者だそうでございます」
信長 「竹中半兵衛…それは何者か」
伝令四「美濃は不破郡の人で、美濃三人衆の一人・安藤守就が娘婿とのことにございます」
信長 「そうか…分かった」
   (ひとまず、半兵衛と取引するか…)
だが、その取引はうまくいかなかった。半兵衛が城を落としたのは、あくまで竜興を諌める為であり、己が欲のためでは
なかったからである。

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/13(日) 12:46:07 ID:Xumi5uNH
(2)
信長(このような時代にかくの如き御仁がいるとはな。何としても、味方にしたいものだ)
  (だが…わし自らが動いても効き目は薄そうだ。竹中殿は華奢な体をしておられるという。わしでは、竹中殿を威圧
   してしまいかねん)
  (そうだ!我が方にも、竹中殿同様、華奢な体の持ち主がおるではないか!…まぁ、あやつは華奢というより貧相だ
   が。弁も立つし、何より良い尻を持っておる。竹中殿が衆道好きならば、必ずやこちらに転ぶであろう)
  「たれかある!」
家臣「はっ!」
信長「急ぎ、竹中殿の人となりを調べるのだ、よいな!」
家臣「ははっ!」

家臣「殿。竹中殿について調べてまいりました。こちらにございます」
信長「ふむ…やはり衆道好きであったか。しかも、相当の…。これは、やはりサルを使うしかないな」

藤吉郎「へっくしょい!…誰か噂してるかな?」
ねね 「気のせいじゃないの?ここんとこずっと尻出して寝てたから風邪でしょ」
   (ま、あたしがずっと掘ってたからなんだけどね。てへっ)
小一郎「いや…。こう見えて、兄上の勘は鋭いですから」
藤吉郎「こう見えて、って何だよ。だが…また何か大仕事がありそうだな」

156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/13(日) 12:47:04 ID:Xumi5uNH
(3)
信長 「サル。稲葉山城が落ちたという話は聞いているか?」
藤吉郎「はい。何でも、竹中半兵衛とかいう御仁が僅か十六人の手勢で落としたとか」
信長 「その後の話では、竹中殿は、竜興に城を明け渡したとのことだ」
藤吉郎「えっ!せっかく一城の主になったというのに、また何ゆえ?」
信長 「何でも、竜興を諌めるという目的を果たしたから、とのことだ。…人心を得なければ、いかな堅城といえども
    落ちるということを示したのだ、と」
藤吉郎「変わった御仁もいるものですね」
信長 「で、だ。おぬしに一仕事してもらうこととした。竹中殿を我が方に迎え入れよ」
藤吉郎「えっ?それほどの御仁を、それがしが説得せよと?」
信長 「そうだ」
藤吉郎「し、しかし、それほど斎藤氏に対する忠心の篤い御仁をどうやって説得すれば…」
信長 「なに、手はある。手の者を使って竹中殿の人となりを調べたのだが、どうも相当な衆道好きであるらしい」
藤吉郎(…はぁ、また衆道好きかよ。なんでこうも衆道好きが多いんだろ?これじゃ尻が保たん…いっそどこか遠くに
    行くしかないのかな…)

―唐・天竺は、日の本ほど衆道が盛んではないらしい。いや、それどころか、男女のまぐわいを極めており(房中術、
カーマスートラ…)、この上ない性愛の快楽が味わえるという。このぼやきが、後の唐入り(朝鮮征伐)の原点となる
とは、当の藤吉郎も知る由もなかった―

信長 「おぬしの弁がだめでも、尻をもってすれば、必ずや竹中殿の心を動かすことができよう」
藤吉郎「し、しかし、それでも動かぬ場合は?」
信長 「それはない(これ以上ないというくらいきっぱりと断言)。それでも動かぬというなら諦めるまでのこと」
藤吉郎(あの短気な殿様をしてここまで言わせるとは…。竹中殿というお方はそれほどの御仁なのか。尻を掘られるの
    は嫌だが、一目会ってみたいものだ)
   「承知仕りました。お任せください。…ただ、一回で口説くのは無理でしょう。何回か機会を下さいませ」
信長 「よかろう。竹中殿を口説き落とせるなら、何回でも待とう」

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/13(日) 12:47:53 ID:Xumi5uNH
(4)
藤吉郎「…というわけだ。これから竹中殿のもとに行く」
小一郎「随分な大仕事ですね。しかも、しょっぱなから尻を使え、とはまた」
藤吉郎「…なぁ小一郎」
小一郎「何ですか?」
藤吉郎「俺の尻って、そんなに逸品なのか?」
小一郎「そうみたいですね。私と兄上の両方の尻を掘った人達が、みな口を揃えて『藤吉郎殿の尻こそ、天下一の尻に
    ござる』なんて言ってますから。ね、義姉上」
ねね 「うん。あんたの尻、最高だよ(はぁと)。小一郎の尻も結構いいんだけどね。何というか…ものが違うの」
藤吉郎「どうも実感ないんだよな。確かに、昔ある人に『おまえの尻は伝説の赤尻だ』とは言われたけど」
ねね 「ま、いいじゃないの。おかげで、二人とも結構出世してるんだし。これがうまくいけば、もっと出世できるん
    でしょ?」
   (禄が上がればまたいいこけしが買えるしね。義母上のお古ばかりじゃつまんないもん)
藤吉郎「そりゃそうなんだが…俺の値打ちは尻だけなのかよ?」

―ともあれ、藤吉郎と小一郎は竹中半兵衛の隠棲先に向かった。一応、護衛として小六・将右衛門がつき従ったが、警
戒されないよう、手勢は一切連れていない―

藤吉郎「ごめん!竹中半兵衛殿はおられますかな?」
半兵衛「どなたですか?」
藤吉郎「木下藤吉郎と申すケチな野郎にございます」
半兵衛(かすかに漂う、この雄の臭い…どうも覚えがある…)
   「ま、どうぞ。狭苦しいところですが」
藤吉郎「それでは失礼しまして」

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/13(日) 12:48:37 ID:Xumi5uNH
5)
半兵衛「先に言っておきますが、私は、織田にはつきませんよ」
藤吉郎「さようですか。しかし、それがしも貴殿を口説き落とすよう命ぜられておりましてね。引くに引けないんですよ」
半兵衛「私如き小物がいなくても、美濃と尾張の争いの大局には影響しないでしょう。信長公は、どうも私を買いかぶって
    おられるようですね」
藤吉郎「またまたご謙遜を」
半兵衛「謙遜ではございません。身をもってお諌めしたのですが、どうも竜興様には効かなかったようです。私如き若輩者
    にできるのはあれくらいでしたが…」
藤吉郎「何をおっしゃいますか!僅か十六名で稲葉山城を落としたことで、今や竹中殿の名は天下に轟いておりますぞ!」
半兵衛「天下に名を轟かせているのは…私よりも、貴殿にございましょう」
藤吉郎「は?いきなり何をおっしゃいますか?」
半兵衛「貴殿の臭い…どうも気になっていたのですが、いま思い出しました。あの莚旗の臭いの主は貴殿にございますね」
藤吉郎「まぁ…全部ではありませんが、確かに…」
半兵衛「噂に聞いたことがあります。『尾張の木下藤吉郎の尻は天下に名だたる逸品である』と。さらに、『藤吉郎の尻は
    かの藤原鎌足公と同じ赤尻である』とも」
話しているうちに、半兵衛の股間がむくむくと膨らんできているのが分かる。どうも半端でなく欲情しているようだ。ま、
まさか…
半兵衛「かような尻を前にして掘らぬは男にあらず!その尻、いただきまアッー!す!!」
藤吉郎「ひいっ!?」
ぐさっ!めりめりめりっ!!
小一郎「うわわわわっ!挿ってキターっ!!」
半兵衛「いっ、いつの間に?しかし…この尻もイイ! ふんっ!ふんふんっ!!」
小一郎「ちょ、ちょっと!そんなに早く動かないで・・・っ!!」
半兵衛「嘘を申されますな!貴殿の股の竿が火傷しそうなほどに熱くなっておりますぞ!!」
小一郎「あひいっ!?」
半兵衛「う〜む…佳き尻でございますな…アッー!」

159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/13(日) 12:49:29 ID:Xumi5uNH
(6)
半兵衛「では次は藤吉郎殿の…ぬっ、抜けん!!」
小一郎「ふふふ…いかがですかな、我が尻は?」
半兵衛「ええ、佳き尻にございました」
小一郎「兄の尻はこれ以上の逸品ですぞ。掘ってみたくはありませんか?」
半兵衛「掘りたい!」
精を出したばかりだというのに、半兵衛の股槍はまたむくむくと怒張した。
小一郎「では、織田についていただけますか?」
半兵衛「そ、それはできん!」
小一郎「でしたら、兄上の尻を掘らせるわけにはいきませんな。それがしの尻で我慢なされよ」
半兵衛「そっそんなアッー!」
小一郎「おっと、逃がしはしませんぞ!ふんっ!!」
半兵衛「あひいっ!?またキツキツに締まるぅーっ!! アッー! … アッー!! … アッー!!! …(以下延々と続く)」
小一郎「いかがでしたか?まだ織田につく気になられないのでしたら、今日はここで失礼します。また参ります。良きお
    返事を期待しておりますぞ」
半兵衛「あ…あふんっ」

藤吉郎「小一郎、おかげで助かったよ」
小一郎「竹中殿も、これで少しは心が揺らいだことでしょう。…兄上、ここからが肝心ですぞ。兄上の尻欲しさに竹中殿
    の理性を奪わないといけませんからね」
藤吉郎「うむ。…で、どうしたもんかな?」
小一郎「そうですね…。次回は、我ら兄弟より緩い尻の持ち主に掘られていただきましょうか」
小六 「ち…ちょ!俺かよ!!」

160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/13(日) 12:50:17 ID:Xumi5uNH
(7)
数日後。
藤吉郎「ごめん!竹中半兵衛殿はおられますかな?」
半兵衛「おお、お待ちしておりましたぞ」
そう言うが早いが、半兵衛は藤吉郎に飛び掛ってきた!!
ぐさっ!めりめりめりっ!!
小六  「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
半兵衛 「なっ、何だこの緩い尻は!この間の小一郎殿とは比べ物にならんぞ!」
小六  「失礼な!戦で尻も鍛えておるわ!!」
半兵衛 「ええいっ!貴殿の尻はもういい!私が掘りたいのは藤吉郎殿の尻!離れよ!!」
小六  「そうはいかん!あんたが織田につくと言わん限り、あいつの尻を掘らせるわけにはいかんのでな!!」
半兵衛 「なっ、何をする!離せ!!」
将右衛門「離しませんぞ。あいつの尻を掘りたいのでしたら、織田につくと約束していただきませんと」
半兵衛 「そ、それはできん!」
小六  「なら、俺の尻で抜きな!!」
半兵衛 「嫌だ!目の前にサルの赤尻という逸品があるのにこんな緩い尻で抜くなんてぇーっ!!」
小六  「そうは言っても、あんたの股竿は硬くなっておるわけだが」
半兵衛 「尻に竿挿せば竿が硬くなるのは必定。とはいえ…こんな尻で抜くなんて…悔しいっ!」

藤吉郎「ではまた。良きお返事をお待ちしております」
半兵衛「あ、赤尻…赤尻を掘りたい…(目がうつろ)」

小一郎「次あたり、いけそうですね」
藤吉郎「そうだな」
小一郎「思いっきり、キツキツに締めてさしあげてくだされ」

161 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/13(日) 12:51:02 ID:Xumi5uNH
(8)
そのまた数日後。
藤吉郎「ごめん!竹中半兵衛殿はおられますかな?」
半兵衛「と…藤吉郎殿にございますか…」
藤吉郎(ありゃま…こりゃまた随分やつれてるな…)
赤尻欲しさのあまり、あの半兵衛が、すっかり冷静さを失っている。これならいけそうだ。
藤吉郎「これが最後です。織田につかれるや否や。否とおっしゃるのでしたら、それがしの尻を掘る機会は永久に
    失われますぞ」
半兵衛「赤尻…赤尻…」
藤吉郎「竹中殿!さぁ決められよ!!」
半兵衛「分かり申した!織田につきまする!だから、赤尻を…!!」
ぐさっ!めりめりめりっ!!
藤吉郎「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
半兵衛「ふんっ!ふんふんっ!!」
藤吉郎「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
半兵衛「嘘を申されますな!貴殿の股の竿が火傷しそうなほどに熱くなっておりますぞ!!」
藤吉郎「あひいっ!?しごかないでぇーっ!!」
小一郎「さぁ!兄上、そのまま竹中殿ともども尾張に戻りましょうぞ!」
藤吉郎「わ、分かった!しかし…痛いっ!痛いーっ!! 」
半兵衛「ふんっ!ふんふんっ!!」


かくして、藤吉郎は、己の尻に竹中半兵衛の竿を突っ込まれたまま尾張に戻った。当然、半兵衛はそのまま織田につく
こととなったわけである。三度訪れたことから、劉備が諸葛亮を迎えた「三顧の礼」になぞらえて語られるが、赤尻に
よって説得したため、「散肛の礼」とも呼ばれる。

信長 「おお、この御仁が竹中殿か!サル!ようやったぞ!!」
藤吉郎「ははっ!(てて…まだ掘ってるよ…)」
信長 「これで美濃は落ちる!しかし何と気持ちよさそうに掘っておられることか!どれ、わしも混ぜていただこう!!」
藤吉郎「そっそれは!ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー!!」

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/13(日) 14:29:52 ID:Rdjdo66j
ちょwwいつまで掘ってんだよ半兵衛www

163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/13(日) 15:25:27 ID:wCIWJK8a
クソワロタwwwwwwwwwwいつも乙ですwwwwwww
痴略に富んだ内容で散肛の礼を描かれるとはお見事なり!

164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/13(日) 17:25:15 ID:KUZSqZ0b
半兵衛そんなに掘りたいのかw
と普通なら思うところだけど太閤立志伝のほうの奴を知っているからどうにも納得してしまうw

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/13(日) 21:16:56 ID:THbYQM55
なんか半兵衛が積極的に入れる方ってのが違和感があるなw
むしろ入れられるイメージが強いんだが…。

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/13(日) 21:50:04 ID:+68X0qLQ
>165

実は、以前のスレで職人さんが受けキャラ・秀吉の一代記「モンキーサーガ」ってのを考えて
おられたんですよ。この『太閤記(たアッー!いこうき)』は、いわばその翻案というわけです。
「モンキーサーガ」では、半兵衛が秀吉を掘りまくってます(いまわのきわに十二発!)から、
その設定も引き継いでるというところです。

半兵衛が攻めというより、秀吉の受けっぷりが半端でないんですよね。このスレ的には。

167 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/14(月) 00:17:36 ID:XxiRmHh9
うむ。モンキーサーガは秀逸であった。
職人さん元気かな…

168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/14(月) 00:37:25 ID:2Dv/OtEL
モンキーサーガの発案は、確か竹千代を連載されてたHNヘボ職人さんか…

以前入院されたとの情報があったけど…どうなったんだろう…

169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/14(月) 01:25:44 ID:XxiRmHh9
モンキーサーガのさと可愛かったなあ…

そういえば功名が尻もどうなったんだろう。
あれも千代が可愛くてさ。

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/14(月) 01:26:22 ID:XxiRmHh9
あ、すまん。
さとはモンキーサーガじゃなくて竹千代か。

171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/14(月) 09:09:35 ID:2Dv/OtEL
千代は鬼嫁

172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/14(月) 17:07:04 ID:jszIlE0s
竹中半兵衛〜太閤立志伝風〜

半兵衛の痴略により一層のまとまりを持つに至った羽柴家。
前述したように黒田官兵衛は有岡城より救い出された。
今日は官兵衛は、自分の愛息子の股竿を救ってくれた半兵衛の屋敷に、その際の礼を言いに訪れている。
半兵衛「おお、これは黒田殿。どうぞおあがりくだされ。杖は私が持ちましょう」
官兵衛「痛み入りまする・・・・・・よっとっと」
官兵衛は一年の長きにわたる幽閉生活のせいで足を病んでしまい、まともに歩けない体になってしまった。
それまで軍の指揮は馬上で取っていたのを輿に切り替えたのは、この頃からである。
官兵衛「考えてみれば半兵衛殿の家にお邪魔したのは初めてですな。いや、さすがは半兵衛殿、なかなか・・・」
と家の中を見渡してみる。家の造り自体は自分と同じだが、隅に置かれた軍用書の量が桁違いで、
いくつかの山になった数々の本は、あまりの量に一部崩れていたりもした。
常日頃から己の技量の研磨に余念のない半兵衛に、官兵衛はすっかり感心し、
官兵衛「いや、さすがは半兵衛殿。勉強熱心なことです。私はかなりの蔵書家であると自負しておりましたが、
これらの品々を見ると自分の不勉強さを恥じ入るばかりでございます」
半兵衛「こういった本を集めるのは私の趣味のようなものです。京の商人に中国から取り寄せてもらったものも混ざっております」
官兵衛「ほう、中国から・・・・・・中国といえば三国志で有名な軍法の本場ではございませぬか!」
半兵衛「しかしこれだけの量があると、さすがにすべての本が実際に役に立つというわけではございませぬ。
・・・・・・あぁ、それでもよろしければお好きなものを差し上げましょう」
官兵衛「おお、まことにございますか!?」
その心遣いに喜んだ官兵衛であるが、彼の足では本を物色しようにも容易に立ち上がることが出来ない。
それにはたと気づいて、半兵衛は本を寄せさせるため二、三度手を叩いて小姓を呼んだ。
小姓「はっ・・・・・・はい!ただいま!」
返事があってから10分ほど経って、半兵衛がシビレを切らしかけて、逆に官兵衛がそわそわし始めた頃に
ようやく小姓が障子を開けて入ってきたが、待ちわびた小姓はなぜかフンドシ一丁であった。
半兵衛「・・・今日はその用事ではない・・・・・・のちほど説教をいたす」
小姓「も、申し訳ありません!」
どの用事なのか官兵衛にはわからなかったが、それとは別に小姓の手によって目の前に積まれてゆく軍用書に一瞬にして目を奪われた。
官兵衛「いや、目の前にするとますます壮観でございますな。では早速・・・えぇと、これは『楽しい後庭花』・・・。
むう、己の無学を承知でお聞きしますが、これは何かの花の本で?」
半兵衛「中国で言うところの菊の花です。断袖とも言いますね」
官兵衛「おおなるほど・・・・・・勉強になります。中国にも菊はあるのですな。
ではこちらは?『男と色と〜第五巻〜』・・・あの、これは・・・・・・?」
半兵衛「あぁ、それは私の愛読書ゆえお許しくだされ。ところでお決まりになりましたか?」
官兵衛「あ、いま少し・・・・・半兵衛殿の博識の源泉に触れるとあっけに取られるばかりで・・・・・・」
半兵衛の多方面に向ける意欲の現われか、官兵衛の知っているオーソドックスな軍用書はほとんどなく、
また半兵衛の勤勉さによって頁がパリパリにくっついて(たぶん汗などであろう)、中を見れぬ本も多かったため、
結局中国の本を適当に選び出して袋に包んでもらった。『劉備と超雲』『桃尻の近い』など、名前だけ知っているが中身は知らない本である。
官兵衛は満面の笑顔のまま丁寧に頭を下げた。
官兵衛「お礼を言いにまかりこしたといいますのに、このようなモノを頂き・・・いや、感謝の言葉もございませぬ」
半兵衛「いえいえ、喜んでいただけて何よりです。ところで・・・・・・」
と、話題は官兵衛の幽閉時代に移行した。

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/14(月) 17:08:37 ID:jszIlE0s
官兵衛「そうですな・・・・・・正直、何度かこのまま死ぬのではないかと諦めもしました。ですが・・・」
そういって、お守りのようなものを懐から取り出して半兵衛に渡した。開封してみると、中に小さな紙切れが入っている。
官兵衛「私が殿の与力に付けられた時に賜ったものです。それには、殿は私のことを
実の兄弟のように想ってくださっているという、心温まるお言葉が書かれております。
紙には『我、攻ラレシ事四六時中、我ヶ尻閉鎖、之防備ノ為也』と書かれている。
(衆道狂いの男に朝も夜もなく尻を攻められ、防備のためわしの尻も閉鎖しそうです)
半兵衛「・・・・・・・・・」
官兵衛「胸にジンと来るものがございましょう?それによって私は救い出されるまで頑張れたのです」
半兵衛「・・・黒田殿」
官兵衛「なんでしょうや?」
無言のまま半兵衛は股間の股竿を取り出し、いつの間にか竿の先から飛び出していたヌラヌラと光る心意気をその紙でふき取ってしまった。
官兵衛「!!・・・・・・な、何を!?あぁ、私の大事なお守りがすっかり雄臭く・・・・・半兵衛殿、何か私に恨みでもございますのか!?」
仰天し、涙さえ流しながらそう訴える官兵衛に、半兵衛は言い聞かせるように言った。
半兵衛「いいですか、黒田殿・・・・・・」
半兵衛の言う所はこうであった。もし殿・・・秀吉がいずれ天下を取った際、
いち家来が義兄弟だと主張するものなどを持っていたら権力の分割に発展しかねず、
それを阻止するために秀吉がどのような手段を取るかわからない。
決して今の上司を悪く言っているのではない。天下を取る人と言うのはそういうものなのだと。
半兵衛「家来の分を忘れてはなりませぬ。ですからこんなものは忘れて忠勤に励みなされ」
しかし、そこは怒りと驚きに支配された人間である。そう合理的に思考が働くはずもない。
官兵衛「こ・・・心の支えになった事実は変わりませぬ!」
半兵衛「・・・・・・そうかもしれませぬな」
半兵衛は無理もないと思った。しかしこれも官兵衛の身の安全を思ってこその行動で、
それでどのように罵られようと甘んじて受ける決心をしていた。それが半兵衛の優しさであった。
官兵衛「半兵衛殿は非情です!冷血です!」
半兵衛「そうかもしれませぬな・・・」
官兵衛「だいたいもっと肉をつけなされ!股竿にばかり肉を付けてからに!」
半兵衛「よく言われます」
官兵衛「だいたい30過ぎて皮かぶりなのは恥ずかしゅうござるぞ!」
半兵衛「なんじゃとーーーー!!!」
さすがの温厚な半兵衛もこの言葉だけは聞き逃さなかった。仮性包茎は触れてはならない聖域だったのである。
半兵衛「えぇい、さきほどから言わせておけばもう許さぬ!言って判らぬならこれでも食らいなされ!」
官兵衛「えっ!そん・・・・・・・ぎゃあああああ!しっ尻が裂けるううううううう!!」
罵詈雑言を受けながらもなぜかますます硬くなっていた股竿を以って、官兵衛の尻に突貫したのである。
半兵衛「ふん!ふんふんっ!どうです、これが皮かぶりの技でござるか!ふんっふんっ!!」
官兵衛「痛い!痛いーーー!う、動かないで・・・っ!」
半兵衛「嘘じゃ!かように股の竿をパンパンにしながら嘘はいけませぬ!」
官兵衛「お、お許しくだされ!お許し・・・・・・・アッー!」
半兵衛「アッー!」
説教が終わり・・・居住まいを正した半兵衛は、まだ腰の立たぬ官兵衛に向き合った。
半兵衛「いきなり紙を破ったのは詫びます。しかし、こうして何の隔たりもなく交わってこそまことの兄弟。
口だけで兄弟の契りなど結べぬのです。私はそれを判って欲しかった」
と、例の秀吉の手紙で竿の先を拭きながらしんみりと言った。
官兵衛「・・・・・・半兵衛殿・・・・・・半兵衛殿の仰るとおりです・・・・・・身を以って実感いたしました・・・・・・あんっ」
半兵衛の教えに心を打たれた官兵衛、それまでどこか半兵衛を「ただの衆道狂い」と侮っていた風のあった彼も、
これを機に心の底から半兵衛を人生の師として仰ぎ見るようになったのである。
そして後日・・・・・・
秀吉「・・・・・・それで、どうして二人揃ってわしを訪ねてくるのじゃ・・・・・・?」
官兵衛「はっ、せっかくなので殿ともまことの兄弟の契りをと思いまして!」
秀吉「なっ・・・いやじゃ!左様な妙なことにわしを巻き込むでない!」
半兵衛「諸葛亮曰く体の絆は血の絆に勝れり!」
秀吉「絶対嫌・・・・・・ぎゃああああああ!しっ尻が裂けるううううう!!」
こうして、かの有名な『両べえ』は名実ともにここに完成したのである。

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/14(月) 17:13:32 ID:jszIlE0s
太ァッー!閤記の半兵衛に慄いて俺も知的にしてみたんだが



もうダメぽ。

175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/14(月) 19:47:05 ID:AeBCOygq
>モンキーサーガ
過去ログを探してみたら、二穴目にありましたぞ。

○は、拙作『太閤記(たアッー!いこうき)』で使わせていただいたネタ、 ●は、多少形を変えますが
反映させよっかな、と思ってるネタです。

628 名前:ヘボ職人@入院中 投稿日:2005/09/28(水) 03:48:18
考えてみると猿が掘られる話ってヘボしか書いてませんね
〜モンキーサーガ年表()は今後書く予定〜
○小者時代、松下加兵衛に掘られる
○結婚初夜に脇差を股に挟んだねねに掘られる
 織田家中で柴田勝家に掘られる
○(墨俣一夜城で蜂須賀小六ら蜂須賀党の面々に掘られる)
○軍師を得ようとして美濃へ赴き竹中半兵衛に掘られる
○(美濃三人衆を諜略しようとして三人に掘られる)
 (上洛した際、田中与四郎に茶を習いに逝って掘られる)
●金ヶ崎の退き口で竹中半兵衛にまた掘られる
●姉川では秀長と一緒に浅井の足軽に掘られる
 (叡山焼き討ちの際、キレて山から下りてきた信徒を掘る)
●(小谷落城の際、城内へ市と娘達を助けに逝って逆上した彼女にこけしで掘られる)
●(信長より旧浅井領を拝領するが視察中に浅井の残党に襲われ掘られる)
 (朝廷より筑前の神を拝命、その際使者の公家に掘られる)
 (足利義昭を毛利へ送り届ける際、彼に掘られる)
 (加賀征伐、無段で戦地を離れたが、そのおかげで謙信に掘られずに済む)
 (信長の命で中国攻略、始まる)
 (三木城攻め、篭城戦が二年間もの長きに及んだため帰国できずストレスの溜まった兵達に掘られる)
●(鳥取城攻め、近隣商人から兵糧を買い占めようとするもちょっとだけ金が足らず、その分を尻で払うはめに・・・)
●(竹中半兵衛の死、いまわのきわに12発掘られる)
●(高松城攻め、水攻めするための雨を呼ぶためまじないとして近くの神社の神主に掘られる)
●(本能寺の変勃発、毛利との講和の証として安国寺恵瓊に掘られる)
●(姫路城へ帰還、放心状態の秀吉に喝を入れるためねねが掘る)
 (山崎の合戦、細川筒井が明智に味方しないための交換条件として掘られる)
●(清洲会議、突如、丹羽長秀に告白され無理矢理掘られるが彼の強力で会議の主導権を握る)
 賤ケ岳の戦い、勝利後捕らえた佐久間盛政に男色をやめるよう諭すが拒否される
●(北庄落城、引き取った茶々姫を手篭めにするが、直後こけしで反撃され掘られる)
 (小牧長久手の戦い、家康の術中にはまり三河兵に掘られる)
 (織田信雄と講和、その条件として掘られる)
●(小田原征伐、天下統一達成)
●(大阪城に侵入した石川五右衛門に掘られ、その激しい責めのため体を壊し死亡)

176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/14(月) 19:56:17 ID:304MfyBz
( * )-ω-`) zzzz

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/14(月) 19:58:19 ID:adaHNjdo
>>173
半兵衛、仮性包茎だたーのかwwwwww

178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/14(月) 23:26:45 ID:Hs28zfof
>>172-173
無垢な官兵衛がなんかカワイイw

179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/15(火) 18:47:27 ID:N1xhAU5X
このスレが全国的にメジャーになったら、
ヤマジュンに戦国物のマンガでも書いてもらおうか・・・・

180 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/15(火) 22:40:19 ID:/TJD4ObQ
『太閤記(たアッー!いこうき)』

第*22話 稲葉山(いなばやまアッー!)城、落城

(1)
竹中半兵衛を味方につけたことで、戦いは大きく織田方有利に傾いていった。美濃の国人達が、一斉に織田に靡い
ていったからである。
国人一「おい聞いたか!あの竹中殿が織田に付かれたそうだ!」
国人二「そんなばかな!あのお方は美濃の人々を裏切るような御仁ではないぞ!」
国人一「いや、竹中殿が尾張に向かうのを見た者がいる。間違いではない。これも美濃の人々の為とお考えになっ
    たがゆえのことであろう。…竜興様の愚昧さは、我らからみても、目を覆うものがあるからな」
国人二「うむ。考えてみれば、斎藤氏もたかだか三代。亡き道三様・義竜様は良き国主であられたが、竜興様では
    心許ない…」
国人一「うむ。我らは道三様の時から斎藤氏に仕えてきたが…あの竹中殿が見限られたとなれば、もうおしまいで
    あろうな…」
美濃の国人達が動揺する中、藤吉郎達は、休む間もなく美濃三人衆(稲葉良通【一鉄】、氏家直元【卜全】、安藤
守就)の説得を行っていった。

良通 「こ…これが竹中殿を口説き落としたという赤尻か…いただきまアッー!す!!」
藤吉郎「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
良通 「ふんっ!ふんふんっ!!」
藤吉郎「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
良通 「嘘を申すでない!しかし、何といい声で鳴くのかのぅ、このサルは!!」
藤吉郎「あひいっ!?しごかないでぇーっ!!」
良通 「うむ…これぞ天下一の尻!アッー!!」

直元 「何と!竹中殿のみならず稲葉殿も!? そ…それほどの尻か…!!」
藤吉郎「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
直元 「ふんっ!ふんふんっ!!」
藤吉郎「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
直元 「嘘じゃ!股の竿がこちこちではないか!!」
藤吉郎「あひいっ!?」
直元 「た…堪らん!アッー!!」

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/15(火) 22:41:15 ID:/TJD4ObQ
(2)
半兵衛「義父上、こちらが木下藤吉郎殿にございます」
守就 「ほほう…聞いておりますぞ。何でも、我が婿殿を尻一つで口説き落とされたとか…」
藤吉郎「いや…その…」
立て続けに掘られて尻がヒリヒリしている。何とか、掘られずに済ませたいものだが…
守就 「婿殿をメロメロにした尻、喰わずにおられようかっ!!」
藤吉郎「って、やっぱり掘られるのね!ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
守就 「ふんっ!ふんふんっ!!」 
藤吉郎「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
守就 「嘘を申すな!婿殿の攻めにアンアン喘いでいたそうではないか!」
藤吉郎「誰がそんなことをーっ!!」
小一郎(兄上、済まん!安藤殿を落とすには尻しかないのです。しばしご辛抱を…!!)
半兵衛「お二人とも楽しそうですな。どれ、私も混ぜていただきましょうか!」
藤吉郎「ち、ちょっ…!ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー!!」
守就 「おお!我が竿と婿殿の竿が木下殿の菊門の中で擦れるっ!?こ、これは堪らん!!」
守就 「アッー!!」
半兵衛「アッー!!」

こうして、藤吉郎達は、美濃三人衆を味方につけることに性交したのである。
藤吉郎「うう…尻が痛うて叶わん…」
ねね 「やったね、あんた!これで殿様の美濃攻略まであと一歩よ! んじゃ、ご褒美あげるねっ(はぁと)」
藤吉郎「ち、ちょ!その太〜いこけしはまさか…ぎゃあああっ!や、やっぱりーっ!!」

藤吉郎にとっての本当のご褒美―ねねの女体―を堪能したのは、数回掘られた後のことであった。翌日は、フラ
フラであったことは言うまでもない。

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/15(火) 22:41:59 ID:/TJD4ObQ
(3)
永禄十(1567)年八月。ついに、信長は稲葉山城への総攻撃を開始した。

既に美濃国内の国人達はことごとく織田の手にあり、城は裸同然。山城であるゆえ、城単体での守りはまだまだ
堅いものの、敵軍勢についての情報が完全に遮断されていたため、相当の軍勢がすぐ近くまで来ていたことに、
竜興は、全く気付いていなかったのである。
竜興「ど、どういうことだ!」
家臣「殿、しっかりなさいませ。この城は天下の堅城でございます。一日や二日で落ちるものではございません。
   それに、こちらは美濃の強兵、あちらは尾張の弱兵。しばらく追い散らせば、敵は戦に倦み疲れましょう。
   そこを突けばよろしいのです」
竜興「そうか。んじゃ、そうする」

信長「動かんか。ならば締め上げるまでよ。構わん!城下に火を放て!!」
竜興が城の堅さに安堵している間に、信長は、着実にその防御力を殺いでいった。落城は、もはや時間の問題と
なっていたのである。
しかし、一つ問題があった。それは、信長の志の大きさゆえのものであった。
信長(このまま攻め続ければ、遠からず城は落ちよう。しかし…それだけでは美濃の、いや、日の本六十六国の
   民を十分に信服させるには足りぬ)
信長の思考の速さは尋常ではないし、また、それに対する説明も少ない。それゆえ、その真意を読み取るのは容
易ではない。藤吉郎は、完全にとはいかないまでも、信長の真意を理解しうる数少ない人物であった。
藤吉郎(竹中殿がしたように、稲葉山城を速やかに落とす方策を探しておられるのであろう。天下の堅城をあっ
    さりと落とせば、それだけ殿様の世評もよくなるからな。それに、速やかに落とせば双方の犠牲も少な
    くて済む。天下を取ろうとすれば、いたずらに屍の山を築くわけにはいかんからな…)
藤吉郎「殿。それがし、竹中殿とともに攻めてみようと思うのですが…」
信長 「竹中殿と?…(ニヤリ)なるほどな。やってみよ」
藤吉郎「ははあっ!」

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/15(火) 22:42:56 ID:/TJD4ObQ
(4)
藤吉郎「竹中殿。一つ教えていただきたいことがござる」
半兵衛「何でしょうか?」
藤吉郎「竹中殿は、戦が続くのをお望みかな?」
半兵衛「私も武士でございますから戦いを拒むものではありませんが…戦により美濃が疲弊するのは望んでおり
    ません」
藤吉郎「ということは、一刻も早く、この戦が済んでほしいわけですな」
半兵衛「左様にございます」
藤吉郎「では、そのお力をお貸しいただきたい。どうやって、あの城を落とされたのかをご教示賜りたいのです」
半兵衛「ふふふ…」
藤吉郎「いかがなされた?何かおかしなことを申しましたかな?」
半兵衛「いや…さすがは木下殿、と思ったのですよ。単刀直入に『城を落とす方法は?』と聞かれると、斎藤氏
    の旧臣である私は多少のためらいを覚えたでしょう。しかし、美濃のため、となれば話は別。そこを巧
    みに突かれたな、と」
藤吉郎「ははは…。我ら、今は仲間ではありませんか。知恵のある人がいれば教えを請うのは当然のことですよ」
半兵衛「分かりました。不才ではございますが、あの城を落とす術をお教えしましょう」

藤吉郎「なるほど。城に至る道は他にあると…」
半兵衛「ええ。ただし、道は細く、かつ急峻な山道です。長蛇の列になるため大軍は進めず、かなりの危険を伴
    います」
藤吉郎「道に詳しい者がおればな…」
小一郎「兄上。このあたりの地理に詳しいという男を連れて参りました」
藤吉郎「こりゃまた随分と都合のいいことで」
???「都合のよさそうな時だからこそ売り込む気になったのですよ。召し抱えていただけないでしょうか」

184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/15(火) 22:43:42 ID:/TJD4ObQ
(5)
小一郎「何でも、この者、もとはれっきとした侍だったが、わけあって今は猟師をしているとか」
藤吉郎「ほぅ…。元侍なら、こっち(武芸)の方も確かであろうな。面白い。召し抱えよう。名は?」
???「堀尾茂助(吉晴)と申します」
藤吉郎「『掘』尾、か…。ひょっとして、おぬしも衆道に?」
茂助 「はい。山中には野郎はおりませんので、鹿やら猪を掘り倒して鍛えております。ほらこのとおり」
藤吉郎(こいつもかよ…。しかし、これほどの股槍の持ち主なら、使えそうだ)
   「我らは、これより稲葉山城を攻める。これから行く道は細く、一対一の戦いとなろう。おぬし、武芸に
    自信はあるか?」
茂助 「ええ。この顔のおかげで優男に見られますが、腕には覚えがありますよ」
藤吉郎「よし。たれかある!この者に武具を与えよ!」
こうして、藤吉郎の稲葉山城攻めが始まった。

斎藤兵「さすがにこっちにゃ織田兵は来んわな。そろそろ戻るか…だ、誰だおみゃ…!(口をふさがれる)」
茂助 「(小声で)おとなしくしてもらおうか。ふんっ!」
斎藤兵「んーっ、んーっ!!(ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?)」
茂助 「(声を殺して)ふんっ!ふんふんっ!!」
斎藤兵「んーっ!んーっ!!んーっ…!!(痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!)」
茂助 「痛いか?…嘘だな。何だこのいやらしい股槍は〜(プロ野球板のネタスレにおけるヤクルト・土橋風に
    ねちっこくささやき、さわさわといやらしく斎藤兵の股間を触る)」
斎藤兵「んーっ!! …んーっ!!(あひいっ!? …アッー!!)」
茂助 「よし、番兵は掘り倒した。さぁ、皆様方!先を急ぎますぞ!!」

普段は仏、戦場では鬼。攻め受け両方を兼ね備えた名将・堀尾吉晴は、この戦いから頭角を現すのである。

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/15(火) 22:44:31 ID:/TJD4ObQ
(6)
険しい山道を、藤吉郎達は凄まじい勢いで駆け上がっていった。搦手にあたるためか、敵兵の姿は殆どない。
この戦いは、いよいよ最終局面に挿しかかっていたのである。
藤吉郎「よし!ここならよかろう!我らが城内に攻め入ったことを知らせるのだ!!」
小一郎「では兄上!いきますよ!!」
ぐさっ!小一郎は藤吉郎の尻に思いっきり瓢箪の先端を突き挿した!!
藤吉郎「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!? 小一郎、何を…!」
小一郎「小六殿!兄上の尻に挿したこの瓢箪を思いっきり向こうへぶん投げてくだされ!!」
小六 「おう!!」

織田兵一「おっ!この雄の臭いは木下殿のものだ!!」
織田兵二「こっちから臭うということは、木下殿は城内に入ったということか!」
信長  「皆の者!我が手勢が城内に入ったぞ!後ろから前から竜興めを掘りまくるのだ!!」
織田兵達「うおおおお〜っ!!!!」
兵達の股刀・股槍がガチガチに硬くなった!こうなると、いかに弱いと侮られる尾張兵とはいえ、とてつもない力を
発揮するのである!!
織田兵一「どけどけっ!竜興の尻は俺のものだ〜っ!!」
織田兵二「何を抜かす!美濃の青二才の尻を掘るのはこの俺じゃあ〜っ!!」
竜興  「こ…このままでは掘られてしまう…!!嫌じゃ、掘られるのは死んでも嫌じゃ!!」
こうして、竜興はひそかに山を降りると、遠く伊勢に逃れていった。かくして、信長の美濃攻略は成ったのである。

信長 「ようやった、サル!望み通り、馬印を認めようぞ」
藤吉郎「はっ!」
信長 「印として掲げたあの瓢箪。縁起物ゆえ、あれを用いるのだ、よいな」
藤吉郎「ははっ!木下藤吉郎、これにまさる喜びはございません!!」
信長 「これからわしの天下取りが始まるのだ!その祝いに一発!」
藤吉郎「ちょ、ちょっ…ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー!!」

186 :奇矯屋onぷらっと ◆O.K.H.I.T. :2006/08/15(火) 22:53:52 ID:fBqPgZ9j
印としての瓢箪・・・
なにかの伏線なのだろうか・・・

187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/16(水) 00:56:39 ID:crbWC6ki
土橋wwww

土橋がタイムスリップして戦国時代行って活躍するのも見たいな

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/16(水) 10:10:14 ID:Haa/GboW
書籍化

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/16(水) 14:37:23 ID:ZfHhnhxu
>4丹羽さんは?丹羽長秀はホモなの?

190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/16(水) 20:54:05 ID:P0K1czXG
―――――――――― _,-'´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`-,―――――ト、―‐
―――――――――‐_,-':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',―‐、__人_ノ `ー′
―――――――――‐ィ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::_;:-r、::.r-、::i―ノ
――――――――― ´{::::i、ト(ヽ( !、r'ソ-'フ_,..- l::!r、l::}―>
――――――――――l、!¨フp、._   _.. イヾハ !ノノ l:::}ー>
―――.--、_―――――! .l l.._`′     ー ′  .ノ:,'..:..:>  な、なんだってー!?
―‐ 「`ヽ.、__ノ――‐.. -‐'' ^'.l.   ,.ニ-‐‐ 、   r'.:/..:..:..>
―r┴、、_ノ { ―‐r''´..:..:..:..:..:..:.}    ト、._.. -}    `K..:..:..::>
‐⊥‐r┘  `ー-┴'⌒ソ..:..:..:...-ト.、 レ' ̄ `V   .   〉..:..<
(、__`ヽ、       /..:..:.:/ /:..:.:`r、`ー‐ ′,.イ  /..:..:..:..´⌒

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/16(水) 21:45:13 ID:Q6fzD+AT
長秀は信長に掘られてるイメージだが・・・

192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/16(水) 22:23:05 ID:/S0DECNV
丹羽さんは来るもの拒まず

193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/17(木) 06:32:09 ID:j0ha2wjQ
信長に「兄弟」と言われ、厚く信頼されたくらいだから…

信長「長秀。い、入れるよ…」
長秀「アッー!!」
長秀「次は殿が後ろ向いて…」
信長「アッー!!」

掘って掘られての「穴兄弟」だったに違いない。

194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/17(木) 06:37:05 ID:g0i/gEVp
素敵な関係ですなw

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/17(木) 10:31:55 ID:CHGd9Vo7
バロスwwwwwww

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/17(木) 16:12:51 ID:j0ha2wjQ
>193
遠い遠い遠い先祖かも知れない丹羽長秀を冒涜してしまった今年のお盆。
バチが当たったのか、一日中下痢ってますた…orz

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/17(木) 16:45:59 ID:8fcVaANo
信長はイケメソだったらしいし、みんなの憧れだったんだろね
性格もきつめで女王様タイプw


198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/17(木) 19:33:53 ID:g0i/gEVp
丹羽さんは呪うからな。

199 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/17(木) 20:02:05 ID:lRIZ3rN+
藤吉郎のキツキツの尻穴を掘りたいです

200 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/17(木) 21:08:19 ID:M954dtF0
男は囲炉裏の火を見つめ今朝の事を思い出していた。

 「ギャオォォォォォンン!!」「フンフンフンッ!!」
 それはまだ真夜中だっただろう。突然、耳をつんざくような音で男は目を覚ました。
 家の外からこの世の物とは思えぬ雄叫びが響いていた。
 彼は急いで家を飛び出し、路上に出た。そして目の前の光景を見て愕然とした。
 そこには裸の老人と自分の飼い犬が折り重なっていたのである。
 すでに近所の者が数人集まっていた。皆顔を青くしている。
 老人「ふんっ!ふんふんっ!どうじゃ!」
 犬「ギャワワンワンワンワン(痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!)」
 老人「よう鳴きおるわ!ここ掘れワンワンいうて!まだ足りぬか畜生が!」
 犬「ワォォーーン(死ぬーーっ!)」
 男は老人を引き離そうと駆け寄ったが、周りの者に止められた。
 近所の人「どうやらこの老人、将軍家の身分の高いお方であるらしい。下手に止めると・・・」
 男「しかし、このままだと犬が掘り殺されてしまう。件の令(生類憐れみの令)にてわしも
      殺されるかもしれんのだぞ!」
 老人「アッー! ・・・ふぅ。 ん?なんでこんなに人が!見世物ではないわ!!」
 老人は周りに集まっていた野次馬達に向かって糞尿をひりちらし、
 すでに冷たくなった犬を踏みつけて走り去っていった。すでに空は白みはじめていた・・・

男はその出来事をふっ切るように何度も頭を振り、つぶやいた。
 「これは天災だ。人生楽ありゃ苦もあるさ・・」


男が死を賜ったのはそれから三日後であった。

201 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/18(金) 19:27:30 ID:dF4kF0dx
あいかわらず校門ひでぇw

202 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/18(金) 21:29:21 ID:gekqBy0g
校門なのか

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/18(金) 22:12:01 ID:vF1fW5Ut
『太閤記(たアッー!いこうき)』

第*23話 天下布武(てんかアッー!ふぶ)・上洛(じょうらアッー!く)

(1)
稲葉山城を落とし、名実共に美濃の支配権を握った信長は、直ちに稲葉山城に入った。安土に移るまでの約十年、
ここが、信長の本拠となる。
焼き払われた城下も、速やかに復旧―いや、復興というべきか―作業に入った。尾張・美濃二国の主のお膝元に
相応しいものに整備されるのである。
民一「何か、前より立派になってねぇか?」
民二「そういやそうだな」
民三「何でも、殿様が小牧からここに移られるそうだ。で、名前も変えるとか」
民一「何てぇ名前に?」
民二「あ、それ聞いたな。何ていったっけな…」

信長 「これより、この地を『井ノ口』から『岐阜』に改める!併せて、我が印判は『天下布武』とする!」
家臣達「ははあっ!」
藤吉郎(『岐阜』?『天下布武』?何かえらい意味があるみたいだけど…さっぱり分かんね)

―この時点での藤吉郎には、さしたる教養はないので分からなくとも無理はない。だが、漢籍に造詣のある人なら
ば、ここに、信長の気宇壮大な野心を感じ取ったことであろう―

ちょっとばかり解説。
○『岐阜』とは、即ち『岐山』(古代中国・周の君主であった古公亶父【ここうたんぽ】が拠った地の名)。岐山
 に拠った周が、後に殷を滅ぼして天下を取った(殷を倒したのは、古公亶父の曾孫・武王【姫発】のとき)こと
 にちなんだのである。
 個人的には、分『岐』点となる『阜(おか)』ということで、この地を制したことこそ、信長の天下取りの分岐
 点となるぞ、という含みもあるように思うが、特に根拠はない。
○『天下布武』は、『天の下に武を布く』ということ。一般には、『武力をもって天下を取る』くらいにみられる
 ことが多いが、『武』には『止戈を武と為す』(春秋五覇の一人・楚の荘王の言葉から!)という意味があり、
 また、諡においても、『武』は『文』に次ぐ良い意味を与えられている(たとえば、三国志でおなじみの曹操は、
 魏の『武』帝と諡されている)ことから、天下を取ったその先をも意識していることが伺える。

204 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/18(金) 22:12:45 ID:vF1fW5Ut
(2)
さて、話はもとに戻って―数日後、『天下布武』の印判が完成した。
まだ押印するような書状はなかったが、せっかちな信長は、使ってみたくてしょうがない。ただ、白紙に押すのも
もったいないし、用もないのにペタペタとあちこちに押印して餓鬼くさくみられるのも嫌だし…。そんなところに
藤吉郎が通りかかった。

信長 「(おっ、ちょうどいいところに…)サル、サルよ」
藤吉郎「何でございましょうか?」
信長 「よいところに来た。尻を出せ」
藤吉郎「は?ひ、昼間から?」
信長 「たわけ!この印判を試すのよ!」
藤吉郎「は…はぁ…」
主君の命には逆らえない。ま、印判くらいなら…と、藤吉郎は尻を出した。
信長 「ポン、ポン、ポン(押印)。うむ、よくできておるな。朱肉のつきも文句ない」
藤吉郎「あの…もうよろしいでしょうか」
信長 「うむ。だが、せっかくのついでじゃ。我が股印判もおぬしの尻に押してやろう!!」
藤吉郎「ちょ、ちょっ…ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー!!」
信長 「ふんっ!ふんふんっ!! おお、おぬしの尻もようできておるのぅ!」
藤吉郎「あひいっ!?」
家臣 「申し上げます」
信長 「何じゃ、今いいところであったのに」
家臣 「はぁ…。しかし、急ぎ殿にお目にかかりたいという使者が参っておりまして…」
信長 「使者?それはいずこの者か?」
家臣 「何でも、先の公方(足利義輝)様の弟で、今は越前におわします足利義昭様が配下とか…」
信長 「ふむ…。よし、会おう」
藤吉郎「いったい何用だろうか…?」

205 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/18(金) 22:13:27 ID:vF1fW5Ut
(3)
???「信長様におかれましてはご機嫌うるわしう」
信長 「まぁ、そう堅苦しいことを申されますな。こうして遠路はるばる参られたということは、この信長に何か
    頼み事があってのことにございましょう。何なりと申されよ」
???「さすが、信長様は話が早うございますな。さればでござる。足利義昭様を奉戴して上洛なさろうとは思い
    ませぬか?」
信長 「ほほう、興味深い話ですな。なれど、都におわします公方様(足利義栄:義昭の従兄弟)はいかがなさる
    のですかな?」
???「なるほど義栄様がおられますな。しかし、義栄様は傍系であり、また、先の公方様をあやめた三好氏の傀
    儡に過ぎませぬ。三好氏を倒さずして幕府の再興はあり得ません。義昭様を奉戴することこそ、その第一
    歩になるかと存じます」
信長 (幕府の再興、か…。みかどを奉戴するのに比べると見劣りするが、上洛せずしてみかどの奉戴はない。と
    なると…この誘いに乗るのも悪くないな。美濃を取った今、残るは近江。浅井とは盟を結んでおるから、
    六角氏を追い散らすのみでよい。調べさせたところでは、六角氏の力は往時ほどではないと聞くし、これ
    ぞ天与の好機か!)
   「よろしゅうございます。その話に乗りましょう」
???「有難きことに存じます。早速このことを義昭様にお伝えいたしましょう」

信長「義昭様の配下というあの者は一体何者か。存じておる者はおらぬか?」
家臣「存じております。あの者、名を明智十兵衛(光秀)といい、もとはこの美濃の国人にございます」
信長「美濃の者がなにゆえ越前に?」
家臣「なんでも、道三様と義竜様が争われた際に道三様にお味方したのですが、戦に破れ、落ち延びたとのことに
   ございます。若狭にいる一族を頼ったものと思われますが、そのあたりで、朝倉を頼ろうとなさった義昭様
   と接触した…というところかと」
信長「ほう。朝倉が動かぬのに痺れを切らせた義昭様が、わしを頼ろうとなさって美濃出身の者を遣わしたか…」
  (いかに傍系とはいえ、都に公方様がおわすとなれば、義昭様とて相当の覚悟がいるはず。美濃にゆかりの者
   とはいえ、その使者に選ばれたのだから、あの明智とかいう男、なかなかの切れ者らしいな…)
ほどなく、明智十兵衛は信長のもとで働くようになる。ただし、しばらくの間は、信長と義昭の双方に属している
ような格好ではあったが。

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/18(金) 22:14:16 ID:vF1fW5Ut
(4)
明智十兵衛の来訪からしばらく経ったある日のこと。
家臣「申し上げます!足利義昭様ご到着の由にございます!」
信長「そうか。よし、丁重にお迎えするのだ、よいな」
家臣「ははっ!」

やがて、義昭の乗った輿がしずしずと入ってきた。かつて討ち取った今川義元ほどではないにしろ、肥満気味なの
であろうか。そのさまは、体育会系の信長にとっては快いものではなかった。

義昭「そなたが信長か」
信長「ははっ!織田三郎信長にございます!」
義昭「面を上げよ。ほほう、さすがは若くして二国の主となっただけのことはある。なかなか精悍な面構えよのう」
信長「恐れ入ります。義昭様のおん為に存分に働きましょうぞ」
義昭「うむ、頼むぞ。上洛が成った暁には、望みの地位を与えてしんぜよう」
信長(…どうも今一つ好感が抱けんお方だ。貴人というのはこういうものなのか?いやしくも武家の棟梁たる征夷
   大将軍になろうというお方にしては、何というか…もののふらしさが感じられぬ)
―足利義昭という人は決して無能ではない。それどころか、したたかな策謀家とさえ言えるであろう。だが、武家の
棟梁が策謀家というのはいかがなものか。信長はそう思うのである。信長は自助の人であり、配下にもそれを求めて
いる。しかるに眼前にいるこの人物は、他人の力によって己の野心を遂げようとしているに過ぎないのではないか。
そんな疑念が湧き上がるのである。上洛後、ほどなく両者の関係が破綻したのは、このような意識の違いによるもの
であったかも知れない―

ともあれ、そのような個人的な好悪の感情程度で揺らぐ信長ではない。直ちに出陣の命が下されることとなった。
その頃。

207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/18(金) 22:15:17 ID:vF1fW5Ut
(5)
半兵衛「それでは本日は軍学(ふんっ!がく又はふぬうっ!?がく)の講義を行いますぞ。木下殿、よろしいですか!」
藤吉郎「はい!どうぞ!」
半兵衛が袴に手をかけるや否や、藤吉郎の尻がするりとむき出しになった。随分と手馴れた様子である。

―美濃攻略が成ってからというもの、ほとんど毎日のように講義は行われていた。古今東西の万巻の書に通暁した半兵
衛の熱心な講義のかいあって、藤吉郎は、めきめきとその知識量を増やしていた。そのことには大いに感謝している。
もっとも、いちいち尻を求められるのにはいささか閉口していたのであるが―

藤吉郎「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
半兵衛「ふんっ!ふんふんっ!!」
藤吉郎「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
半兵衛「嘘を申されるな!股の竿が焼けるように熱くなっておりますぞ!さぁ!臍下丹田に力を込めてそれがしの講義
    を聞くのです!よろしいですか!!」
藤吉郎「あひいっ!?わ、分かり申したから、さすらないでぇーっ!!」
半兵衛「ふんふんっ!『孫子曰く、兵とは国の大事なり(孫子・計篇)』!はい続いて!」
藤吉郎「『孫子曰く、兵とは国の大事なり』!きゃっ!?そこは弱いのーっ!!」
半兵衛「まだまだ始まったばかりですぞ!この旬日のうちにも出陣でしょうからな。それまでに『孫子』の概略くらい
    は覚えておきましょうぞ!」
藤吉郎「わ、分かり申した!ところで、『孫子』はどのくらいあるのですか?」
半兵衛「えーっと…いま読んでるのが最初の計篇。全部で十三篇ありますね」
藤吉郎「そっ!そんなにあるのぉーっ!!」
半兵衛「何をおっしゃいますか!『孫子』は軍学の基本中の基本ですぞ!上洛が成り、漢籍が存分に入手できるように
    なれば、いずれ『武経七書(『孫子』を含む七つの兵法書)』や諸子の書も全て覚えていただきます!!」
藤吉郎「ひえぇ〜っ!!」

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/18(金) 22:16:09 ID:vF1fW5Ut
(6)
かくして、信長勢は上洛を開始した。北近江に勢力を持つ浅井氏とは同盟関係にあるため、当面の標的は六角氏である。
かつては、足利将軍自らの征伐をも凌ぎ切った名族であるが、この頃には、観音寺騒動等によりすっかり衰退していた
ため、美濃の激戦を戦い抜いた信長勢に対し、まとまった抵抗はできなくなっていた。
半兵衛「今の六角氏はさほどの難敵ではありません。我らの軍団の日頃の調練の成果を把握するよい機会かと」
藤吉郎「そうだな。者ども!日頃の成果を存分に発揮せよ!」
配下達「おうっ!!」

―この頃、藤吉郎のもとには、後の豊臣政権を支えることとなる者達が加わり始めていた。先述の堀尾茂助(吉晴)、
このスレでは藤吉郎に次ぐ受け専キャラ・山内猪右衛門(一豊)、中村孫平次(一氏)、一柳市助(直末)等がそれ
である。あるいは己が尻で敵兵の股槍を受け止め、あるいは己が股槍で敵を掘り取る。若く、功名に飢えた彼らの働
きは目覚しいものがあった―

かくして、六角氏はその本拠・観音寺城を追われ、戦国大名としてはほぼ滅亡したのである。ただ、まだ織田に屈し
ない城があった。近江日野城である。城主・蒲生賢秀は六角氏の有力な配下であり、主君が逃亡してなお、節義を保
ち続けていたのである。
信長(かくの如き者こそ信ずるに足る。潰すには余りにも惜しい)
半兵衛の時もそうであったが、信長という人には、惰弱な味方よりも凛呼とした敵を愛するといったところがある。
事実、賢秀の嫡男・鶴千代は、人質ということで信長のもとに送られたものの、その才知を見込まれ、信長の愛娘・
冬姫を娶ることとなったのである。この鶴千代こそ、後に会津九十二万石の主となる蒲生氏郷その人である。

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/18(金) 22:16:44 ID:vF1fW5Ut
(7)
信長 「よいか。そなたの名は忠三郎賦秀(※氏郷と名乗るようになったのは信長の死後)じゃ」
賦秀 「はい」
信長 「併せて、我が娘・冬姫を娶らす。かわいがってくれよ」
賦秀 「ははっ。大切にいたしまする」
信長 「うむ。さて、元服して妻を娶ったことで、そなたは立派な大人になったといえよう。だが、戦場には女は
    連れては行けぬ。どうするか分かるか?」
賦秀 「男の尻を使う、ということですね」
信長 「そうだ。…幸い、我が配下に佳き尻の持ち主がおる。そなた、それを掘ってみよ」
賦秀 「かしこまりました」
藤吉郎「へっくしょい!…まだ寒いってほどじゃないはずなんだけどなぁ…。ん?なんだあいつ?」
賦秀 「木下藤吉郎様ですね」
藤吉郎「そうだが…それがどうかしたのか?」
賦秀 「殿様の命にございます!その尻、いただきまアッー!す!!」
藤吉郎「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
賦秀 「ふんっ!ふんふんっ!!」
藤吉郎「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
賦秀 「嘘はいけません木下様!股の竿が硬くなっておられますよ!(それがしのより小さいかな…)」
藤吉郎「あひいっ!?」
賦秀 「こ…これは凄い尻ですね…殿様のおっしゃった通りです…アッー!!」
信長 「おお、ようやったの賦秀!では、わしも!」
藤吉郎「ちょ、ちょっ…ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー!!」

これが、後に氏郷が伊勢から会津に移封される(氏郷は、大幅加増ながら左遷同然のこの移封を大いに嘆いたという)
一因になったかどうかは定かではない。ともかく、信長達は、永禄十一(1568)年、上洛を果たしたのである。

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/18(金) 22:54:19 ID:pm/42cS1
本当に毎度読み応えあるな、たアッー!いこうきww
信長が藤吉朗のケツに判子押すの見て、蒼天の袁術思い出した。

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/18(金) 23:19:16 ID:lLrisL27
>軍学(ふんっ!がく又はふぬうっ!?がく)

無理があるだろww

212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/19(土) 12:47:34 ID:Ouurckff
これだけ掘られてもまだ慣れない
我らが藤吉郎たんの尻はいつでもキツキツですね

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/19(土) 23:26:41 ID:Aw4/u8Oj
このスレを見始めた頃、秀吉ってばまた掘られてる!痛そう!かわいそう!
って気の毒に思ってたけど、今では奴がどんなシチュエーションで掘られるのか楽しみでしょうがないw
ごめんね秀吉。

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/20(日) 00:17:44 ID:mjmjpV5v
『太閤記(たアッー!いこうき)』

第*24話 京女(きょうおんなアッー!)

(1)
上洛に成功した信長は、瞬く間に三好氏の勢力を蹴散らし、無事、足利義昭を征夷大将軍に据えることに成功した。
義昭は大いに悦び、信長をして父とさえ呼んだという。
しかし、信長はあくまで冷静であった。三好氏を蹴散らしたとはいえ、いわゆる三好三人衆はまだ健在であったし、
臣従した松永弾正久秀は油断がならない。また、伊勢・伊賀をおさえておかないことには、いつ本拠地たる尾張を
狙われるか分かったものではないからである。
事実、義昭を京に入れたのを見届けた後、いったん美濃に引き揚げたところ、三好三人衆と美濃浪人衆とが糾合して
義昭を攻めるということもあったのである。

信長(いかに姻戚関係を結んだところで、甲斐の武田はどうも信用ならん。あの坊主【武田信玄】はえげつないまで
   の策謀家だからな。みかど・将軍を擁するとはいえ、このまま美濃を留守にし続けるのはまずい)
  (先の戦はキンカン【明智十兵衛】と義弟【浅井長政】殿の働きにより無事に済んだが、上洛が余りにすんなり
   いっただけに、やつらは力を温存しておる。ここは、京・堺の有力者を抱き込みにかからねばな…)
  (と、なると…一つ、サルとキンカンに都を任せてみるか)

ここで、信長が二人に任せようとしたのには理由がある。信長配下の中でも、この二人が特に優秀だったから、と
いうのは言うまでもないが、それだけではない。ともに、逸品の尻の持ち主であったことも作用していた。
明智十兵衛は、信長から「キンカン」と呼ばれていた。これは、彼の頭が薄かったことによるとされるが、【この
スレ的には】実はこれ、その尻のさまを現していたのである。キンカンは皮も甘く、丸ごと食べられる果物である
が、それゆえ特に皮の色つやが重んじられる。十兵衛の尻も、キンカンの如く常につやつやしていたという。
もちろん、戦場を駆けることの多い雄野郎の尻がつやを保つのは容易ではない。彼は、尻のつやを保つ為に細心の
注意を払っていたのである。
天与の逸品である『サルの赤尻』に対し、努力の賜物である『キンカン尻』。その尻の差が、二人の運命を分ける
こととなる。

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/20(日) 00:18:33 ID:mjmjpV5v
(2)
藤吉郎・十兵衛の二人は、共同して京周辺の政務に携わることとなった。
具体的な職務については詳しくないので贅言は避けるが、この地の政務が、相当な難事であったことだけは容易に
想像がつく。なにしろ、少なからぬ戦乱を乗り越え、七百年以上も続いてきた都である。住人の構成一つとっても、
みかど・公家・僧侶・神官・将軍・武士・町衆・百姓というように、複雑極まりない。これに、利権やら血縁やら
といった様々なしがらみもついてくるとなると、もう何が何やらといったところである。
つまり相当の激務であったろうことが推測できるわけだが、二人の激動の人生からみると、さほど目立つものでは
ない。とはいえ、何もなかったわけではない。

藤吉郎「十兵衛殿は、公家の方々をあたっていただけまいか。それがし、歌等はどうも苦手で」
十兵衛「分かり申した。藤吉郎殿は?」
藤吉郎「それがしは、町衆をあたってみましょう。ちっとばかし、商人の真似事をしたこともありますからな」

上洛した際、女に手を出そうとした自軍の足軽を見つけるや直ちに手討ちにしたという話があるように、信長の統
治は信賞必罰を旨とした厳正なものであった。そのため、京の治安は改善し、住民からはおおむね好意的に迎えら
れていたので、日々の政務という面では比較的やりやすかった。とはいえ、上洛して日が浅いということもあり、
完全に信服するには至っていない。この時二人が相談していたのは、信服させるためのさらなる鎮撫工作のことで
あった。教養豊かな十兵衛は公家の、親しみやすいキャラの藤吉郎は町衆の心を掴む為に奔走したのである。

まず、十兵衛は、というと…
公家一「ほほぅ。これが噂のキンカン尻か。さてもさてもつややかな尻であるのぅ」
十兵衛「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
公家一「ふんっ!ふんふんっ!!」
十兵衛「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
公家一「嘘ですな。何ですかなこの硬い硬い股刀は〜(土橋風にいやらしくさわさわと触る)」
十兵衛「あひいっ!?」
公家一「おほっ!?キュっと締まりますなぁ…アッー!」
公家二「では、続いて、まろが」
十兵衛「ひぎいっ!?す、少し休ませてくだされぇーっ!!」
公家二「何を申す!もののふとやらはもっと精強なものでござろう!ふんふんっ!!」
十兵衛「アッー!!」

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/20(日) 00:19:08 ID:mjmjpV5v
(3)
一方、藤吉郎は、というと…
町衆一「こ、この尻を、おら達が喰っていいのけ?」
小一郎「どうぞ。お好きなだけ使ってくだされ」
藤吉郎「こ、小一郎!俺一人で全員相手しろってのか!何人いると思ってるんだよ!」
小一郎「私も手伝いますから、どうぞご心配なく」
藤吉郎「そういう問題じゃ…ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
町衆一「ふんっ!ふんふんっ!!」
藤吉郎「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
町衆一「嘘はいけねぇだ!お侍さんの股刀がすっごい硬くなっとるよ」
藤吉郎「あひいっ!?さ、触らないでえーっ!!」
町衆一「す、凄え締まり…アッー!!」
町衆二「次はおらだ」
藤吉郎「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
町衆二「ふんっ!ふんふんっ!!」
町衆*「なぁ、おら、いつまで待てばいいんだ?」
小一郎「うーん、あの様子だとだいぶかかりますねぇ…。では、私の尻でもいかがですか?兄上には負けますけど
    なかなかのものですよ」
町衆*「んじゃ、いただきますだ」
小一郎「うわわわわっ!挿ってキターっ!!」

―この結果、京の町がしばらく雄臭かったことは言うまでもない。

藤吉郎「はぁ…。何とか、町衆の心を掴むことはできたようだ(いてて…尻が痛い…)」
十兵衛「藤吉郎殿…」
藤吉郎「いかがなされた?何か悩んでおられるようですが?」
十兵衛「実は、公家の方々のことなのですが…」

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/20(日) 00:19:46 ID:mjmjpV5v
(4)
藤吉郎「何ですと!赤尻を所望なさっておられると!?」
十兵衛「はい。それがしのキンカン尻を堪能され、おおむね満足しておられたようなのですが…どこかで赤尻の
    ことを聞きつけられたらしくて…。何でも、織田家中にその尻の持ち主がいるとかで、喰らいたい喰ら
    いたいと仰せなのですよ。しかし、赤尻とはどのようなものなのかそれがしにはまるで分からなくて…」
藤吉郎「…十兵衛殿。その尻の持ち主は、十兵衛殿の目の前におりますぞ」
十兵衛「な、何と!藤吉郎殿が!」
藤吉郎「これも殿様の天下取りのため。十兵衛殿。その公家のところに連れて行ってはくださらぬか」

公家*「なんと。このサル…いや御仁がかの赤尻の持ち主とな?」
藤吉郎「少なくとも、人からそう言われたことがございます」
公家*(本当かのう。かの藤原鎌足公と同じ尻を、こんなサル如きが持つとは思えんが…)
   「ともかく、尻を出されよ」
藤吉郎「どうぞ」
公家*「こ…これは…」
藤吉郎の尻を見た瞬間、公家*の理性は完全に消し飛んだ。真っ赤な尻と、そこから発せられる雄の臭いに、一
発で参ってしまったのである。
公家*「これぞ伝説の赤尻!いただきまアッー!す!!」
藤吉郎「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
公家*「ふんっ!ふんふんっ!!」
藤吉郎「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
公家*「嘘じゃ!何ですかなこの硬い硬い股刀は〜(土橋風にいやらしくさわさわと触る)」
藤吉郎「あひいっ!?」
公家*「ウホッ!?け、桁違いの締まり…アッー!!」

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/20(日) 00:20:21 ID:mjmjpV5v
(5)
十兵衛「藤吉郎殿。おかげで助かりました。本当、何といってよいやら…」
藤吉郎「よろしいのですよ。ともに殿様のおんために働く者同士ではありませぬか」
十兵衛「そうだ。お礼と言っては何ですが…皆様ご一緒に廓にお連れいたしましょう。藤吉郎殿も、女はお嫌い
    ではございますまい」
藤吉郎「えっ!?そ、そりゃ好きも好き、大好きですよ」
十兵衛「では決まりですね。お代の方は、この十兵衛にお任せあれ。皆様、ぱーっと、日頃の疲れを癒してくだ
    さいませ」

藤吉郎「いやいや、十兵衛殿もなかなか粋なことをなさる。ところで、その十兵衛殿は?」
小一郎「別室で、もう休まれてるとのことです。何でも、『自分は妻一人で足りてるから』とか」
藤吉郎「はぁ、何ともお熱いことよのう。猪右衛門(山内一豊)はまぁ新婚じゃから分からんでもないがな」
小一郎「そういう人もいるということですな。おっとと。蜂須賀殿、そんなに飲んで大丈夫ですか」
小六 「大丈夫。この程度で勃たんようでは戦場では役に立たんわ」
小一郎「…はぁ(酒も戦も強い前野殿が潰れてるんだけど…どれだけ飲ませたんだよ蜂須賀殿…)」
店の者「皆様方、閨の用意が整いましてございます。では…」
藤吉郎(ねねにはできない、あんなことやこんなことを…ムフフ…)
小一郎「兄上。鼻の下が思いっきり伸びてますぞ」

女  「あら、お前さまが木下様かい?噂は聞いてますよ」
俗に「東男に京女」というが、さすがは京女。化粧の技法、しなの作り方、どれをとっても色っぽい。
藤吉郎「へへへっ。そうかい?んじゃ、今日はめいっぱい楽しませておくれよ」
女  「お前さまと相手したいって女がいっぱいいるんですよ。閨に入れていいですか?」
藤吉郎「(えっ!?今日はくんずほぐれつでヤリまくり?)ああ、いいよいいよ。どんどん入れとくれ」
女  「おおいっ、入っていいとのことだよ」

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/20(日) 00:21:04 ID:mjmjpV5v
(6)
閨に、次々と女達が入ってきた。皆、かなりの美人揃いだ。しかし、藤吉郎は、ここに至ってもなお、あること
に気付いていなかった。目の前の美女にメロメロになっていたのである。
藤吉郎「んじゃ…」
ドキドキしながら衣を脱がせると、最後には一糸まとわぬ滑らかな女の裸体が現れる。肩−乳房−腰… 腰????
何と、女達の股間には、ありえない突起物が屹立していたのである!それも、全員に!!
藤吉郎「こ、これはどういうことだ!?」
女達 「噂は聞いてますよ、お前さまの尻は伝説の赤尻だと。われらも、掘らせていただきまアッー!す!!」
藤吉郎「ち、ちょ…ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
女達 「ふんっ!ふんふんっ!!」
藤吉郎「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
女達 「嘘!何よこの股の竿は!こんなにこんなに硬くなって!!もぅいやらしいったらありゃしない(ぽっ)!!」
藤吉郎「あひいっ!?」

一方、その頃。
小一郎「ふんっ!ふんふんっ!!」
女  「あんっ!いっちゃん最高!!」
小一郎「可愛く鳴いてくれるじゃないの。んじゃ、もっと激しくするよ!ふんふんっ!!」
女  「ああんっ!!いいっ!!」
小一郎達は、普通にまぐわいを楽しんでいた。

―翌朝。
小一郎「いや〜。**ちゃん、可愛かったな。また来ましょうね、兄上」
藤吉郎「もう二度と来るか!!」
小一郎(何があったんですか、兄上…?)
信長 「おお、サル。目の下に隈ができておるではないか。(二人が出てきた廓を見て)…なるほど、楽しんで
    おったか」
藤吉郎「は…はぁ…。ところで、いかがなさったのですか?」
信長 「これよりみかどに拝謁する。諸大名の出方次第ではまた大戦となろう。では、その前に一発!」
藤吉郎「ち、ちょ…!ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー!」

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/20(日) 00:52:53 ID:RasjkrI2
藤吉郎も好きだが、何事にも動じない小一郎の
「うわわわわっ!挿ってキターっ!!」が大好きだw

221 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/20(日) 00:53:50 ID:nKC0bRNX
藤吉郎の過酷な枕営業はどこまでもw

222 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/20(日) 10:20:43 ID:AkGMyPaC
功名が尻(大河追従バージョン)
賤ヶ岳の合戦の恩賞が他の者より余りに低かった一豊は
すっかり出仕が嫌になり、屋敷でゴロゴロ状態。
昼間からこれでは郎党に示しがつかない。千代は一豊に詰め寄った。
千代「殿、出仕をなさらなくては羽柴様への覚えも悪くなり、出世の障りになります。
それに郎党たちも案じて…」
一豊「んー、いーんだよ。もうとっくに覚え悪いもん。
千代ー、いっそ武士辞めて百姓やんね?気楽でいーよー」
千代「(これは…一豊さまがダメに成り掛けてる!)殿、お許しを、ふんっ…!?
こ、これは?」
股に括り付けた浦上三号をやにわに一豊の尻に突き立てた千代だったが
一豊「ん?どうした千代。何かあったのか」
千代「ふんっ!ふんっふんっ!!…と、殿、感じませぬのか?痛くありませぬか?」
一豊「あ、挿れてたの。
今日は能登参轟かあ。
全然入った感覚がないよー」
千代は一所懸命に腰を奮ったが正に糠に釘、豆腐にカスガイ。
千代(何という手応えの無さ!あのいい声で喜んでくれた一豊さまが…
これがユルユルの女子の股に男が手応えが無いときに感じる、ヌカミソを手でかき回す、なのですね。
これはあの方にお縋りする他ない)
完全に尻まで腑抜けた一豊の体たらくに、千代は義母の天秀尼に会うべく隠棲先の庵に向かった。

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/20(日) 12:42:33 ID:AkGMyPaC
千代「…という訳で、仕舞には出家したいとまで」
天秀尼「そうですか…。ならば私が剃髪してやりましょう」
一豊の屋敷に着いた千代と天秀尼の姿に、一豊はノソノソと挨拶に出た。
一豊「これは母上、何事でしょう…」
天秀尼「お前が出家したいと申しておると聞いてな。
出家といわず解脱する事を勧めに参った」
と懐中から刀を取り出した。
一豊「ま、まさか解脱って、まさか!?」
天秀尼「これなる一振りはそなたの亡き父上が自刃なさった折の品。
これを以てそなたは解脱するのじゃ!心配致すな、そなたのみは逝かせぬ。私も後を追う」
天秀尼は刀を一豊の胸に突き立てようと襲い掛かった!腑抜けた一豊も流石に慌てて抵抗する。
天秀尼「一豊、逝くのじゃあ!ふんっ!!」
一豊「ぎゃああああっ、い、痛い〜!!」
もみ合う最中、まだ鞘を払ってない刀がちょっとしたはずみで一豊の尻に深々と突き立った!
天秀尼「ふんっ!ふんっふんっ!!まだか、一豊まだ逝かぬのか!ふんっふんっ!」
一豊「は、母上、後生です。う、動かないで…」
天秀尼「何を言う、刃を動かさねば逝かぬではないか。
ん?一豊、そなた何を考えておる!?母に欲情して股槍を固くするとは、何とふしだらな息子なのじゃ!!」
一豊「言わないで下され、言わないで下され母上〜」それを見ていた千代も我慢が為らず、股間のこけしを隆々と勃てて刀と共に一豊の尻に突き入れた!
千代「母上、まだこれしきの掘り様では一豊さまには足りませぬ。ふんっ!ふんっふんっ!!
どうです一豊さま!」
一豊「千代ー、母上ー、二輪刺し、二輪刺しは止めてー!し、尻が裂けるぅ!?」
千代「先年馬を買った折には遥かに及びませぬ!
こんなに股槍を固くなさって、本当にいやらしい御方なのですね。これでは出家など…」
一豊「い、言わないでーー!」
戦国女の血に火が点いた千代と天秀尼は鬼の様に一豊を責め掘った。

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/20(日) 15:17:00 ID:AkGMyPaC
あ、天秀尼じゃなくて法秀尼だよ(恥 脳内で修正してw

千代&法秀尼「ふんっ!ふんっふんっ!!」
一豊「い、痛い、痛いー!?う、動かないで…えぐらないでぇ!?」
千代&法秀尼「嘘おっしゃい、こんなに股槍を固くしおって!
こんないやらしい御方が武士を辞められますか!!」
一豊「すいません、もう出家したいとか武士辞めたいなんて言わないから
擦らないでぇー!    アッーーー」
―――――――――

一豊「母上、ご心配をお掛けし申し訳ございません。
一豊、この世を生き抜き功名に励みまする。
千代、すまなかったな」
謝る一豊に感極まった千代と法秀尼は、三人抱き合って滂陀の涙を流し続けた。法秀尼は息子が立ち直った母としての、千代はいい声で喘ぎ喜ぶいつもの夫がもどってきた妻としての、そして一豊は

無論、浦上三号と刀型の懐中こけし・讃岐錦に散々えぐり掘られた痛みの涙だった。



225 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/20(日) 19:49:35 ID:9MGvYvaT
なんだこのスレは・・・たまげたなぁ

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/20(日) 21:01:39 ID:ZcXVmIAW
『太閤記(たアッー!いこうき)』

第*25話 金ケ崎(かねがさアッー!き)の退き口

(1)
元亀元(1570)年。信長は再度上洛し、みかどに拝謁した。
これに先立ち、信長は、「殿中御掟(当初九か条、後七か条追加)」なるものを発令し、義昭に認めさせていた。
「殿中御掟」とは、殿中の作法・裁判等の規範を定めたものであるが、要は、義昭の権力を制限するものである。
義昭を奉戴したものの、その下でおとなしくするつもりなど毛頭ない。信長にとっては、みかども将軍も、自らの
力を伸ばす為の手段でしかないのである。

信長(義昭様にはおとなしくしていただかないとな)
義昭(信長の好きにはさせんぞ。わしは武家の棟梁たる征夷大将軍。全ての武家は我が命に従うべし)
信長(義昭様にも困ったものだ。義輝様をあやめた三好三人衆がまだ健在なのをお忘れなのか)
義昭(兄の仇であろうと何であろうと、将軍の地位の確立の為に使えるものは使う)
信長(義昭様にとって、わしは功こそあれど罪はないはず。そのわしより三好三人衆の方が信頼できるとでもいう
   のか。…理解できん)
義昭(信長の魂胆など見え透いておるわ。このままいけば、いずれ三好三人衆など及びもつかん厄介な存在になる
   ことは明らか。そうなる前に…)
お互い、表面上はにこやかに談笑するに見えても、腹の内はこのようなものであった。

義昭が上洛し、征夷大将軍の宣下を受けてからまだ二年も経っていない。しかし、両者の関係は、既に冷え冷えと
したものになっていた。両者に仕える立場である明智十兵衛や細川與一郎(藤孝)にとっては気が気でないし、直
接の関わりはない藤吉郎からみても、このピリピリとした雰囲気の中にいるのは辛いものがあった。
信長の再度の上洛は、そんな折のことであった。

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/20(日) 21:02:13 ID:ZcXVmIAW
(2)
信長が再度上洛したのは、みかど・将軍の権威により、各地の諸大名に号令する為であった。これに諸大名が服す
れば、信長の天下布武は、早々と一つの完成をみることになる。
信長(我が後ろにはみかど・将軍あり。これに背けば逆賊の謗りを受けるは必定。それでも背く不届き者は…)
みかど・将軍の権威を使うというと、いわゆる「虎の威を狩る狐」という言葉が浮かぶ。しかし、信長という人は、
かような姑息さとはおよそ無縁であることは、これまでにも述べてきたとおりである。では、なにゆえその権威を
振りかざそうとしたのか?
そもそも、みかど・将軍の権威など、既に失墜して久しい。逆賊の謗りなどと言っても、それだけではただの空証
文なのである。一方で、信長の上洛を快く思わぬ勢力などいくらもある。しかし、その全てが、反信長で一致する
ものではないこともまた事実。いくら実害がないとはいえ、このようなことでわざわざ無用の喧嘩を売る馬鹿では
この時代は生きられないのである。
言い換えると、ここでみかど・将軍の権威に背く者こそ、信長の当面の敵ということになる。それをあぶり出し、
各個撃破することで、真の天下布武が見えてくる。信長という人は、よく性急なまでの革命家という見方をされる
ことが多いが、このような慎重な側面もまたあったのである。
信長(さて、この命に逆らう者はたれか…)

実は、信長は、当面の敵というべき存在を既に見つけていた。越前の朝倉氏である。朝倉氏というと、義昭が信長
の前に頼っていたことからも分かるように、戦国大名としてなかなかの勢力を築いていた。その本拠であった一乗
谷の遺構の規模からも、その繁栄のほどがうかがえよう。
越前を本拠としつつ、加賀や近江にもその支配を及ぼしていた朝倉氏は、信長にとっては目の上の瘤の如き存在で
ある(重要幹線である北国街道・京−美濃間の通路である近江をおさえられていては、行動が制約される)。信長
とはいまや姻戚関係にある浅井氏とは良好な関係を保っているため手出しは難しいが、みかど・将軍の権威を以っ
てしても従わないとなれば、逆賊としておおっぴらに征伐できる。
信長(従うならよし。従わねば、その時は…)

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/20(日) 21:02:45 ID:ZcXVmIAW
(3)
時の朝倉氏当主・義景は京文化に耽溺しており、また、知勇兼備の名将・朝倉宗滴(教景)亡きあと、家中の統制
は緩んでいるという。一向宗との熾烈な戦いを経験しているため兵は精強だが、将の器量は落ちているこの時こそ、
一気に攻め潰す絶好の機会であった。

―「遠交近攻」という言葉がある。戦国時代の人・范雎(秦の昭襄王に仕えた。応侯)が提唱した策であるが、信
長の対外政策は、まさにこの通りのものであった。近くの(勝てる)敵を攻めて併呑し、自勢力を面的に拡大して
いくことで、最終的には全ての敵を平らげる。己の本拠に「岐阜」という名をつけた信長の構想とは、恐らくこの
ようなものであったろう。朝倉攻めは、その段階の一つというわけである―

信長「上洛命令を無視する逆賊・朝倉義景を討つ!」
兵達「おうっ!!」
四月。信長は、盟友・徳川家康とともに越前攻略に向かった。藤吉郎達もこれにつき従うこととなったのである。
精強な三河衆の活躍もあり、連合軍は順調に攻略を進めていった。その攻勢は凄まじく、月が変わらぬうちに、越
前の守りの要たる金ケ崎城に迫ったのである。
金ケ崎城の背後にあり、水源でもある天筒山城を落としたことで、金ケ崎城は孤立。守将・朝倉景恒は連合軍に降
り、城は明け渡された。木ノ芽峠を越えれば、朝倉氏の本拠・一乗谷はもう近い。
信長「者ども!敵の本拠はもう近い!功名を立てる絶好の機会ぞ!!」
しかし、順調に見えたこの戦いは、思いもかけない展開をみせることとなる。

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/20(日) 21:03:22 ID:ZcXVmIAW
(4)
伝令 「殿!浅井殿から陣中見舞とのことにございます!」
信長 「ほう。さすがは義弟殿。気が利いておられる」
伝令 「それと、お市様からこれを!」
信長 「ふむ。両端を縛ってあるな。中身は何かな…」
中から、ザーッと軽い音をたてて何かが零れ落ちてきた。小豆である。それを見た瞬間、信長の表情がみるみるうち
に変わっていった。
藤吉郎(い、いったい何が…?)
信長 「者ども!退くぞ!!」
藤吉郎「と、殿様いかがなされましたか!戦は我が方優勢にして一乗谷は目前ですぞ!」
信長 「ぎ…義弟たる長政が…裏切りおった…何たること…」
藤吉郎(あ、浅井殿が?ま…まさか!)

この時、長政は苦悩の中にいた。長年の同盟関係にある朝倉氏と、最愛の妻・お市の実家である織田氏のどちらかを
とらねばならなくなったのであるから当然であろう。結局、父・久政や家臣達の突き上げもあり、朝倉につくことと
なったが、その動きは鈍いものであった。信長にとっては、これが不幸中の幸いとなった。

信長 「殿軍をつとめる者はおらぬか!」
だが返事はなかった。無理もない。敵の攻勢を受けつつ味方を無事撤退させる殿軍ほど難しいものはないからである。
「退き佐久間」と呼ばれる佐久間信盛でさえ返事できなかったということからも、この殿軍がただならぬものである
ことが伺える。
この様子に、藤吉郎はピンとくるものを感じた。既に織田家中においても切れ者との評価を勝ち得ているとはいえ、
これまで戦場においての功名とはどうも縁遠かった。もし、この殿軍を成功させられたなら…。
藤吉郎「恐れながら!それがしにお任せいただきませぬか!!」

230 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/20(日) 21:04:01 ID:ZcXVmIAW
(5)
信長 「サル!おぬしが殿軍を引き受けると申すか!」
藤吉郎「ことは一刻を争います!さぁ、お急ぎくだされ!!」
信長 「…分かった。サル!必ず生きて戻るのだぞ!よいな!!」
藤吉郎「ははあっ!!」

小一郎「殿軍を!?」
藤吉郎「そうだ。殿様は、一路京を目指しておられる。竹中殿!策は!」
半兵衛「無から有を生み出すような奇策などはございませぬ。まずは、殿様が京を目指しておられることを悟られぬ
    よう、彼我の力を図りつつ、じりじりと退くほかございますまい」
藤吉郎「なるほど。では、どのように退けばよろしいのですか」
半兵衛「ご存知の通り、殿軍は、戦いつつ退かねばなりません。幸い、我が軍勢には受け・攻め両方に人材が揃って
    おります。地形や勢いにより、必ずしもこの通りに事が運ぶとは申せませんが、このような具合になさるの
    がよろしいかと」
半兵衛は、地に図を書いて示した。後ほど、その例を示す。

藤吉郎「おぅ〜い、朝倉の弱兵ども!この木下藤吉郎が尻、掘れるものなら掘ってみよ!!」
藤吉郎は、そう言うや尻をふりふりと振って挑発した。朝倉兵の股刀・股槍は、たちまちにしてむくむくと怒張する。
朝倉兵「うおおおお〜っ!!!!」
あたかも、目の前で赤布を振られて興奮した牛の如く、赤尻に興奮した朝倉兵が襲い掛かってきた!!
藤吉郎「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
朝倉兵「ふんっ!ふんふんっ!!」
藤吉郎「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
朝倉兵「嘘つけっ!股槍をこんなに硬くしおって!!」
藤吉郎「あひいっ!?…ってこんな場面でいちいち鳴いておられるかっ!ふんっ!!」
バキッ!!藤吉郎の尻の締まりは凄まじく、朝倉兵の股槍をへし折るのみならず、もぎ取りさえしたのである!!
※戦場という異様な状況につき、受け専・藤吉郎のテンションも高揚!菊門の締まりも一段と増すのである!!
朝倉兵「ぎゃあああっ!さ、竿がーっ!!」

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/20(日) 21:04:42 ID:ZcXVmIAW
(6)
猪右衛門「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
朝倉兵 「ふんっ!ふんふんっ!!」
藤吉郎 「猪右衛門!とっとと菊門を締めぬかっ!!」
猪右衛門「さ、左様でした!ふんっ!!」
バキッ!!
朝倉兵 「ぐわあああっ!!」
前列の朝倉兵の股槍は、藤吉郎・猪右衛門らの受け担当によりへし折られて逝った!!

小一郎「うむ。さすがは兄上。茂助!我らもいくぞっ!!」
茂助 「おうっ!!」
小一郎「うわわわわっ!挿ってキターっ!!」
朝倉兵「ふんっ!ふんふんっ!!」
小一郎「ふん、この程度!」
バキッ!!
朝倉兵「ぐわあああっ!!」
小一郎「よし、こっちは片付いた。我が股槍を食らえっ!!」
朝倉兵「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
小一郎「ふんっ!ふんふんっ!!」
朝倉兵「な…なにこいつ…受け攻めともにすっ凄い…アッー!!」
小一郎「よし!退くぞ!!」
朝倉勢に割って入った両刀担当は、受けては敵の股槍をへし折り、攻めては敵を掘り取ってイった!!勿論、ぐず
ぐすしていては保たないので素早い離脱が必要である。小一郎の指揮統率能力の高さが伺えよう。

小六 「よぉ〜し、敵がひるんできたぞ!それっ!!」
朝倉兵「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
小六 「ふんっ!ふんふんっ!!」
朝倉兵「すっ、凄い!こんなの初めて…アッー!!」
小六達は(菊門の締まりが劣るということもあってか)攻め担当である。勇猛な朝倉兵に対しても引くことなく
掘りまくってイった!!

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/20(日) 21:05:17 ID:ZcXVmIAW
(7)
受け攻め交えての木下隊の奮戦は凄まじいものがあった。しかし、如何せん多勢に無勢。このままでは…。
そんな時、必死に駆けていた藤吉郎が転倒した!しかも、足をくじいてしまい、思うように走れない!
小一郎「兄上!」
朝倉兵「あいつが大将だ!掘り取れ!!」
朝倉兵が藤吉郎の尻めがけて殺到した!藤吉郎は既に疲労困憊しており、敵の股槍をへし折る力はもはや殆ど残って
いない!
藤吉郎「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
朝倉兵「ふんっ!ふんふんっ!!」
藤吉郎「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
朝倉兵「嘘つけっ!股槍をこんなに硬くしおって!!」
藤吉郎(こ…このまま掘り取られてしまうのか…)
藤吉郎は、ここで掘り取られ、戦尻するものと思われた。しかしその時、藤吉郎の体にある異変が起こったのである。
藤吉郎(うおっぷ。な、何だこの感覚は…)
体中の穴という穴から何かが飛び出てきそうな内からの圧迫感が、藤吉郎の全身を駆け巡った。目ん玉までも飛び出て
しまいそうである。藤吉郎は、固く眼を閉じ、歯を食いしばり、両手で耳を塞いだ。その様はまさに「見ざる言わざる
聞かざる」の如し。 次の瞬間!

ドグワアアアッーン!!!!!!

朝倉兵達「な、なアッー!!!!」
小一郎達「ひえぇ〜っ!!!!」

藤吉郎の尻から凄まじい勢いで屁が噴射された!! 周囲にいた者達は、敵味方問わずに吹っ飛ばされたのである!!

この技は、その姿から後に「三サ(ィ)ル」と呼ばれることとなった。藤吉郎は、これによって虎口を脱したので
あるが、史書にはこのような記録はなく、ただ本書・『太閤記(たアッー!いこうき)』に記されるのみである。
なお、この「三サ(ィ)ル」の発動から、藤吉郎の尻は、藤原鎌足公を越えた究極の逸品といわれることとなる。
※1、2

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/20(日) 21:05:58 ID:ZcXVmIAW
(8)
※1 頼山陽【らいさアッー!んよう】による注釈。
なお、これによって吹っ飛ばされた朝倉兵の一部は、遠く一乗谷付近にまで飛んでいった。識者は、これによって
朝倉氏の滅亡が近いことを悟ったという。後の大坂夏の陣の折、塙団右衛門(直之)が鬼日向・水野藤十郎(勝成)
との一騎打ちの果てに大和から遠く摂津にまで飛んでいったのも、この「三サ(ィ)ル」ではないかと推測される。
※2 筆者付記
蛇足ながら、現在、金ケ崎付近には巨大な火力発電所があるという。これも藤吉郎の「三サ(ィ)ル」にちなんで
のもの…ということはないので悪しからず。

ともかく、藤吉郎達は、無事に殿軍の重責を果たしたのである。なお、これには、徳川家康や明智十兵衛の活躍も
大きかったことを、ここに付記しておく。

信長 「サル!よう生きて戻ったな!」
藤吉郎「生きて再び殿様のご尊顔を拝することができました!これにまさる悦びはございません!」
信長 「うむ。わしも嬉しいぞ!では主従の再会を祝して!!」
藤吉郎「そっそれは!ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー!!」

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/20(日) 21:06:34 ID:ZcXVmIAW
(9)
今回の木下隊の戦法は以下のとおり。

イ、          ロ、          ハ、         ニ、 
○ ○ ○ ○ ○   ○ ○ ○ ○ ○   ○ ○ ○ ○ ○  
○ ○ ○ ○ ○   ○ ○ ○ ○ ○   ○ ○ ○ ○ ○  ○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○   ○ ○ ○ ○ ○   ○ ○ ○ ○ ○  ○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ ○ ○   ▽ ▽ ▽ ▽ ▽   ● ● ● ● ●  ○ ○ ○ ○ ○  
○ ○ ○ ○ ○←  両 両 両 両 両  ←両 両 両 両 両  ● ● ● ● ●
○ ○ ○ ○ ○ ↑ □ □ □ □ □ ↓ ● ● ● ● ●  ● ● ● ● ●
○ ○ ○ ○ ○ ↑ ○ ○ ○ ○ ○ ↓ ○ ○ ○ ○ ○  ※ ※ ※ ※ ※
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↑ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ↓ ● ● ● ● ●  ● ● ● ● ●
受 受 受 受 受 ↑ 受 受 受 受 受 ↓ 攻 攻 攻 攻 攻
両 両 両 両 両→  ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓            攻 攻 攻 攻 攻
攻 攻 攻 攻 攻   ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↓ 受 受 受 受 受  ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 
            攻 攻 攻 攻 攻 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓  両 両 両 両 両
                                   ↓ ↓ ↓ ↓ ↓       
○…朝倉兵(通常)                          受 受 受 受 受
▽…朝倉兵(攻め)                          ↓ ↓ ↓ ↓ ↓    
□…朝倉兵(受け)                 
●…朝倉兵(アッー!状態)
※…朝倉兵(雄の臭いにクラクラ)
受…木下兵(受け:藤吉郎、猪右衛門等)
両…木下兵(両刀:小一郎、茂助等)
攻…木下兵(攻め:小六、将右衛門等)

イ、受け担当が敵前列の鋭鋒を受ける一方、両刀担当が敵の脇腹を抉り、軍勢中に割って入る
ロ、両刀担当が中列の敵を掘り後列の敵を受ける。受け担当は攻め担当と交代
ハ、両刀担当はアッー!にならないうちに素早く引き揚げ、攻め担当が疲れている敵前列を掘る
ニ、敵軍勢がアッー!又は雄の臭いにクラクラしているうちに攻め担当も撤退
ホ、追いつかれそうになったら、イ〜ニを繰り返す

235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/20(日) 23:19:38 ID:eRL+udP+
【謙信最強は創作】
謙信が戦国最強の武将(軍神)とされたのは、江戸時代の創作ですね。
武田の甲州流兵学が幕府公認となったので、紀州徳川家(頼宣公)が
上杉流兵学(軍記書)を宇佐美定祐に作らせたというのが最新の学説です。
臼井城攻めの失敗など謙信が敗北した合戦も、複数の史料で明らかになっています。

※謙信自身が敗北を認めている書状↓
 晴信年(念)を入れ、いかにも堅固ニしらわれ候間、落居さうなくつき堅候、
併馬を為寄候上者、善悪ニ不及候間、無ニセめへきそうふんにて、当月七日より
取詰候ヘ共、(中略)佐(佐竹)・宮(宇都宮)を始、弓矢かいなくわたられ候、
房州(里見)・太田いくさにまけ(第二次国府台合戦)候時よりも、たゝいまきうくつなんきニ候、
とかくこのたひハかた〜〜にあふへき事いかんなるへく候やと、心ほそく候間、
早くはりをやるへきために一昨夜ハちゝんをやり候ヘは、めのまえの者ともはらを
たて候て、うたてしかり候、これ又よきなく候へ共、さゆうなくゆたん候へ者こと
のひ候てきうしくちおしく候(中略)
 かいほつ又ろう人のうちに一両人ておい候、さセるきなくうすてニ候、返々
いつもよりかへり(帰り)たく候間、このたひハおつと(落ち度)あるへく候やと
心ほそく候、
永禄七年三月十三日                  虎(花王)
[三洲寺社古文書]


【上杉家の歴史】
上杉謙信が小田城を攻め落とした時、小田城下がたちまちにして奴隷市場に早変わりし、上杉謙信自身から差配して人の売り買いを行った。
奴隷の値段はひとりあたり20〜30銭の安さだった。

1561年(永禄4年)、謙信は関東管領の就任式で忍城城主成田長泰の非礼に激昂し、顔面を扇子で打ちつけた。
諸将の面前で辱めを受けた成田長泰は直ちに兵を引きいて帰城してしまった。
原因は諸将が下馬拝跪する中、成田長泰のみが馬上から会釈をしたためであったが、成田氏は藤原氏の流れをくむ名家で武家棟梁の源義家にも馬上から会釈を許された家柄であった。
だが、謙信は無知でこの事を知らなかった。
この事件によって関東諸将の謙信への反感が急速に高まり、以後の関東侵出の大きな足かせとなった。

上杉謙信は臼井城の原胤貞を攻めた際、数千の死者を出して逃げ帰っている。
これを機に由良成繁が上杉謙信を見限って離反。
長野業盛が武田信玄に攻撃により滅亡。
臼井城攻撃に失敗した謙信は
信玄に箕輪城を奪われ氏康に金山城を取り込まれてしまい
とうとう厩橋城までもが謙信の手からこぼれ落ちた
上杉家重臣の北条高広も上杉家から離反。
謙信の関東経略は失敗し北条家と同盟という救いの手に助けられる。

謙信の死後、養子の景勝(謙信の姉の子)と景虎(北条氏康の子)が後継者の座を巡って内紛を起こし、越後を二分した争いは天正7年(1579年)の御館の乱で景虎が討死する事により景勝が勝利した。
しかしこの内乱によって、上杉家家臣の新発田重家は離反し、柴田勝家率いる織田勢は能登や加賀、越中に侵攻して同地を1581年までにほとんど奪ってしまった。
つまり、謙信が築き上げた勢力は、この内乱によって完全に失われるとともに、上杉氏は大きく衰退してしまったのである

本能寺の変の直前には、柴田勝家が率いる方面軍に越中の城は次々と落とされ、
信濃からは森が、三国峠からは滝川がと、三方から侵略を受けて防戦も無理な状態だった。
新発田氏の反乱で越後国内はボロボロ。 反乱を鎮圧する力さえも残っていなかった。
景勝自身も死を覚悟しており、本能寺の変が無ければ上杉家は数ヶ月後に滅亡していただろう。

236 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/20(日) 23:26:43 ID:RasjkrI2
>>226-234
読んでてよく熱したウインナーを折る音が頻りに聞こえてくるから困る。
最後の陣立て図はやりすぎ、腹痛ぇwww


237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/21(月) 11:37:49 ID:pGHmfKK2
>>226-234
俺の腹筋を破壊する気かwww
頼山陽【らいさアッー!んよう】ってwww

238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/21(月) 12:03:26 ID:8E535+WS
太閤記(たアッー!いこうき)の作者殿。
貴殿のファンになりますた。

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/21(月) 13:58:19 ID:tnCtFAhw
陣立て図
・・・ゲイが・・・いや、設定が細かいw

240 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/21(月) 20:27:42 ID:ZlU3MLtZ
イカくせースレだなw

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/21(月) 21:02:29 ID:c8Y/RdEG
せめて雄臭い、と言ってほしいw

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/21(月) 22:48:21 ID:vWnKD646
今日はついに尻を体験したぜ^^
本来ならホモ専門店かニューハーフヘルスへ行くべきだが、
そっちだと俺の股槍がしごけるか心配だったので普通のア○ル専門店へ
スレ違いだし、若い住人もいるだろうから、これ以上は書かないけどよ

このスレみなけりゃ行くこともなかっただろうw

243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/21(月) 22:51:02 ID:WxrHtzvR
ついに踏み入れてしまったのですね・・・。

禁断の魔境に。

244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/21(月) 23:09:30 ID:jrVC9c4+
アッー、遂に実行者が…

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/21(月) 23:58:54 ID:EFjZm50S
このスレは魔境だ…

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/22(火) 00:49:42 ID:L6O2ZTvy
此のスレは魔性の物也。偏に千尋の渓を絹糸で渡るが如し。
気が有りしか無かりしか、一度踏み外せば底は砂地獄足らむ。

民明書房刊 「股槍古今類聚」より

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/23(水) 12:48:50 ID:EPSuR6Ha
戦国時代を体感すべく洋物のゲイを見てみたけど吐気がした。

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/23(水) 13:00:23 ID:RyJ5A2Zq
>>247
洋物だからいけないのだ!!!!111
かんしゃく怒る!!!!!111!!!

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/24(木) 16:29:28 ID:B+uU9EqO
   /⌒\
  (;;;______,,,)  このスレにキノコが生えたようです
   丿 !
   (__,,ノ


250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/24(木) 17:53:46 ID:VDvmnfhd
.       ,、r‐''''''''''''''''ー 、
      ,r'         `' 、
     /             ヽ
.    / ,             ヽ
   ,,'  ;    ,、、,_  ニニ  ,、」、
   l.  :;;;i    ´ .._`ー   ‐''"....|
   l:,;'"`'、,    . ,;ィェ、..   ,rェ;〈
.   ';i l :::i;;,, ::' "......::'''ン  .., .:::'''"゙,
    l;゙、',.::l;;;i ////// r   ヽ./// l,    /⌒\
    l;;;;`‐;;;;;ヽ   . './'ー'''ー‐' ',  l;;;,,  (;;;______,,,)_ _
. ,、rイ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ゝ  ,r";;二二二,ヽ, !;;;;:'    丿 / / / i
'.:.:.l ll ;;;;;;;;;;;;;;;;;' ,rニン"  ̄二´ `ノ;;;;;`-、/(__,,/ / / i
:.:.:.| l.l  '';;;;;;;;;;;;;;'         ,イ l'''  l ヽ     /
:.:.:.:| ','、  '''''''''   , ‐---,ェr'".l.|  |  | /    /
:.:.:.:|  ゙、゙、       `''''''''"",ノ l l  .|  /     i
:.:.:.:.|  ヽヽ     `'---‐'" .//  ! /      i

251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/24(木) 18:33:40 ID:RGpOA57F
>>250
ちょwww

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/24(木) 20:05:31 ID:+WMIsZQ3
ttp://ranobe.com/up/src/up131352.jpg

253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/24(木) 20:47:54 ID:sb4oFPxr
>>250
なに「ドコモだけ」見て喜んでるんですかw

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/24(木) 21:12:46 ID:zt7Y6TuL
>>250
照れぐあいがキモイw

255 :奇矯屋onぷらっと ◆O.K.H.I.T. :2006/08/24(木) 22:29:41 ID:aSG+Fg0I
>>234は凄まじく秀逸だと思う。

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/24(木) 22:56:13 ID:5UPoOORT
『太閤記(たアッー!いこうき)』

第*26話 姉川(あねがわアッー!)の合戦

(1)
辛うじて虎口を脱した信長は、直ちに体勢を立て直すと、近江へ出陣した。自分を裏切った浅井長政を譴責する
ためである(この時点では浅井氏を滅ぼそうとしていたとまでは言い切れない)。
先の戦いに続き、徳川家康の援軍もこれに続く。織田・徳川の連合軍は、優に二万を超える大軍であった。

周囲の諸豪族が降り、浅井氏の本拠・小谷城に迫っていく。魯鈍な朝倉義景も、さすがにこの情勢には危機感を
覚えたか、援軍を派遣。その援軍は長政の期待よりも少ないものでしかなかったが、兵の質を考えれば、何とか
戦える程度ではあった。とはいえ、敵を叩き潰すには足りない。
義景(長政も、信長と袂を分かったというわりには妻女を離縁せんのう。まだ信長に未練があるのか?それとも
   お市とやらの色香に迷うたか?まぁいずれにしても、あやつもなかなかの切れ者だからな。あまり手厚く
   助けても我が方の得にはならん)
長政(これだけいれば、よもや惨敗することはあるまい。しかし…ここで信長を倒せなければ後々禍根を残すと
   いうに…。さてもさても朝倉殿の腰の重いことよ)
信長がその力量を見込んで妹・お市を嫁がせただけあって、長政は、義兄・信長を敵に回したことの恐ろしさを
知悉していた。とはいえ、今は敵同士。力の限りを尽くして戦うのみである。

信長(小谷城の守りは堅いし、長政の将器はなかなかのもの。いきなりここを攻めても徒に時を費やすばかり。
   と、なると…まずはその羽翼をもぎ取るのが先だな)
そう判断した信長は、小谷城攻めの拠点とすべく、その南にある横山城の攻略に乗り出した。これに、浅井・朝
倉連合軍も反応。
そして、六月二十八日未明。姉川を挟んで両軍勢が対峙したのである。

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/24(木) 22:57:16 ID:5UPoOORT
(2)
元亀元(1570)年六月二十八日は、現在の暦に直すと、八月九日にあたる。姉川自体はさほど小さい川では
ないが、既に梅雨は明けており、水量もそれほどではなかったものと推定される。
川を挟んで対峙した両軍は、徒歩・騎馬で川底を踏みしめつつ、対岸の敵に斬り込んで行ったのである。
家康「三河衆の力を見せてやろうぞ!!」
夜明けと共に、下流に陣取った徳川勢と朝倉勢との衝突が始まった。これをきっかけとして、各軍勢入り乱れて
の大戦が開始されたのである。
信長「かかれぇーっ!!」
長政「尾張の弱兵を蹴散らせー!!」

朝倉兵 「もらった!ふんっ!!」
徳川兵一「ぬおおおおっ!挿ってくるーっ!!」
朝倉兵 「ふんっ!ふんふんっ!!」
徳川兵一「ふん、越前のつわものの股槍とはこの程度か」
朝倉兵 「なに?」
徳川兵一「そんな粗○○で我ら三河衆の八丁尻が掘り取れるとでも思ったか!」
徳川兵ニ「尻ががら空きだぞ!ふんっ!!」
朝倉兵 「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
徳川兵ニ「ふんっ!ふんふんっ!!」
朝倉兵 「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
徳川兵一「嘘を言うな!貴様の粗○○がほんのちょこっとだけ硬くなっておるではないか!」
徳川兵ニ「何じゃこの特徴のない菊門は!越前衆め、前も後ろも粗末よのう!!」
朝倉兵 「ひっひどい!悔しい!!…アッー!!」

兵力の上では劣勢の徳川勢ではあったが、不利を承知で先に渡河するという果敢さと、後に四天王と称されること
となる勇将達の活躍もあり、徐々に押し気味に戦いを進めていく。

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/24(木) 22:57:52 ID:5UPoOORT
(3)
一方、織田勢の方は、浅井勢の勇将・磯野員昌の前に、想像以上の苦戦を強いられていた。兵力で優っていたこと
で、かえって兵の士気が緩んでいたのかもしれない。

織田兵「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
浅井兵「ふんっ!ふんふんっ!!」
織田兵「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
浅井兵「嘘言えっ!股槍が硬くなっておるではないか!」
織田兵「アッー!!」
信長 「何をやっておるか!」
自らの武勇にも自信のある信長からみると、いかに弱兵という悪評のある尾張兵とはいえ、こうもあっさりとやら
れることに我慢がならない。側近達は、信長が、自ら打って出たりはしないかと冷や冷やしていた。

浅井勢の攻撃は凄まじく、木下隊もまた、その猛烈な圧力に晒され続けた。陣形も何もない有様である。
藤吉郎「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
浅井兵「ふんっ!ふんふんっ!!」
藤吉郎「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
浅井兵「嘘言えっ!股槍がこんなに硬くなっておるではないか!」
小一郎「兄上!いまお助けしますぞ!!」
浅井兵「ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー!!」
小一郎「ふんっ!ふんふんっ!!」
浅井兵「す、凄い!後ろから前からずんずんくるぅーっ!!アッー!!」
小一郎「兄上!大丈夫ですか!!」
藤吉郎「俺は平気だ。このくらいどうということもない。それより、このままでは殿様が危ない!!」

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/24(木) 22:58:58 ID:5UPoOORT
(4)
藤吉郎「竹中殿!打つ手はないか!!」
半兵衛「既に手は打ってあります」
かくの如き乱戦にあっても、半兵衛は冷静さを崩さない。あの三顧(散肛)の礼の時の取り乱しようは何だったの
かというくらいに。
藤吉郎「それは!」
半兵衛「現在、横山城を囲っている美濃三人衆の兵をこちらに向けるのです。恐らく、稲葉様などは、既に動いて
    おられるはず。戦況に応じてそう動くよう、前もって話をしておりますれば」
藤吉郎「しかし、美濃三人衆を動かしては横山城が!」
半兵衛「横山城と浅井の本隊との連携はとれておりませんので、偽兵等でほんの数刻動きを鈍らせれば問題はあり
    ません。そうご心配めされますな。殿様の周囲には、こと槍働きについては我が隊以上の猛者どもが揃っ
    ております。我らはただ、眼前の敵を撃破すればよろしいのです」
藤吉郎「それだけでよいのか?我が陣はおろか、後方の柴田様や森様の陣も崩されておるというのだぞ!」
半兵衛「なるほど、浅井兵の中には、我が陣を突破した者もおります。しかし、所詮は猪武者どもが突出したまで
    のこと。我らがここで踏み留まれば、あやつらの退路はございません。飛んで火に入る夏の虫とはまさに
    このこと」
藤吉郎「そうか。…むっ!?下流が騒がしいようだが」
半兵衛「あれは…徳川様ですね。どうやら、朝倉勢が崩れ始めたようです。さすがは三河衆といったところですな」
藤吉郎「と、いうことは…」
半兵衛「はい。我らの勝利が見えてまいりましたな。あとは…」

浅井兵「なっ、何だあいつらは!」
良通 「美濃三人衆・稲葉良通、見参!貴様らの汚い尻を食ろうてやるわ!!」
浅井兵「ウホッ!なかなか渋いオヤジじゃねぇか!! てめえの尻を食らってやるぜ!!」
良通 「そんな粗末な股槍でわしを掘り取れると思うてか!ふんっ!!」
浅井兵「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
良通 「ふんっ!ふんふんっ!!」
浅井兵「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
良通 「それにしても汚い尻よのう。まぁよい。逝くがよいっ!!」
浅井兵「アッー!!」

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/24(木) 23:00:18 ID:5UPoOORT
(5)
側面から美濃三人衆の軍勢も加わったことで、浅井勢は、徐々に押し戻されていった。そうしているうちに、朝倉
勢を崩した徳川勢が合流し始める。
兵力差だけならば浅井・朝倉勢にもまだ望みはあったが、こうなってくると、あらゆる面で織田・徳川勢が有利と
なる(中央部に織田本隊、両翼に徳川勢・美濃三人衆という格好なので、鶴翼の陣を―鶴が存分に羽を広げ、敵を
包み込むさまを―想像するとよい。こうなると、敵は退路を失う)。
もはや手の打ちようはない。ぐずぐすしていては傷口が広がるばかりである。
長政「やむを得ん、退くぞ!者ども!小谷城に退くのじゃーっ!!」
信長「…勝ったか」
死屍累々の姉川を前に、信長は、しばし感慨に耽っていた。
両軍合わせて二千以上の死者を出したという大戦は、一日で一応の決着がついた。周囲は、血と精、それに雄の臭
いが鼻に染み付くくらいに強く立ちこめていたという。
この戦いで、浅井氏は多くの有力武将を失った。一方、信長も、一連の戦いの中で古参の勇将を失っており、真の
意味での決着は、後日に持ち越しとなったのである。

いわゆる元亀年間(1570〜1573。1573年7月、天正に改元)は、信長及びその配下達にとっては、最
も苦しい時期であったと言えよう。なにしろ、周囲は敵だらけなのである(一度ならず、みかどの勅命によって、
辛うじて和睦に持ち込んだことがある)。
反信長諸勢力間の連携が取れていなかったこと、武田信玄の急逝(癌、結核、野田城攻めの際の狙撃等、その死因
については諸説ある。狙撃説については、前スレ>334を参照)等により、元亀四(1573)年夏、ようやく反転
大攻勢のできる状況が整ってきた。

信長 「頃は良し。もはや、義昭様を放っておくことはできん」
武田信玄をどこまであてにしたかは分からないが、義昭は、自ら反信長の兵を挙げていたのである。事ここに至っ
ては、もはや征夷大将軍といえども、信長にとっては百害あって一利なし。力をもって排除するほかない。
信長 「京に向かう!」
藤吉郎「ははあっ!」
信長 「延暦寺を焼いたこのわしじゃ、もはや将軍の権威など恐れはせん!…というわけで、興奮して股竿が勃っ
    てきた。サル!尻を出せ!」
藤吉郎「ひ、昼間から…ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー!」」

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/24(木) 23:01:04 ID:5UPoOORT
(6) 
概略図
     
     1、

     朝<退くぞ!
   →→朝<アッ-!      2、
  ↑  朝<アッ-!     
  ↑  朝<アッ-!      浅<退くぞ!
  ↑  ↓        浅<アッ-!←←←←←←←←      3、
  ↑  ↑        浅ロ          ↑
  ↑  徳        ↓           ↑       信
  ↑  徳        ↑           ↑
   ←徳徳        信<アッ-!        ハ
    イ         信<アッ-!        信    信  浅       
              信<アッ-!       
              信                
              信<かかれぇー!       信

  イ…榊原康政(徳川四天王)
  ロ…磯野員昌
  ハ…稲葉良通    

  1…徳川vs朝倉
  2…織田(本隊)vs浅井(本隊)
  3…織田(別働隊)vs浅井(横山城)  

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/24(木) 23:48:13 ID:HU22KrXv
図説が恒例になりつつあるな

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/25(金) 06:35:52 ID:qIoVFAn4
かかれぇー(´Д`*)ハァハァッー!

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/25(金) 08:28:01 ID:3iMD0Ov8
作者さんが「帝」と書かずに「みかど」と書いているのに、こだわりを感じる…感じる…アッー!

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/25(金) 08:46:24 ID:qytnK4bd
>>257
クリムゾンかよwwww

266 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/26(土) 14:31:34 ID:OvssL1rh
『太閤記(たアッー!いこうき)』

第*27話 小谷(おだアッー!に)城、落城

(1)
姉川の合戦の後もなお、浅井・朝倉との戦いは続いた。その中において、信長が劣勢に立たされることもあった
ことは前述のとおりである。しかし、武田信玄の死をきっかけとして、信長包囲網は急速に崩壊を始めていた。
所詮、反信長以外には何の共通点もない者同士。互いの利害が食い違って足並みが揃わないのを見透かしたかの
ように、信長は、急速に各個撃破の体勢を整えていったのである。

信長「わしは陰日向なく義昭公を輔弼して参った。しかるにこのなさりようは何か!非は義昭公にあり!」
ことここに至っては、信長と義昭の勢いの差は、火を見るよりも明らか(実際には、この戦いで上京が焼かれて
いるから火を見ることにはなったのだが)。一度はみかどの勅命もあって和睦したものの、義昭は、なおも懲り
ずに挙兵を図る。遂に信長も、義昭との和解は不可能であると断じ、京から追放するに至った。
義昭自身はなおも征夷大将軍の地位を保っていた(近年、義昭が備後国・鞆にあって反信長の動きを見せたこと
をもって鞆幕府の存在を提唱する学者もいる)が、一般には、これをもって室町幕府滅亡とされる。
この直後、元亀から天正に改元された。これは信長の望んだ改元であり、信長がみかどを奉戴している―俗に、
錦の御竿を握っているという―ことを如実に示していた。

信長 (幕府は既に消えた。即ち、みかどを奉戴している我に叛くは皆逆賊なり!敢えて叛く者は潰すのみ!)
   「與一郎(藤孝)は淀城に籠もる岩成友通(三好三人衆の一人)を討て!」
與一郎「ははあっ!」
信長 「わしは、まず朝倉を攻め潰す!前は長政の裏切りに遭って果たせなんだが、今度こそは必ず潰すぞ!!
    返す刀で浅井も潰してくれようぞ!!」
かくして、信長自身が三万の大軍を率いて近江・越前に攻めかかったのである。勿論、ただ力任せに攻めかかる
たげではない。既に、藤吉郎達に命じて浅井・朝倉氏を内部から切り崩す調略を活発に行っており、その成果が
出ていることを見定めた上での出陣であった。
藤吉郎達がどれほど尻を使ったかは定かではないが、その甲斐はあったと言えよう。

267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/26(土) 14:32:57 ID:OvssL1rh
(2)
信長「なに?朝倉は、義景自身が出陣しておるとな?」
側近「はい」
信長「ふむ…(あの魯鈍な義景自ら出るということは…もはや、頼れる将がいないということか。サルらの調略
   あってのこととはいえ、面白いくらいに順調にことが進んでおるわ。天運が向いてきたな)」
側近「朝倉勢は、小谷城を守る為の砦を盛んに構築しております。いかがなさいますか?」
信長「慌てることはない。数ではこちらが優っておる。敵が砦を築くなら、こちらはそれ以上に築いて敵の砦を
   囲っておけ。ただし、いつでも兵を動かせるようにしておくのだぞ」
側近「かしこまりました。では、そのように」
信長(小谷城は堅いからな。時間がかかるのは覚悟の上だ。だが、浅井・朝倉の崩れようをみるに、どこか綻び
   があるはず。それを掴むことができれば…あとは一瀉千里か)
  「それと、もう一つ。物見の者を多く立てておくのだ。敵ばかりではなく天地もよくみるよう指示しておく
   のだぞ。よいな」
側近「はぁ…」
信長(そろそろ、野分【強風。台風も含む】の一つもあってよさそうだ…)

その勘は当たった。近江一帯を暴風雨が襲ったのである。

信長「これぞ天与の好機!敵は油断しており掘り放題じゃ!! 者ども!嵐の中で激しくまぐわってみないか!!」
兵達「うおおおお〜っ!!」
読者諸兄にも覚えがあろう。こすぷれい、露出ぷれい、緊縛ぷれい、幼児ぷれい…。異常な状況下においての
まぐわいは人を興奮させてやまない。その興奮を巧みに使えば、弱兵を強兵に変えることさえできる。信長は、
基本的には敵に優る兵力を整えてから戦う正統派のぷれいやーだが、時にこのような戦法を好んで用いた。
信長「一気に攻めかかるぞ!!」

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/26(土) 14:33:41 ID:OvssL1rh
(3)
朝倉勢は、このような奇襲への備えは全く為されていなかった。そのため、この時信長が率いていた兵は少数で
あったにもかかわらず、呆気なく砦を落とされてしまったのである。
朝倉兵「アッー!!」
朝倉兵「アッー!!」
織田兵に掘られた朝倉兵の逝く声が強風の中で延々と響き、血と精、それに、逝った雄の臭いがあたりを覆った。

義景「これでは戦にならん!退くぞ!!」
普段は魯鈍な割には、このような時には存外決断が早い野郎である。しかし、軍勢内の意思統一もなく、ろくに
備えもないまま撤退したところで、勝ち戦に乗じて追撃する敵をかわすことなど不可能である。
信長(義景のもとに今や良将なし。かようにぶざまな撤退をするようではな。この有様では伏兵を設けることも
   できまい。となれば、このまま一気に一乗谷まで攻め入るのみ!)
世に「刀根坂の戦い」と呼ばれるこの戦は、史上稀に見る一方的な戦いとなり、朝倉勢は、一門衆をはじめ、名
のある将が次々と斃れていった。
美濃を追われてもなお信長と戦い続けた斎藤竜興が討ち死にしたのも、藤吉郎配下の山内猪右衛門が、頬に股矢
を受け深手を負いつつも、朝倉方の勇将・三段崎勘右衛門を討ち取って名を上げたのも、この時のことである。

そして、先の奇襲からおよそ一週間の後。朝倉義景は、一族の裏切りに遭い、(己が尻に大型こけし・敦賀零号
を打ち込んで)自害して果てた。これにより、有馬皇子を鼻祖とするという名門・朝倉氏は滅亡したのである。
信長「直ちにとって返して浅井を攻める!逝ってすぐにまたまぐわうのも一興だぞ!!」
兵達「おうっ!!」
兵達の、雄の臭いをムンムンさせた股竿がたちまちビンビンになった!
信長(朝倉が消えたことで浅井は完全に孤立した。長政はどうするつもりか…)
自分を裏切ったことに対する憤りは消えてはいない。しかし、それでもなお、彼は妹婿なのである。敵となって
なお、お市を離縁しなかったのはどういうことなのか。信長は、正直、その意図を測りかねていた。
信長(あるいは…こちらが寛容な条件を示せば、降る可能性があるのではないか…)
信長は、心のどこかで、義弟・長政の改悛を期待していた。お市を離縁しない(それどころか、さらに子をもう
けてさえいた)のも、その一つの表れではないか、と思っていたのである。

269 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/26(土) 14:34:17 ID:OvssL1rh
(4)
朝倉氏を滅ぼし、浅井氏に対して絶対的な優位に立ったという余裕が、信長をして、肉親の情というものを意識
させたのであろうか。
小谷城をぐるりと包囲した後、一度ならず降伏の勧告を行ったのも、そのためであった。
その際、降伏を受け入れたなら、新たな所領を与えるとさえ言ったという。後の、松永弾正久秀に対する扱いと
比べてみても、その優遇ぶりがみてとれよう(久秀は、降伏を許される代わりに名器・九十九髪茄子を「奪われ
ている」。対して、長政に出された条件はいわば国替え。こちらは所領を「与えられている」)。
だが、長政は、その勧告を受け入れなかった。

信長 (なぜわしに降らん。なぜわしととも天下を目指さんのだ。おぬしにはそれだけの価値があるというに)
叶うことならば、このまま包囲を続け、長政の翻意を待ちたいところである。しかし、時間がない。いかに朝倉
氏を滅ぼしたとはいえ、いつまた信長包囲網が形成されるか分かったものではないからである。
信長 「やむを得ん。サル!」
藤吉郎「はっ!」
信長 「城内に入り、長政とお市を説得して参れ!わしとて、義弟や妹を殺したくはない。説得のためにはあら
    ゆる条件を呑んでもよいから、必ず生きて連れ帰るのだ!それでも聞かん時は…やむを得ん。お市だけ
    でもよいから、縛り上げてでも城から引きずり出すのだ!!よいな!!」
藤吉郎「ははあっ!!」

藤吉郎「…我が殿はこのように仰せになりました。殿と和してはいただけませぬか。さすれば、皆が救われるの
    ですぞ」
長政 「木下殿といったな。すまぬが、この話は受けられん。義兄上とはいえ、一度袂を分かった以上、もはや
    和することはならんのだ。…わしはここで死ぬ」
藤吉郎「しかし!」
   (このままでは埒が明かん。掘られるのは嫌だがやむを得ん!我が尻をもって…)
藤吉郎は立ち上がるや袴を脱ぎ捨て、あらわになった尻を長政に向け、ふりふりと振ってみせた。この尻につら
れて、気が変わってくれぬかと思ったのである。

270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/26(土) 14:35:07 ID:OvssL1rh
(5)
だが、長政の決意は変わらなかった。ノンケだったからである。いかに天下一の尻とはいえ、野郎の尻には興味
がないし、自分以外の雄の臭いにも欲情を催すこともない。当然、尻につられることもないのである。
長政 「…木下殿。かような席で何をなさる?」
藤吉郎「それがしは、今まで何度もこの尻によって手柄を立てて参りました。民の心を掴み、敵を惑わし、人を
    救ってきたのです。さぁ!我が尻を掘って生きる愉しみをお求めになられませ!」
長政 「…生憎、わしは衆道には関心がない。わしが欲するのは、ただお市の××のみ(あれを想うと股竿が忽
    ちにしてギンギンになってくるわ。…おっとと、こんなところで勃ってはまずいな)」
藤吉郎「…左様ですか(皆が皆、衆道狂いじゃないのか…。とはいえ、そういう人にこういう形でしか遭わない
    とは…)。しかし、ここで皆様が亡くなられては、浅井の家は滅びますぞ!」
長政 「うむ。我が決意は揺るがないが、お市や子供達のことは気がかりではある。…そうだ木下殿。貴殿の尻
    をもって、お市を説得してはくれぬか?」
藤吉郎「それがしが、でございますか?」
長政 「そうじゃ。わしが死ぬとなれば、あれも後を追おうとするであろう。だが、子供達を助けるのであれば、
    母も生きねばならぬ。あれの気持ちを覆せるのは、これから死なんとするわしではなく、生きんとする
    貴殿しかおらん」
藤吉郎「…」
長政 「お頼み申す」

お市 「そなたが兄上の使いか?」
藤吉郎「はい。木下藤吉郎秀吉にございます。…お市様。殿様は、生きよ、と仰せになりました。一刻も早く、
    お子様方と共に、この城からお出になってくださいませ。間もなく総攻撃が始まります」
お市 「我が夫はどうなさるのか?」
藤吉郎「殿様は…ここで死ぬと…」
お市 「ならば、わらわもここで死ぬ。夫と妻が離れ離れになってよいものか!」
藤吉郎「ですが、それではお子様方はいかがなさいますか!幼くして両親を失う子供のお気持ちが分かりませぬ
    か!!」
お市 「…よかろう。ただし条件がある。嫡男・万福丸殿をたて、浅井の家を絶やさぬように」
藤吉郎「承知いたしました。この藤吉郎、必ずや万福丸様をお守り致しましょうぞ!」

271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/26(土) 14:36:02 ID:OvssL1rh
(6)
そう言うと、お市の表情が幾分和らいだように見えた。しかしそれは、嫁ぐ前に藤吉郎が垣間見た、あの天真爛
漫な笑顔には程遠いものであった。
藤吉郎(まずい!万福丸様のことで安堵なさったか、このまま死なれるおつもりでは…かくなる上は!!)
藤吉郎は立ち上がるや袴を脱ぎ捨て、あらわになった尻をお市に向け、ふりふりと振ってみせた。
藤吉郎(「あの」殿様のお妹君。我が尻に反応しないはずがない!)
お市 「こ、この雄の臭いは…!」
夫・長政とは異なり、お市は、超のつく強烈な攻めキャラであった。夫以外のものとはいえ、強烈な雄の臭いに
すぐにクラクラときた。そして!
お市 「たっ、たまりませぬ!」
藤吉郎「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
お市 「ふんっ!ふんふんっ!!」
藤吉郎「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
お市 「嘘を申すな!そなたの粗○○がちょっとだけ硬くなっているではないか!(竿の方は我が夫の逸物とは
    比べものにならんな…しかし、この締まりは何か!)」
藤吉郎「あひいっ!?(い…痛い!だが…これぞ好機!このまま城外にお連れするぞ!)」

かくして、お市と子供達は、緊迫した情勢の中、脱出したのである。

幾度もの説得も実らず、ついに総攻撃が開始された。小谷城は幾つもの郭によって構成されており、個々に拠点
機能を持っている。そのため、うまく機能すれば非常に強固なのであるが、ひとたび相互の連携が絶たれると、
城内の軍勢は小勢に分断されてしまい脆くなる。この総攻撃において、その弱点が露呈した。
まず、小丸にいた浅井久政(長政の父)が自害。そして長政も、父の死を知った後、本丸下で自害して果てたの
である。ノンケであった長政の最期は、見事な切腹であったという。天正元(1573)年九月。朝倉氏に続き
浅井氏も滅んだ。

272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/26(土) 14:37:09 ID:OvssL1rh
(7)
この数年の戦いで、藤吉郎は数々の手柄を立てた。北近江三郡を与えられ、城を持つことを許された。破格の出
世である。

ただ、藤吉郎としては、喜んでばかりもいられなかった。
藤吉郎(お市様に、完全に嫌われてしまった…)
あの時、万福丸を守ると言い切ったものの、結局、それは果たせなかった。いかに信長の命とはいえ結果として
嘘をついた男を、お市は、終生許さなかったのである。

なお、信長は、長政の髑髏に金箔をほどこし、酒盃にしたという。信長研究の一級資料である「浣腸公記」に記
されていないため、後世の創作ではないかと言われるが、古くは趙襄子(無恤:春秋の覇権国・晋の六卿の一人
にして、戦国七雄の一つ・趙国の基礎を築いた人物)が宿敵・知伯瑤の髑髏を酒盃(または便器)にしたという
話があることから、(好悪いずれにせよ)強い想いを抱く相手の髑髏を何らかの形で側に置こうとした、という
見方もできる。
先の大河ドラマでの舘信長のあの演技も、可能性ゼロではないというわけである。
※蛇足 「白」という字の起源は、白川静氏の説によると髑髏。

信長 「どうした。城持ちになったというに、何か憂いでもあるのか?」
藤吉郎「いえ、めっそうもございません!それがし如き非才がかくの如き大任を与えられたことに驚いているの
    でございます」
信長 「案ずるな。おぬしなら立派に治められよう。どれ、そんなに驚いているのであれば、我が股竿でほぐし
    てやろうかの!」
藤吉郎「いや、その!ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー!!」

273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/26(土) 16:13:06 ID:DInw7HhE
お市に惚れるより掘らせる藤吉郎とはまた斬新ですな。
繋がったまま脱出とか間抜けすぎるwww

一つ気になった点が。この頃の藤孝の呼称は兵部(大輔)では?
それとも信長臣下はわざと非官位通称で統一してるのでしょうか。

274 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/26(土) 20:46:27 ID:qBFnkEjl
『太閤記(たアッー!いこうき)』


____   r っ    ________   _ __
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| | | | | __  __ |  r┐ ___| |___ r┐  / / | |  /\   ヽ冫L_  _  |   | ┌─────┐ |
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| r┐| |___  __|. | | | 二 二 | | |く_/l |   |  , ‐'´     ∨|__  ___| r‐、 ̄| | ̄ ̄
| |_.| |   /  ヽ    | | | |__| |__| | | |   | |  | |   __    /`〉  /  \      │ | |   ̄ ̄|
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 ̄ ̄ く_/   \ `フ |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |   | |  |____丿く / <´ /   `- 、_// ノ\  `ー―--┐
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275 :奇矯屋onぷらっと ◆O.K.H.I.T. :2006/08/26(土) 23:44:11 ID:BlBz0Xmy
するなー!

276 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/27(日) 00:01:10 ID:qfvloZiO
カラカウア王来日(コニーver.)
アメリカの尻搾取からハワイを守るべくアジア連合を画策したカラカウア王は
世界一周の旅に出、最初の訪問地として日本を訪れた。
井上馨「ここが日本の軍事工場です、ここでは浦上18号が1日1000本のペースで作られています」
カラカウア「素晴らしい!欧米以外にこのような技術力のある国があろうとは・・・・」
井上馨「あれが日本の軍隊です」
日本兵壱「うおおおっ!たとえ模擬戦用の人形だろうと、こいつの尻はわしの物じゃあっ!!」
日本兵弐「なにを抜かす!犯るのはわしが先じゃあっ!!」
訓練中の日本兵達は敵に見立てた木人形に群がり、一心不乱に後ろの穴へ己が股竿を突っ込んでいる。
カラカウア「おおっ!なんとも勇敢な兵士達じゃ!!」
カラカウアは高い技術力と強力な軍を持つ日本こそ、アジア連合の盟主にふさわしいと確信。
日本と連合を結ぶべく昭和天皇との単独会見に挑んだ。
井上馨「カラカウア陛下が参られました」
カラカウア「天皇陛下へのご拝謁がかない、光栄に存じます」
明治天皇「挨拶は後じゃ、食らえっ!!」
カラカウア「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
明治天皇「ふんっ!ふんふんっ!!」
カラカウア「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
明治天皇「嘘を言うな!こんなに股の竿を硬くしおって!!」
カラカウア「わっ、私はこのようなことをしに来た訳では・・・、ハワイと日本の連合を・・・、あひぃっ!しごかないでぇーっ!?」
体重250キロの巨漢カラカウアの肉体は、明治天皇が腰をぶつけるたびに、
まるで絹豆腐のようにプルプルと振るえ
そのエロチックな光景が帝の竿をますます硬く大きくさせるのだった。
こうしてまぐあいに夢中になった明治天皇はカラカウアのハワイ日本同盟の提案など目もくれず
自室に監禁しその尻を昼夜問わず味わいつくしたという。
ちなみにカラカウアが日比谷の宿舎に帰ってきたのは会見から3日後のことであった。

277 :奇矯屋onぷらっと ◆O.K.H.I.T. :2006/08/27(日) 00:02:10 ID:BlBz0Xmy
頼むからそういう思想が絡むのは・・・

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/27(日) 10:46:16 ID:L3jLFk85
>>276
昭和天皇との単独会見が、いつの間にか明治天皇とのまぐわいになってるんですがw

277と同じく近代系はちょっとスレ的にもズレてるよね。

279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/27(日) 22:42:28 ID:K29aCla3
『太閤記(たアッー!いこうき)』

第*28話 長浜(ながはまアッー!)城主

(1)
天正元(1573)年。木下改め羽柴藤吉郎秀吉は、北近江三郡を与えられて小谷城の主となった。しかし、
今後の領内経営を考えると、この城はいくつもの点で不向きであったため、新たに城を築くこととした。

※これまでは藤吉郎・小一郎など通称で通してきましたが、この頃から羽柴氏を名乗るようになったので、
 今回からは、信長と同様、秀吉・秀長など諱(いみな)で呼ぶこととします(一部会話の時を除く)。

秀吉「小谷城は廃城し、新たに城を築くこととする。既に上様(信長)の許しは得ておる」
秀長「小谷城はこれからの時代に合わないということですか」
秀吉「そうだ。この城はよろしくない。…まず、街道から離れており、交易の利を得られん。次に、険しい
   山の上にあり、水が得られん。さらに、この地で浅井氏は滅んだ。縁起も悪い」
正勝「とはいえ、小谷城は規模も大きく、守りには優れておるぞ。それを捨てて新たな城を築くとなると、
   相当良い条件が揃ってないとな…」
秀吉「城を築く場所は、既に決めてある」
秀長「どちらですか?」
秀吉「今浜だ」
秀長「今浜ですか。なるほど、あそこなら街道(中山道・北国街道)にも琵琶湖にも近く、交通の便も良い
   ですな。ただ、あの近辺は平地で、城を築いても守りが弱いのが難点ですが…」
秀吉「この近辺では、もはやそうそう戦などあるまいよ。これから作る城は、小谷城とは違うのだ」
重治「さよう。新たな城は、隠すのではなく見せるものなのです。羽柴の、ひいては織田の威勢を世に知ら
   しめるための。今浜でしたら、城下町もさぞや賑わうことでしょう」
秀長「となると…腕のいい職人を集めませんとね。まずは立派な城を築かないと」

280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/27(日) 22:43:00 ID:K29aCla3
(2)
程なく、今浜は長浜と改名された。そして、小谷城で使われていた資材等も流用しつつ、築城、並びに長浜
のまちづくりが開始されたのである。
秀長 「よいか!羽柴の勢いを示すべく、立派な城を築くのだ!良い仕事をした者にはこの秀長の尻を、最
    も良い仕事をした者には我が兄・秀吉の赤尻を存分に振る舞うぞ!!」
職人達「うおおおお〜っ!!」
職人達の目が血走り、竿がギンギンに勃っている。皆、犯る気満々である。
秀吉「はぁ…。どいつもこいつも衆道好きかよ。…なぁ小一郎。いい加減尻で釣るのはもうやめないか?」
秀長「なぜですか?我々の尻を掘らせてやるだけでどれだけの銭が節約できるかご存じないのですか?」
秀吉「いや、それは分かるんだけどよ…。もうだいぶ銭も貯まってきたんだから、銭出しゃいいだろ?」
秀長「そうは参りません!よいですか、兄上。上様の天下取りへの道はまだまだ続くのですぞ。その中で
   一体どれだけの銭が必要になるとお思いですか。銭は逃げやしませんよ。尻で済むものなら尻で済
   ませ、銭は、いざという時の為に取っておかねばならんのです!!」
秀吉「ま…まぁ、そうだか…」
さすがの秀吉も、弟・秀長の理路整然とした(?)説得には納得するしかなかった。

秀長「うわわわわっ!挿ってキターっ!!」
職人「ふんっ!ふんふんっ!!」
秀長「ちょ、ちょっと!そんなに早く動かないで・・・っ!!」
職人「嘘はいけねぇよ!あんたのこの股竿は何だい!おらのノミより硬いじゃないの!」
秀長「あひぃ!?」
職人「あ…あんたの尻…イイっ!アッー!!」
秀長「いかがでしたか?我が尻は?」
職人「もう最高!今まで掘った中でも一番の尻だよ」
秀長「それはようございましたな。しかしながら、我が兄の尻はこれ以上。なにしろ、あの赤尻ですからな。
   それを掘りたければ、明日からもいっそう頑張ってくだされ」
職人「分かっただ!!」

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/27(日) 22:43:33 ID:K29aCla3
(3)
職人達を鼓舞するため、秀吉は掘られた。しかし、その影で、弟・秀長はそれ以上に掘られていた。「最高
の補佐役」は、尻においても兄をしっかりと補佐していたのである。
さて、順調に築城が進む中、城下ではこのようなことがあった。以下、その顛末を示す。

この頃、山内一豊は、羽柴軍団の一人として四百石を領し、長浜に居を構えるようになっていた。その妻・
千代が所用で外出したある日のこと。彼女は、とある老女に出会った。
千代「いかがなさいましたか?」
老女「いや、ちょっと腰を痛めちまってな。今日中にこんだけ耕さんといかんのに、まだこんだけしか進ん
   どらんのよ。どないしたもんかと思ってな」
千代「それは大変ですね。私、少々時間がありますから、お手伝いいたしましょう」
老女「そりゃ助かるわ。おみゃあさん、お名前は?」
千代「山内猪右衛門一豊が妻、千代と申します」
老女「千代さ、か。ええ名前じゃ。それに、美人じゃし。山内とかいうお人もええ嫁さんを持ったもんじゃ」
千代「まぁ。うちは貧乏ですから、お褒めいただいても何も出ませんよ」
とは言いつつも、褒められて舞い上がった千代の仕事ぶりは目覚しく、あっという間に畑仕事は片付いた。
老女「あらまぁ〜。おかげで助かったわ。ありがと」
千代「いえいえ、これくらいのこと。武士の妻として、領民のために働くのは当然のことですよ」
老女「また近いうちにお礼にうかがうわ」

翌朝。
老女「おう、ここじゃここじゃ」
千代「まぁ。あなたは昨日の…」
老女「これ、昨日のお礼じゃ。うちでとれた菜っ葉なんじゃが、少しは足しになるかと思ってな。どうぞ、
   受け取ってちょ」
千代「これは助かります。そうだ、朝餉がまだでしたら、一緒にいかがですか?」
老女「んじゃ、お言葉に甘えて」

282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/27(日) 22:44:14 ID:K29aCla3
(4)
千代「お味はいかがですか?」
老女「うみゃあ。あんたの飯はほんまうみゃあわ。美人で気立てが良うて飯もうみゃあ。こんなええ嫁さん
   はおらんな」
千代「まぁ、お上手を」
一豊「どうした、千代。客人か」
千代「ええ。昨日、少しばかり畑仕事を手伝いましたら、ほら、こんなにお礼をいただきまして」
一豊「おお、これは助かるな。名前は存じ上げんが、礼を申す」
老女「おみゃあさんが山内さまか。この人の旦那にしては釣り合わんけんども、顔はええな。うちの日吉と
   ねねさに比べりゃ、ずっと釣り合いがとれとるわ」
千代「ねねさ?」
一豊「日吉…ねねさ…はっ!」
何かに気付いたか、一豊は、とっさにその場に土下座したのである!
一豊「ち、千代!そなたも頭を下げんか!!」
千代「は?いかがなさったのですか?」
一豊「日吉とは、羽柴様のご幼名じゃ。このお方はな、羽柴様の母君・仲様じゃ!!」
千代「何と!こ、これはご無礼を致しました!!」

仲 「ちょ、ちょ!そんな硬うならんでもええんよ!!」
一豊「仲様とは知らず、無礼なことを申しました。何なりとお申しつけ下さいませ」
仲 「何なりと?ほ、ほんまに、ええの?」
一豊「はっ、はぁ…(な…何かいや〜な予感がするんだけど…)」

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/27(日) 22:44:59 ID:K29aCla3
(5)
仲 「んじゃ、あんたの尻を掘らせてぇ〜な!!」
一豊「や、やっぱり!ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
仲 「ふんっ!ふんふんっ!!」
一豊「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
仲 「嘘はいかんがな!あんたの股槍がめちゃんこ硬うなっとるでよ!」
一豊「あひいっ!?」
千代「だんな様が、私としている時以上にいい声で鳴かれるとは…。それに、あのこけしは一体…」

どこから入手したのか、仲は、近頃話題の大型こけし・春日山(かの上杉謙信公も愛用の逸品!)を装着
していたのである。
後には土佐二十四万石の主となった一豊も、当時はわずか四百石取り。それも、家格以上の家人を雇って
いたため、家計は火の車であった。このスレでは常連の攻めキャラ・千代も、嫁入り時に持参してきた浦
上三号一本(+千代が薪から彫り上げた、幾許かの荒こけし)で我慢している状態。
そんな中、流行の大型こけしで掘られる夫の姿を見せつけられた千代は、半端でない欲情を覚えた!
千代「た、たまりませぬ!私も入れて下さいませ!」
一豊「に、二本は無理!無理ーっ!!し、尻が、尻がアッー!」
千代「ふんっ!ふんふんっ!!」
一豊「ほ、ほんとに尻が裂けるぅーっ!!」
仲 「じゃから嘘はいかんというに!ますます股槍が硬う硬うなっとるでよ!(土橋風に、というか土橋
   『以上に』いやらしくさわさわと触る。そのいやらしさはもはや計測不能)」
一豊「アッー!!」

千代「仲様の攻めをお教えくださいませ!うちの人をあんなに鳴かせるこつを知りとうございます!」
仲 「ええよ。どんどん聞いてちょ」
千代「ありがとうございます!」

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/27(日) 22:45:40 ID:K29aCla3
(6)
これ以降、千代の攻めはますます激しくなった。山内邸からは、毎夜のように雄の臭いが漂っていたという。
一豊ばかりではない。この時期、秀吉配下の主だった者達は、皆、仲に掘られまくった。仲は、その攻めの
ノウハウを彼らの妻女に惜しまずに伝えたので、長浜は、一大ハッテン場の如き様相を呈したという。

吉晴「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
仲 「ふんっ!ふんふんっ!!」
(以下略)
一氏「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
仲 「ふんっ!ふんふんっ!!」
(以下略)
直末「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
仲 「ふんっ!ふんふんっ!!」
(以下略)
長康「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
仲 「ふんっ!ふんふんっ!!」
(以下略)
正勝「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
仲 「ふんっ!ふんふんっ!!」
(以下略)

仲 「小六殿。おみゃあの尻は緩いな」
正勝「ひっひどい!」

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/27(日) 22:46:23 ID:K29aCla3
(7)
「長浜に行けば、サルの赤尻をはじめとする逸品の尻にありつける」
この噂は、瞬く間に近隣に広まった。あちこちから野郎どもが集まってくる。彼らの多くは何らかのゲイを
持っていた。そのため、長浜に行けば何でも揃う、ということで、商工業が大いに栄え、賑わったのである。
秀吉も、その配下達も、彼らに毎日のように掘られ続けたのであるが…これにより、彼らの尻は、さらに鍛
えられたのである。

築城が開始されてからおよそ二年。ようやく、城が一応の完成をみた。
秀吉「これで、俺も本当に一城の主だな…」
さぞや感慨深かったことであろう。尾張の一百姓の子(富農の子とも被差別階級の子ともいわれる)として
生まれた自分が、四十前にして、ここまで出世したのである。

家臣「殿!上様がお見えにございますぞ!」
秀吉「分かった、いま行く」

信長「サル!近く大戦がある。戦の支度をせい!」
秀吉「ははあっ!」
信長「敵は武田四郎勝頼!先には信玄めにしてやられたが、今度は倍に、いや数倍にして返してくれようぞ!
   …そう思うと興奮してきた。サル!尻を出せ!」
秀吉「いやあの、家臣達が見ておりますれば…ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー!!」

286 :奇矯屋onぷらっと ◆O.K.H.I.T. :2006/08/27(日) 22:50:48 ID:zI5Of/a8
小六のオチがいいなあ。

>第*28話 長浜(ながはまアッー!)城主

ここは 長浜(なアッー!がアッー!はアッー!まアッー!)城主

こう来ると読んでいただけにちょっと悔しい。

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/27(日) 23:04:00 ID:KtU1pQOV
小六はよっぽど緩いんだなwww

288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/28(月) 01:45:59 ID:6qILlMbd
というか、仲は黄門以上の鬼畜衆道家かいwwwwwwwwww

289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/28(月) 13:34:14 ID:vTYxkrg3
スレ違い市ね

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/28(月) 14:03:04 ID:+3/YraIp
スレ違い・・・?
板違いと言いたいのかな?

291 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/28(月) 17:24:15 ID:/lH8thVH
おいらも藤吉郎たんのケツを掘りたい

292 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/28(月) 21:58:19 ID:2kUpoiJC
実際に尻を掘ったヤツやアダルトAVを見たヤツの様子を見ると
それ程良いものでもないみたいだがw

293 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/28(月) 22:14:18 ID:+7kN6J65
現代の単なるホモセックスと一緒に思ってはいけない。
戦国の衆道とはもっとこう、戦友同士の精神的な繋がりをも楽しむものなのだアッー!

294 :奇矯屋onぷらっと ◆O.K.H.I.T. :2006/08/28(月) 22:38:02 ID:+dFBmptQ
>>292
現実を持ち込むのは無粋というものよ。
ここは純文学を愉しむスレッドなんだ。

295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/28(月) 23:55:42 ID:bNDzmPBn
功名が尻「小六死す」
妹あさひ姫に続き、母親の仲までも徳川家へ人質に出すことに決めた秀吉の
義に生きる正義の人蜂須賀小六の怒りが大爆発。
小六「貴様!それでも人の子か!?食らえっ!!」
秀吉「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
小六「ふんっ!ふんふんっ!!」
秀吉「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
小六「嘘を言うな!こんなに股の竿を硬くしおって!!」
秀吉「あひぃっ!しごかないでぇーっ!?」
小六「うあっ・・・・・」
しかし秀吉を折檻している最中、小六は倒れてしまう。
医師「単なる過労ですな」
長康「昨夜も三十人の少年を相手に朝まで奮闘しておったからのう、いいかげん年をわきまえて欲しいものじゃ」
病状がたいしたことがないとわかり、その場にいた者達は安堵すると同時に苦笑するのだった。
しかし、そこへあのお方がやってくる。
仲「おみゃあ!わしら家族のことを心配してようゆうてくれた!」
秀吉が関白に就任以来、面と向かって苦言を挺す者はもう小六しかいなかった。
そんな小六の男気が仲のかれかけていた女に火をつけてしまったのだ。
仲「昨日、姫路から届いた新しいこけしをたんと馳走するけ貰ってちょーよ!!」
仲は寝ている小六の布団を剥ぎ取りひっくり返すと、
長さ35cm、太さ15cmもある巨大なこけし浦上阿修羅を取り出す。
これは今期限りの限定モデルで阿修羅の如き破壊力を誇る凶悪なこけしだ。
小六「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
ブチブチブチ・・・・、責め専門で受け属性のまったくない小六の尻は初物。
たちまち裂けて赤い血しぶきが飛び散る。
仲「ふんっ!ふんふんっ!!」
小六「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
仲「ここまできたらもう止まらねーでよ!最後まで付き合ってちょ!!」
小六「うぎゃあああああっ・・・・ぐふっ!(死」
武人として、また時には参謀として秀吉を支え、また正義を重んじた名将蜂須賀小六正勝は
天正14年5月22日(1586年7月8日))仲の激しい責めにより59年の生涯を閉じた。
義に生き尻に死す男の波乱の一生であった。

296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/29(火) 10:25:31 ID:CblJnOBn
   /⌒\
  (;;;______,,,)  
   丿 !     
   (__,,ノ     ・ ←秀吉

297 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/29(火) 13:50:46 ID:uVUXyoEU
なか怖えよこのスレwww

298 :奇矯屋onぷらっと ◆O.K.H.I.T. :2006/08/29(火) 21:23:23 ID:uJqtTGTW
殺人だよなあ・・・(-人-)

299 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/29(火) 22:29:05 ID:wWYW4WGA
"野外で交わる男たち"が多すぎて子供らが外に出られない村
1 名前:二兎追うものφ ★ 投稿日:2006/08/28(月) 17:21:04 0
アイルランド島北東部、ノース海峡に面するアントリム郡にエデンデリーという小さな村がある。
ここ最近、村の子供たちは家の中から外に出してもらえないでいる。
家族で車に乗って移動するときも、子供たちは
「窓の外を見たらダメ」「シートの上に寝そべっておきなさい」と言い聞かされる。

村の周辺の草原で白昼から堂々と繰り広げられている光景が問題なのだ。
実際に、子供がその光景を目撃して、親に「どうしてあんなことしているの?」と訊いてきたこともたびたびある。だが親としては、説明が容易ではない。

男女が白昼から愛し合っている光景であれば、まだ説明しやすいだろう。草原にやってきて真昼からプレイにふけっている人たちは、そのほとんどが男同士なのだ。
http://rate.livedoor.biz/archives/50281912.html

 民主統一党(DUP)のエドウィン・プーツ議員が村人たちから直訴を受けて、
実態調査に乗り出した。彼も、男たちが繰り広げるそのような行為が子供たちの
目に入ることは由々しき問題だととらえている。

 プーツ議員は、子供たちが外で安全に遊べるように、このような行為を完全に
撲滅しなければならないと考えている。また、このような行為に応じることを
生活の糧にしている男性も関わっているようだと言う。

 警察も24時間体制で村周辺のパトロールを強化している。現在まで4名を
逮捕したという。警察の広報担当者は次のように話している。

 「警察では、エデンデリー村におけるこのような行為を厳しく取り締まるべく、
パトロール体制を強化しています。今後も、取り締まりを続けます。このような
行為を目撃した人や何か心当たりがある人は、ぜひ警察にご連絡ください」
http://rate.livedoor.biz/archives/50281912.html


300 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/30(水) 03:36:12 ID:xDU9WNBX
300get!

301 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/30(水) 07:21:22 ID:u2EZm7WA
>>299
現代の衆道村伝説バロスwwwwwwwwW

302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/30(水) 11:23:11 ID:giFH6mOt
万屋の千太降板の秘密
あまり役に立たない千太にご老公の怒りが爆発。
光圀「八兵衛も役立たずではありましたが、あやつめはいるだけで楽しい気分になれました。
しかし千太、お前ときたら・・・・・」
千太「ちょっと待ってくださいよ、ご隠居!
石坂黄門になった時、黄門様の隠居前から話が始まり、八兵衛さんや矢七さんの設定はリセットされたんですよね?
で、お艶ねえさんや八重さんは石坂黄門から続けて出演されていますので、里見黄門はその続きということになります。
だとしたらこの世界には八兵衛さんはいない、よしんばいたとしてもそれは未来の話ということになりませんか?」
光圀「・・・・むう」
千太「ここで八兵衛さんの話を持ち出すのはあきらかにおかしいですよ!」
光圀「ええーい!生意気に屁理屈をこねおって!食らえっ!!」
千太「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
光圀「お前のそういうところが気に食わんのじゃ!ふんっ!ふんふんっ!!」
千太「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
光圀「嘘を言うな!こんなに股の竿を硬くしおって!!」
千太「あひぃっ!しごかないでぇーっ!?」
光圀「助さん!格さん!さあ一緒に千太を掘らしめてやりましょう!!」
助さん&格さん「はっ!!」
千太「ひぃぃ!むっ無理っ!!三人一度になんて無理ですっ!!」
格さん「よーし逝くぞっ!!」
助さん「覚悟しろ!!」
千太「ぎゃああっ!裂けるうっ!!ほんとに裂けるうっっ!!!」
光圀&助さん&格さん「ふんっ!ふんふんっ!!」
こうして三人に三日三晩ご老公たちに掘られ続けた千太は
数日後西山荘近くの川でボロ布のような姿になって浮いていたという。

303 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/30(水) 12:09:32 ID:7JjrNiBp
強姦魔来たwwwww

304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/31(木) 00:07:05 ID:3vMkiGVC
         r、
         ノ ヽ  _
        ヽ, / く )
     ,.-―'´  ‘<- '
     ゝァ ,.ィ  ト、` ー-ッァ
     -’-.' |.  ! ` ー-’
         t  .|
         ヽ/
        〈⌒ヽ,
       ,..__`ー='⌒)
        > 二ノ/
        } _,./
       ,' /
     _∠ノ   
      


          *


         ,ヘ ,.、_/ヽ、
      rへヨ f } [〉 {
      }  E!_{ {_‐、 |
       {  f´    ´l |
       |  {      | |
       `- '    t_ {

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/31(木) 05:22:50 ID:rPzJd2x3
トラファルガーの戦い
時は1805年10月21日、欧州の尻という尻を味わいつくしたナポレオン・ボナパルトの股先はついに大英帝国へ向けられた。
ナポレオンからグレートブリテン島攻略の命を受けたピエール・ヴィルヌーヴ将軍は41隻のフランス大艦隊を率いて進撃を開始。
対するイギリスはホレーショ・ネルソン率いる33隻の艦隊を派遣、トラファルガー海域で邀撃戦を展開することとなった。
ネルソン「全艦密集隊形!敵陣の中央を突破し、敵の分断を図る!!」
数に劣るイギリス艦隊は紡錘陣形を取ると突入を開始した。
一方、敵将の意図を看破したフランス艦隊ヴィルヌーヴ提督は船団を鶴翼状に散開させ、
突進してくるイギリス艦隊の先端に船上に配置した狙撃兵使って一斉射撃を加える。
ネルソン「怯むな!突進だ!!」
飛び交う銃弾をもろともせず甲板上から檄を飛ばすネルソンに勇気付けられたイギリス軍の艦艇は次々と敵軍に飛び込んでいく。
ズガーン!!
英戦艦レパルスと仏フリゲート艦ネフティスが衝突。
交差した艦上では股間を硬くした兵士たちの白兵戦が始まった!
英兵壱「うおおおっ!この艦の船長の尻はわしの物じゃあっ!!」
英兵弐「なにを抜かす!犯るのはわしが先じゃあっ!!」
仏兵壱「おおっ!うまそうな尻が向こうからやってきたぞ!!」
仏兵弐「本当じゃ!男たちがこっちに向かってクルーッ!!」
戦いは熾烈を極め、ネフティスの甲板では英兵が仏兵の尻を掘れば、その尻に別の英兵が突っ込むといった具合に二重三重の合体劇が繰り広げられ、
中には15人兵士たちがまぐわいリング状の円陣を組んで腰を振るう姿も目撃されている。
そしてそんな最中、最前線で勇猛に指揮をとっていたネルソンの身にも悲劇が訪れた。
ネルソン「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
敵艦から発射された巨大こけし凱旋門初号機が尻に深々と突き刺さったのである。
側近「提督、今お抜きいたします!ふんっ!ふんふんっ!!」
ネルソン「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かさないで・・・っ!!」
そうこうしている間にイギリス艦隊はフランス軍の中央突破に成功。
フランス艦隊は左右に引き裂かれ指揮系統に著しい混乱をきたした。
英兵参「敵が崩れたぞ!いまこそ全面攻勢に出る好機じゃ!食らえっ!!」
仏兵参「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
英兵参「ふんっ!ふんふんっ!!」
仏兵参「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
英兵参「嘘を言うな!こんなに股の竿を硬くしおって!!」
仏兵参「あひぃっ!しごかないでぇーっ!?」
そして敵兵を掘りつくしたイギリス軍の兵士たちは、さらにその欲望を敵艦の船体にもぶつけ始めた。
英兵達「ふんっ!ふんふんっ!!」
ミシミシッ!バキバキッ!!
鋼鉄のように硬くなった股間のマスケット銃に装甲をぶち破られフランス艦は次々と沈没。
残された艦は全て白旗を掲げトラファルガーの戦いは終幕を迎えた。
ネルソン「私の役目ははたされたようだな・・・・・ぐふっ!」
勝利の報を受けたネルソン提督は穏やかな笑みを浮かべると静に目を閉じたという。

こうしてナポレオンのイギリス本土上陸作戦は失敗に終わり
大英帝国は名将ネルソンの尻と命と引き換えに自国を守ることに成功したのであった。

306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/31(木) 08:44:25 ID:lNlgTA+S
>>305
こ れ は ひ ど い。ス レ 違 い も え え ト コ だ ぞ。

ネルソンを掘レーショにするとか、ホラチオにするとか…。

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/31(木) 12:56:40 ID:oIQhzWV3
>>306
別にいいんじゃね?
前スレや前々スレでも第二次世界大戦とか日露戦争とか普通にあったし。

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/31(木) 13:22:10 ID:Ra9MD3nr
個人的に20世紀超えたらアウトかと

309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/31(木) 15:13:24 ID:pCyJwWz/
男たちの大和もネタになったくらいだもんな。

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/31(木) 20:29:45 ID:rPzJd2x3
ドイツネタは面白かったでつ(;´Д`)ハァハァ

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/31(木) 22:46:33 ID:LFrnfQHT
えらく長くなっちゃいました。

『太閤記(たアッー!いこうき)』

第*29話 長篠・設楽原(ながアッー!しの・したらがアッー!はら)の合戦

(1)
天正三(1575)年四月。武田勝頼は、三河に向けて出陣した。信玄存命時に武田につきながら、家康の誘いを
受けて寝返った、長篠城主・奥平貞昌(のち信昌)を討つためである。

勝頼「裏切り者がどうなるか思い知らせてくれる!見ておれ、その尻、我が股槍で掘り壊してくれようぞ!」
貞昌「裏切り?父上(貞能)が武田に降ったことこそかりそめのこと。我が心は一貫して徳川様にあり!」
勝頼「人質がどうなるか分かっておるのか!」
貞昌「辛いことではあるが、覚悟の上。かような振る舞いのゆえに我らは武田を離れたことが分からんのか!」

↑のようなやりとりがあったというわけではないが、両者の心理は、このようなものであったろうと想像される。
もちろん、勝頼が動いたのは、単に奥平貞昌という武将が裏切ったから、という単純なものではなかった。勝頼に
は、この時期に戦わねばならない理由が幾つかあったのである。
@奥三河の動揺を抑えるため
 奥三河には、山家三方衆(作手奥平氏・田峯菅沼氏・長篠菅沼氏)と呼ばれる勢力があった。今川・武田・松平
 (徳川)の各勢力の消長によってその帰属を変えてきた彼らは、信玄存命中はおおむね武田に与し、ただ野田菅
 沼氏(祖父の代に田峯菅沼氏から分家)の菅沼新八郎定盈(家康二十八神将の一人)が家康に従うのみであった。
 だが、定盈が信玄相手に善戦(野田城攻め。信玄はこの直後に没)したこともあり、信玄死後、山家三方衆は再
 び動揺していた。奥三河は、武田にとっては甲斐から東海道へ出るための要路にあたるため、彼らの動静は無視
 できなかったのである。
A経済力の差
 この時点での織田領(勢力圏といった方がより適切か)は、尾張・美濃・近江・大和・山城・摂津・伊勢北部と
 いったあたり。対する武田領(勢力圏)は、甲斐・信濃・駿河に上野・遠江・三河・飛騨・美濃の各国の一部と
 いうように、見た目には実力伯仲に見える。しかし、その内実には大きな差があった。
 武田の本拠は甲斐国であるが、その石高は、尾張の半分以下に過ぎなかった(信濃と合わせてようやく尾張一国
 分になるかどうかという程度)という。もちろん、米が経済力の全てではないが、織田・武田の領内の経済格差
 を窺い知るための参考にはなろう。しかも、織田は京・堺といった大都市をおさえており、交易の利も大きい。
 信玄の死により武田がもたついている間に、織田の勢力はますます巨大化していた。このままでは、時を追う毎
 にその差は広がるばかり。勝頼としては、差が小さい今のうちに目覚ましい勝利をあげる必要があったのである。

312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/31(木) 22:47:11 ID:LFrnfQHT
(2)
B信玄の負の影響
 勝頼は「諏訪四郎」とも呼ばれる。そもそも彼の母は、信玄によっていったん滅ぼされた諏訪氏の女であり、勝
 頼は当初、諏訪氏―「武田の一家臣としての」諏訪氏―を継ぐ予定だったのである。
 それが、嫡男・義信の死(病死とも、信玄と対立したために殺害されたともいわれる)により、急遽、武田氏を
 継ぐこととなった。だが、正式な当主とはみなされなかった(勝頼の子の信勝が当主で、勝頼はその後見人に過
 ぎなかった)といわれるように、その権力基盤は弱かった。
 政権内部に不安を抱える者は、えてして外に目を向けようとするが、勝頼もまたその例に漏れなかった、という
 わけである。

翌五月。武田勢は、長篠城を包囲した。攻める武田勢は一万五千。対する城内の奥平勢は僅か五百。兵数をみると、
守る奥平勢にとってはかなり厳しい戦である。
しかし城内の士気は高かった。武田は既に人質を処刑していたため、城内には武田憎しの感情が強く、士気を下げ
るような軟弱な野郎はいなかったし、先の野田城の戦(武田二万五千vs野田菅沼四百ながら一月近く持ち堪えた)
のこともある。何より、家康自らが吉田城に出陣しており、見殺しにされることはないという確信があった。
勝頼「かかれぇーっ!!」
貞昌「ふん、そんな粗○○で我らが掘り取られるとでも思うたか!者ども!守りを固めよ!」
家臣「はっ!」

戦いは、激烈なものとなった。長篠城の守りは、前出の野田城と同様、なかなかに堅い。この堅城に拠った奥平勢
は、強兵で知られる武田勢を相手によく奮闘した。
とはいえ、戦いが始まってから旬日余りが経つと、さすがに消耗の色が濃くなってくる。このままではまずい。兵
糧も底を尽きつつあるし、援軍が来ないと到底保たない。その時、救援を告げる使者として、一人の男が名乗りを
あげた。
??「それがしが参りましょうぞ!」

313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/31(木) 22:47:48 ID:LFrnfQHT
(3)
男の名は、鳥居強右衛門勝商。「勝商」という立派な名を持つとはいえ、身分は高くない。男盛りといえる、三十
代半ばのガチムチ野郎である。
貞昌「おぬしが行くと申すか」
勝商「どうやら敵は作戦を切り替えたようで、包囲網はますます固くなっております。このような中でご一族の方
   々が向かわれても、顔を知られておりますゆえ、すぐに見つかってしまいましょう。ですが、それがしなら
   知られておりませんし、身一つで不浄口(下水口)からでも出られます。水練にも自信がございまする」
貞昌「それはそうだが…」
勝商「それがしの身分が低く耳を貸してもらえないとお思いですか?徳川様はそのようなお方ではございませんぞ」
貞昌「…分かった。行け」
勝商「ははあっ!」
かくして勝商は、厳重な包囲網を潜り抜けて、家康のもとに向かった。

その頃、信長は、三万の大軍を率いて岐阜を出立し、岡崎に向かっていた。むろん、秀吉達も従軍している。何と
いっても、盟友・家康の危機なのである。三年前の三方が原の戦いの折には、四方に敵を抱えていた為に十分な支
援ができなかったという負い目もあったし、ここで勝頼を叩くことで、武田の勢力伸張を食い止めるという狙いも
あった。武田を叩けば、他の諸勢力も少しはおとなしくなるであろう。
信長(今、勝頼は長篠城を攻めている。城があと何日保つかは予断を許さんが…その救援も兼ねての戦いとなれば、
   戦場はその近辺となるのは必定。あのあたりは平地が少ないから、機動力ではなく火力が勝敗の帰趨を決め
   ることとなろう。となると…こちらが陣を構築したところに敵を引きずり込むように持っていくのがよい)
  「サル!」
秀吉「はっ!」
信長「おぬしのところには腕のいい人夫達が多いと聞く。陣を置くところが決まったら、すみやかに柵・土塁の構
   築の支度に取り掛かるのだ。よいな!」
秀吉「ははあっ!」

314 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/31(木) 22:49:39 ID:LFrnfQHT
(4)
秀吉「上様の下知だ!急ぎ、人夫を集めるぞ!」
秀長「承知!早速取り掛かりまする!」
正勝「上様は、なにゆえ人夫を集めるのだ?城でも築くおつもりか?」
秀吉「それはない。三河は徳川様のものだからな。だが、武田騎馬(並の股槍)軍団の攻めを防ぎつつ股鉄砲を浴
   びせるには、頑丈な柵・土塁で足止めする必要がある。そのためには、腕のいい人夫が必要というわけだ」
正勝「なるほどな」
秀吉「とにかく、急ぎ取り掛かれ。上様は、さかしらぶった者はお嫌いだからな。口より手を動かすんだ!」
正勝「分かってるよ!」

信長「うむ。皆揃ったな。では軍議を始めよう」
家康「これが、長篠城の周辺の図にございます」
信長「ふむ…(少し離れたところに川を中心とした狭い平地があるな。今は梅雨時。となると、川の水も多く、土
   も湿って草が生い茂り、動きが取りにくいはずだ。かねてより考えていた、大量の股鉄砲による集中攻撃が
   有効となろう)」
家臣「申し上げます!」
信長「何事か!」
家臣「長篠城から参ったと申す者がお目通りを求めております!」
家康「その者の名は?」
家臣「奥平家家臣、鳥居強右衛門勝商であると申しております」
家康「鳥居強右衛門勝商?(あるいは…信玄公を撃ったという野田菅沼の鳥居三左衛門の一族であろうか…)」
信長「構わん、通せ」
勝商「鳥居強右衛門勝商にございます。早速ながら長篠城の状況を申し上げます。昨日未明、それがしが出立いた
   しました時点で、兵糧は、もってあと三、四日にございました。わが主君は断じて武田に屈したりはいたし
   ませんが、腹が減っては戦ができませぬ。一刻も早く援軍を賜りたく存じます」
信長「分かった」
勝商「これにまさる喜びはございません。さっそく、城兵に伝えとう存じます」
そう言うと、勝商は、休息するようにとの勧めも断り、直ちに長篠城にとって返した。

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/31(木) 22:50:25 ID:LFrnfQHT
(5)
翌朝。
信長「支度は整ったか!では長篠に向けて出立するぞ!」
兵達「おうっ!」
信長(長篠城は保つであろうか。援軍を差し向けるのは嘘ではないが、兵糧が尽きる前に、とはいきそうにない。
   城兵には悪いが、もうしばらく、耐えてくれよ)
二日後の夕刻には、長篠城に近い設楽原に到着。直ちに陣の構築に取り掛かることとなった。

秀吉「急げ!武田騎馬(並の股槍)軍団に崩されないよう、一刻も早く頑丈な柵・土塁を構築するのだ!!」
秀長「銭・尻は惜しまん!この戦に勝ったら、銭はもとより、我ら兄弟の尻、掘り放題だぞ!」
人夫「うおおおお〜っ!!(目ギラギラ、竿ビンビン!)」
秀吉「全員尻目当てかよ…」
秀長「兄上!尻がいるなら好きなだけくれてやればよいのです!ここで惜しんではなりません!」
秀吉「分かってるよ。んでも、いくら掘られても痛ぇんだよ、ほんとに」
秀長「痛くても、こらえて下さい(キッパリ)」
秀吉「トホホ…」
赤尻の魅力は凄まじい。人夫達は目の色を変えて仕事をし、翌日には、柵・土塁が完成したのである。
信長(うむ。これならば敵の猛攻にも耐えられよう。だが、あまりに頑丈だと、かえって敵が寄り付かないという
   ことも有り得る。それに、股鉄砲を有効に使うには、敵を密集させたい…そうだ!)
  「サル!サルはおらんか!!」
秀吉「何でございましょうか?」
信長「最後の仕上げに…(ひそひそ)」
秀吉「えっ!?そ、それがしが、でございますか?」
信長「そうだ。『あれ』にはおぬしとその配下の力がどうしても必要なのだ」
秀吉「ですが…」
信長「金ケ崎で見事殿軍を果たしたおぬし達にしか、これは任せられん。これこそ、この戦で我が方が勝つための
   最大の策!」
秀吉「はぁ…。分かりました。やってみましょう」

316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/31(木) 22:51:12 ID:LFrnfQHT
(6)
一方、織田・徳川の大軍が来たという知らせは、既に勝頼のところにも届いていた。敵は設楽原におり、柵・土塁
の構築が進んでいるという。軍議が催された。
重臣「敵は我が方の倍以上の大軍。いかに尾張兵弱しといえども、三河・美濃等、諸国の勇猛な兵もおりますれば、
   我が方の不利は明らか。ここはいったん退くのがよろしいかと」
側近「なるほど数では劣ります。しかしながら、ここで退いても我が方に得るものはございません。我が方が退け
   ば、敵は必ずや武田の敗北と声高に伝えましょう。武田の勇名を汚したとなっては、ご先代(信玄)に申し
   訳が立ちませんぞ」
家臣「殿!ご決断を!」
勝頼「…軍を設楽原に向ける!」
重臣「お待ちくだされ!それはあまりに無謀というもの!敵は柵・土塁を構築して待ち構えておるのですぞ!『飛
   んで火にいる夏の虫』とはこのこと!」
勝頼「進むも地獄、退くも地獄じゃ!聞けば、信長自ら出てきておるというではないか!今戦わずして、いつ討ち
   取ると申すか!」
重臣「ですから、いったん敵の出方をみて…」
勝頼「もうよい!ひとたび総大将が戦うと決した以上、口を挟むことは許さぬ!」

信長「そうか。勝頼がこちらに向かっておるか」
家康「そのようですな」
信長「次郎三郎(家康)殿。小平次(酒井忠次)を呼んでくれんか」
家康「それはよろしゅうございますが…どうなさるおつもりで?」
信長「あれの言うた、鳶ケ巣山砦への奇襲をさせてみるのよ」
家康「しかし、先の軍議では一蹴なさったのでは…」
信長「敵を騙すにはまず味方から、ということよ。それに、あそこを落とせば武田勢の退路はなくなる」
家康「分かりました。小平次!」
忠次「はっ!これに!」
信長「おぬしの策を用いることとした。兵三千を与える。直ちに鳶ケ巣山砦を攻めよ!」
忠次「ははあっ!」

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/31(木) 22:51:59 ID:LFrnfQHT
(7)
そして―朝が来た。前日からの雨は止み、曇り空であったという。この日は、現在の暦に直すと7月の初め。梅雨
時である。
信長(雨では股鉄砲も萎えてしまいがちだからな。助かった。俺は運がいい)
  「者ども!用意はいいか!」
兵達「おうっ!」
信長「股鉄砲、構えーっ!!」
  
勝頼 「見よ!川の向こうに信長がおる!あれを討てば名は天下に轟くぞ!!」
兵達 「おうっ!」
伝令 「左翼、山県隊が動き始めております!」
勝頼 「うむ。よし、中軍・右翼も動かせ!先手、一斉に突撃ーっ!!」
武田兵「へへっ。あの程度の柵、軽く飛び越えてやらあっ!」

忠次「どうやら、始まったようだな」
家臣「では、そろそろ」
忠次「うむ。者ども!かかれぇーっ!!鳶ケ巣山砦を攻め潰すのだぁーっ!!」

―かくして、日の本の歴史に大きく名を残す激戦が始まった。既に辺りには、濃厚な雄の臭いが漂っている。設
楽原は、まさしく巨大ハッテン場と化したのである―

秀吉「よし!我らも動くぞ!者ども!尻を出せ!」
兵達「へっ?」
秀吉「聞こえんのか!尻を出せと言うておるのだ!」
兵達「はっ、はぁ…」
秀吉「分からんやつらだな。こうするんだ!」
そう言うと、秀吉は己の袴・褌を脱ぎ捨てて尻を丸出しにし、武田勢に尻を向けて四つん這いになった。

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/31(木) 22:52:43 ID:LFrnfQHT
(8)
秀吉「なぜお前らが我が隊にいるか分からんのか?」
兵達「さぁ?」
秀吉「我らの役目は、尻で武田勢を惹きつけることにある。お前らは、我が勢の中でも特に菊門の締まりが良い
   者として選ばれたのだ」
兵達「えっ?ってことは…おら達が、あの武田騎馬(並の股槍)軍団を受けるんですかい?そ、そりゃ無理って
   もんですよ」
秀吉「無理なものか。お前ら、昨日の晩は浦上三号を打ち込まれてアンアン喘いでいたではないか。いかに武田
   の股槍が大きいったって、あれほどのものはそうそうないぞ」
兵達「んでも、あれはあれ、これはこれで…」
秀吉「この軟弱野郎が!俺なんぞ、いくら掘られても慣れないってのに、浦上三号どころか伊豆やら相模やらの
   巨大こけしを、毎晩のようにおっかぁ達(仲、ねね)に打ち込まれてるんだぞ!それを思えば、浦上三号
   でアンアン喘いでるお前らが武田の股槍ごときを恐れることなどあるまい!」
兵達「…分かりやした。やります。んでも、武田は強いんですから、褒美はたんまり頼みますよ」
秀吉「それは、これからの働き次第だ。…では、者ども!尻を出して四つん這いになれ!尻塁を築くのだ!!」
兵達「おうっ!!」

―尻塁。それは、蒙古襲来の折に初めて築かれたという、対衆道家専用防塁。尻を丸出しにした野郎どもが四つ
ん這いになって並ぶさまはまことに壮観である―

武田兵「へへっ。織田の野郎どもも大したことはないな。俺様の姿を見たとたんに柵の向こうに引っ込みやがっ
    た…ん?何だ、この強烈な雄の臭いは…」
次の瞬間。武田兵は我が目を疑った。突如として、尻を出した四つん這いの野郎どもが現れたのである!
武田兵「こっ、これは堪らん!しっ尻〜っ!」
武田兵は、一斉に向きを変え、次々と尻の方に集まっていった。あたかも、砂糖に群がるアリのように。
指揮官「こらっ!そんな尻に構っている場合か!我らが狙うはただ信長の首級のみ!…とは言うものの…たっ堪
    らん!しっ尻〜っ!!」
指揮官、いや、名のある将達でさえ尻の魅力には抗えなかった。そのため、武田勢の攻めは、織田・徳川勢の布
いた長い陣の、ある一点に集中したのである。それこそ、信長の思う壺であった。

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/31(木) 22:53:40 ID:LFrnfQHT
(9)
羽柴兵「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
武田兵「ふんっ!ふんふんっ!!」
羽柴兵「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
武田兵「嘘言えっ!股刀がコチコチではないか!ふんふんっ!!」
織田兵「へへっ。隙だらけだし、群がってるもんで的が絞り易いぞ!これでも食らいなっ!」

バアッーン!織田兵の股鉄砲が精を吹いた!!特殊加工を施された筒を装着した股鉄砲から射出される精の破壊力
は凄まじく、至近距離であれば、鉄製の甲冑をも打ち砕くのである!!
武田兵「ぐわアッー!」
武田兵は、股鉄砲の精の破壊力と、それによる性的刺激とを受け、羽柴兵を掘り取る前に次々と果ててイった!
信長 「思ったとおり!敵は尻塁に気をとられて動きが鈍っておるぞ!どんどん放て!!」
織田兵「それそれそれぇーっ!!!!」
バババババアッーン!!!!
眼前での激しいまぐわいを見せつけられることで一層興奮した股鉄砲隊は、凄まじい勢いで次々と精を放った!
その、あまりの速さと集中的な一斉射撃のゆえ、「一人ではこんなには放てまい。きっと三人一組で入れ替わり
立ち代り精を放っていたに違いない」と誤認したのが、かの「三段撃ち」の由来であるという。

…もちろん、柵・土塁の意味がなかったというわけではない。
武田兵「こんな柵、我が股槍で打ち壊してくれるわ! (バシバシッ!)ふぅ、ようやく壊れた。…くっ。股槍
    が刺激を受けすぎて敏感になってしまっておる…」
バアッーン!
武田兵「ぐわアッー!」

それでも、中には柵を越え、土塁を突き崩して突進してくる猛者もいた。しかし、ここでも尻塁はその威力を発
揮したのである!

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/31(木) 22:54:28 ID:LFrnfQHT
(10)
武田兵一「信長の首級、信長の首級…(秀吉の赤尻が目に入る)…しっ尻〜っ!!(方向転換)」
秀吉  「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
武田兵一「ふんっ!ふんふんっ!!」
秀吉  「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
武田兵一「嘘言えっ!貴様の股刀がコチコチではないか!」
秀吉  「ふん、この程度!いちいち付き合ってられるか!ふんっ!」
バキッ!!
武田兵一「ぐわアッー!」

武田兵ニ「信長の首級、信長の首級…(秀吉の赤尻が目に入る)…しっ尻〜っ!!(方向転換)」
秀吉  「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
武田兵ニ「ふんっ!ふんふんっ!!」
秀吉  「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
武田兵ニ「嘘言えっ!このいやらしい股刀は何だ!」
秀吉  「あひいっ!?…って言うとでも思ったか!ふんっ!」
バキッ!!
武田兵ニ「ぎゃああアッー!」

武田兵三「何だあいつは!しかし、今は信長の首級…(赤尻に視線釘付け)…しっ尻〜っ!!(方向転換)」
秀吉  「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
武田兵三「ふんっ!ふんふんっ!!」
秀吉  「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
武田兵三「嘘言えっ!何だこの股刀は!」
秀吉  「あひいっ!?…ってこの程度!ふんっ!」
バキッ!!
武田兵三「ぎゃあああっ!ま、股槍がアッー!」

赤尻の魅力は凄まじい。武田兵は、挙げれば百世の功名となるであろう信長の首級よりも眼前の赤尻の方を選
び、次々と股槍を破壊されてイったのである!

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/31(木) 22:55:12 ID:LFrnfQHT
(11)
忠次「よし、鳶ケ巣山砦を落とした。者ども!残敵を叩き潰せ!」
兵達「おうとも!」
貞昌「包囲網は解けた!打って出るぞ!手柄を立てる好機じゃ!!」
兵達「おう!久々に暴れてやりましょうぞ!」
鳶ケ巣山砦が落ちたことで、長篠城の包囲網は事実上崩壊した。勝頼の当初の目論見は、ここに崩壊したので
ある。そして、主戦場となった設楽原においても、無残なまでの敗北が現実のものになろうとしていた。

伝令一「三枝(守友)様、五味(貞成)様、高坂(昌澄)様、お討ち死に!鳶ケ巣山砦が落とされました!」
伝令ニ「土屋(昌次)、山県(昌景)様、お討ち死に!お味方、総崩れにございます!」
勝頼 「な…なんということか…」

信長「よし!者ども、進撃じゃ!いかに武田騎馬(並の股槍)軍団が強いと言うても、かくも疲弊しておれば
   我が方の敵ではない!」
時の勢いとは恐ろしい。あの武田のつわもの達が、この日、織田の弱兵達によって次々と倒されてイったので
ある。この追撃戦における武田勢の犠牲は膨大なものとなった。内藤昌豊、馬場信春といった歴戦の名将達も
この戦いで討ち死にしたのである。

信長「勝ち鬨をあげよ!」
兵達「エイ、エイ、オー!!」
戦いは朝から始まり、夕方近くに及んだ。午前中はまだしも、鳶ケ巣山砦が陥落し、武田勢の一角が崩れ始め
た後は、一方的な展開となったのである。
この惨敗が、武田の威勢を下げたことは疑いない。武田氏はなお相当の勢力を保った(この後の、水野信元の
粛清や徳川信康・築山殿の死の背景には、武田の脅威がある)ものの、信長を脅かすには至らなかったことが
それを示している。

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/31(木) 22:55:46 ID:LFrnfQHT
(12)
日が、暮れようとしていた。信長達は、ようやく落ち着きを取り戻した長篠城に入った。

信長「こたびの働き、みごとであった。皆に、褒美を取らせよう」
諸将「ははあっ!」
信長「ところで、鳥居とやらはいかがいたした?」
貞昌「実は…」

―鳥居強右衛門勝商は、信長達に長篠城の窮状を伝えた後、援軍が来る旨を伝えるため直ちに長篠に戻ろうと
した。しかし、包囲網はさらに厳しいものとなっており、捕らえられてしまったのである。援軍は来ないと言
えば命を助けるのみならず知行を与えるとまで言われたらしいが、勝商は、己の命をも顧みることなく、援軍
が来るので守りを固めよと言い残し、槍で尻を突かれて果てた―

貞昌「強右衛門が果てた時、最期の精によって、これが城内に飛んでまいりました。この股槍鞘にかすかに残
   る雄の臭いから、我々は援軍が来ることを悟ったのです。これがなければ、我らは皆、死んでいたこと
   でしょう」
信長「これは…次郎三郎殿の臭いだ」
家康「さよう。強右衛門が我らのもとまで来たことを示す証として、それがしの尻を掘った時についた臭いに
   ございます」
信長「長篠から泳ぎ、走り続けたばかりというに次郎三郎殿の尻を掘る。のみならず、すぐさま長篠までとっ
   て返し、自らの命を顧みず我が方の勝利に貢献した…。鳥居強右衛門勝商、受け・攻めともに、何と天
   晴れな男であることか。かような男と、一度まぐわってみたかったのう」
信長の股竿が、みるみるうちに怒張してきた。男は男を知る、ということである。勝商の男っぷりに惚れ込ん
だというところであろうか。
信長「強右衛門殿!聞こえるか!貴殿のおかげをもって、我らは大勝利だ!謝意をこめて、このまぐわいを御
   覧じろ!!」
秀吉「この展開って…や、やっぱり!ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー!」

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/31(木) 22:56:31 ID:LFrnfQHT
(13)
概要図。
イ、開始時点
        ⇒    塁    ←<信長の首級!
        ⇒  尻  柵   ←<(以下同)
        ⇒    塁    ←<(以下同)
     信  ⇒    塁    ←<(以下同)
        ⇒  猿  柵   ←<(以下同)  勝     城
     家  ⇒    塁    ←<(以下同)
        ⇒    塁    ←<(以下同)
        ⇒  尻  柵   ←<(以下同)
        ⇒    塁    ←<(以下同)        砦

                      酒<気付かれるなよ…
ロ、尻に夢中
        ⇒    塁
        ⇒  尻←←←<しっ尻〜!
        ⇒    塁
放てぇー!信  ⇒    塁
        ⇒  猿←←←<しっ尻〜!     勝     城
     家  ⇒    塁
        ⇒    塁
        ⇒  尻←←←<しっ尻〜!
        ⇒    塁                  砦
                               酒<かかれぇー!
ハ、精を浴びる(又は股槍を折られる・もがれる)
        ⇒    塁
        ⇒  尻←←←<ぐわアッー!
        ⇒    塁
突撃ーっ!信  ⇒    塁
        ⇒  猿←←←<ぐわアッー!     勝     城
     家  ⇒    塁                奥<突撃ーっ!
        ⇒    塁
        ⇒  尻←←←<ぐわアッー!
        ⇒    塁                   炎
                                酒<落としたぞ!


信…織田信長 家…徳川家康 酒…酒井忠次  ⇒…股鉄砲隊 尻…尻塁隊 猿…羽柴秀吉 奥…奥平貞昌
柵…柵    塁…土塁 
勝…勝頼   ←…武田騎馬(並の股槍)軍団 城…長篠城  砦…鳶ケ巣山砦

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/31(木) 23:37:18 ID:2IcB8hIG
もはや羽柴軍は逆衆道兵だなw

325 :奇矯屋onぷらっと ◆O.K.H.I.T. :2006/08/31(木) 23:40:32 ID:VKrZFCt9
戦況図まで用意するとは凄まじきクオリティよ。

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/08/31(木) 23:45:21 ID:3vMkiGVC
『太閤記(たアッー!いこうき)』作者殿になら掘られてもイイッ!!

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/01(金) 11:32:30 ID:R3jSzerh
それがしも!

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/01(金) 14:24:48 ID:ZHiFti8R
長篠合戦は巨大ハッテン場か テラワロス

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/02(土) 00:03:53 ID:7Iw5QJ4u
長竿合戦

330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/02(土) 13:07:26 ID:WzD/gqlS
長篠作者乙でした。
欲を言えば、ガチムチアニキ山県昌景の壮絶な最後を書いてほしかったな。

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/03(日) 00:52:39 ID:w2ebvKvl
旅の途中、御老公一行は町の若衆を観察しながら街道を歩いていた。
すると前方から一人の飛脚が走ってくるのが見えた。その飛脚が一行の横を通り過ぎようとした時である。
いきなり光圀は飛脚に向かって全力で体当たりをくらわせた。飛脚と光圀はもんどりうってその場に倒れる。

飛脚「うぎゃぁ!なにすんだ!」
飛脚が顔を上げると屈強な男達が立っていた。

格さん「あーあ。やっちゃったなおまえ。」
助さん「やっちゃったな。」
光圀「痛!痛い!」
老人は大げさにその場で転げまわっている。

格さん「これ骨までいっちゃってんじゃねえの」
助さん「ああ。完全にいっちゃってるな」
飛脚「そっちが悪いんだろ!ぶつかってきてなにいってんだ!」
助さん「おまえ、このお方を誰だと思ってんだよ。天下の副将軍様だぞ」
格さん「因縁つけてんのかおまえ。いい度胸してるな。」
飛脚「ひっ…」
飛脚は途端に青ざめ、その場にひれ伏した。
飛脚「ご、ご無礼を・・なにとぞお許しくだ・・」
男の言葉を待たず、格さんはおもむろに褌のたてみつをつかみ、力いっぱい上に引っ張った。

飛脚「痛いっ!痛いーっ!!食込む・・・っ!。」
助さん「ふひひ、格さんも好きだなァ」
格さん「そりゃそりゃそりゃ!」
格さんはたてみつをもって男を吊り上げ、リズムよく上下に揺らした。
褌は深く鋭く男の尻に食込んでいく。
飛脚「裂ける!裂けるーッ!」
助さん「それ、わっしょい、わっしょい」
飛脚「アッー!」
格さん「うわっ!」

飛脚は緊張と快感のあまり勢いよく脱糞してしまった。
格さん「この野郎!」
格さんは力任せに男をぐるぐると振り回した。褌は引き千切れ、男は横の前栽に勢いよく突っ込んでいった。
光圀「格さん!もういいでしょう。」
格さん「はっ。」
光圀は印籠から媚薬を取り出し、倒れている男の菊門に大量に塗りつけて去っていった。

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/03(日) 00:55:43 ID:5ah3YL3i
強姦魔、今度は当たり屋ですか。
TDNのヤクザよりたちわりぃwww

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/03(日) 02:25:56 ID:f/vI0f31
HDYSがんばれ

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/03(日) 07:09:58 ID:/mk5jX8M
夏が終わって・・・
前を掘ることはできましたが、後ろを掘ることはできませんでした。

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/03(日) 17:07:41 ID:6QQBn0Fm
掘られども掘られども 我が尻穴 楽にならざり

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/04(月) 00:20:31 ID:orPJiQg8
人生とは 長き竿を尻に入れて 遠き坂道を行くが如し

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/04(月) 01:02:29 ID:t4VF2+mM
人生とは 長き竿を尻に入れて 後ろ向きで坂道を下るが如し

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/04(月) 19:27:04 ID:nqJ9Z905
>>330
こないだ川中島で股槍合わせした、昌景アニキすごかったっス!
ガチムチ六尺アニキで、股槍は上杉の朱股槍をも凌駕するような名槍。
陣中から遠望しただけでもほれぼれしたっス!

いざ合戦に及び、それがしの歩卒が取り囲んだところ・・・

こんなの?

339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/04(月) 22:58:28 ID:i8cVEsLQ
「尻」と生き、尻を掘られし我が身かな
「なにわ」の事は思い出したくも無し

340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/04(月) 23:57:25 ID:N/c9FZYT
>336 >337
東照公御遺訓(とうしょうこウッ!ごイクッ!ん)ですか。

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/05(火) 07:52:23 ID:lY6t42o3
今後このスレに登場しそうな男色ヒーロー達
○張形平次
こけしを投げて盗人たちの初尻を奪う岡引
○長七朗江戸勃起
駿河大納言忠長卿の忘れ形見長七朗君が自慢の七寸の股竿で悪を掘る!
○芯・桃尻太郎侍
自慢の桃尻で強姦魔の竿を折る、正義の受け侍
○大岡江珍前
将軍徳川吉宗の知恵袋、南町奉行大岡江珍前が江戸にはびこる悪を挿す!
○名奉行遠山の金玉
稲荷袋に刻まれた桜の刺青が悪を暴く痛快ドラマ

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/05(火) 12:38:00 ID:Dj/Jkqbp
>>341
それぢゃ今は亡き時代劇板のちんぽ奉行スレと変わんないよ…

343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/05(火) 12:42:01 ID:lY6t42o3
長七郎江戸勃起
家康の孫である駿河大納言忠長は兄徳川家光と将軍の座を争って敗れ切腹に追い込まれた。
その忠長の忘れ形見である松平長七郎長頼は元服をきっかけに謹慎を解かれ世に放たれた。
宅兵衛「若!今日より我らはこの夢楽堂にお世話になることになりました」
長七郎「権現のひ孫の俺がなんでこんなところで居候などに・・・・・」
辰三郎「おうっおうっ!お前さんが今度来た用心棒かよ!」
長七郎「なんだ!この生意気そうなガキはっ!?」
辰三郎「なんだと!ぶっ飛ばすぞっ!!」
長七郎「ええい!口の聞き方を教えてくれる!食らえっ!!」
辰三郎「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
長七郎「ふんっ!ふんふんっ!!」
辰三郎「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
長七郎「嘘を言うな!こんなに股の竿を硬くしおって!!」
辰三郎「あひぃ!しごかないでぇーっ!!?」
おれん「なんだい、なんだい!?何店先で騒いでるんだよ!?」
長七郎「ええい!ついでじゃ!!」
おれん「きゃあああっ!まっ股が裂けるうっ!?」
長七郎「ふんっ!ふんふんっ!!」
おれん「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
長七郎「嘘を言うな!こんなに乳首を硬くしおって!!」
おれん「いやぁ!弾かないでぇ!!?」
宅兵衛「若っ!お戯れが過ぎまするぞっ!?」
長七郎「お前もうるさいぞ!食らえ!!」
宅兵衛「ぬおおおおおっ!挿ってくるうーっ!?」
長七郎「ふんっ!ふんふんっ!!」
宅兵衛「ぬああああっ!ズンズン来るうーっ!!」
長七郎「主君に掘られてこんなに股の竿を硬くするとはっ!?嫌らしい、本当に嫌らしい侍だわいっ!!」
宅兵衛「うあっ!いっ言わないでぇーっ!!?」
こうして江戸の町の夜はふけていったという・・・・・・。

344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/05(火) 12:47:51 ID:lY6t42o3
×家康の孫である駿河大納言忠長は兄徳川家光と将軍の座を争って敗れ切腹に追い込まれた。
○家康の孫である駿河大納言忠長は兄徳川家光の尻を掘ろうとして乱行を責められ切腹に追い込まれた。


345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/05(火) 18:31:05 ID:Jkrm9tgH
数ヶ月前に時代劇アワーでやってた・・・リアルタイムでも見てた長七郎江戸日記が・・・

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/05(火) 19:19:22 ID:F+B4egq7
>>343
女のまぐわいが出て来たのは異端だなぁ…。

おれんは処女なのか???それとも女でもやはり尻穴に…そうだよな。そうじゃないとなぁ。

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/05(火) 22:03:42 ID:CUbi+ump
しかも今日の「なんでも鑑定団」は長七郎の子孫が出てきたし_| ̄|○

もってきたお宝が1000マソというのはびっくりしたけど

348 :奇矯屋onぷらっと ◆O.K.H.I.T. :2006/09/05(火) 22:14:50 ID:J3FdCZku
長七郎は仕出しの手伝いから始めようよ・・・

349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/06(水) 22:14:38 ID:8GKmrEHV
『太閤記(たアッー!いこうき)』

第*30話 官兵衛( かアッー!んべえ)登場

(1)
長篠・設楽原の合戦に勝利したことで、信長にとって最大の脅威であった武田の勢力は、かなり弱体化した。
信長(勝頼もしばらくは動けまい。こちらは、次郎三郎【家康】に任せてよさそうだ。さて、ここからどうした
   ものか…)
もはや、日の本に、一対一で信長に敵う勢力はなかろう。前回も述べたが、(支配領域の広さなどから)信長に
比肩すると思われた武田でさえ、あの有様である。
また、以前の足利義昭のように、諸勢力を糾合しうるような存在も見当たらない。
信長(貴人というものはよく分からんが、今のみかどは、わしに不快感を持たれてはいないようだ。錦の御竿、
   しばらく有効に使わせていただこうか)
そう思ったかどうかは分からないが、天正三(1575)年11月、信長は、権大納言、ほどなく右近衛大将に
叙任された。むろん、信長が望んだゆえの叙任であろう。近衛大将というと朝廷の武官としては最高位にあたり
(従三位)、地位の上では征夷大将軍にもひけをとらない。かつての主ともいえる足利義昭と、名実共に同格に
なったのである。
近衛大将が征夷大将軍と異なるのは、独立した軍政権を持たないということだが、事実上の天下人であり日の本
最強の軍事力を有する信長にとっては何の関係もない。
信長(とりあえず、この叙任によって、あの男【義昭】の影響力は殺がれるであろう。さて、続いては…天下人
   に相応しい『物』を造るか)

翌、天正四(1576)年、信長は、新たな居城となる安土城の建設に着手した。金や漆をふんだんに用い、穴
太衆(アッー!のうしゅう)により組み上げられた強固な石垣を持つその城は、宣教師達も仰天させる、絢爛豪
華なものであった。
中でも、天主閣(天守閣ではない!)の存在感は際立っていた。まさしく、天主(天にまします主:旧約聖書に
おける唯一神YHWH)の楼閣と言うに相応しい代物である。
家臣一「な、何という存在感…」
家臣ニ「黒を基調としたこの重厚さ…腹にズドゥーンと響くものがございますな…」
家臣一「金色と黒は**の印…」
家臣ニ「おい、変な妄想すんなよ」
家臣一「しかし、天に向かって聳え立つあの姿は、まさに上様の股槍の如く…」
家臣ニ「まぁ…そう見えなくもないが…(ぽっ)」

350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/06(水) 22:15:19 ID:8GKmrEHV
(2)
この巨城の建築には、数年の歳月を要した。(近年では否定的な見解も多いが)天主閣が吹き抜け構造になって
いたという説もあるように、当時の土木建築技術の粋を凝らした代物である。費用も相当なものであったろう。
信長(これほどの物を造れるのは、日の本広しといえどもわししかおらん。この城が完成した暁には、わしに弓
   引かんとする者どもも、力の差に恐れおののき戦意を萎えさせることであろう)
だが、城の建設が始まったその頃、信長の意図とは裏腹に、周囲の情勢は緊迫の度を増していたのである。

信長「何!丹波の波多野(秀治)が叛いただと!」
伝令「申し上げます!」
信長「何事か!」
伝令「い…石山本願寺が兵を挙げましてございまする!」
信長「何だと…!キンカン(明智光秀)!」
光秀「はっ!」
信長「兵を授ける!大坂へ参り、本願寺を攻め潰すのだ!」
光秀「ははっ!」
信長(一向宗の元締めである石山本願寺をこのままにはしておけん。それに、大坂をおさえられては西国との往
   来も妨げられるしな…)
本願寺との戦いは、長く、凄絶なものとなった。あの信長をもってしても、一度ならぬ敗北を味わい、自身も負
傷したほどである。激戦の後、何とか石山御坊におさえ込んだものの、兵糧・武器弾薬は水路から運び込まれた
ため、容易に落とすことはできなかった。
信長(落とせんのは苦々しいが…水路をおさえんことにはどうにもならん。それに…謙信まで動くとは…)

越後の虎(龍ともいう)・上杉謙信、動く!その報せは、衝撃を持って迎えられた。
戦国最強を謳われる勇将にして、「敵に塩を送る」の逸話で知られる義の人・謙信の参戦は、反信長勢力にとっ
ては心強いものであった。それだけに、信長としては、対上杉に目が向くのも当然といえた。反信長という以外
に利害の一致しない諸勢力など、その紐帯となる上杉を叩けば雲散霧消するであろうことは明らかだったからで
ある。
だが、それとは異なる戦略眼を持つ野郎達がいた。

351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/06(水) 22:15:51 ID:8GKmrEHV
(3)
重治「上様は、越後の上杉に目がいっておられますが…織田にとっての真の脅威は中国の毛利かと存じます」
秀吉「そう思うか。理由は?」
重治「毛利の勢力の大きさは、畿内をおさえる我らにとっても看過し得ないものがございます。なにしろ、その
   勢力は中国十一国に及び、かつての『六分の一殿(室町時代初期の山名氏清。そのあまりの勢力の強さの
   ため、将軍・足利義満によって攻め滅ぼされた)』に匹敵しますからな。武田とは異なり、先代の元就公
   が『天下を競望せず』と言い残したゆえ表立った動きは少のうございますが、内の結束も強うございます
   ゆえ、容易な相手ではございません。他にも、理由はいくつかございます。まず、本願寺を支援している
   こと。石山御坊が健在では、他方面に回せる兵力が著しく制約されます。次に、義昭公を匿っていること。
   腐っても鯛と申します。義昭公はいまだ征夷大将軍でございますゆえ、毛利の後援によって力の裏付けを
   持たれるとちと面倒なことになります」
??「そればかりではございません。毛利は、先代の元就公以来、謀略に長けておりますからな」
秀吉「義昭公以上にか?」
??「義昭公は征夷大将軍であられるゆえ、というところがございますが、毛利はそうではございません。元就
   公は、謀略をもってあの尼子を潰したのですぞ。今は織田についているとはいえ心中に不満・不安を抱く
   者はおりましょう。それに付け込んでくる恐れがございます。それらをいちいち潰していては、徒に時間
   のみ費やしてしまいます」
秀吉「ふむ…。上杉は、我らが朝倉・一向宗を攻め潰した越前方面からしか攻め込めんが、毛利は播磨・但馬の
   陸路、水路、それに人の心から攻めてくるということか…」
??「そういうことにございます。それに、上杉謙信という男には野心はございませんから、義昭公のおわす毛
   利よりやり易いところがございますしな」
秀吉「だが…上様は、ひとたびこうと決められたら決して動かんお人だからな」
重治「上杉との戦が決まったのでございますな?」
秀吉「そうだ」
重治「と、なると…我らは柴田様の指揮下に入るということですな」
秀吉「柴田殿はどうも苦手なんだよなぁ。会うたびに掘られるし、攻めは荒っぽいし…」
??「そのような好き嫌いなどを…。とはいえ、これは良い機会やも知れませんぞ」
秀吉「どういうことだ?」
重治「なるほど。いささか危ない橋を渡ることになるでしょうが…上様の心を動かすにはそれが一番ですな」
秀吉「なぁ、二人とも何言ってるんだ?」

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/06(水) 22:16:33 ID:8GKmrEHV
(4)
秀吉でさえ時についていけなくなるほどの切れ者の野郎二人。一人は、言わずと知れた竹中半兵衛重治である。
では、もう一人は…。話は少し遡る。

長篠・設楽原の合戦があった天正三(1575)年。播磨の豪族・小寺政職の居城である御着城(現在の兵庫
県姫路市)に重臣達が集められた。織田・毛利のいずれにつくかを討議するためである。
位置関係等から考えると、毛利につく方がよい。殆どの重臣達はそう唱えた。しかし、ただ一人異論を唱えた
者がいた。
?? 「我らは織田につくべきです!」
重臣一「そなたはそう申すが、織田は遠く毛利は近い。織田につけば、我らは直ちに攻められてしまうのだぞ」
?? 「なるほど毛利の脅威は侮れません。しかし、織田は今やその勢力を隣国・摂津にまで広げております
    ゆえ、我らが孤立することはございません。むしろ、織田を敵に回す方が恐ろしうございます」
重臣ニ「そなたは切支丹だからよいが…我らは仏罰も恐ろしい。織田は延暦寺を焼いたのだぞ」
?? 「でしたら、切支丹になられてはいかがですか?」
重臣ニ「そういう問題では…」
?? 「あれは織田の示威行為とみるべきでございます。毛利につけば、我らがあのようにやられるわけです
    が、それはよろしいのですか?」
重臣一「…毛利とて、我らが味方になるというのであれば、織田に攻められた時、見殺しにはすまい」
?? 「それはどうでしょうか。毛利は、元就公亡き後、いえ、元就公在世の時からですが、天下取りの野心
    はございません。織田が動いたとしても、自身の保全が成るとなれば、我らは見捨てられますぞ。
    それに、今の戦は、より大量のこけしと尻とを揃えることが肝要。いかに毛利に浦上ありとはいえ、
    畿内をおさえる織田の方が、この点においては質量とも上にございます。それでも毛利につく方が
    よいとお思いですか?」
重臣達「…」
政職 「うむ。ここまで聞いたところ、官兵衛の言葉に理があるな。官兵衛。そなた、織田に参って、我らが
    味方する旨を伝えるのだ。よいな」
孝高 「ははっ!」
彼の名は、黒田官兵衛孝高(当時は小寺氏を名乗っていた)。時に、齢三十のガチムチ野郎である。主命を拝
し、孝高は、意気揚々と東上した。

孝高(織田に行くとなれば、かの御仁に…ムフフフフ)

353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/06(水) 22:17:22 ID:8GKmrEHV
(5)
切支丹は、生殖を伴わないまぐわいを嫌悪する(旧約聖書におけるオナンの死【兄の死によりその妻を娶るが、
まぐわいはしても妊娠させないようにしたため神の怒りに触れて死んだ】が一例)。とはいえ、この時代に衆
道と無縁でいることなどありえない。事実、孝高も、自身の竿は使わない(己の精は、あくまで子作りの為!)
とはいえ、衆道のまぐわいには長けていたのである。
孝高(このドン・シメオンUを使う絶好の機会…)
孝高愛用の大型こけし、もとい、ロザリオ「ドン・シメオンU(Tはいうまでもなく己の股竿)」が、怪しく
テカった。

孝高「ここか…ごめん!」
家人「どなたですかな?」
孝高「播磨国国人・小寺藤兵衛政職が家臣、小寺官兵衛孝高と申す。ご主人にお目にかかりとうございます」
家人「は、はぁ…。しばしお待ちを」
家人「殿、客人にございます」
秀吉「客人?今日はそのような予定はないが…」
家人「それがその者、『播磨国国人・小寺藤兵衛政職が家臣、小寺官兵衛孝高』と申しておりまして、どうも
   ひとかどの御仁と思われるのですが…」
重治「播磨、ですか…。羽柴様、これは良い話やも知れませんぞ」
秀吉「どういうことですか?」
重治「ともかく、会ってみましょう」

秀吉「貴殿が小寺殿か。遠路はるばるご苦労なことでしたな。して、何用ですかな?」
孝高「羽柴様に良い話がございます」
秀吉「ほぅ。それは?」
孝高「播磨を手に入れとうはございませんか?」
秀吉「播磨を?なるほど良い話ですが、ただでということはございますまい。何がお望みかな?無益な殺生は
   好みではありませんが、返事次第では…」
孝高「なに、難しいことではございません。我が主は、信長公につき従いたいと申しております。羽柴様に、
   その仲介をお願いしたいのでございます」
秀吉「ふむ…。よかろう」

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/06(水) 22:18:02 ID:8GKmrEHV
(6)
孝高「さてもさても有難きお言葉。それがし、謝意を込めて、羽柴様に神のお恵みをさしあげましょうぞ」
秀吉「ほほぅ、それは何かな?(な、何か妙に引っかかるな…)」
孝高「これにございまする!聞けば、羽柴様は天下一の尻をお持ちだとか。その尻に、このドン・シメオンU
   を挿しこんでさしあげましょう!ともに法悦を愉しみましょうぞ!!」
秀吉「ち、ちょ…ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
孝高「ふんっ!ふんふんっ!!」
秀吉「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
孝高「嘘をおっしゃいますな!羽柴様の股槍がかのロンギヌスの槍の如くなっておりまするぞ!」
秀吉「あひいっ!?」
重治「なんと…なんというまぐわい。た、たまりませぬ!それがしも混ぜてくだされ!」
孝高「きゃんっ!竹中様の股槍が挿ってきたアッー!」
秀吉「あひっ!動きが激しくなりおったアッー!」
重治「ふんっ!ふんふんっ!!おお、小寺殿の尻もなかなかのものにございますな!」
孝高「嬉しい!この官兵衛、もっときつく締めてさしあげまする!」
重治「おほっ!?この緩急自在の締まり具合…これは逸品!ふんふんふんっ!!」
孝高「アッー!」
重治「アッー!」
秀吉「アッー!」

孝高「…ということにございます。謹んで信長公に従いたく、馳せ参じましてございまする」
信長「そうか。お味方いただけるのは、我が方にとっても幸いなことである。小寺殿といったな」
孝高「はい」
信長「この信長、しかと承ったと伝えてくれ。では、そのしるしに…」
孝高「はい…(凄い股竿…ぽっ)ぬおおおおおっ!挿ってきたーっ!」
信長「ふんっ!ふんふんっ!!」
孝高「す、凄い!こんな激しいの初めてぇーっ!」
信長「おお、良い声で鳴くではないか!嬉しいのぅ。では、もっと動くぞ!」
孝高「あんっ!ずんずんくるぅーっ!」
信長「アッー!」
孝高「アッー!」

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/06(水) 22:18:44 ID:8GKmrEHV
(7)
こうして、孝高はそのつとめを無事に果たした。彼は、秀吉の寄騎としてそのもとに留まることとなったのである。

話は戻る。
重治「羽柴様と柴田様では、戦のやり方一つとってもまるで異なりますしな。お二人の仲がよろしくないことは皆
   承知しております。なれば、軍議の席で意見が合わず、羽柴様が柴田様には従えないと席を立ったとしても、
   おかしくはございますまい」
秀吉「ちょ、ちょっと待て。それじゃ、俺が悪者になっちまうじゃないか」
孝高「『男子たる者、百世に芳しきを流せずんば、まさに臭きを万年に遺すべし』と申します。悪名を恐れるばか
   りが能ではありませんぞ。それに、普段はおとなしい羽柴様が柴田様ともめて勝手に帰還したとなれば、当
   然、上様も不審に思われるでしょう。そこが狙いなのです」
秀吉「なるほど、少し分かってきたぞ。要は、これを利用して、上様に毛利攻めを説くということか…」
重治「そういうことにございます」
秀吉「しかし…上様は怒るととんでもなく怖いからなぁ。叩っ斬られるなんてことはないだろうな…」
重治「それだからこそ、羽柴様の赤尻が活きるのですよ。あの上様のこと。羽柴様が尻を出してふりふりと振れば、
   怒りも忘れてまぐわいに走られます。一発抜いてすっきりなされば、きっと、我らの言葉に耳を傾けてくだ
   さいますよ」
秀吉「結局、最後は尻かよ…」
孝高「よいではございませんか。その尻のおかげで、羽柴様はここまでのし上がってこられたのですから」
秀吉「はぁ…」

ほどなく、秀吉達は信長の命をうけ、柴田勝家の援軍として出陣した。

勝家「おお、羽柴殿が参られたか。では、軍議に入る」
(中略)
勝家「よって、兵をこのように…」
秀吉「その用兵は納得いきませんな!」
勝家「な、何だと!」
秀吉「上杉謙信といえば不敗の猛将と聞きます。そのような相手と戦うというのに、このような無策ぶりでは…」
勝家「黙れ!こたびの戦いの総大将はこのわしぞ!わしが説明しておるというに途中で割って入るでない!」
秀吉「それは、この戦いにおいてはこの秀吉は無用ということにございますな!者ども!長浜に帰るぞ!」

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/06(水) 22:19:23 ID:8GKmrEHV
(8)
信長「なに?サルめが勝手に軍を引いただと?」
家臣「いかがなさいますか?」
信長「知れたこと!直ちに呼び出すのだ!返答次第では…斬る!」

信長「サル!我が命に背き、勝手に兵を引くとはどういうことだ!そこに直れ!」
秀吉「これにはわけがございます。ともあれ、まずはこれを!」
そう言うや、秀吉は袴を脱いで尻を出し、信長に向かってふりふりと振ってみせた。眼に鮮やかな赤尻と雄の臭い
が信長の五感を刺激する。

信長「サルめ、わしを挑発しおって!よかろう、我が股竿を食らうがよい!」
秀吉「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
信長「ふんっ!ふんふんっ!!」
秀吉「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
信長「嘘を申すな!おのれから誘いおったくせに!第一、この股竿は何だ!鼠の如くぴょんぴょんと軽快に揺れて
   おるではないか!小物のくせに生意気な!」
秀吉「あひいっ!?い、いじらないでくだされぇーっ!」
信長「アッー!」
秀吉「アッー!」

秀吉「…ということにございまする。織田にとって真の脅威は、上杉ではなく毛利であるかと存じます」
信長「ふむ。理に適っておるな」
秀吉「幸い、それがしのもとには、かの地に詳しい小寺官兵衛がおります。毛利は大勢力ですが、本国は安芸の田
   舎。畿内に近い播磨・備前などは一押しで切り崩せましょう。かの者に調略を行わせつつ進めば、数年で中
   国は上様のものになろうかと」
信長「ふむ。瀬戸内をおさえれば、博多への往来も容易になるな。明・南蛮との交易もやり易くなる。それに、精
   強な水軍も得られる」
秀吉「では!」
信長「うむ。言いだしっぺのおぬしに任せてみよう。さて、興奮のあまりまた勃ってきたわい。では、もう一発!」
秀吉「いやあの、さっき抜いたばかりで…ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー!」

357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/06(水) 22:30:03 ID:6akoR2QA
いよいよ本能寺に迫ってきて俺の逸物もたぎってキタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !!

358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/06(水) 23:10:38 ID:MmKWlEjL
オラわくわくしてきたぞっ(`Д´*)

359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/07(木) 11:47:36 ID:VJnRMlnS
掘ってくだされー!!掘ってくだされー!!

360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/07(木) 23:09:35 ID:9+mGApJm
張形平次 OP
漢だったら 初尻狙う 裂けて血の出た穴を掘るー
誰が呼んだか 誰が呼んだか 張形平次
花のお江戸は乱交騒ぎ
今日も決め手の 今日も決め手の こけし飛ぶー

361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/09(土) 00:42:10 ID:4X8nbJck
 |;;i;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;| ::::::::::::::|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;_,, -‐:〈
 l::;;_;:_:;:_:;:_:;:_;:_;|、:::::::::::::l:;:;:;:;:;:; ィ";:;:;:;:;:;:;:}
 ||_____|:::`:`:ー'‐::'':"::::::::_, ィ"´;;l
 |       |三 !`丶 、::::::::,: - ''"´  リ;;;;;;f-、
 | ー---┐|三 |    `^´     ム;;;;;;ソl}
 |/ニ,ニF、'' i三 |;;;;"フノ  ヾ`;;;;;;;;;;;;;;;ヽ l;;;//
 ||ヽ 」9L. |三.|-、く    >゙-==、  l;//
 |l'  """  |シ,イ'"彡|         ,!リノ
 |ヘ!._u   |f ノ 彡|         ,i;;l´ 
 | ゝ__  ̄ヽ_lノ  i,"(_ ,, 、,      ,:,り
 |_  ヽ、 ヽ、     `      /,K
 |_ ̄ ̄   ヽ 、,.−-‐ 、,   // /ヽ、
 |_      \'  ̄ニ ̄   ,ノ7 /:.:.:.:ヾニヽ
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 |__        /   ヽ ヽ/:.:.:.:.:.:.:/ /   ` 丶、
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   ゙゙゙゙゙  、,,,,,,,ii!!"゙゙゙゙゙     、,,,,,,   、,,,,                      ||||
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     ,il|l゙゙            ,,rlll"                      ,,,,
    ,,ill"゙           ,,,ril"゙                         il||||l

362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/09(土) 23:01:27 ID:Rtyj02Hw
『太閤記(たアッー!いこうき)』

第*31話 村重(むらアッー!しげ)、謀反

(1)
小寺(黒田)孝高の先導を受け、秀吉達は播磨に入った。秀吉の生涯の転換点となった中国攻めの始まり
である。

当時の播磨は、旧守護家である赤松氏をはじめ、別所氏、宇野氏などといった中小の大名が小競り合いを
繰り返していた。播磨国自体は大国である(播磨守は、大和守等とともに、一国の主としては最上級の従
五位上にあたる。従五位下【…五位】以上がいわゆる殿上人)が、赤松氏の没落(被官であった浦上氏に
よる下克上を受けた)以降、国内をまとめる勢力は現れなかったため、この頃は、東の織田・西の毛利の
間で揺れていたのである。
孝高が織田につこうとしたのも、播磨国の安定と主家の小寺氏の存続を考えると、当然の選択といえた。

秀吉「さて、どう攻略したものかな?姫路周辺はそなたの属する小寺氏の勢力圏だからよいものの、他に
   もあちこちに中小の勢力が割拠していて、いちいち攻めていては時間がかかってかなわん。数年で
   中国は上様のものに、と大見得をきった以上、入口の播磨でぐずぐすしてはおられん」
孝高「一国をまとめる勢力が内部におらぬ以上、羽柴様が播磨に入ったことによって、おのずと旗幟も鮮
   明になってまいりましょう。織田につく者は賞し、毛利につこうという者は攻める。簡単なことで
   はございませんか」
秀吉「そなたはそう申すが、播磨の諸勢力がこぞって毛利についたりすればどうなる?」
孝高「それはございません。そのようなまとまりがあれば、この播磨はとうの昔に尾張や三河のように統
   一されております」
秀吉「だが、俺が播磨に入った以上、毛利も動いてくることであろう。いや、もう動いておるやも知れん。
   手を打たねばな」
孝高「それについては、それがしにお任せくだされ」
秀吉「何か策があるのか?」
孝高「一つ。ただし、それには羽柴様の力が必要です」
秀吉「何じゃそれは。銭は惜しまん。何なりと申せ」

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/09(土) 23:02:17 ID:Rtyj02Hw
(2)
孝高「織田につけば、羽柴様の尻を掘らせてもよいと触れ回るのです」
秀吉「また尻かよ!」
孝高「まぁお聞きくだされ。まずは、それがしが諸勢力のもとに赴き、尻を掘らせます。それがしの尻も
   締まりにはいささか自信がございますが、羽柴様の尻には及びません。ということは、それがしの
   尻を悦ぶ衆道好きならば、それ以上の尻を掘れると聞けば、必ずや心動かします。そこをついて情
   理を尽くして織田につくことを説けば、ことごとくこちらに靡きましょう。幸い、この播磨も衆道
   好きが多くおります。これにまさる策はございません」
秀長「小寺殿の申すとおり。兄上。尻一つで兵を損することなく一国を取れるなら、やってみる価値は十
   分にございますぞ」
重治「さよう。ひとたび羽柴殿の尻を知れば、みなその虜となり、決して裏切ろうなどとは考えなくなり
   ます。自慢ではありませんが、他のことには動じないそれがしも、羽柴殿の尻の魅力には勝てませ
   なんだ。かような妙策を考えられるとは、さすがは小寺殿ですな」
秀吉「はぁ…(これって策なのかよ…)」

かくして、播磨諸勢力への受け攻め織り交ぜた調略が始まった。まずは、攻め好きの勢力の場合。こちら
は主に孝高が担当する(※ドン・シメオンUによる攻めは結構ハードなので、調略での使用は控えた)。

**「その尻、いただきまアッー!す!」
孝高「きゃんっ!**様の股槍が挿ってきたアッー!」
**「ふんっ!ふんふんっ!!」
孝高「おほっ!?良い攻めでございますなアッー!」
**「小寺殿こそ、よく締まる尻をお持ちで!ふんふんふんっ!!」
孝高「あひいっ!?そ、そこは弱いのぉーっ!」
**「アッー!」
孝高「アッー!」

364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/09(土) 23:03:07 ID:Rtyj02Hw
(3)
孝高「いかがでしたか?それがしの尻は?」
**「良い!これほどの良い尻は初めてでござる!」
孝高「いやいや、それがしなど。羽柴様の尻の締まりはこんなものではございませんぞ」
**「そ、そんな尻がこの世にあるのですか?」
孝高「なにしろ、全ての衆道好きを虜にした赤尻にございますからな。**様が織田につけば、その尻を
   味わうことができるのですが…」
**「決めましたぞ!この**、義によって織田方につき申す!」
孝高「かたじけのうございます。羽柴様にその旨しかとお伝えいたします(よし、これで一人確保【かく
   ウホッ】!)」

続いて、受け好きの勢力の場合。こちらは、攻め専(というか受けに向いてない)の蜂須賀正勝の出番で
ある。川並衆の頭ということで、野武士とか山賊(川賊というべきか)みたいなイメージを持たれがちな
人物だが、実は、このような調略等にも長けた、なかなかの切れ(痔)者なのである。

正勝「では、いきますぞ!ふんっ!」
※※「ふああああっ!挿ってきたアッー!」
正勝「ふんっ!ふんふんっ!!」
※※「ふああああっ!ずんずんくるうッー!」
正勝「おお!これは良い尻じゃ!羽柴殿の赤尻にもひけを取らんのう!(調略でなけりゃ、こんな緩い尻
   なんぞ掘りたかないよ…トホホ…))」
※※「あの赤尻と比べていただけるなんて光栄にござる!嬉しい!」
正勝「上様の股竿はこれ以上ですぞ!それそれそれえーっ!」
※※「アッー!」
正勝「アッー!(まぁ…一応は抜けたか…)」

365 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/09(土) 23:04:04 ID:Rtyj02Hw
(4)
かくして、孝高達の活躍により、天正五(1577)年のうちに、播磨の殆どが織田に与することとなっ
た(福原氏、上月氏のように、あくまで毛利方につく勢力もあったが、こちらは力攻めで落とした)。

秀吉「うむ。まずは順調だな」
重治「とはいえ、好事魔多しと申します。順調だからこそ、慎重にことを進めねばならないのです。…羽
   柴殿、これからは、前後に眼を持たねばなりませんぞ」
秀吉「どういうことですか?」
重治「羽柴殿の禄高は、いまや数十万石に及びます。これは、尾張一国の主であった頃の上様にも劣らぬ
   もの。前に申した『六分の一殿』のこともございますように、いかに家臣とは申せ、あまりに巨大
   な存在となると、否応なく警戒されるものなのです。前の敵ばかりではなく、後ろの上様の動向に
   も気をつけねばなりません」
秀吉「あの上様が俺を疑うというのか…」
重治「そうならないよう、慎重になさることです。幸い、羽柴殿は赤尻を持っておられる。時には状況報
   告ということで安土に足を運び、上様に掘られることです。夫婦の仲を保つにはまぐわいが一番。
   主従の間も同様ですぞ」
秀吉「はぁ…」

ともあれ、現況を報告するため、秀吉は一度安土に戻った。もちろん、配下の者達には、諸勢力の動向に
注意するよう念を押してはいたが…これが、毛利の攻勢を招くことになった。

間者「**様は、織田につかれてよかったとお思いですか?」
**「言うな。わしは織田につくことを選んだのだ。その選択に迷いはない」
間者「なるほど、織田にはあの赤尻の持ち主・羽柴秀吉がおりますな。さしずめ、織田につけば赤尻を掘
   らせてやるとでも言われたのでしょう。しかし、**様がそれを堪能することができるかとなると
   疑問ですな」
**「どういうことだ?」
間者「信長という男の残虐さはご存知でしょう。延暦寺を焼く、一向宗徒を皆殺しにする、敵の髑髏を杯
   にする…。何より、信長によってどれほどの尻が掘り壊されたことか。次は、**様の尻が掘り壊
   されるかも知れませんぞ」

366 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/09(土) 23:05:11 ID:Rtyj02Hw
(5)
信長の苛烈さは、皆の知るところである。毛利は、その恐怖心を巧みに煽ることで、一度は織田に与した
播磨諸勢力を寝返らせた。
秀吉が安土から戻ったのは、そのような時のことであった。この年、天正六(1578)年は、秀吉達に
とって試練の年となる。

秀吉「竹中殿」
重治「何でしょうか」
秀吉「三木の別所氏の様子がどうもおかしい。まさか…」
重治「ええ…。まずいですな。別所というと東播磨では有力な氏族。これが寝返ると我が方は孤立する恐
   れがあります」
秀吉「丹波の波多野(秀治。この時点では、八上城に篭城して明智光秀と戦っていた)と姻戚関係にある
   ゆえ、用心はしていたが…。ともかく、変なことは考えないよう釘をさすか…」
伝令「申し上げます!三木の別所(長治)が裏切りましてございまする!」
秀吉「くっ!かように早く動くとはな!」
重治「別所が裏切ったとなると、他勢力もこれに同調するやも知れませぬ。幸い、兵力については我が方
   がまさっております。恐らく本拠の三木城に立て篭もるでしょうから、まずは、他勢力との連携を
   取らせぬよう、城を厳重に包囲することです」
秀吉「なるほど。そうなると…兵糧攻めになりますな」
重治「ええ。人を斬らずに勝つ。これこそ羽柴様の好みに合った戦法かと。時間はかかりますが、兵の損
   耗を避ける良策です」
秀吉「よし、人夫達を集めろ!三木城をぐるりと囲む付城(敵城付近に築く攻撃拠点)・土塁を急ぎこし
   らえるのだ!」
家臣「はっ!」
秀吉(毛利とて、ここまで援軍をさしむけることは難しかろう。となると、三木城はほどなく孤立する。
   孤立して兵糧が欠乏した城の悲惨さは、たとえ経験がなくとも俺のような貧乏人にはよく分かる。
   だが、あの男【長治】はどうかな。それが分からねば、この戦は相当惨いことになるだろうな…)

367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/09(土) 23:05:57 ID:Rtyj02Hw
(6)
秀吉達が三木城攻めを行っていたその頃、毛利は、織田の支援によって尼子氏の再興を図った尼子勝久・
山中幸盛(鹿之助)の篭る上月城を猛烈に攻めていた。三木城に力を注ぐということは、必然的に、上
月城を見捨てることとなる。結局、城は落ち、勝久は自刃。幸盛は捕らえられ護送中に斬られた。
かくして、山陰の名族にして、一度は中国の覇者となった尼子氏の再興は幻となったのであるが…毛利の
力もまたここまでであった。上月から三木は遠い。上月で勝利したとはいえ、三木城のおかれた状況を好
転させるには至らなかったのである。

秀吉(尼子を見殺しにする格好になってしまったが…このままいけば、三木城の兵糧が尽きるのも時間の
   問題。そうなれば、こっちのものだ)
事実、主だった支城の攻略は着々と進んでおり、三木城は孤立の度を深めつつあった。だが、試練はなお
も続いた。

重治「どうもおかしい…」
秀吉「いかがなさいましたか?」
重治「荒木殿(村重。摂津守。中国攻めにおいては秀吉の副将)の様子がちと気になります」
秀吉「荒木殿が?荒木殿は才知に優れ、上様の信頼も篤い御仁ですぞ。いくら何でも…」
重治「そうなのですが…ただ、荒木殿の配下が本願寺に兵糧を売っていたという話を聞きました。それが
   事実であれば一大事。たとえ荒木殿のあずかり知らぬことであったとしても、水野殿(信元。美濃
   岩村城の秋山信友を攻めた際、信友配下が信元の領内で兵糧を買ったということから佐久間信盛の
   讒言を受け、甥の徳川家康の配下によって殺害された)のようになりかねません。座して死を待つ
   よりは…ということも考えられます」
秀吉「それはまずいな。ともかく、変な気を起こさないよう、話をしてこよう」
重治「それがよろしうございます」

その危惧は、現実のものとなった。天正六(1578)年、村重は、突如として信長に叛旗を翻したので
ある。謀反に至った理由として、本願寺への利敵行為・足利義昭や毛利からの誘い等が挙げられるが、真
相は不明である。
村重の謀反によって最も影響をこうむるのは、言うまでもなく秀吉であった。なにしろ、摂津が反信長勢
力の手に落ちれば、播磨にいる秀吉は孤立してしまうのである。三木城攻めどころではない。それゆえ、
謀反前はもとより、謀反後もなお懸命の説得工作が続けられた。しかし、効果はなかった。

368 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/09(土) 23:06:56 ID:Rtyj02Hw
(7)
この状況に、強い焦燥感を抱く野郎がいた。中国攻めの事実上の立案者といえる、小寺孝高その人である。
(まずい。このままでは我が殿【小寺政職】も毛利についてしまいかねない。そうなると、我が策は完全
 に破綻する。いや、そればかりではない。このままでは、我らは壊滅。羽柴様の赤尻も失われてしまう
 …!それはならん!何としても!)

孝高「羽柴様!それがしを有岡城【荒木村重の居城】へ!それがし、荒木殿とは旧知の仲。この舌先三寸
   と尻をもって口説き落としてみせましょうぞ!」
秀吉「ならん!俺が行っても、明智殿が行っても、あやつを説得することはできなんだ。今さらそなたが
   行っても無駄だ!」
孝高「なれど!このままでは我らが干上がってしまいますぞ!」
秀吉「そ、それは…」
重治「小寺殿。そう焦ってはなりません。貴殿は、これからの羽柴殿を支える大事なお方。ここで命を粗
   末にしてはなりま…うっ!」
秀吉「た、竹中殿!」
重治「なに…大したことはございません。それがしは蒲柳の質ですからな。この程度の病…」
秀吉「と…とにかく安静になされよ。顔が真っ青ではありませんか」
重治「己の体のことはよく分かっております…それがし、そう長くはございますまい…。小寺殿とはそう
   年は違いませんが、それがし亡き後を任せられるのは小寺殿にございまする…」
秀吉「なにを弱気なことを…」
孝高(このままでは…。竹中殿に安心していただくには、それがしが行くしかない!)
  「ごめん!それがし、有岡城に行って参りまする!」
秀吉「待て!官兵衛!」

だが、孝高は制止を振り切り、飛び出していった。三木から有岡(現在の兵庫県伊丹市)であれば、二日
とかからない距離であろう。説得の成否はともかく、数日で結果が出るはずであった。だが、何日経って
も、孝高からの連絡はなかった。

369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/10(日) 00:32:39 ID:uaQrjBcP
いつもの掘りオチがないからついついマダ続きがあるのかと思ってしまったよw

370 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/10(日) 02:57:39 ID:QNwkyojL
そわそわするw

371 :奇矯屋onぷらっと ◆O.K.H.I.T. :2006/09/10(日) 08:22:03 ID:fTy7BgSx
舌先三寸、ということばがなんとなく恐ろしい。

372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/10(日) 10:09:10 ID:mNeKj6Z6
黒勘、舌先三寸で荒木にやってしまうのか。
ア・レをやってしまうのか!?

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/10(日) 14:20:35 ID:V/yWGAxK
どうも、「舌先三寸」という言葉に皆さん勃ってしまわれたようですな。本編には入れていないのですが、
官兵衛による村重説得を書かねばならないみたいですねぇ…。ということで、第*31話の補記。

(*アッー!)
小寺官兵衛孝高は、無事、有岡城に着いた。
孝高(いかなる手を使ってでも荒木殿を翻意させてみせる!)

村重「なに?小寺殿が来られたとな?」
家臣「いかがいたしますか?」
村重「どうせわしを説き伏せようというのであろう。まぁよい。会うだけ会ってみよう」

孝高「荒木殿!今からでも遅くはございません!どうか、思い直してくださいませ!」
村重「無駄だ。あの男【信長】が、今さらわしを許すはずもなかろう。たとえ族滅となったとしても、
   思い直すつもりなどない。これは、羽柴殿や明智殿にも申しあげてきたことだ」
孝高「荒木殿のもとには多数の茶衆道の名物があるではございませんか!これらの一部でも差し出せば、
   必ずや許していただけましょうぞ!」
村重「亡き松永殿のようにか?だが、松永殿も結局は容れられず、平蜘蛛のカマもろとも自爆して果て
   られた。所詮、我らは織田とは相容れんのよ」
孝高「そのようなことはありませんぞ!竹中様を御覧なさいませ!一度は上様と激しく戦いながらも、
   今は容れられているではございませんか!」
村重「あの御仁は特別だ。なにしろ、尻以外には全く欲のない『今孔明』だからな。だが、我ら凡人は
   そうもいかん」
孝高「荒木殿!」
村重「もう帰られよ。たとえ信長自身が説得に来たとしても、我が意は覆らんよ」
孝高「むぅ…弁舌では動かれぬか!ならば、こちらの舌ではどうかな!」
村重「な、何をするかアッー!」

孝高は、受け攻めともに秀でた名将である。攻めては大型こけし…もといロザリオのドン・シメオンU、
受けては逸品の尻、そして、いわゆる口淫。その舌遣いは、驚くほど的確に野郎の股竿の敏感なところ
を刺激する。

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/10(日) 14:21:07 ID:V/yWGAxK
(イクッ!)
村重「おお…た、堪らん!」
孝高「ジュポッ、ジュポッ…(ふふ…感じておるな…) ぷはっ」
村重「な、なぜ途中で止める!もう少しで達するところであったのに!」
孝高「荒木殿が翻意なさるのであれば、いくらでもいたしますぞ」
村重「そ、それはならん!」
孝高「では、できませんな。しかし、そのギンギンに勃った股竿はいかがなさいますか?」
村重「かくなる上は!その尻もらい受けた!」
孝高「きゃんっ!荒木殿の股槍が挿ってきたアッー!」
村重「ふんっ!ふんふんっ!!」
孝高「そう簡単にはイかせませんぞ!ふぬうっ」
村重「な…!今の今までキツキツに締まっていた尻がみるみるうちに緩くなっていく…!」
孝高「重ねて申し上げます。イきたければ、翻意なさいませ!」
村重「そ、それはできん!」
孝高「では、このままですな」
村重「くそっ!かくなる上は、もう一度貴殿の口を使わせてもらう!股竿を噛み切ろうとしても無駄だ!
   わしの股竿は、かような強烈な刺激を受ければ受けるほど感じるのだからな!」
孝高「ぐむっ!」
村重は、荒々しく孝高の口に己の股竿をねじ込んだ!もちろん拭ってなどいない。強烈な雄の臭いが周囲
に漂った。
村重「た、堪らん!アッー!」
孝高「むぐうわアッー!」
異常な状況下、村重はたちまちにして達した。その荒々しい精の奔流と、己の尻の臭さに、孝高は悶絶し、
そのまま失神してしまったのである。

村重「ふぅ…。む!小寺殿!小寺殿!…気を失っておるな」
家臣「いかがなさいますか?」
村重「城内には、どうも佳き尻がおらんからな。このまま帰すには惜しい。しばし留まっていただこう」

かくして、孝高は幽閉されることとなった。屈すれば待遇を改善すると持ちかけられたが、孝高はじっと
堪えたのである。
孝高(何としても生きて帰る。生きて、羽柴様の尻をまた掘るのだ!)
赤尻こそ、彼の生きる望みであった。

375 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/11(月) 11:23:33 ID:xaCpCOa8
早くも容量オーバーか?

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/11(月) 14:45:33 ID:ERgWOxtr
まだ、324KBだけど。

377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/11(月) 23:08:56 ID:LsQ2Orzy
ああ、俺の如水が汚されていく…。
如水すきなのに。
でも面白いからいいやw

378 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/11(月) 23:11:34 ID:u0tclAnu
第一次 天正伊賀の乱
冗談で捕らえた伊賀の忍を掘ってみたところ意外によかったため
伊賀占領を決意した北畠信雄は1万の大軍を率いて伊賀に攻め入った。
北畠兵壱「うおおおっ!伊賀の忍者の尻はわしの物じゃあっ!!」
北畠兵弐「なにを抜かす!犯るのはわしが先じゃあっ!!」
北畠兵壱「おおっ!早速敵を捕らえたぞ、いざまぐわん!!」
伊賀下忍「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
北畠兵壱「ふんっ!ふんふんっ!!」
伊賀下忍「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
北畠兵壱「嘘を言うな!こんなに股の竿を硬くしおって!!」
伊賀下忍「あひぃっ!しごかないでぇーっ!?」
信雄「圧倒的じゃないか、我が軍は!」
伊賀の棟梁百地三太夫をはじめとした名だたる忍びとの
くんずほぐれつの合体に思いをはせ股間を熱くした北畠軍の兵士達は敵地の奥深くへと進んでいった・・・・。

379 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/12(火) 18:17:19 ID:qYzIKM/b
伊賀へ侵攻した北畠軍は周辺の村落を襲撃しながら敵の本拠地伊賀の里を目指していた。
百姓壱「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
百姓弐「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
百姓参「あひぃっ!しごかないでぇーっ!?」
村々には初尻を散らされた男たちの悲鳴が途切れることなく轟き続けたという。
総大将の北畠信雄も占領した村から捕らえて連れてきた青年を本陣に連れ込みお楽しみであった。
信雄「ふんっ!ふんふんっ!!」
青年「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
信雄「嘘を言うな!こんなに股の竿を硬くしおって!!」
青年「あひぃっ!しごかないでぇーっ!?」
信雄「うーむいまいちじゃな、早く厳しい修行で鍛えられた伊賀上忍達の鋼のような肉体を心行くまで愛でたい物じゃ」
そこへ急報が入った。
側近「殿、吉報にござりまする!先行する部隊があの服部肝臓を捕らえたそうです」
信雄「なっ!なんだってぇーっ!?」
服部肝臓と言えば伊賀でも名門中の名門と呼ばれるほど名の通った忍び。
その鍛え上げられた肉体を想像するだけで信雄の股間は熱くなるのであった。
信雄「さっそく連れてまいれ!他のものが肝臓の尻に触ることは許さん!犯るのはわしが先じゃあっ!!」

380 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/12(火) 21:33:07 ID:qYzIKM/b
捕らえられた服部肝臓は後ろ手に縛られ、信雄の前に引き出された。
信雄「脱がせ!」
彼の一声で肝臓は身にまとっていた衣服を剥ぎ取られその裸体を晒す。
信雄「ウホッ!イイ肉体!!」
贅肉一つない肝臓の引き締まった体に欲情した信雄は後ろから襲い掛かかった。
信雄「もうたまらん!食らえっ!!」
肝臓「・・・・・・」
信雄「ふんっ!ふんふんっ!!あれっ?」
信雄がいくら腰を振っても肝臓の尻は硬く穴に竿が挿らない。
肝臓「そんなフニャ珍では拙者とまぐあうのは無理でござるよ、ニンニン」
信雄「ばっ馬鹿な・・・!?」
実は肝臓の尻は厳しい修行により鋼鉄の棒すら粉砕する筋力を備えていたのであった。
肝臓「ではこっちからいくでござるよっ!」
割れ目が信雄の竿をがっちりと挟むと尻が前後に動き始めた。
信雄「おほうっ!?」
肝臓「ニン!ニンニン!!」
信雄「た、堪らん!アッー!」
肝臓の巧みなケツズリの前に信雄は三こすり半で昇天してしまった。
肝臓「ちょっとサービスしすぎたでござるな、さて冥土の土産にその竿一本貰い受ける、ニンニン!」
信雄「なッ何・・・、ぎゃあああああああっ!!」
肝臓が尻に力を込めると、挟まっていた信雄の竿が想像を絶するような力で締め付けられる。
信雄「万力で締め付けられるように痛いーっ!!さっ竿が千切れるうっ!?」
バギャッ!!!
次の瞬間、信雄の竿はへし折れ尿道から血が噴出す。
信雄「ぎゃああああああっ!!・・・・・(気絶」

381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/12(火) 23:17:34 ID:iiZIyfvv
↑正直ツマラン。

382 :信玄上洛 :2006/09/13(水) 00:21:04 ID:O2tLKU4n
信玄「ほほう、これが公家の玉尻か。
   噂にたがわぬ色艶よの。どれ、締まりはいかほどのものか」
麻呂「だまりゃ!そのほう麿をなんと心得る!
   恐れ多くも帝より三位の位を賜わり
   中納言まで勤めた麿の言うことを聞かなくば
   どのようなことになるのか分かっておるのか!」
信玄「わかっておるわかっておる、これが欲しいのであろ」(猛る股竿を晒す)
麻呂「麿は股竿が欲しいのではない!金子じゃ!
   金子を出さねば朝敵じゃ!
   謀反人!逆賊!と呼ばれても申し開きできまいが!」
信玄「猪口才な、この下郎めっ!食らえっ!!」
麻呂「ななっ、殿上人の麿に向かって下郎とな!?」
信玄「ええい五月蝿い、さっさと尻を向けんか!」
麻呂「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
信玄「ふんっ!ふんふんっ!!」
麻呂「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないでたも・・・っ!!」
信玄「嘘を言うな!こんなに股の竿を硬くしおって!!」
麻呂「アッー!アッーー!! 昇殿するでおじゃるぅぅぅーっ!?」

ttp://ex13.2ch.net/test/read.cgi/gline/1155962431/

383 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/13(水) 18:33:11 ID:NnkDoLYC
尻を掘るのは肉体的な快楽よりも、
征服感というか精神的な悦楽のためだからな

384 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/13(水) 22:38:16 ID:P/X42SXE
『太閤記(たアッー!いこうき)』

第*32話 半兵衛(はアッー!んべえ)死す

(1)
荒木村重の謀反は、秀吉のみならず、信長にとっても一大危機であった。茨木の中川瀬兵衛清秀・高槻の
高山彦五郎重友(右近)までもがこれに同調したため、京から西に下るルートが塞がれてしまったからで
ある。このままでは、毛利とは戦えない。
信長「いかんな。このままでは播磨におるサルとの連絡がとれんようになる…(これでは、あやつの赤尻
   が掘れんではないか!)」
家臣「いかがなさいますか?」
信長「二人ともなかなかの切れ者だ。ここで潰すのは余りにも惜しい。何とか翻意するよう説得できない
   ものか…おお、そうだ!左介!左介はおらんか!」

左介と呼ばれるこの男の名は、古田左介重然。後に織部正に任ぜられ、千利休亡き後、茶の湯の第一人者
となった、古田織部その人である。今であれば、漫画「へうげもの」の主人公といえば分かるだろうか。

重然「はっ!これに! お呼びにございますか、上様」
信長「左介。おぬしの嫁、確か…」
重然「はい。茨木城主・中川瀬兵衛清秀が妹にございます」
信長「左介。茨木城に篭る義兄を説得することができるか?」
重然「義兄はこうと決めたらなかなか曲げない御仁にございますから、容易なことでは…」
信長「だが、説得できんとなれば、中川を潰さねばならん。それは、わしにとってもおぬしにとっても望
   ましくないこと。違うか?」
重然「…」
信長「安心せい。おぬしが義兄の説得に成功したなら、中川の罪は問わん。所領も安堵する。何なら、誓
   詞をとってもよいぞ」
重然「ありがたきお言葉。それがし、必ずや義兄を説き伏せてみせましょうぞ」
信長「うむ」

重然がどのように説得したか、その詳細は不明であるが―ともかく、中川清秀は再び信長についた。なお、
高山重友は熱心な切支丹として知られる人物であった為、敵対し続けるなら切支丹を皆殺しにすると圧力
をかけることで従わせた。こちらも、罪は問われず、所領も安堵された。

385 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/13(水) 22:39:22 ID:P/X42SXE
(2)
中川・高山の両勢力が織田に味方したことで、戦況は大きく織田方有利に傾いた。
信長(一時はどうなることかと思ったが…存外、何とかなるものだな。一月ほどで京―大坂間の道は復旧
   したし、毛利水軍も打ち破った。これで荒木・本願寺・毛利の連携は失われたから、あとは一つ一
   つ叩き潰していけばよい。しかし、荒木めは許せん。わしに何の恨みがあったというのだ。それに
   小寺もだ。あやつ、未だ戻って来んというではないか。斬られたというなら何か知らせがあるはず
   …さては、荒木めと組みおったか!)
  「たれかある!」
家臣「はっ!」
信長「確か、小寺官兵衛の息子が長浜におったな!」
家臣「はい。名は松寿丸。年は十一にございます」
信長「サルにこう伝えよ。松寿丸を殺せ、とな。わしを裏切った者は、その子供であろうと容赦はせん!」
家臣「ははっ!」

家臣「羽柴様。上様からの命にございます。長浜にいる小寺孝高が嫡男・松寿丸を殺せとのことにござい
   ます」
秀吉「た、竹中殿…」
重治「やはり…。小寺殿は我らを裏切るような御仁ではないと信じておりますが、現状では、申し開きも
   ままなりません。上様が疑われるのもやむを得ないことでしょうな」
秀吉「しかし…ここで松寿丸を殺してしまっては、官兵衛が戻ってきた時、何と言えば良いのだ…」
重治「それがしが安土に参りましょう。上様に話をしてみます」
秀吉「しかし…」
重治「ご安心を。羽柴殿に累が及ぶようなへまはしませんよ」

重治「上様。小寺官兵衛が子息・松寿丸殿を殺せとの仰せはまことにございますか」
信長「まことだ。官兵衛め、わしを裏切りよった。有岡城に向かったというが帰還したとも斬られたとも
   聞かんのが何よりの証」
重治「そう断ずるのはいささか早計にはございませんか?それがし、官兵衛とは親しくつきあいましたが、
   並々ならぬ智謀の持ち主ながら人となりは温厚篤実にして清廉潔白。あれほどの人物はそうはおり
   ません。荒木めは、その智謀をこちらが使うのを恐れて拘留しておると思われるのですが…」
信長「かような切れ者ならば、なにゆえ早々に戻って来んのだ!もうよい!直ちに松寿丸を斬れ!」
重治「…さようにございますか。まこと不憫なことではありますが…やむを得ませんな」

386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/13(水) 22:40:53 ID:P/X42SXE
(3)
重治 (今の時点では、いくら説いても無駄か。となると…小寺殿が戻ってくるまで、松寿丸をどこかに
    匿わなければならん。ひとまずは、我が所領の菩提山城だな)
   「たれかある!」
家臣某「はっ!」
重治 「一仕事頼む。よいか、(ひそひそひそ…)」
家臣某「かしこまりました。このこと、羽柴様には…」
重治 「今は隠しておけ。万一事が漏れたら羽柴殿に累が及ぶやも知れんからな。これは、わし一人が責
    を負うことだ。羽柴殿には、小寺殿が見つかった際にお話しする。もしそれがわしの死後のこと
    であれば、そなたからお伝えせよ」
家臣某「殿。そのようなお気の弱いことを申されますな。ご嫡男の吉助様はまだ幼うございます。お父君
    にこうも早く先立たれるのは、あまりにお可哀想にございますぞ。それに、殿の股竿がなければ、
    我らは何をもって無聊を慰めればよいのか…」
重治 「なに、わしがおらんでも、おぬし達家臣が支えてくれれは何とかやっていけよう。股竿はこけし
    で代用が利く。こけしならば羽柴殿の母君が大量に持っておるゆえ、それをお借りすれば事足り
    るはずだ。それに、あの松寿丸殿は、小寺殿に似てなかなかの器量の持ち主である。吉助を善導
    してくれることであろう。そう案ずるでない」
家臣某「ですが…」
重治 「おいおい、ここでそんな湿っぽくなるでない。たった今、おぬしに一仕事命じたところではない
    か。我が家臣たる者、主の命は誤りなく成さねばならぬ。嘆く暇があるならまず動くのだ!よい
    な!」
家臣某「ははっ!」

家臣某「竹中半兵衛重治が家臣にございます。松寿丸様は…」
松寿丸「わたしが小寺松寿丸にございます。竹中様のご家臣がお見えになるとは、一体、何用にございま
    しょうか?」
家臣某「わけは道中でお話しいたします。急ぎ、それがしと共にご出立くだされ」
松寿丸「しかし、わたしを匿ったりしては竹中様が…」
家臣某「これは我が主の命にございます。ご安心を。お父君が見つかるまで、我らが命に代えてもお守り
    いたします」

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/13(水) 22:42:56 ID:P/X42SXE
(4)
家臣某「殿。松寿丸を、無事、菩提山城までお送りいたしました。さすがに、美濃で小寺殿のことを知る
    者はおりませんでしたな」
重治 「うむ。まずは一安心だ。となると…三木城が気がかりだな…ゴホッ、ゴホッ!(喀血)」
家臣某「殿!無理はなりませんぞ!」
重治 「なに、これしき…。武士たる者が戦場におらんでどうする。わしは、これより播磨に戻る」

重治「羽柴殿…申し訳ございません。それがし、懸命に説いたのですが、上様のお気持ちは変わらず…」
秀吉「それはもうよい。哀しいことではあるが、我らにはどうしようもなかったのだ。今はただ、官兵衛の
   無事と松寿丸の冥福を祈るのみ。それより竹中殿。そのご様子では立っているのも辛いのではござい
   ませんか。ご無理なさいますな。京には名医がおると聞きます。しばし養生なされよ」
重治「有難いお言葉にございます。ですが、それがしも武士の端くれ。陣中で死ぬことこそ我が本望にござ
   います。死に行く者の我侭、一つこらえてはいただけませんか」
秀吉「竹中殿…」
重治「さあ、軍議に入りましょうぞ」

重治「ふむ…どうやら、この方面から兵糧が運び込まれているようですな」
秀吉「となると…こちらにも付城を築き、さらに包囲を固める必要がありますな」
秀長「それでは、さっそく工事にとりかかりましょう」
重治「お頼み申す」
秀吉「あの城内には、将兵のみならず、その家族や一向宗徒、それに周辺の領民も逃げ込んでおるという。
   さぞや相当な人数になっておることであろうな」
重治「人は一人では生きられません。周囲が敵ばかりとなれば、味方のいるところに逃げ込みたくなるのが
   人情にございましょう。ですが、こたびの戦においては、それがあだとなりましょう。…羽柴殿」
秀吉「何ですかな?」
重治「聡明な羽柴殿は、既にお気付きでしょう。この戦、敵にとっては悲惨極まりないものになるであろう
   ことを」
秀吉「まぁ…飯が喰えんことほど辛いことはありませんからなぁ」
重治「ですが今は戦の最中。決して敵に情をかけてはなりませんぞ。『宋襄の仁』という言葉がございます。
   我が方が手を緩めれば、荒木・毛利と連携され、こちらがやられる恐れがありますからな。ここは心
   を鬼にしなされ」

388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/13(水) 22:43:58 ID:P/X42SXE
(5)
秀吉による三木城包囲網は、日を追う毎にますます強固なものとなっていった。江戸時代の資料によると、
付城の数は三十数個所に及んだという。包囲網は周囲約4qであったというから、約100m毎に一箇所
築いていたということになる。
このこと一つとっても、この戦いがどれほど重要なものであったかが伺える。見方を変えると、このよう
な戦法がとれるほど、織田の経済力は大きかったということでもある。

城内の別所長治の心境はどのようなものであったかは、今となっては分からない。とはいえ、二十歳そこ
そこの青年武将にとって、このような戦いは心身ともに極めてきついものであったろう。それを思うと、
ここで取り乱したりしなかった彼は、確かにひとかどの武将であった。城内の結束は、いまだ衰えをみせ
てはいない。しかし、このままでは補給網が途絶する。補給網を巡る死闘が、三木城周辺で、数度にわた
って繰り広げられた。
長治 「あの忌々しい付城を崩すのだ!者ども、かかれぇーっ!」
別所兵「うおおおお〜っ!」
羽柴兵「おらおら、かかってこいや!」
別所兵「抜かしたな!いくぞ!ふんっ!」
羽柴兵「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
別所兵「ふんっ!ふんふんっ!!」
羽柴兵「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
別所兵「嘘言え!股槍がこんなに硬くなっておるではないか!」
羽柴兵「あひいっ!?…ふふ、かかったな!」
別所兵「なに?」
羽柴兵「羽柴の尻は天下一!この程度の竿、折り取ってくれるわ!ふんっ!」
バキッ!
別所兵「ぐわアッー!」
戦のたびに、周囲に濃厚な雄の臭いが漂った。そしてそれは城内の兵達の情欲を刺激し、いっそう体力の
消耗を激しくするのであった。
雄の臭いに気付いた羽柴勢は、それも活用した。包囲する兵達にまぐわいを奨励したのである。風向きに
よっては、城内に臭いやふんっ!の音が届き、城内は悶々とする(情欲に負けてまぐわうと、それだけ体
力を消耗する。兵糧が徐々に不足し始めていた城内において、まぐわいによる消耗は禁物なのである!)。
こちらはスッキリ、あちらは悶々。戦況は、完全は織田方に傾いていた。

389 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/13(水) 22:45:05 ID:P/X42SXE
(6)
天正七(1579)年、六月。重治は、もはや起き上がるのもままならない状態となっていた。

重治「ど、どうやら、それがしもこれまでのようですな…」
秀吉「なにを気弱なことを!もはや三木城は孤立無援。もう少しで落ちますぞ!せめてそれまでは、気を
   しっかりと持って…」
重治「いや…どうやらそれを見ることは叶いますまい。…羽柴殿。一つ頼みがあるのですが」
秀吉「何でしょうか?」
重治「もそっとこちらに。お耳を…」
秀吉「なになに… !」

重病人のものとは思われないほどの力で、秀吉の尻はがっちりとわしづかみされた。そして、いつの間に
か、秀吉と重治の下半身があらわになっていたのである。これは、まさしく騎上位の体位!

重治「今生の別れに、その尻、思いっきりいただきまアッー!す!!」
秀吉「ち、ちょ…ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
重治「ふんっ!ふんふんっ!!」
秀吉「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
重治「嘘はいけませんぞ羽柴殿!何ですかこの股槍は!それがしの鼻先でぴょんぴょん跳ね回っておるで
   はありませんか!いやらしい!本当にいやらしうございますなアッー!」
秀吉「あひいっ!?し、しごかないでぇーっ!!」
重治「アッー!」
秀吉「アッー!」
重治「おお!羽柴殿の精がそれがしの腹に!何ともいやらしい臭いでございますなアッー!」
秀吉「あひいっ!ま、また竹中殿の股槍が大きくなったアッー!」
重治「ふんふんっ!アッー! ふんふんっ!アッー! ふんふんっ!アッー!…」
秀吉「も、もう勘弁してぇーっ!!」
重治「まだまだ!ふんふんふんっ!!…(中略)…アッー!…も…もはや思い残すことはございません…」
ガクッ。
秀吉「た、竹中殿ーっ!!」
―竹中半兵衛重治、播磨国三木にて病没(?)。享年三十六。死を察した重治は、年の数だけ抜いたとも
 いうが、定かではない―

390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/13(水) 22:46:20 ID:P/X42SXE
(7)
秀吉「何ということか…天はかくも早く竹中殿を奪ってしまわれるとは…」
秀吉達の嘆きは深かった。しかし、今はまだ戦の最中。哀しみに沈むことは許されない。三木城周辺では、
なおも厳重な包囲と、城内に見せ付けるかの如き激しいまぐわいが繰り広げられた。

天正七年十月。備前の宇喜多氏が毛利から織田についたことで、毛利からの兵糧輸送が途絶。
同年十一月。荒木村重が篭っていた有岡城が陥落し、摂津からの兵糧輸送も途絶した。
そして、明けて天正八年一月。ついに、城内の兵糧は尽きた。食べられるものは何でも食べたが、焼け石
に水。たちまちにして、城内は飢えに苦しむこととなった。秀吉達が予測したとおり、最後は凄惨なもの
となったのである。
長治「もはや…これまでか…」
秀吉「別所殿!貴殿はよく戦われた!なれど、そのままでは皆飢え死にするは必定!降られよ!悪いよう
   にはせぬ!」
長治「わ…分かり申した。総大将ゆえわしはその責めを負って死にましょう…なれど、兵や城内に逃げ込
   んだ民に罪はない。彼らのこと、お頼み申す」
秀吉「承知いたした」

かくして、城主・別所長治は、妻子とともに自害して果てた。二年近くにわたる長い戦いは、こうして終
わったのである。そこには、小寺―いや、毛利について没落した小寺氏とは袂を分かち、黒田氏に復して
いた―孝高の姿があった。
秀吉「官兵衛。休んでおれ」
孝高「何のこれしき。足は萎えましたが、気はますます壮健にございますぞ」
秀吉「そうか(…竹中殿には、最後まで世話になったな)」
  
有岡城が落城し、織田勢が城内に突入した際、一つの土牢が発見された。官兵衛は、約一年の間、ここに
幽閉状態におかれていたのである。
ろくに体を動かすこともできない、日も差し込まない薄暗く湿っぽい土牢。さらに、厳重な包囲による兵
糧の枯渇に伴う栄養失調。生きていたこと自体が一つの奇跡であった。
だが、長い幽閉生活は、官兵衛の体に消えない傷を残した。足の関節に異常を来たし、杖なしでの歩行が
困難となってしまったのである。以降、官兵衛は、戦場では輿に乗り、もっぱら帷幄の内に策を巡らす参
謀役として働くこととなる。

391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/13(水) 22:47:57 ID:P/X42SXE
(8)
官兵衛生還!このことは、瞬く間に織田家中に伝わった。かくも過酷な境遇におかれながら屈しなかった
節義の強さは、等しく皆を感動させたのである。だが…
信長(わ…わしはとりかえしのつかんことをしてしまった…)
秀吉(松寿丸を助けられなんだことを、何と詫びればよいのだ…)
官兵衛を疑い、嫡男・松寿丸を殺したという自責の念が、彼らを苦しめたのである。そんなある日。

家臣某「亡き竹中半兵衛重治が配下、某にございます。羽柴様にお目通り願いたく…」
秀吉 「おお、某殿。いかがいたした」
家臣某「羽柴様。松寿丸様のことにございますが…」
秀吉 「うむ。上様の命とはいえ、可哀想なことをした。どうしたものかのう」
家臣某「実は、松寿丸様はご健在にございまする」
秀吉 「何と!それはまことか!」
家臣某「はい。亡き主のご命により、我らが菩提山城に匿っていたのでございます。このこと、今まで
    お伝えしなかったのは、ひとえに、羽柴様に累が及ばぬようにするため。黒田様が救い出され、
    上様が先の命を悔いておられるであろう頃合を見計らってお話しするように、とのことでした」
秀吉 「そうか…。よし、直ちに上様にお知らせいたそう!ついて参れ!」
家臣某「ははっ!」

信長「おお、サルか。久しいのう」
秀吉「上様。孝高が嫡男、松寿丸のことにございますが…」
信長「うむ。あれには気の毒なことをしてしまったのう…」
秀吉「生きておるそうにございます!亡き竹中殿が匿っていたと、先ほど知らせがございました!」
信長「まことか!…そうか、そうか、それはよかった…」
考えてみると、これは明らかに命令違反である。普段であれば、斬り捨てられてもおかしくないところ。
だが、これによって自分の判断ミスによる冤罪が一つ防がれたことに、信長は、心から安堵した。

信長「いや、めでたいのう!サル!久しぶりに激しくまぐわおうぞ!」
秀吉「いや、ここでそういう展開というのは…ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー!」

392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/13(水) 22:52:14 ID:X8i+QnE2
半兵衛腹上死かよw

393 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/13(水) 22:57:41 ID:O2tLKU4n
正確には尻下死だなw

394 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/15(金) 02:00:58 ID:GfnDfzPJ
今際の際に十二発
これをずっと楽しみにしていたのだが、歳の数っておいw

395 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/16(土) 10:25:13 ID:4h9but8o
『太閤記(たアッー!いこうき)』

第*33話 因幡(いなばゥアッー!)鳥取城攻め

(1)
天正八(1580)年。三木城を落とした秀吉達は、引き続き播磨・但馬の制圧に乗り出した。播磨の
有力氏族であった別所氏が滅んだ今、日の出の勢いの羽柴勢を止められる者は、この両国にはいない。
硬軟併せた戦いは順調に進み、同年のうちに両国を制圧することに成功した。

秀吉「さて、次はどこを攻めたものかな」
孝高「因幡ですな」
秀吉「なぜ因幡なのだ?毛利の水軍を考えると、淡路からではないのか?」
孝高「あちらは、九鬼水軍に任せればよろしいかと存じます。それに、近く四国攻めもございましょう
   から、そちらの御大将の手柄にとっておいた方がよろしゅうございます」
秀吉「では、備前は?」
孝高「ここは、ひとまず宇喜多(直家)様にお任せするべきかと。…羽柴様。いかに衰えたりとはいえ、
   山名氏をお忘れではございませんか?」
秀吉「あっ、そういうことか」

山名氏というと、前出の「六分の一殿」からも分かるように、長く山陰に一大勢力を築いた氏族。なお
かつ、れっきとした清和源氏(新田氏系)である。平氏を名乗っていた信長の配下としては、源氏系の
氏族はおさえておかねばなるまい。

孝高「我らは但馬を制しました。ですが、これは山名氏とは完全に敵対したということでもあります。
   因幡もきっちりとおさえておきませんと、あとあと禍根を残すことになりはしないかと」
秀吉「なるほどな」
孝高「他にも理由はございます。まず、毛利は山陽を固めていること。小早川の水軍がいる以上、船に
   よる補給が難しいという問題もございます」
秀吉「ふむ。他には?」
孝高「山陰には、未だ多くの尼子の遺臣がおります。彼らはなお毛利への反感を抱いておりますから、
   我らが攻め込めば協力が期待できます」
秀吉「よし!因幡を攻めることとする!直ちに支度にかかれ!」
孝高「ははっ!」

396 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/16(土) 10:25:53 ID:4h9but8o
(2)
かくして、因幡攻めが開始された。目指すは、山名豊国が立て篭もる鳥取城。第一次鳥取城攻めである。

秀吉「ふむ。山名豊国とは凡将であると聞いたが、この城はなかなかのものだな」
孝高「さよう。守りは固いですな。兵糧も十分に蓄えてある様です。長引きますな」
秀吉「長引くとまずいなぁ。ここら辺って冬は寒いんだろ?わし、寒いのは苦手なのよね」
孝高「こちらが寒い時は敵も寒うございます。…とはいえ、篭る兵は地元の者ですから慣れてますわな」
秀吉「となると…豊国を引きずり出すしかないか」
孝高「どうやって?」
秀吉「それを、これから考えるんだろうが。官兵衛。おぬしも知恵を出せ」
孝高「う〜む…」
秀長「兄上。妙な一行を捕らえましたぞ」
秀吉「妙な一行?」
秀長「ええ。身なりは商人風ですが、どうも武士のようです。女連れです」
秀吉「お、女!(股間がピクンッ!戦場には女は連れて行けないため、秀吉は、猛烈に女に飢えていたの
   である!)」
秀長「兄上?いかがなさいましたか?」
秀吉「うむ、かような時に女連れの一行とは怪しい!こちらに連れて参れ!」
秀長(はぁ…また悪い癖が出たようだな。一応、義姉上には後で話しておくか)

秀吉「おぬし、何者か?どこに行こうとしておった?」
??「かよわい女子を捕まえてその口の利き方は何ですか!」
秀吉「おほっ?何とも勝気な女子よのう。眉を描いておるということは人の妻か。なかなかの美人である
   な。これはたまらん」
??「何を考えておるか!」
秀吉「怪しい者ゆえ、わし自ら取り調べる!おとなしくなされよ!」
そう言うや否や、秀吉は衣を脱ぎ捨て、女に飛び掛った!姦る気満々である!この女の貞操や如何に!

397 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/16(土) 10:26:31 ID:4h9but8o
(3)
??「何をするかっ!」
ぐさっ!
秀吉「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
??「ふんっ!ふんふんっ!!」
秀吉「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
??「嘘おっしゃい!この股槍は何ですか!いやらしい!何といやらしい大将殿か!」
秀吉「あひいっ!?」
??「な!何という締まり!これはたまりません!ふんふんふんっ!!」
秀吉「も、もうやめてぇーっ!!」

秀長「兄上!何をしておられるのですか!…な、何だあのこけしは!」
孝高「あ…あれは!幻のこけし『因幡(いなばゥアッー!)』!!」
秀長「ご存知なのか黒田殿!」
孝高「はい。かの因幡の白兎の話はご存知でしょうか?」
秀長「聞いたことはあります」
孝高「遥か神代の昔のこと…」

―昔々、因幡国に渡るためにワニ(鮫)を欺いた兎が皮を剥かれて…という話は読者諸兄もご存知かと
思うが、実はこの兎、皮を剥かれただけではなく、ワニに尻を噛まれた際に、菊門に鋭い歯を立てられ
ていたのである。全身の皮を剥かれたにも関わらずこの兎が何とか生きながら得たのは、菊門に刺さっ
た歯による快感が、皮を剥かれた痛みを相殺したため。大国主命に救われた兎は、ご恩返しに、とその
歯を命に献上。命は、その歯を八上姫に渡し、己の尻を捧げたことで彼女を娶ることに成功したという。
因幡(いなばゥアッー!)とは、その故事に則って作られた貴重なこけしである―

秀長「なるほど。しかし、かように貴重なこけしを持っているということは、あの女、ただ者ではない
   ということに…」

398 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/16(土) 10:27:16 ID:4h9but8o
(4)
孝高 「もう止められよ!いくら掘っても羽柴様の尻を掘り取ることなど不可能にございますぞ!山名
    の奥方様!」
山名氏「な、なぜにわらわが山名の妻と!」
 ※山名豊国の正室は叔父・祐豊の娘。名前は不明なので、山名氏と呼びます。
孝高 「そのこけしにござる。因幡(いなばゥアッー!)を持つからにはかなりのご身分のお方のはず。
    そして、この時期にここを通りがかるお方となると…。違いますかな?」
山名氏「ばれては仕方ございません。おっしゃる通り、わらわは鳥取城主・山名豊国が妻にございます」
秀吉 「なんと!となると…」
孝高 「はい。山名殿を城から引き出す好機到来、ですな」
山名氏「わらわをどうするつもりか?」
孝高 「どうもいたしません。ただここに留まっていただくだけでございます」
山名氏「つまり、わらわは人質ということか?」
孝高 「そうなりますな。ですが、ご心配めされるな。我ら、手荒いことは好みませぬ。山名殿が速やか
    に降ってくだされば、それでよろしいのです」
山名氏「さようか」
秀吉 (何だ?あれだけ勝気なわりにあっさりと納得しちまった…)
その理由は、すぐに分かった。

羽柴兵「山名殿!我らは貴殿の奥方をお迎えしておる!速やかに降られよ!」
重臣一「殿!ここが辛抱のしどころですぞ!必ず毛利の援軍が参ります!」
重臣二「さよう。女子一人のために降ったとなると、末代までの恥にございます!」
豊国 「言うな!これでは戦えぬ!わしは羽柴殿に降るぞ!『三木の干殺し』の二の舞はごめんだ!」
   (あれ【山名氏】をこのまま羽柴勢の中にいさせたら、サルの赤尻の虜になりかねん。あれと添わ
    れんくらいなら、城など要らぬわ!)
重臣達「殿!」

豊国 「参りました。我ら、羽柴殿に降りまする。何とぞ、皆の命はお救いくださいませ」
秀吉 「早っ!」
山名氏「やっぱり来てくれたね(はぁと)。今夜はい〜っぱい**してあ・げ・る。うふっ」
豊国 「ああ、やろ!いっぱいやろ!」
秀吉 「何だかなぁ…」

399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/16(土) 10:28:01 ID:4h9but8o
(5)
かくして、山名豊国は秀吉に降った。この時代において、妻一人のために城を捨てたというのは極めて異
例のこと。あまりの珍しさを面白がったか、おとなしく降ったことを評価されたのか、信長も、その助命
をあっさりと認めた。
信長「ま、害にはならんだろ。サルの側にでも置いとけ」

秀吉「というわけだ。貴殿はこれより我が配下となれ」
豊国「ははっ!いかようにもお使いくださいませ!」
秀吉(こうもあっさりと降られると、何か調子狂うな…)
ともあれ、山名豊国はこの乱世を無事に生き延び、八十近い長寿をまっとうすることとなる。

だが、これで鳥取城を落としたかというと、そうはならなかった。城主の山名豊国が降ったとはいえ、城
はいまだに毛利の支配下にあったからである。
秀吉「結局、豊国一人が降った格好になったわけか…」
孝高「まぁよいではございませんか。一兵も失っておりませんし。ところで、これは好機ですぞ」
秀吉「どこが?城兵の戦意は高い。あの程度の大将一人いないところで、攻めにくいのには変わりないぞ」
孝高「あの程度とおっしゃいますが、山名殿もひとかどのお方ですぞ。我らの攻撃を見越して十分な兵糧
   を蓄えていたからこそ、攻めにくかったわけでございましょう?」
秀吉「なるほど。この戦の行方を見極める大将がいないとなれば…。やるか。あれを」
孝高「ええ。毛利は、近く新たな城主を入れるとのこと。最前線に立つわけですから相当の人物を入れる
   ことでしょう。城に入られる前に動かねばなりません」
秀吉「よし!善は急げだ!小一郎、急ぎ近隣の米を買い占めるのだ!」
秀長「承知!一粒たりとも逃しませんぞ!」

商人「いかほどお買いになられるのですか?」
秀吉「おぬしが商っておる米、全てだ」
商人「こ、これ全部ですか?いくら羽柴様の軍勢が大人数だからって、こんなに買ってどうなさるんで?」
秀吉「わけは聞くな。で、売るのか?」
商人「そりゃ売りますよ。こんないい値段で売れる機会なんてそうそうございませんからね」

400 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/16(土) 10:28:41 ID:4h9but8o
(6)
秀長「兄上」
秀吉「どうした?」
秀長「この調子で買い続けると、こちらの銭がもたなくなります。多少は値切らないと」
秀吉「だが、値切ったりしたら、城内に売りに行かれるではないか。それじゃ意味がない」
秀長「この商人が衆道好きなら、我らの尻と引き換えに値切ってもらってですな…」
秀吉「せっかく銭があるんだから、銭使えばいいだろ?いちいち尻使ってたら身がもたんぞ」
秀長「そうはいきません。戦はまだまだ続くのですぞ。ここで浪費してはなりません。…兄上、悪く思わ
   ないでくだされ」
そう言うと、秀長は秀吉の袴を押し下げた。どうやったのか褌も下がったため、赤尻があらわになる。
秀長「貴殿は、尻はお好きかな?我が兄の尻は天下一の逸品、赤尻にござる。これに免じて、ちと値切っ
   てはくれんかな」
商人「わ、私も商人ですぞ。尻ごときで値切るなどと…値切るなどと… た、堪りません!しっ尻〜!!」
秀吉「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
商人「ふんっ!ふんふんっ!!」
秀吉「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
商人「嘘をおっしゃいますな!股槍がほれこんなに嬉しそうに跳ねておられますぞ!」
秀吉「あひいっ!?」
商人「こ、これが赤尻なのですね!最高です!アッー!」
秀吉「ね、値切ってはもらえんかの?」
商人「承知いたしました!仕入値がありますからただとはいきませんが、めいっぱいお安くいたしますぞ!」

このあたりの商人達は相当な衆道好きが揃っていたようで、皆、秀吉の尻と引き換えに全ての米を提供した。
もちろん、外部には、米価が急騰していると触れ回らせ、米を売る者がいれば高値で買い取ったのである。
この効果はてきめんで、篭城予定の城内からも、高値に釣られて米を売る者が出たという。

翌、天正九(1581)年春。小早川氏とともに毛利を支える吉川氏一門の中から、文武両道に優れた名将・
吉川経家が派遣され、新たな鳥取城主となった。直ちに秀吉達も因幡に出陣。第二次鳥取城攻めである。

401 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/16(土) 10:29:23 ID:4h9but8o
(7)
経家「敵は大軍をもって攻めるに相違ない!者ども!直ちに防備を固めるのだ!」
城兵「はっ!直ちに取り掛かりまする!」
経家「兵糧はあるだろうな!敵は衆を恃んで我らを囲んでくる!長期戦を覚悟せよ!」
城兵「あの…」
経家「どうした?」
城兵「兵糧、こんだけなんですけど…」
報告を聞いた経家は絶句した。最前線の城だというのに、兵糧が一ヶ月分もなかったのである。
経家「ど…どういうことだ!先の戦の折には、大量に兵糧を蓄えてあったはずだぞ!」
城兵「いや、その…高く買い取るってんで、つい…。でもほら!こんなに銭が!」
経家「愚か者!銭が食えるか!一銭もいらんから、直ちに兵糧を買い付けるのだ!蔵から溢れても構わん!
   二年でも三年でも篭れるくらい買い込め!」

城兵「だ、だめでした。近隣の米は一粒も残っていません」
経家「諦めるな!探せ!一粒でも多く蓄えるのだ!それもなければ、青くても構わんから、近隣の田から稲
   穂を刈り取ってこい!」
城兵「殿!敵が…!」
経家「なに!こんなに早く来よったか…!」
六月。秀吉率いる二万の大軍が鳥取城に押し寄せた。それは、経家の予測より早いものであった。

秀吉「城内からも米を売りに出した者が出たそうだな」
孝高「そのようですな。と、なると…昨年よりも兵糧の蓄えは減っているはずです。毛利が兵糧を運び入れ
   たという報せはございませんし」
秀吉「しかし、守る吉川経家はかなりの名将と聞く。兵糧の確保に動いているのではないか?」
孝高「だからこそ急いだのです。秋になると近隣の稲を確保されるやも知れませんからな」
秀吉「機先を制したということか。だが…昨年よりは少ないとはいえ、敵の兵糧が冬までもつと…」
孝高「まずいですな。でしたら、こうされてはいかがでしょうか」
秀吉「なになに…」

402 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/16(土) 10:30:11 ID:4h9but8o
(8)
城兵一 「おい!ありゃ何だ?」
城兵ニ 「さぁ?」
羽柴兵一「城内の者ども!よ〜く見ろ!これが、都で流行の体位だぞ!」
羽柴兵二「いやんっ!これじゃ繋がってるところが敵さんに丸見えじゃないの!」
羽柴兵一「それがいいんじゃないの!ふんふんっ!」
羽柴兵二「あんっ!す、凄いっ!」
羽柴兵一「何だこの股槍は!いつもより感じてやがるな!まったくいやらしい雑兵だおめぇは!」
羽柴兵二「いやんっ!言わないでぇーっ!」
城兵一 「ひ、昼間っから見せつけやがって…」
城兵二 「な、なぁ、おら、股槍がもうビンビンに張って堪らんのだが…」
城兵一 「お、おらも…。な、なぁ、一発やるか?」
城兵二 「やろやろ。もうもたねぇよ」

経家「なに?兵どもがまぐわっておると?」
城兵「はい。外で敵兵が激しくまぐわっておりまして、その…何と言いますか…」
経家「落ち着け!これは敵の計略だ!このような状況下でまぐわいなどしたら、ただでさえ少ない兵糧の
   消耗が早まってしまうではないか!直ちにやめさせろ!」
(羽柴秀吉…何と恐ろしいやつよ…)

経家の危惧は当たった。それも、予想していた以上に厳しい方向で。経家は、来るべき事態に備え、でき
うる限りの手を打った。
経家「城を抜け出し、石見に援軍を頼め。とにかく大量の兵糧が要る。ことは一刻を争う。頼むぞ」
兵某「はっ!」
経家「者ども!敵は弱兵、攻めかかっては来ん!今はとにかくじっとして、無駄な力を使ってはならんぞ!
   耐えて耐えて耐え抜いて、援軍を待つのだ!よいな!」
城兵「おう!」
経家「大声も出さんでよい! 敵のまぐわいに惑わされんよう、物見は最小限に留めよ! 物見の者以外は
   指示のない限り動いてはならん! 食えるものは何でも食べろ!この城内においては名馬も甲冑も要
   らぬ!」
(だが…これもいつまでもつか…)

403 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/16(土) 10:31:01 ID:4h9but8o
(9)  
秀吉「城から抜け出す者がおらぬか、厳重に見張れ!」
孝高「羽柴様。二、三人は見逃しておきましょう」
秀吉「どういうことだ?」
孝高「敵が援軍を求めてくるのは確実。使者の一人も行かせておいて、帰路を捉えて進路等を吐かせ、敵援
   軍を迎え撃つ方がよろしうございます」
秀吉「なるほど」
孝高「来るはずの援軍が我らに破られたとなれば、城内の者どもは失望するでしょう。望みを失った人とは
   脆いものでございます。心身ともに弱らせれば戦も早く終わりまする」

厳重な包囲網が布かれた。石見から毛利の援軍が出たが、全て羽柴勢によって退けられ、鳥取城には兵糧は
届かなかった。
ほどなく城内の兵糧は尽き、飢えが始まった。粟、稗といった雑穀などはもはやご馳走。木の実、草の根、
馬、犬、何でも食べた。だが、それも焼け石に水。城内は、言後に絶する凄惨な地獄の様相を呈し始めた。

城兵 「飢え死になんてごめんだ!おらは逃げるぞ!」
周囲に巡らされた柵を乗り越え、脱走しようとする者もいた。しかし。
羽柴兵「逃がすわけにはいかん!」
バアッーン!容赦なく、股鉄砲が精を吹いた。逃げようとする者は呆気なく倒され、末期の精を吹き上げる。
もはや餓鬼の如き有様となった兵達―中には、戦を避けるために城内に入った百姓もいた―は、その精をチロ
チロと舐め、しばしの飢えをしのぐ。
人を食う。この種の話は、中国史ではしばしば史書にみられるが、この日の本においては稀である。しかし、
この鳥取城では、それが実際に起こったという。

秀吉(哀れではある。しかし…ここで情けをかけるわけにはいかん。こちらの犠牲を出さずに勝つには、これ
   しかないからな)
事実、この戦いにおいて、羽柴勢は一兵の犠牲も出さなかった。敵には凄惨な戦いであったが、こちらにとっ
ては最善の戦い。このことは、秀吉生涯の自慢になったという。

404 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/16(土) 10:31:41 ID:4h9but8o
(10)
篭城は四ヶ月に及んだ。
経家「このままでは、皆飢え死にしてしまう。わしはよいが、城兵・百姓があまりにも哀れである…」
ついに、経家は降ることに同意した。条件はただ一つ。城兵達の助命である。

秀吉「分かり申した。貴殿はよう戦われた。ゆっくり休まれよ」
経家「…そうもいきません。それがしが至らぬばかりに、多くの者を死なせてしまいました…。その責を負わ
   ねばなりますまい」
秀吉「なにを申されるか!貴殿はあくまで仮の城主。この戦の責を負うのは森下・中村(旧山名豊国家臣)の
   二人で十分。貴殿は国許に帰られよ」
経家「かたじけない。ですが、人としてそれはできませぬ。それがしも、死にまする。どうぞお許しください
   ますよう」
秀吉「吉川殿…」

秀吉は、信長に書状を送った。吉川経家が自害を望んでいるがさせてもよいか確認したのである。信長もこれ
に同意。かくして、経家は自害して果てた。
同年、秀吉は淡路も制圧。意気揚々と、安土の信長に報告に帰参した。

信長「でかした、サル!」
秀吉「ははっ!」
信長「来年は、吉備の国か。吉備というと桃太郎の鬼退治。毛利を退治してくれようぞ! …というわけで、
   興奮して我が股竿がビンビンじゃ。サル!これを鎮めよ!」
秀吉「いや、あの…ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー!」

―これが、信長との最後のまぐわいになった。もちろん、この時の秀吉は、それを知る由もなかった―

405 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/16(土) 11:02:43 ID:VszZ+TTw
遂に本能寺の変か・・

406 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/16(土) 12:44:12 ID:i7NTWWP2
>これが、信長との最後のまぐわいになった。
嗚呼、上様。。。

しかし因幡(いなばゥアッー!)ってwww
掘られるとあの体位になるんだろうか

407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/17(日) 13:06:38 ID:kXuiMMqK
ttp://dat.2chan.net/20/src/1158403519603.jpg

408 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/17(日) 18:59:26 ID:GbsnDV5k
>>407
ださいww
よく見つけてきた。

409 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/18(月) 21:24:33 ID:nPi8rhkj
さすがに敬老の日は自粛かwアッー!

410 :奇矯屋onぷらっと ◆O.K.H.I.T. :2006/09/18(月) 21:28:08 ID:fKb4DwSs
>>409
それは老人虐待ネタを期待していると見た。

411 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/18(月) 22:21:26 ID:1K9ZgzVt
いや、あの強姦魔一行の出番だろう

412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/19(火) 22:27:01 ID:mai+6u7I
『太閤記(たアッー!いこうき)』

第*34話 備中高松(びっちゅウッ!たかまアッー!つ)城、水攻め

(1)
鳥取城が落城した直後の天正九(1581)年十一月。兄・吉川元春とともに毛利を支える小早川隆景は、備中の
国人衆を自らの居城・三原城に招いた。織田方の攻勢の前に動揺をみせる国人衆を慰労するためである。

隆景 「遠路はるばるご苦労でござった。一竿、いかがかな」
隆景が袴をまくると、プリプリとした尻が現れた。さすがは精強な水軍を率いる小早川氏の主。その尻はよく引き
締まった、なかなかの逸品である。
国人衆「何と!小早川様の尻をいただけるとはなんと豪勢な!」
隆景 「この隆景の力及ばず、皆様を織田の脅威に晒しておること、まことに申し訳なく思っております。これは
    せめてもの罪滅ぼし。いささか緩い尻ではござるが、我が尻を堪能なさってくだされ」
国人一「そのようなご謙遜を。ですが、お言葉に甘えまして、いただきまアッー!す!!」
隆景 「ぬおおおおおっ!挿ってキターっ!!」
国人一「ふんっ!ふんふんっ!!」
隆景 「ふああああっ!ずんずんクルーっ!!」
国人一「イイ!凄くいいですぞ!」
隆景 「それはようござった!ではもっと締めてさしあげましょうぞ!ふんっ!」
国人一「あんっ!キュンっと締まるぅーっ!アッー!!」

国人七「アッー!」
隆景 「ふぅ。皆様、見事な腰振りでしたな」
国人衆「我ら一同、力を尽くして小早川様のおん為に働きまする。羽柴如き掘り散らしてやりましょうぞ!みごと
    勝利したなら、また小早川様の尻を頂戴したいものですな」

逸品の尻を馳走になったことで、国人衆の士気は大いに上がった。だが、そんな中、ただ一人無言を保つ者がいた。
備中高松城城主・清水長左衛門宗治である。
岳父・石川久孝の死後、高松城主となって十数年。三村氏、尼子残党(尼子勝久・山中幸盛)、宇喜多直家などと
死闘を繰り広げた歴年の勇者の沈黙は、重いものがあった。

413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/19(火) 22:27:35 ID:mai+6u7I
(2)
隆景「清水殿、いかがなされた?」
宗治「戦となれば、我が城が真っ先に羽柴と当たることになりましょう。播磨・但馬・因幡を併呑した羽柴の兵は
   今や数万にも達すると聞きます。それがし、全身全霊を賭して羽柴に当たりますが、恐らく、生きて再び小
   早川様とまみえることはございますまい」
隆景「清水殿…」
宗治「愚息(源三郎景治。当時十一歳)をお預けいたします。それがし亡き後のこと、お頼み申します」
隆景「あい分かった。この隆景、源三郎殿を必ずやお守りいたす」
宗治「かたじけのうございます」

年が改まって、天正十(1582)年。日の本が大きく変わる激動の年が幕を開けた。
秀吉「今年は良い年でありますように…」
年の初めには、誰しもそう祈るものである。秀吉とて例外ではない。だが、正月早々、忙しくなった。

秀長「兄上!一大事にございますぞ!」
秀吉「何事だ、騒々しい」
秀長「宇喜多殿が亡くなられたとのことにございます!」
秀吉「なに!…まさか、毛利の手の者の仕業ではなかろうな!」
秀長「いえ。病とのことです。ですが、兄上。これは厄介ですな」
秀吉「うむ。嫡男の八郎(後の宇喜多秀家)殿はまだ十一歳。いかに言っても家中の掌握は難しい」
秀長「これまで我らは山陰を攻めておりましたが、それは宇喜多殿がしっかと備前・美作をおさえていたからこそ。
   それが亡くなられたとなると…」
秀吉「我らがじかに備前・美作をおさえねばならんということになるな」
秀長「兄上。これまで以上に厳しい戦いになりますぞ」
秀吉「分かっておるわ。小一郎!支度にかかれ!」
秀長「はっ!」

414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/19(火) 22:28:08 ID:mai+6u7I
(3)
三月。秀吉達は姫路城を出発。総勢二万の大軍は堂々と進軍し、数日かけて備前に入った。ややゆっくりと進軍した
のは、敵の動向を見定める一方、宇喜多氏に織田の武威を示し、叛意を起こさせないようにするためである。
秀吉「宇喜多勢はどの程度だ?」
孝高「一万ばかりはおるかと」
秀吉「そうか。これで三万だな。敵兵力は?」
孝高「高松城に数千といったところです」
秀吉「ふむ。兵の数では十分いけるな」
孝高「ですが、敵将・清水宗治はなかなかの将ですし、高松城は存外攻めにくい城にございます。さらに、備中まで
   きますと、毛利方の本拠も近くなりますから…」
秀吉「分かっておる。吉川・小早川、さらには毛利が総力を挙げて来るやも知れんということだな」
孝高「はい」
秀吉「さすがに総力を挙げて来られるときついな。頃合をみて、上様にお越しいただくか…」

毛利氏を安芸の土豪から一躍中国の覇者にまで押し上げた元就は既に亡く、その嫡孫・輝元の代となっていた。輝元
の器量は、偉大な祖父や叔父(吉川元春・小早川隆景)には遠く及ばず、東からは織田、西からは大友の脅威に晒さ
れていた。期せずして、双方に、頃合を見て和睦を図る流れが生まれつつあったのである。とはいえ、何もない時に
申し出ては不利。次の戦の帰趨を見定める必要があった。清水宗治が早々と死を覚悟したのは、そのような事情を察
していた故であった。

秀吉「どうやら、宇喜多の家中は治まったようだな」
孝高「そのようですな」
秀吉「官兵衛。小六とともに、高松城に行ってはくれんか」
孝高「清水宗治の説得ですな。伝え聞くところでは、あれはなかなかの難物のようですぞ」
秀吉「だから小六と一緒に行け、と言うたのよ。あれと一緒なら、荒木の時のようなことはあるまい?」
孝高「羽柴様も、なかなか人使いが荒うございますなぁ」
秀吉「そうは言うても、おまえくらいの者が行かんと説得にならんだろ?」
孝高「まぁ、やってみましょう。城の周囲もみておかねばなりませんからな」

415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/19(火) 22:29:18 ID:mai+6u7I
(4)
四月。黒田孝高・蜂須賀正勝が高松城を訪れ、清水宗治の説得にあたった。降れば備中国を与えるとまで言ったが、
宗治は首を縦に振らなかった。
孝高「だめです。清水宗治という男、こちらが思った以上の人物です。我らがいくら説得しても全く動じる気配が
   ありませんでした。利で動かすことは不可能です」
秀吉「そうか。攻めるしかないか」
孝高「あの城、一見すると攻めやすそうですが、周囲は湿地帯で人馬とも通行が困難にございます。ここも、なか
   なか面倒な城ですな」
秀吉「湿地帯の外からでは矢玉も鉄砲も届かんし…。力攻めではこちらの被害が大きくなるばかりということか」
孝高「一つ策はあるのですが…まずは周囲の小城から落としていきましょう。策をしようにも、小城から出てこら
   れては面倒ですからな」
秀吉「うむ。で、策とはどのようなものなんだ?」
孝高「いささか人手を要しますが…(ひそひそ)」
秀吉「何とまぁ、どえりゃあ策だな。何千、いや何万人の人手が要るんだよ、それ」
孝高「ですが、こちらが兵を損ねずに勝つにはこれしかございません」
秀吉「まぁな。だが、こればかりはお天道様頼みなところもあるし…」
秀長「兄上。この近くに吉備津神社という大きなお社がございますぞ。何でも、四道将軍(崇神天皇の御世に、周
   囲を鎮撫するために四方に派遣された将軍)の一人・大吉備津彦命が祀られているとのこと。命はかの地を
   荒らし回った温羅という悪者を退治した勇将。こたびの戦勝祈願にはもってこいではございませんか?」
秀吉「まぁ…一区切りついたら、行ってみるか」

奇しくも、羽柴・清水双方が力攻めの愚を悟っていたため、四月は、周囲の小城の攻防をめぐる小競り合い程度に
留まった。月が変わろうとする頃、どうやら小城を落とすめどが立った。
秀吉「官兵衛。やるか、あれを」
孝高「そうですな」
秀長「人夫達を募りました。どうやら、頭数は揃ったようです」
秀吉「で、褒美はまたわしらの尻か?」
秀長「もちろん。尻一つで安くあがりますからね。財布を預かる者としましては助かりますよ、ほんと」
秀吉「はぁ…」

416 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/19(火) 22:30:03 ID:mai+6u7I
(5)
五月。秀吉は、黒田孝高の策―水攻め―を採用することとした。
高松城が足守川にほど近い低湿地帯であることを逆手に取るわけだが、これは、当時の土木技術では―いや、現在
の技術をもってしても―かなりの困難を伴う一大事業であった。なにしろ、川を堰き止めつつ城を水没させようと
すると、どんなに低く見積もっても数万トンにも及ぶ土砂を運び込み、堤を築く必要があったからである。

秀吉「梅雨が来る前に築かねばならんから急がねばな。それに、堤を築けたとしても、空梅雨では…」
主君・信長の影響もあり、神仏にすがるということはあまりしない秀吉ではあるが、さすがに天候を味方につけね
ばならないとなると、そうも言ってはおられない。
秀吉「これより吉備津神社を参詣する。清水の奇襲にはくれぐれも用心せよ」
本陣から吉備津神社までは一日もかからないが、敵将・清水宗治の力量がつかめてきた今、本陣を離れることには
いささか不安が残る。とはいえ、背に腹は換えられない。堤の工事が始まった頃、秀吉は、吉備津神社を訪れた。

神主「さようですか。それでは、祈願いたしましょう」
秀吉「お願いいたす」
神主「○⊆@#*&※▲£÷<∞♀◇¥♂∋☆●】±⇒∬≫√∀∋〜(祝詞)」
秀吉(何言ってるのか全然分からん…)
神主「終わりました。…そうだ羽柴様。この神社には他にはない神事があるのですが、ひとつお試しになりません
   か?『鳴釜神事』といい、祈願したことが叶えられるかどうかを、釜の鳴る音で占うものなのですが」
秀吉「他にはない神事?まぁ、まだ日も高いし、やってみるか」
神主「では、神楽料廿疋をお納めくださいませ」
秀吉「けっこうな値だな。おぬしらも、ちゃっかりしてるな」
神主「何をおっしゃいますか。大吉備津彦命由来の由緒正しい神事(少なくともこの頃には有名な神事として記録
   されている)にございますぞ」
秀吉「はいはい」

ともあれ、物珍しさに興味を覚えた秀吉は、この神事をしてもらうことにした。本殿から少し離れたお釜殿に案内
される。

417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/19(火) 22:30:44 ID:mai+6u7I
(6)
秀吉「ほう。ここで神事をとり行うのか」
神主「はい。私と阿曽女(代々、この神事の由来に関わる阿曽の郷の娘がつとめる)がご奉仕いたしております」
秀吉「で、どういうふうにとり行うの?」
神主「次のような流れにございます」
 @祈願した神札を竈の前に祀る
 A阿曽女と神官が竈を挟んで向かい合って座り、神官が祝詞を奏上する
 B釜の上にのせられたセイロの中で器にいれた玄米を振る
 C鬼の唸るような音が鳴り響く。祝詞奏上し終わるころには音が止む
 Dこの釜からでる音の大小長短により吉凶禍福を判断する
秀吉「ふむふむ。で、その札はどこ?」
神主「札ですか、ふふふ…」
秀吉(な、何かいや〜な予感…)
毎度のことではあるが、こういう予感は、えてして当たるものである。

阿曽女「こちらにございます!」
阿曽女が衣の裾をめくると、なまめかしい太ももの間に、こけしならぬ神札が燦然とそびえ立っていた!姦る気
満々である!
秀吉 「こ、こけし!?」
阿曽女「大吉備津彦命様が羽柴様の尻をご所望にございます!いきますよっ!」
秀吉 「ち、ちょ…ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
阿曽女「ふんっ!ふんふんっ!!」
秀吉 「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
阿曽女「嘘おっしゃい!股のものが鉄の如く硬くなっておりますぞっ!」
秀吉 「あひいっ!?」
神主 「大吉備津彦命様は、温羅征伐にあたり、弟君をお連れにございました!ということで、羽柴様の弟君の
    尻もいただきまアッー!す!!」
秀長 「うわわわわっ!挿ってキターっ!!」

神主 「アッー!」
阿曽女「こ…こんないい尻、初めてぇ(はぁと)(陶酔)」
神主 「では、始めまする。<∞♀◇¥♂○⊆@#*&※▲£÷∋☆●】±⇒∬≫√∀∋〜(祝詞)」
濃厚な雄の臭いが漂う中、無事、神事は終了した。

418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/19(火) 22:31:30 ID:mai+6u7I
(7)
孝高「で、結果はいかがでございましたか?」
秀吉「詳しいことは教えてくれんが、どうも幸ありということらしい…てて…」
秀長「黒田殿。堤の工事の進み具合はいかがですか?」
孝高「ご覧なされませ。羽柴様の尻をいただけるとあって、皆、よく働いておりまする」

人夫一「ほれほれほれっ!」
 ある者は、ガチガチになった股竿を使い、猛烈な勢いで土を掘り進んでイクッ!
人夫二「おりゃおりゃおりゃアッー!」
 またある者は、股竿を激しく左右に振り、俵に土を詰め込んでイクッ!
人夫三「うおぉりぁアッー!」
 そして、その俵が次々と積み上げられてイクッ!
人夫四「このこのこのっ!」
 積み上げられた俵は、上から股竿でペチペチと叩かれ、赤尻の如く、きつくきつく締まってイクッ!

秀吉「こりゃまた、猛烈な…」
この調子なら、予想以上に早く仕上がりそうだ。しかし、その後のことを考えると、菊門がむずむずする。
秀長「兄上。尻の手入れをしておきませんとな」
秀吉「こんな大人数、相手してられんよ。なぁ、銭じゃだめか?」
秀長「銭は払いますよ。しかし、尻を使えば安くあがるのです。兄上、辛抱が肝心ですぞ」
秀吉「トホホ…」

人夫達をねぎらうため、夜ごと、尻の宴が繰り広げられた。人夫達の士気は高く、何と、僅か十二日で堤が
完成したのである。足守川の堤が切られ、高松城に向かって水が滔々と流れ込む。折りしも梅雨時に入り雨
が続いたことで、ますます城の浸水は進んでいった。

秀吉「これでよし。水に漬かってしまえば弾薬・兵糧も使えない。三木や鳥取よりも早く済むやも知れんな」
秀長「兄上。ついに毛利が動いてきましたぞ。兵数は、我らを上回っているやも知れんとのことです」
秀吉「来たか。こうなると、城より毛利の本隊との睨み合いになる。上様はいつ頃来られるかな…」

419 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/19(火) 22:32:05 ID:mai+6u7I
(8)
秀吉が安土の信長に対して出陣を求めたのは、五月の中旬のことであった。高松城に水攻めを行うということ
も、当然、書状には書かれていた。
この頃、安土においては、信長の盟友・徳川家康を慰労する宴が行われていた。この年の三月、長年にわたり
信長を苦しめてきた武田氏が滅亡し、その領地の差配も滞りなく完了。もはや、信長に敵う勢力はこの日の本
には存在しない。この宴は、いわば天下統一の前祝いともいうべきものであった。

信長「ふふ。サルめ、このわしに出陣を願い出てきおったわ。まったく、手間をとらせおって」
そう言いながらも、顔は上機嫌であった。毛利の本隊が出てきたということは、この一戦が中国攻めの総仕上
げになるということ。今の勢いをもってすれば、毛利を屈服させることができよう。そうなれば、四国・九州
攻めは赤子の手を捻るようなものである。ここまでくると、北条・上杉も敵ではない…
信長(十年もせぬうちに、日の本は全てわしに従うこととなろう。その時、わしは六十前か。わしの目の黒い
   うちに唐・天竺に手を伸ばすこととて夢ではないな)
口には出さないものの、信長の夢は果てなく広がっていた。

家康「羽柴殿は、今、備中高松におられましたな」
信長「ああ。あやつめ、あちらでもよう掘られておるそうじゃ。まぁ、このくらいで緩くなる尻ではないがな」
家康「先の播磨攻めから始まり、足掛け六年ですか。ご苦労なことですな」
信長「うむ。あやつはよう働いておる。この戦が済んだら、それ相応に賞してやらんとな。キンカン」
光秀「はっ」
信長「わしはこれより上洛し、その後、サルのおる備中高松に向かう。次郎三郎殿への饗応が一区切りついた
   ら、直ちにそなたも出陣の支度をせよ」
光秀「ははっ」

ここでのやりとりを見る限り何らおかしなところはない。だがこの頃、光秀の心中には、何とも名状しがたい
不安感が漂っていた。それは、昨日今日に始まったものではない。しかも、年を負うごとにますます強くなっ
ていくのである。
光秀(このままでよいのだろうか…)
安土から、自身の居城である近江坂本、そして丹波亀山への道中、光秀は、自問自答を繰り返していた。

420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/19(火) 22:33:08 ID:mai+6u7I
(9)
当時の光秀は、丹波一国を領するのみならず、丹後の細川藤孝・大和の筒井順慶等、畿内周辺の諸大名の指揮
監督権をも持ち、前年の天正御馬揃えの運営を任されるなど、織田家中において秀吉に優るとも劣らぬ影響力
を保持していた(家臣第一と激賞されたというから、秀吉以上とも言える)。
主君・信長の信頼篤く、近畿管領ともいわれる重責を担う重臣。その領内はよく治まり、(現在に至るまで)
名君と称えられる。夫婦仲は良好で子宝にも恵まれる。傍目には、順風満帆そのものと見えた。だが…

光秀(このままいけば、遠からず、上様が日の本を統一なさる。だがそれは、わしが思い描く日の本とは全く
   異なるものになろう。そして、そうなることを許せないであろう己がある…)
心中のもやもやが少しは晴れるかと思い、出陣の支度を行いつつ、愛宕大権現に参ったり連歌の会に参加した
りもした。だが、気分は晴れない。

光秀(わしは、一体何をしようとしておるのか… !)
そのことに思い当たった時、光秀は愕然とした。口に出すのはおろか、思うことさえ憚られるような恐ろしい
こと―弑逆―である。
光秀(大恩ある上様を…一介の浪人に過ぎなかったわしを国持大名にまでしてくださった上様を…弑逆すると
   いうのか…)
  (だが…これから上様のつくられるであろう日の本に、果たしてわしの居所があるのだろうか…)
  (上様は、あるいは唐・天竺にまで手を伸ばされるのでは、というところがある。だがそうなると、日の
   本が安らぐ時は来ない…)
  (かくなる上は…わしが弑逆の汚名を着るとしても…)

誠実を旨とする光秀は、ひそかに重臣達にこのことを諮った。皆、慎重論を唱えたという。だが、僅か数人と
はいえ人に語った以上、もはや退けない。ここに至り、光秀も、ついに腹を括った。

六月。一日夕、光秀は丹波亀山城を出立。信長の閲兵を受けると称し、京に向かった。一方、信長は、本能寺
にて茶会を催していた。会には、多くの名物が並び、参加した公家衆を驚嘆させたという。
公家「ええものを拝見しましたわ。しかし、これから備中どすか。大変どすなぁ」
信長「なに。久しぶりにサルめの尻を掘りとうなったのよ」
  (あやつめ、「水攻め」をしておると書いておった。なるほど、周囲の地形を考えれば最良の策であろう。
   だが、サルも周囲の者どもも、晋陽の戦い【前出の、趙襄子と知伯瑤の戦い。知伯瑤は、長大な堤を築
   いて晋陽の城を水攻めにしたが、韓氏・魏氏の裏切りにあい敗れた】を知らんとみえるな。一言言って
   おかねば)
信長の不吉な予感は、思わぬ形で的中することとなった。

421 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/19(火) 22:33:58 ID:mai+6u7I
(10)
そして、六月二日未明。本能寺周辺がにわかに騒がしくなった。
信長「何事だ。お乱。見てまいれ」
乱丸「はっ」

乱丸「上様!囲まれておりまする!紋は桔梗!」
信長「何!…是非に及ばず!お乱!武具をもて!」
乱丸「ははっ!」
信長「よもやキンカンに叛かれるとはな…。まぁよい。今生の名残に一暴れしてくれようぞ!」

兵一「あれぞ信長!討てば大手柄だ!いくぞっ!」
信長「ふん、雑兵ごとき!食らえっ!」
兵一「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
信長「ふんっ!ふんふんっ!!」
兵一「なっ、なにこれ!凄すぎる!アッー!」
信長の性技は凄まじく、群がる雑兵どもは、瞬く間に次々と果てて逝った!しかし、多勢に無勢。
兵*「これでも食らえっ!」
ついに、ある兵の股槍が信長の体をかすめた!尻は無事だが、いささかの手傷を負ったのである。
信長「うっ!…この信長に股槍を食らわすとは、なかなかやるな。だが!」
兵*「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
信長「ふんっ!ふんふんっ!!」
兵*「あひいっ!?アッー!」

周囲を見回すと、もとより少なかった近習達は、既に殆どが倒されていた。信長自身も負傷しており、息も
いささかあがっている。どうやら、ここまでのようだ。
信長「近習達は皆倒されたか…。お乱。我が首をキンカンに渡さぬよう、火を放て!」
乱丸「はっ!」
信長「ふふ…。家督を継いでより三十余年。我ながら、よう戦ってきたものよ。このような形で終わるとは
   思いもよらんかったが、それもまたよし」

―織田三郎信長(おだアッー! さアッー!ぶろう のぶながアッー!)、志半ばにして、本能寺に斃れる。
享年四十九。明智方の懸命の捜索にもかかわらず、その骸はついに見つからなかったという。

422 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/19(火) 22:34:37 ID:mai+6u7I
(11)
その頃。就寝中の秀吉の尻に、突如として異変が起こった。
秀吉「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
秀長「兄上!いかがなさいましたか!」
秀吉「ありゃ!?…おかしいな。いま尻に、掘られるような激痛が走ったんだが…」
秀長「しかし、菊門には何も刺さっておりませんぞ」
秀吉「堤の工事でさんざん掘られたからなぁ。そのせいかな?」
秀長「それがしもさんざん掘られましたが、菊門はどうもありませんぞ。それに、今までにこのようなこと
   はなかったはずですが」
秀吉「うぅむ…何か良からぬことが起こったのであろうか…」

秀吉「小六。和睦の交渉の状況はどうだ?」
正勝「う〜む…なかなか難しいな。領地の割譲は国の数だけの話だからまだ何とかなるが、清水宗治の切腹
   は正直きついぞ。毛利からすれば、己に忠誠を尽くす者を死なせては沽券に関わるしな」
秀吉「それは分かってる。だが、あの男には死んでもらわんと、宇喜多が危うくなるからな。今回ばかりは
   譲れんのよ」
正勝「参ったなぁ。早く上様にお越しいただかないと…」

一方、毛利方も頭を抱えていた。ただでさえ秀吉に囲まれている高松城の救援ができないのに加え、信長が
大軍を率いてくるというではないか。
とうてい勝ち目はない以上、何とか和睦に持ち込みたいのだが、相手の要求に清水宗治の切腹が入っている
以上、容易には呑めない。
蜂須賀正勝と同様、毛利方の交渉担当者・安国寺恵瓊もまた苦しんでいた。悩んだ末、恵瓊は、自ら高松城
に赴き、清水宗治に、ありのままを告げた。

恵瓊「難しいところです。羽柴方は、領地の割譲のみならず貴殿の切腹を要求しております。我が方として
   は、忠心篤い貴殿をお救いするべく努力しておるのですが…」
宗治「わし一人が腹を切れば、毛利は救われるのですな」
宗治は、既に覚悟を決めていた。毛利を、城兵を救うには、自らが犠牲になる他ないということを。
恵瓊「ですが…貴殿のような人物を失うのは、我が殿も、私も、忍びないのです」
宗治「仁ある主君に義をもって報じるのは臣下のとるべき道。人は百年も生きられませぬ。天下泰平がこの
   一事で成るのでしたら、この宗治、とく腹を切って和議を整えとう存じます」

―日の本が、大きく変わろうとしていた。しかし、彼らはまだそれを知らない。

423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/20(水) 00:05:39 ID:YJap4qSh
ちょ、いきなり俺の好きな隆景の尻がwww

上様、、、もうあのオチが見れなくなると思うと悲しいなぁ…
シリアス分多目、文章量多目で大変そうですが引き続き応援していまする。

424 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/20(水) 16:26:55 ID:v1FXUFsj
gj。知伯の晋陽の戦いまであるとは。なんてほりの深いマニアックな人なんだろう。

425 :奇矯屋onぷらっと ◆O.K.H.I.T. :2006/09/20(水) 21:23:56 ID:M80hCenJ
6〜7行目が普通の会話なのがすげえ。

426 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/20(水) 21:29:01 ID:XndF64eh
過去スレにあった精液で水攻めするのとは違って随分まともだ

427 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/20(水) 21:53:53 ID:YJap4qSh
このスレの皆さんなら知ってると思いますが一応貼り
ttp://meimu2.sumomo.ne.jp/meimu2/page003.html


428 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/22(金) 00:20:56 ID:gC9r6CHQ
草の者の特訓
信州にある忍びの隠れ里を訪れた真田昌幸は草の者の棟梁壺屋又五郎の出迎えを受けた。
又五郎「これは親方様、よくいらっしゃいました」
昌幸「出迎えご苦労、我が家に仕える忍び達の様子が見とうなって来てしまったわい」
又五郎「では、ご案内いたしましょう」
昌幸は最初に霞谷と呼ばれる修練場に通された。
草壱「うおおおっ!人形とはいえこいつはわしの物じゃあっ!!」
草弐「なにを抜かす!犯るのはわしが先じゃあっ!!」
修練場では防人壱号と呼ばれる慰安用の人形とまぐあう権利を巡って
8人の忍者達が真剣を使って斬り合いを演じていた。
又五郎「勝って生き残った一人だけが人形とまぐあうことができます、ゆえに皆必死で戦います」
昌幸「なるほど!それなら強い忍びだけが残るな!!」
次に昌幸は中平と呼ばれる修練場を案内された。
ズシーン!ズシーン!ズシーン!!
そこでは分厚い銅板に向けて忍び達が腰を振り自らの竿を叩きつけていた。
教官「頑張れ!又先で穴を開ければ板とまぐあうことが出来るぞ!」
草参「うおおおっ!このままじゃ蛇の生殺しじゃ!!」
草四「なんとしても穴を開けて!それに竿を突っ込んで一発抜くんじゃあっ!!」
草達「ふんっ!ふんふんっ!!」
忍び達の激しい腰使いの前にさしもの硬度を誇る銅板にも亀裂生じつつあった。
昌幸「おおうっ!この修行なら逞しい足腰が育つわい!!」
続いて昌幸は上忍のみが立ち入ることの出来る炎河原というところへ連れてこられた。
そこでは火のついた薪をくべ、赤々と焼けた釜の表面に忍びたちが腰を打ち付けている。
草伍「ぎゃあああっ!さっ竿が焼けるうっ!?」
草禄「熱いっ!熱いーっ!!焼けどしたあーっ!!」
又五郎「馬鹿者!竿を動かす速度が遅いから火傷するのじゃ!
眼にも止まらぬ速さで動き、亀頭が火傷する前に腰を引けば火傷などせん!!」
草達「ふんっ!ふんふんっ!!」
昌幸「忍びに不可欠な俊敏さが身につく素晴らしい修行じゃ!!」
こうして草の者たちの熱心な修行ぶりに満足した昌幸は又五郎に里で不足している物がないか問いただした。
昌幸「わしに出来る物ならなんでも用意するぞ、遠慮なく申せ!」
又五郎「実は最近は大公様の天下統一により戦がないため、里の者たちの相手をする捕虜も手に入らず
みなの欲求不満が高まっておりまして・・・・」
そういうと又五郎は昌幸の着物を脱がし始める。
昌幸「なっ何を・・・・・!?」
又五郎「親方様には里の者達の慰安に手を、いやお尻を貸していただきとうござる!!逝きます!
昌幸「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
又五郎「ふんっ!ふんふんっ!!」
昌幸「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
又五郎「親方様、嘘を言うてはいけませぬ!こんなに股の竿が硬くなっておりますぞ!!」
昌幸「あひぃ!?しごかないでぇっ!!」
この後、里の者達全員に犯された真田昌幸は草の者達を強さを思い知ると同時に、
激しく恐れ二度と里を訪れることはなかったという。

429 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/22(金) 00:50:48 ID:KwnfRVyV
親方様ではなく御館様ではないか?っと突っ込んでみる





このスレ的には掘ってみるのほうがいい?

430 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/22(金) 01:04:23 ID:VgiUBuAE
>>429
いや、
突っ込んでみる















尻に。

431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/22(金) 02:12:18 ID:gC9r6CHQ
>>429
ごめん、最初「安房守」にしようと思ったんだけど
分かりにくいかと急場で直したら間違っちゃったorz
×親方→○御館
×大公→○太閤
脳内変換よろしく。

432 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/22(金) 11:05:54 ID:CiRn8d29
>>431
新シリーズ誕生の予感…乙

鳴くよ鶯
諸国漫遊中のご老公一行、今日は館林で逗留していた。
介「御隠居、ここには年中鶯の鳴き声を
聴かせる所があるそうです」
老公「時季外れとはいえ面白そうですな、参りましょう」
鶯を調教する男の家に着いた一行はしばし時季外れの春の声を楽しんだ。
「ホーホケキョ」
老公「ふむ、中々の美声
この様に旨く鳴かせるとは見事です
かなりの工夫を重ねておいでですな」
男「はは、これも道楽、いい鳴き声が聴ければ私はそれだけで
所で御隠居さん、貴方も鳥を鳴かせるのにご興味があるのですか?」
老公「いやワシは鳥を鳴かせるのでなくてな…
介さん、格さん、始めなさい!」 
介・格「はっ!!!」
やにわに介・格は鳥飼いの男の両脇を抱え、体を四つんばいになるよう押さえ込み
その尻をからげて褌を緩めた。
介・格「御隠居、準備は出来ました」
すでに後ろに回り込んでいるご老公は袴をずらし
男「ぎゃあああああっ!?な、何をなさいますぅ!?」
老公「ふんっ!ふんふんっ!!」
男「い、痛い、痛いーーっ!う、動かないで…」
老公「嘘おっしゃい!斯様に股の竿を固くしておるというに!」
男「アッーー!」
介「嘘、ご、御隠居、それは私の…!」 
老公「ふんっ!ふんふんっ!!」
介「ご、御隠居、大きすぎてし、尻が裂けるぅ!?」

433 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/22(金) 11:18:40 ID:CiRn8d29
老公「介さん、嘘はいけませんな、
こんなにワシの股槍を銜え込んでいやらしいですな…」  
介「アッーー!」
格「あわわ、入ってきたぁあ!?」
老公「格さん、尻が無防備ですぞ。油断大敵ふんっ!ふんふんっ!」
格「御隠居ー、う、動かないでください!
御隠居の竿が暴れ回って痛いーーっ!」
老公「またには若い男もいいですのう」
格「アッーー!」
老公「これぞワシの鶯の谷渡りじゃ」
ご老公は春風のような満面の笑みを浮かべた。

434 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/22(金) 12:26:54 ID:DCXawLaE
ここの題名バロスw
フンフンッかたくしよって!って!w

435 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/22(金) 22:07:56 ID:bpoktYV6
このスレタイ、お店みたいでイイ!!

436 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/22(金) 22:28:13 ID:8bM1S6JL
春風のような満面の笑み・・・www

437 :奇矯屋onぷらっと ◆O.K.H.I.T. :2006/09/22(金) 22:37:45 ID:6IAAFNEm
>老公「またには若い男もいいですのう」

確信犯めっけ。笑わせてもらった!

438 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/22(金) 23:10:05 ID:NHTeds/H
実際の尻は雑菌だらけで入れられたもんじゃない
戦国期なら農作物に人糞やらが普通についてるだろうし、粘膜から感染して病気になるだろう

439 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 00:11:41 ID:/+vaWgYe
>>438「実際の尻は雑菌だらけで入れられたもんじゃない」
信玄「なるほど、汚い穴じゃのぉ」
>>438「戦国期なら農作物に人糞やらが普通についてるだろうし、粘膜から感染して病気になるだろう」
信玄「洗えばよいではないか」(ジャブジャブ)
>>438「その発想はなかった!」
信玄「このたわけた下郎めっ!食らえっ!!」
>>438「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
信玄「ふんっ!ふんふんっ!!」
>>438「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
信玄「嘘を言うな!こんなに股の竿を硬くしおって!!」
>>438「アー、イイ! イキます。アッー アッー!」

440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 00:12:25 ID:4FrFr+NF
だがそれもいい

441 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 02:07:01 ID:7jguU1ck
旅の途中、一休みするため寺に立ち寄ることにした御老公一行。門をくぐり中に入ると、
境内では住職と思しき坊主が読経をあげているのが見える。

住職「妙法蓮・・観世・・・む?」
背後に人の気配を感じ、住職は振り向いた。
光圀「そりゃ!」
その顔面に勢いよく小便を浴びせる光圀。
住職「うわぁ!なにをする!」
老人に飛びかかろうとするも、勢いよく放たれる小便に住職は逆に押し戻される始末。
光圀「この糞坊主が!読経の最中に肉棒で稚児の尻を叩くとはけしからん!」
光圀の目線の先には木魚とそのバチが転がっている。光圀は老眼であった。
光圀「お仕置きが必要じゃ!」
      :
      :
寺小姓「和尚さーん。膳の用意が出来・・あれ?」
なにも知らぬ寺小姓は食事のため住職を呼びにきたものの、境内はすでにもぬけの殻であった。
そのとき鐘楼のほうで悲鳴が聞こえた。
寺小姓は、すわ何事かと急いで鐘楼に向かった。

そこには信じられない光景が広がっていた。
なんと荒縄に縛られた住職が梵鐘の代わりに吊り下げられていたのである。
格さん・助さん「そりゃああああ!」
住職「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!? 」
屈強な男二人が振り下ろす撞木が住職の菊門に鋭く侵入する。
住職「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
光圀「嘘を言うな!こんなに股の竿を固くしおって!!助さん!格さん!煩悩の数だけ懲らしめてやりなさい!」
格さん・助さん「御意!」
光圀「ふふふ。それではわしは一人で楽しむとするか。ああ!釣り鐘が入ってくるうっ!?」
寺小姓はこの地獄絵図を目にして、仏に仕える厳しさを痛感したのであった。

442 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 03:23:07 ID:2NyqN6wh
いきなり小便ひでえw
バ○キーの男優も裸足で逃げ出すなw

443 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 07:28:53 ID:gztQrTR9
光圀vs綱吉
将軍徳川綱吉の政策にことあるごとに異を唱える水戸藩主徳川光圀。
光圀を目の仇にしていた綱吉は彼を失脚させるべく裏で策をめぐらせていた。
助さん「殿が隠居だと!」
格さん「綱條様に家督を譲られ隠居するよう公方様からお達しがあったそうだ」
助さん「うーむ、いかな殿とは言え公方様の命では逆らえまい」
だが光圀はこの綱吉の策謀を思いもよらぬ方法で打ち砕いた。
光圀「恒例によると御三家の当主は在任中に中納言に任じられるのが通説、私はまだ少納言、
隠居は中納言になってからしとうございまする」
綱吉「なっ、なんだってえーっ!?」
こうして一時は隠居の危機を回避した光圀だったが、
収まりのつかない綱吉は朝廷に強引に働きかけ、僅か半年で光圀は中納言に任じられることとなった。
光圀「結局は隠居するのが半年先に延びただけのことか・・・・」
助さん「口惜しゅうございます・・・」
格さん「うううううっ・・・・・」
そして京へ登った光圀は任官の儀に挑んだ。
接待役藩士「殿、お上からのお使いの方たちが参られました」
勅旨「そちが水戸藩藩主の徳川光圀殿でおじゃるか!?」
光圀「いかにも徳川光圀でございます」
勅旨「おわかりと思いますが、麻呂の言葉はお上の言葉、我らの下半身もお上の下半身と同じとお思いなされ!」
光圀「はっ!心得ておりまする!!」
勅旨「謙虚な物いい大儀である。その調子で尻も馳走していただきましょうかえ、食らえ!」
光圀「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
勅旨「ふんっ!ふんふんっ!!」
光圀「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
勅旨「嘘を言うな!こんなに股の竿を硬くしおって!!」
光圀「あひぃ!しごかないでぇっ!?」
若い頃から城下へ繰り出しては領民の尻を食い散らかしていた光圀であったが、掘られるのは初めて。
将軍の姦計により彼の無垢な尻は散らされてしまった。
光圀「おのれ!犬公方めぇっ!!よくもワシが大切に守ってきた初尻を奪ったな!この恨みはらさずおくべきかっ!!」
この一件以来、綱吉どころか徳川幕府をも憎んだ光圀は、
それらに復讐すべく復讐の尻狩人となり、将軍や幕府の重鎮相手に孤軍奮闘の戦いを繰り広げることなるのだった。

444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 09:26:34 ID:dzwcEIHG
強姦魔にはこんな背景がw

445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 10:05:24 ID:AdYQirHd
そして水戸学を起こして幕府衰亡の遠因を作った訳か…
歴史の裏は驚異に満ちてるね。






ンな訳あるかいw

446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 12:49:22 ID:HcBTdRV3
だが、それがいい

447 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 18:00:04 ID:gztQrTR9
中納言は任官の際勅旨に掘られることから
別名黄門(肛門にかけている)と呼ばれる。

448 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 23:41:49 ID:ho2SMk8q
『太閤記(たアッー!いこうき)』

第*35話 中国大返(ちゅウッ!ごくおおがアッー!え)し

(1)
六月三日、夜。秀吉のもとに、一人の男の姿があった。男の名は定かではないが、彼のもたらした知らせにより、
時代は大きく変わっていくことになる。

男 「我が主・長谷川宗仁よりの書状にございます」
秀吉「うむ。京の様子はどんなもんかな〜(鼻歌交じり)」
京は完全に織田の勢力圏下。京の動静を知らせるよう宗仁に話をしていたとはいえ、さして深く考えていたわけ
ではない。毛利攻めで忙しくて参加できなかった御馬揃えの様子はどうだったとか、茶会にどんな名物が出たか
とか、本来なら、そのような些細な話が書かれているはずであった。だが…
秀吉「な…な…」
読み進むうちに、秀吉の体はガクガクと震え、危うくその場に崩れ落ちそうになった。

秀長「兄上!いかがなさいましたか!」
秀吉「う…上様と殿様(信長嫡男・信忠。信長は既に織田家の家督を信忠に譲っており、形式的には隠居の身)
   が…昨日、京にて亡くなられた…」
秀長「どういうことですか!」
秀吉「明智が…謀反した…わ…わしゃ一体どうすりゃええのかのぅ…」
ただでさえ皺の多いサル顔の秀吉が、顔をくしゃくしゃにして嗚咽した。その様は、目も鼻も皺に埋没したかの
如し。才知に長けた彼も、この時ばかりは、主君・信長の死の衝撃に打ちひしがれ、呆然としていたのである。
秀長「何と!ですが兄上。ここで取り乱している場合ではございませんぞ。上様が亡くなられたということは、
   京からの援軍はもはや来ぬということ。一刻も早く和睦をまとめ、弔い合戦に向かわねばなりません!」
孝高「さよう。上様のご不幸を嘆かれるは人として当然のことなれど、今こそ、羽柴様が天下をお取りになる千
   載一遇の好機にございますぞ!」
秀吉「か、官兵衛!おぬし、いま何と申した!」
孝高「これこそ、あなた様が天下をとる好機だと申し上げたのです!」
秀吉「どういうことだ!この日の本は上様の天下ぞ!」
孝高「その上様は亡くなられました。さすれば、次に天下の権を握るのは他の者です。このまま放っておけば天
   下は明智のもの。上様の仇と同じ天を戴き唯々諾々と従うおつもりですか!」
秀吉「そ、そんなことができようはずもあるまい!」
孝高「でしたら、今は明智を倒すことだけをお考えなさいませ。明智を討てば、いずれにしても、あなた様が衆
   望を担うこととなりまする。天下のことはそれから考えてもよろしいのです。まずは、この虎口を脱する
   必要がございます」
秀吉「う、うむ…」

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 23:42:44 ID:ho2SMk8q
(2)
秀長と孝高の諫言により、ようやく、秀吉は落ち着きを取り戻した。こうなると、秀吉達の動きは早い。夜中で
はあるが、陣中が忙しく動き始めた。
秀吉「毛利に悟られぬよう、撤退の支度にかかれ。よいな」
孝高「武具は、姫路であらためて整えればよろしうございます。とにかく、兵達は身一つで走れるよう、街道筋
   に触れを出し、飯と水、それと松明を用意させることです。夜中も走らねばなりませんからな」
秀長「それともう一つ。こけしを買い集めよ。金に糸目はつけぬゆえ、二万本でも三万本でも、買えるだけ買い
   揃えるのだ。よいな」
秀吉「普段あれだけ締まり屋なお前にしては珍しいな。どういうことだ?」
秀長「まぁ、すぐ分かりますよ。兄上には覚えがございましょう?」
秀吉「?」
家臣「申し上げます。毛利の外交僧・安国寺恵瓊と申す者がお目通りを願っております。いかがなさいますか?」
秀吉「安国寺恵瓊?」
正勝「和睦の交渉相手だ。こんな夜更けに来るとはどういうことだ…」
秀吉「分からん。だが、いずれにせよ、何か動きがあるということだろう。わしも同席しよう」
正勝「頼む」
秀吉「毛利の者が来た。陣中の様子を気取られないよう、用心せよ」
秀長「承知」

秀吉「おぬしが安国寺恵瓊か。小六から話は聞いておる。用件を申せ」
恵瓊「和睦のことにございます。辛いことではございますが…清水宗治の切腹、了承いたしましょう」
秀吉「ほう。それは殊勝な申し出であるな」
恵瓊「宗治は、己の死をもって、速やかに和睦が成ることを望んでおります。なにとぞ、寛大なご処置をお願い
   申す」
秀吉「あい分かった。上様が到着なさるまでは、この秀吉に全権が委任されておる。よって、五ヶ国割譲として
   いた和睦の条件を、三ヶ国割譲に緩めてしんぜよう」
秀吉としては願ってもない話であった。毛利側から和睦を求めてきたということは、まだ信長の死を知らないの
であろう。厄介な存在である清水宗治が死んでくれるというのであれば、ここはひとまず妥協しておくに限る。
もっとも、嬉しげな顔をしては怪しまれる。宗治の死と引き換えにしぶしぶ了承したという体裁をとらねばなら
ないのである。
秀吉「しかし、清水宗治という男、大したものよ。我らに従って生きれば一国の主、毛利のために死ねば二国を
   保つのだからな」
恵瓊「安堵いたしました。宗治も、そのお言葉を聞けばさぞ喜ぶことでしょう」

450 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 23:43:27 ID:ho2SMk8q
(3)
恵瓊「これで、和睦は成りまする。めでたいことですな。そうそう、両家の和睦をより確かなものにするため、
   一つ『せいし』をとりたいのですが…」
秀吉「『誓詞』?あぁ、そのくらい、安いものだ。おい、紙と筆、それと墨を持って…」
恵瓊「羽柴様もご冗談がお好きですな。武士がとる『せいし』といえば決まっておりましょう?」
秀吉「は?(何か、毎度の事ながらいや〜な予感が…)」
恵瓊「『せいし』といえば、まぐわってとるものと決まっております!いざ!尻を出されませ!」
秀吉「ち、ちょ…ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
恵瓊「ふんっ!ふんふんっ!!」
秀吉「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
恵瓊「嘘を申されますな!股の竿が我が警策の如く硬くなっておりますぞ」
秀吉「あひいっ!?」
恵瓊「うむむ…何という締まり…これが噂の赤尻か!アッー!」
秀吉「アッー!」
恵瓊「ささ、どうぞ続いて頂戴しなされ」
??「うむ。天下に名高いサルの赤尻を堪能させてもらいまアッー!すぞ!ふんっ!」
秀吉「ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー!」
??「ふんっ!ふんふんっ!!」
秀吉「も、もう抜いてぇーっ!」
??「嘘はいけませんぞ羽柴殿!この股槍は何ですかな!何といやらしい御仁じゃアッー!」
秀吉「あひいっ!?」
??「アッー!」
恵瓊「ふむふむ。これはまことによい『せいし』にございますな。この、ツーンとくる雄の臭いがたまらんの
   ですよ」
秀吉「そ…そうか…てて…」

ともかく、無事、和睦は成立。朝を迎えた。

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 23:44:16 ID:ho2SMk8q
(4)
翌、六月四日。
半ば水没した(水死者・餓死者はいなかったというから、城内全てが水没したわけではない)高松城から一艘
の小船が現れた。
これより、羽柴・毛利両軍の見守る中、城主・清水宗治(及びその兄・月清入道ら)が切腹する。前回、小早
川隆景の尻接待を受けたことからも分かるように、(このスレ的には)ノンケではない宗治ではあるが、この
ような重要な場にあっては、こけしによる、快感を伴った自害はふさわしくないと判断したのである。

秀吉「切腹かぁ…。見たくないなぁ。腹切るから血がドバァの、内臓がグチャァの、んでもって首がスパァン
   の、だろ?茂助が検死役をするし、撤退の支度もあるし、わし、奥に下がってていい?」
孝高「いけません!いかに武士の定めとは申せ、清水殿の覚悟の自刃なのですぞ!羽柴様が見届けなくてどう
   なさいますか!第一、総大将がこそこそしてたら、それこそ怪しまれますぞ!」
秀吉「ち、ちょっと具合が悪いってことで…。ほれ、昨日『せいし』をとったから…」
秀長「兄上!精の一発や二発で具合が悪いなどと申しては軍中にしめしがつきませんぞ!ここにおりなされ!」
秀吉「分かったよ。トホホ…」

吉晴「検死役を仰せつかりました堀尾吉晴にござる。長きにわたる篭城のご苦労、お察し申す。我が主から、
   ささやかながら酒肴を献じますれば、お受け取り願いとう存じます」
宗治「これはかたじけない。羽柴殿に、よろしくお伝えくだされ」
この時、吉晴の心中はなかなかに複雑であった。一刻も早く撤退の支度にかからねばならぬという焦燥感と、
かくもみごとな雄野郎の最期をじっくりと見届けたいという野郎魂とが交錯していたのである。股槍も、痛い
くらいにギンギンに張っていた。
一方宗治達は、実にすっきりした面持ちであった。見苦しくないよう、切腹が決まった際、きれいに髭も抜い
ておいたし、あらかじめ最期の精を出しておいたのである(勿論、しっかりと勃ってはいたが、先走りを垂れ
流すような無様なことはない)。
宗治「今生の名残に、ひとつ舞を披露いたそう」
さすがは敵味方から賞賛された、花も実もある勇将である。足場の不安定な船上であるにもかかわらず、寸分
の乱れもない、見事な舞を披露して見せた。
宗治「では」
月清「うむ」

―かくして、清水宗治達は自害して果てた。宗治の体から首が離れてからもなお、あたりは、しばし静粛に包
まれていた。だが、いつまでも余韻に浸る暇はない。

452 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 23:45:06 ID:ho2SMk8q
(5)
秀吉「よし!我が軍はこれより直ちに姫路に戻る!」
兵達「おう!」
秀長「蜂須賀殿は宇喜多勢とともに先に出立なされよ!第二陣は兄上と黒田殿が、殿軍は、それがしがつとめ
   まする!」
正勝「分かった。そろそろ、毛利がこちらの異変に気付く頃だ。気をつけろよ」
秀長「分かっております。蜂須賀殿こそ、我らに遅れをとらないよう、急ぎなされ」
孝高「ところで、このこけしはいかがなさるのですか?」
秀長「これは、第二陣と我らとで用いまする。よろしいですか(ひそひそひそ)」
孝高「そのようなことが…」
秀長「信じられないのも無理からぬところです。ですが、これは実際に起こったこと。我が羽柴の尻をもって
   すれば…」
孝高「よくは分かりませんが…おっしゃることは承知いたしました。では、姫路にて!」

秀長「うむ。そろそろだな…」
ドガアッーン!東の方で、強烈な爆発音が轟いた。しばしの後、特徴のある、強烈な雄の臭いが漂ってくる。

秀長「うまくいったな(ニヤリ)。よし!者ども!こけしは行き渡ったか!」
兵達「はい!これに!ですが、これをどうするんですか?」
秀長「決まっておろう。それをおぬし達の尻に挿すのよ。そして、姫路に向かってひたすら走るのだ」
兵達「ですが、こけしを挿してたら、竿は勃つわ感じるわで、まともに走れませんよ」
秀長「おぬし達とは長い付き合いだ。尻の具合はよく承知しておる。いいから、わしの指示に従え。こけしが
   抜けたら、また挿すのだ。何本も渡したのはそのため。よいな」
兵達「は、はぁ…」
秀長「よし!挿せ!」
兵達「ぬおおおおおっ!挿ってくるーっ!」
秀長「うわわわわっ!挿ってキターっ!! 皆、挿したな!では走れぇーっ!!」

ドドドドド…尻に太〜いこけしを挿した将兵が一斉に動き出した。兵達が危惧したとおり、思うようには走れ
ない。皆、秀長の指示に疑問を感じたその時!

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 23:45:51 ID:ho2SMk8q
(6)
一豊「な、なんかくるーっ!!」
一豊の体が急激に膨れ上がった。何かに怯えるかの如く、固く眼を閉じ、歯を食いしばり、両手で耳を塞ぐ。
その様はまさに「見ざる言わざる聞かざる」の如し。次の瞬間!
ドガアッーン!
兵達「なっ何だ?」
秀長「よし!思ったとおりだ!」
一豊の尻から凄まじい勢いで屁が噴射された!!一豊の体は宙を舞い、一気に山を越えてイったのである!

兵達「あ、あれは一体…」
秀長「あれぞ、羽柴の尻が誇る『三サ(ィ)ル』!かような火急の時に発動するものとにらんでおったが…
   こりゃ予想以上の代物だな」
兵達「ひ、ひょっとして俺らも…」
秀長「そういうことだ!」
兵達「な、なんかキターッ!!」

ドガアッーン!ドガアッーン!…兵達の尻から、次々と屁が噴射された!雄の臭いを残しつつ、兵達の体は
宙を舞い、一気に山を越えてイったのである!
(長く秀吉達に付き従って掘られて掘られてを繰り返してきた羽柴勢の尻は、いつしか、一兵卒に至るまで
 逸品の尻となっていたのである。ついでに、なぜか『三サ(ィ)ル』機能をも身につけていた!)

秀長「よし、皆、無事に『三サ(ィ)ル』が決まったようだな。では、わしも(秀長は制御可能)!」
ドガアッーン!
こうして、秀長率いる殿軍は、常識では考えられない速さで姫路に着いたのである。なお、先の爆発は秀吉
のものであり、これにより、第二陣は一発で姫路に到着したことを補足しておく。
秀長「蜂須賀殿。遅かったですな」
正勝「い、いつの間に?」

頼山陽(らいさアッー!んよう)曰く。
―本能寺の変を知った時に発動したことから、これを『変知ル三サ(ィ)ル』(ペンシルミサイル)という。
(中略)中国大返(ちゅウッ!ごくおおがアッー!え)しの真相は斯くの如し―

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 23:46:51 ID:ho2SMk8q
(7)
羽柴勢が撤退を始めたその頃、毛利方は、本能寺の変を知った。

輝元「な…何ということか。これなら、もう少し待ってもよかったのではないか…」
元春「くそっ、サルめにしてやられた!殿、直ちに追いましょう!羽柴勢は退くことで頭がいっぱいのはず!
   これを衝けばお味方の勝利は確実!一気に播磨・摂津まで手中に収めることも…」
隆景「なりません!敵に変事があったとはいえ『せいし』が乾きもせぬうちに追うは不義!信長の死に乗ず
   るは不祥にございます!」
輝元「だが!これでは宗治が犬死ではないか!」
隆景「犬死ではございません。我らは羽柴と和睦いたしたのです。羽柴が明智を破れば、羽柴が天下の権柄を
   握るは必定。次の天下人と結ぶのも悪くはございますまい」
恵瓊「さよう。それがしが見ましたところ、あれはかなりの人物です。あれだけの尻を持つ以上、衆道好きは
   みな羽柴につきましょう。明智も懸命に動いているようですが、羽柴の勝利は確実と存じます」
隆景「恵瓊の申すとおりにございます。あの尻にまさるものはございません…(ぽっ)」
元春「隆景!我らに内緒で羽柴の尻を掘ったな!羨ましい…じゃない、怪しからん!」
隆景「誤解なさるな!掘ったのは和睦が成立したのを見届けてからにござる!」
輝元「お、叔父上。羽柴の尻はそれほどのものにございますか?」
隆景「はい。先代(元就)の尻も佳いものにございましたが、あの赤尻は、それはもう桁違いの締まりで…」
輝元「…(ぽっ)」
元春「…(ぽっ)」
伝令「申し上げます!」
輝元「何事だ!」
伝令「は…羽柴の陣、すでにもぬけのからにございます!」
輝元「ま…まだ遠くには行っておるまい。様子をみてまいれ!」
伝令「それが…。一体どのような術を使ったのか、播磨の方に羽柴勢が次々と飛んでいったという知らせが届
   いております。もはや追いつけません」
輝元「なんと面妖な…。ん?この雄の臭いは?」
隆景「これは…羽柴殿のものにございますな」
恵瓊「そういえば…。羽柴殿は、かつて越前金ケ崎において、屁によって敵味方を吹っ飛ばしたという話を聞
   いたことがあります」
輝元「羽柴秀吉…なんと恐ろしい男か。やはりここは隆景叔父上の言うとおり、追わぬ方がよさそうだ」

455 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 23:47:42 ID:ho2SMk8q
(8)
秀吉は、秀長の機転により、すみやかに姫路城に入ることに成功した。ここで武具を整え、兵の士気を養うと
ともに、畿内の諸勢力が明智につかないように行った工作の結果を確認する。

秀吉「丹後の細川・大和の筒井の様子はどうだ?」
孝高「細川様は、上様の死を悼むと称し、剃髪したとのこと。筒井様は、大和郡山に退き、以降、目立った動
   きはございません」
秀吉「そうか。あれらが味方しないとなれば、明智の兵力は相当落ちるな。我が羽柴の兵力のみでも、何とか
   なりそうだ。で、摂津の中川・高山、それに池田。こちらの様子はどうだ?」
孝高「先に、上様健在の書状を出しております。明智は、ついに上様の亡骸を発見できなかったそうですから、
   しばらくは効きましょう。少なくとも、敵にはなりますまい。味方につけば羽柴様の尻を馳走すると伝
   えまして…」
秀吉「ふむ。彼らが味方となれば、我が方の勝ちは決まったも同然。何としても味方につけよ(左介がうまく
   やってくれるとよいが…)。あと、大坂の信孝様・丹羽様は?」
孝高「明智の娘婿であった津田様を討ったとのことです。兵力の上ではあまりあてにはならないでしょうが、
   無視はできませんな。尼崎で合流いたしましょう」
秀吉「その他は?」
孝高「今のところ、明智に立ち向かうことができるのは、我らのみにございます。柴田様・滝川様は、それ
   ぞれ上杉・北条と対陣中。上様の盟友である徳川様は辛うじて三河に戻られたとのことです」
秀吉「うむ。となれば、上様の仇を討つのはわしということだな」
孝高「御意」

秀長「兄上。だいふ兵が揃ってきましたぞ」
秀吉「そうか。兵糧・銭はどれくらいある?」
秀長「奉行たちに検分させたところ、これくらいですな」
秀吉「よし!禄高に応じて、全て将兵に配れ!勝敗いずれにせよ、ここに戻るつもりはない!」
秀長「承知!」
秀吉「わしも剃髪する!この戦が、亡き上様の弔い合戦であることを天下に示すのだ!」

このように支度を整えた羽柴勢は、九日、姫路城を出立。途中、兵を派遣して淡路を接収しつつ、十一日に尼
崎城に入った。ここで、中川清秀・高山重友・池田恒興らと合流。兵力はゆうに三万を超えた。士気も高い。
秀吉「いざ!」
将兵「おう!」
その後、摂津富田で織田信孝・丹羽長秀とも合流。名目上の総大将は信孝であったが、実質的には秀吉が取り
仕切っているのは明らか。この時点で、本能寺後の日の本の行方は見えてきたと言えるかも知れない。

456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 23:48:24 ID:ho2SMk8q
(9)
一方、明智光秀も、ただ手をこまねいていたわけではない。秀吉が姫路城に入り戦の支度をしていた頃には、
既に京・近江・美濃をおさえ、公家衆や寺社、京の町衆を懐柔すべく、猛烈に動いていたのである。
光秀「いささか物騒なことをいたしましたが、これも、皆様方のためにございまする」
公家「どういうことかな?」
光秀「信長には、皆様方を軽んずる心がありました。ですが、それがしはそのようなことはいたしません。
   ご安心を」
公家「では、そなたの尻を掘らせてはくれんか?信長にはよく掘られたからのぅ」
光秀「承知いたしました。それがしのキンカン尻、堪能なさってくだされ」
公家「では!」
光秀「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
公家「ふんっ!ふんふんっ!!」
光秀「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
公家「嘘じゃ!貴殿の股笏がコチコチではないか!尻もいっそうつやつやさせよって!何といやらしい!」
光秀「あひいっ!?」
公家「うむ…む…アッー!」
光秀「アッー!」
公家「ほほほ…佳き尻にござった。これからも頼みますぞ」
光秀「はい…喜んで…てて…」
  (だが…尻ではどう頑張っても羽柴には劣る…。幸い、他に動ける勢力はないから、何とか羽柴を潰さ
   ねば…)

だが、誤算もあった。前述のとおり、軍事力を持つ諸勢力がほとんど味方にならなかったのである。光秀の
意図はともかく、主君を弑逆したという事実は想像以上に重くのしかかっていた。また、秀吉が赤尻をちら
つかせてきたことも、予想されたこととはいえ、光秀には痛手だった。尻比べとなっては、どうあがいても
勝ち目はないのである。
光秀 「細川殿からの返答はまだか!」
家臣一「それが…信長の死を悼む、と言っておりまして…」
光秀 「むむ…なぜだ…。わしが信長を討ったのは天下万民のことを思ってのことであるのに…みかどの勅許
    も得たいま、わしは謀反人などではないというのに…なぜ味方してくださらぬのか…」
家臣一「殿!物事を悪い方に考えていても、状況は変わりませんぞ!細川殿が敵に回らないだけよしとせねば
    なりますまい」
光秀 「そうだな…」
家臣二「殿!羽柴勢に動きが!」
光秀 「なに!かくなる上は、こちらから摂津に打って出る!直ちに支度にかかれ!」

457 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 23:49:07 ID:ho2SMk8q
(10)
秀吉の動きを察知した光秀は、直ちに兵を動かした。兵力では劣るものの、京をおさえている以上、光秀にも
十分な大義名分がある。
光秀(摂津から京に入ろうとすれば、大和を経由するか山崎を通る必要がある。大和を経由するのは大回り。
   となると、敵は山崎から京を目指すこととなろう。ここを扼しておけば…)
  「筒井殿の動きは?」
家臣「洞ヶ峠で落ち合うよう伝えたのですが…郡山城に篭ったままのようです」
光秀「うむむ…」
筒井が味方しないとなると、大和経由という可能性も捨てきれなくなってくる。そればかりではない。万一、
筒井が羽柴についたら、京はもとより、近江も危うくなる。
筒井順慶は、父の死により、わずか二歳で家督を相続(「元の木阿弥」という言葉は、この時、父の死を秘
匿するために木阿弥という人物を影武者として使ったことからきている)し、かの梟雄・松永弾正久秀と長
年にわたって死闘を演じてきた人物。光秀からみると息子くらいの年ではあるが、なかなかにしたたかな男
である。
光秀「やむを得ん!我らはこれより山崎に向かう!」
不安を残しつつ、光秀達は、山崎に向かった。

一方、秀吉達も動きをみせた。山崎周辺の地理に詳しい中川・高山が先鋒となり、天王山の占拠を開始した
のである。
そして、六月十三日午後。ついに、天下分け目の合戦が始まった。
同日午前の段階で両軍既に出揃っていた様だが、しばらくは睨み合いの状態が続いた。先に動いたのは、兵
力に劣る明智方であった。要衝・天王山をおさえられた焦りがあったのであろう。

信長配下の中でも一二を争う実力者であった両者の戦いは壮絶なものとなった。明智勢の奮闘振りには目覚
ましいものがあり、死傷者の数は羽柴方の方が多かったという。しかし、いかんせん多勢に無勢。戦いは、
おおむね羽柴方優位に進んだ。
「高陵には向かう勿れ、倍丘には迎うる勿れ(孫子・軍争篇)」という。他の条件が同程度であれば、高い
位置にいる方が何かと有利なので、高いところにいる敵には向かうなということである。その意味において
は、中川・高山を味方につけられなかった時点で、光秀は、既に秀吉に敗れていたのかも知れない。

家臣「殿!斎藤隊が崩れましてございます!」
光秀「やむを得ん!いったん退くぞ!」
いったん流れが傾くと、一人二人の力ではどうにもならない。はじめに戦術的撤退であったはずが、瞬く間
に総崩れとなったのである。光秀は、いったん勝龍寺城に入ったものの、ここも包囲され、やむなく、坂本
城目指して落ち延びていった。

458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 23:49:46 ID:ho2SMk8q
(11)
その後の光秀の行方については、諸説ある。山科の小栗栖で百姓に挿されて果てた、妙心寺で自害した、生
き延びて天海になった…。真相は杳として知れないが、ともかく、「明智光秀」は滅んだのである。
その後、なお数日にわたって残敵掃討が行われた。もはや、畿内に羽柴に逆らう勢力はない。六月十六日、
秀吉は、堂々と安土城に入城した。

秀吉「あの天主閣が焼けてしまったとは…何と惜しいことを」
孝高「詳しいことは分かりませんが、どうも信雄様が火を放たれたようです」
秀吉「どういうことだ?」
孝高「さぁ…。ですが、これこそ、殿が天下の主となることを示しているのかも知れませんな」
秀吉「?」
孝高「あの天主閣こそ、信長様の天下の象徴にございました。それが失われたということは、織田家は、信
   長様が握っておられた天下の権を手放したということにございまする」
秀吉「なるほどな。だが、わしはいかにいっても織田家の家臣であるには違いない。そこから、どうやって
   天下を握るというのだ?」
孝高「この数年、天下人は信長様でしたが、織田家の主は信忠様にございました。ということは、天下人と
   織田家の主が別の者でも何ら不思議はありません」
秀吉「だが、下手を打てば、今度はわしが謀反人になってしまうぞ」
孝高「それについては手がございます。とにかく、今は、上様の仇を報じたということを誇りなさいませ」
秀吉「うむ。少なくとも、これで柴田殿や徳川様とも互角、いやそれ以上の立場になったわけだからな」
孝高「そういうことです。ここからは、力ではなく頭を使った戦となりますぞ」
秀吉「分かっておるわ」

459 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/23(土) 23:50:35 ID:ho2SMk8q
(12)
ねね「お帰り〜。あんた、やったね!」
秀吉「ああ。一時はどうなることかと思ったが…」
ねね「こっちもどうなるかと思ったわ。長浜も、一時明智の手に落ちてね。で…」
秀吉「それは、またゆっくり聞くよ。で、おっかあや姉さ、それに旭は?」
ねね「み〜んな無事よ。あたし達、もともと百姓やら足軽の家の女だもの。化粧を落としてボロい着物を
   まとえば、誰も、城持大名の家族なんて分かりゃしないわ」
秀吉「そうか。ま、無事で何よりだ」
ねね「でね。しばらく山中に隠れてたんだけど、これがまた…」
秀吉(ねねを抱き寄せる)
  「話は、明日またゆっくり聞くから…。今宵はもう休もう、な」  
ねね「(顔を赤らめて)…うん」
秀吉(久々にやれるぞ〜! しばらく会わないうちにまた色っぽくなりよって…たまらんのう)
ねね「んじゃ、今宵はこれね!」
秀吉「そ、それは!」
ねね「義母上が最近手に入れたんだって。何でも、浦上号以上の逸品だとか」

どうやって入手したのか、仲は、浦上号に続く吉備こけし工房の新シリーズ「備前宇喜多(宇喜多直家が
主家の浦上氏を乗っ取ったことから命名)号」「備中伊勢(後北条氏の初代・早雲が備中の出身という説
があることから命名)号」を持っていたのである!
夫が吉備帰りということで、ねねは、今宵のまぐわいにこの新型こけしを試そうというのだ!

ねね「いくねっ!(はぁと)」
秀吉「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
ねね「ふんっ!ふんふんっ!!」
秀吉「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
ねね「嘘!股の竿をこんなに硬くして!ほんと、相変わらずいやらしいんだから…(ぽっ)」
秀吉「あひいっ!?」

―信長公が亡くなられても、相変わらず掘られる秀吉であった―

460 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/24(日) 00:17:25 ID:65I868+T
変知るミサイルとはうまいこというなw

461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/24(日) 02:09:33 ID:RFPf7YdO
毛利軍団のやり取りに吹いたw

  そろそろ賤ヶ岳7本槍の出番だな・・・wktk

462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/24(日) 02:43:07 ID:5v2ePk2a
恵瓊、お前は「せいし」を取る方だろ、出してどうするwww

463 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/24(日) 06:28:17 ID:sxEzAhwa
七本槍でなく七本竿だろ!

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/24(日) 10:20:46 ID:PFEGzbCr
七本「股」槍なら無問題。
竿の方がエロいけどねw

465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/24(日) 15:43:43 ID:QhYSfeeE
七本竿→孫六→団右衛門キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
で、これからの主人公が団右衛門になるんですね、作者さん?

豪快・豪尻・塙団右衛門 読み返そうかなぁ…。TXTに落としたから。

466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/24(日) 23:25:37 ID:QuNdeOit
  ,.-------、
 ヽi======i/  なんという良い尻・・・
  | ^o^ |  褌姿を見ただけでワクワクしてしまった
   \rii,/   この光圀は間違いなく強姦魔
    リリ

467 :奇矯屋onぷらっと ◆O.K.H.I.T. :2006/09/25(月) 00:28:06 ID:HT5grWS4
こえー

468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/26(火) 09:30:59 ID:dhjLK4ea
光圀物語 長丸誕生
水戸光圀の父、徳川頼房は本来衆道には縁のない男であったが
嫉妬深い准母のお梶の方に気を使い
他の女子とまぐあう際は妊娠の心配のない尻で済ますようにしていた。
頼房「逝くぞ!食らえっ!!」
久子「きゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
頼房「ふんっ!ふんふんっ!!」
久子「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
頼房「嘘を言うな!こんなに股の壷を濡らしおって!!」
しかしこの日、頼房は取り返しのつかないミスを犯してしまう。
まだ精を出し切らぬうちに竿を抜いてしまい
飛び散った液が夜伽を勤めていた女子
家臣三木仁兵衛の娘久子の股壷にかかってしまったのである。
頼房「しっ、しまった・・・・!」
数ヵ月後、仁兵衛から久子懐妊の報を聞いた頼房は頭を悩ませた。
妊娠がお梶の方に知られれば、怒り狂った彼女からこけし折檻を受けるのは必定。
いったい何本の浦上参号を尻にぶち込まれるか知れたことではない。
我が身大事の頼房は久子の腹の中の子を処分するよう仁兵衛に命じる。

だが、
仁兵衛「殿の命とは言え、せっかく授かったやや子の命を奪うことなどわしには出来ん!」
仁兵衛は悩みぬいた末に生まれてきた子を我が子として育てることにした。
こうして寛永5年6月10日(1628年7月11日)、
後に水戸黄門と称される男は水戸藩士三木仁兵衛の子として生を受けた。

2年後。
よちよち歩きの長丸は、たまたま親に連れられ遊びに来ていた同い年の親戚の子受松と戯れていた。
受松「うええーん!」
突如隣の部屋から聞こえてくる泣き声にかけつけた仁兵衛はそこでとんでもない光景を目の当たりにする。
長丸「ふんっ!ふんふんっ!!バブーっ!!」
それは腹ばいの受松の上に乗りかかって尻に己の股間を叩きつけている長松の姿であった。
仁兵衛「まさかこんな赤子のうちから・・・・、この子は今にとてつもない人物になる」
そして大事を成すに違いない!彼は主君の命に背いてまで行なった自分の選択が正しかったことを強く確信した。

469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/26(火) 11:19:43 ID:eXPPcjjK
>>そして大事を成すに違いない!彼は主君の命に背いてまで行なった自分の選択が正しかったことを強く確信した。
確かに大事を為したけど
仁兵衛、多分正しくないと思うぞwww

470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/27(水) 06:14:58 ID:CR3PtzYC
黄門
ttp://vista.180r.com/img/vi5930511623.mp3

471 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/27(水) 13:18:19 ID:JhS++c01
http://vista.180r.com/img/vi5930511623.mp3


472 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/27(水) 22:11:02 ID:li2SbQu2
叛徒の眷族として流刑に処せられていた共和主義者達がいた。
彼らは帝国の監視のなか、極寒の地で厳しい強制労働に従事させられていたのだった。
キムホア「なんとかここから脱出出来ないかな?」
ハイネセン「ここに腐るほどある氷で船を作ってはどうだろう?」
キムホア「おおっ、それはいいアイデアだ!」
早速、スコップやつるはしを手にした若い男たちが集まり、
峡谷に詰った天然のドライアイスを船の材料とすべく掘り出し始めた。
だがドライアイスは硬く作業は遅々として進まなかった。
キムホア「だめだ、ツルハシの先が欠けてしまった」
タイロン「こんな硬い物を素手で掘るのは無理だ」
ハイネセン「よし!みんなズボンを下ろせっ!!そして股間の竿をしごくのだ!!」
キムホア「突然何を言い出すんだ!気でもふれたか!?」
ハイネセン「熱くした股間と白液を使って氷を溶かすのだ!!」
男達「なっ!なんだってえっー!?」
こうして若い男達は青い精を散らしながら
長さ30キロにも及ぶ円筒形の氷を切り出す作業に没頭した。
男達「ふんっ!ふんふんっ!!」
タイロン「痛いっ!痛いーっ!!ちんちんがしもやけになるうっー!!」
キムホア「ぎゃあああっ!竿が凍傷にやられた!?」
ハイネセン「嘘を言うな!こんなに股の竿を硬くしおって!!」
タイロン&キムホア「あひぃ!しごかないでぇーっ!?」
そして彼らの情熱はドライアイスの零下に打ち勝った!
完成した宇宙船はイオンファゼガスと名づけられ
40万の男女が乗り込みこの流刑の惑星からの脱出に成功。
帝国の監視の目が届かない無名の惑星の地下に潜んで
80隻の恒星間宇宙船を作り上げると新天地を求め銀河系辺境部へ向けて
あてのない旅へと出発することになる。

後に長征一万光年と称されるこの旅程は
若い男たちの熱き精と硬い竿によって始まったのであった。

473 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/27(水) 22:30:53 ID:k9jelctd
【競馬】黄門「ターゲットは実に柔らかそう。今回は全体に締まりも出た」 /スプリンターズS
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1159307157/
ご隠居。獣姦はなりませぬぞ。


474 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/28(木) 04:41:22 ID:LPHkYaZJ
>>472
銀河英雄伝説?

475 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/28(木) 12:09:19 ID:LPHkYaZJ
>キムホア「突然何を言い出すんだ!気でもふれたか!?」
普通そうだよなw


476 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/29(金) 22:48:58 ID:1olivql9
『太閤記(たアッー!いこうき)』

第*36話 清洲会議(きよすかアッー!いぎ)

(1)
六月二十日、秀吉は清洲城に入城。時を同じくして、その他の重臣達も続々と清洲城に入城してきた。信長
死後のことを決める評定を開催するためである。
山崎の合戦に勝利したが、たとえ名目上とはいえ総大将は信長三男・信孝。秀吉が本当の意味で覇権を得る
には、この評定の主導権を握り、政治的に勝利する必要があった。

秀吉「上様の覇業はここから始まった。わしもそれにあやかりたいものよ。ここからが勝負どころだな」
孝高「殿。今しばらくは野心をあらわにしてはなりませんぞ。殿は、あくまでも逆臣・明智を討った忠臣な
   のですからな」
秀吉「分かっておる」
孝高「織田家を盛り立てる体裁を取りつつ殿が覇権を得るには…まず後嗣となられるであろうお方を味方に
   つけねばなりません」
秀吉「うむ。年齢等から考えると、第一候補は信孝様ということになるが…信孝様はわしのことをあまり好
   いてはおられん様だ。となると他のお方を、ということになるが…」
孝高「お一人おられます」
秀吉「それは?」
孝高「この城内におられます、亡き上様の嫡孫・三法師様にございます」
秀吉「なるほどな。三法師様ならば織田家を継ぐ資格は十分にある。だが…幼主をたてるとなると、相当の
   反発が予想される。それはどうしたものかな」
孝高「だからこそ、山崎で共に戦った方々のご機嫌を伺っておく必要があるのですよ。評定までいくらか時
   間がございます。その間に…」
秀長「兄上。遅くなりました」
秀吉「どうしたのだ。おぬしにしては遅かったではないか」
秀長「いや、その…」

477 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/29(金) 22:49:31 ID:1olivql9
(2)
話はいささか遡る。山崎の合戦に勝利し、秀吉達が京に向かっていた時のことである。
先述のとおり、この合戦は相当な激戦であった。当然ながら羽柴方の将兵達もへとへとである。そのため、
秀吉は、各将の陣を見舞って回っていた。
秀吉自身も疲れていた(中国大返しの際に発動した『三サ(ィ)ル』は、体力と尻を猛烈に消耗させるの
である!)ため、馬ではなく駕籠に乗って回っていたのだが、その時、先鋒を務めた中川清秀を激怒させ
たというのである。
秀吉「え?わし、何かまずいことした?」
秀長「まぁ…兄上が駕籠に乗っていたという時点で中川殿は不機嫌だったようですが…」

秀長「中川殿。いかがなさったのですか。お怒りをお鎮めくださいませ」
清秀「羽柴殿は、我らをいったい何と思うておられるのか!」
秀長「ですから、兄が駕籠に乗っておりましたのは、備中からここまで来るのに半端でなく尻を酷使した
   為でして…その…」
清秀「それは先にもお聞きいたした!わしが許せんのは、その時羽柴殿が発した言葉じゃ!」
秀長「兄が、何か無礼を?」
清秀「あやつ『瀬兵衛、大儀!』とぬかしよった!我らはこれまで上様のもとでともに働いてきたという
   に、己一人で勝ったような気でおる…」

秀吉「えっ?わし、『瀬兵衛殿、たいぎぃ(※)』って言ったんだけど…」
※『たいぎぃ』とは、中国地方(主に安芸。ただし、吉備方面でも使うことあり)の方言で『疲れた』等
 の意味を持つ。
秀長「そんな吉備の方言をおっしゃっても、中川殿には分かりませんよ。まぁ、そんなことだろうと思い
   ましたから、中川殿の機嫌はそれがしが何とか収めましたが…」

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/29(金) 22:50:12 ID:1olivql9
(3)
秀長「中川殿。あれは、『大儀』ではなく『たいぎぃ』と申していたのです」
清秀「『たいぎぃ』?」
秀長「はい。吉備の方言で『疲れた』ということです。我ら、毛利攻めで長く吉備におりましたゆえ、兄
   も、ついかの地の方言が出てしまったのでしょう。あれは、『瀬兵衛殿、お互い、疲れましたのぅ』
   と、兄なりにねぎらっていたのですよ」
清秀「さようでしたか。それがし、誤解しておりました。お詫び申す。ところで、話は変わりますが…」
秀長「何でしょうか?」
清秀「体は甚だ疲れておるのですが、なぜか我が股槍が鎮まらんのです。貴殿も佳き尻の持ち主と聞いて
   おりますれば、鎮めてはいただけませぬか」
秀長「それはお安い御用ですよ」
清秀「では…」
秀長「うわわわわっ!挿ってキターっ!!」
清秀「ふんっ!ふんふんっ!!」
秀長「ちょ、ちょっと!そんなに早く動かないで・・・っ!!」
清秀「嘘はいけませんな!貴殿の股槍もほれかように立派になっておるではございませぬか!」
秀長「あひいっ!?」
 (さすがは勇将・中川清秀。激しい攻めにつき、しばし自主規制いたす)
清秀「アッー! ふぅ。噂通りの佳き尻にございました。礼を申す」

秀長「…とまぁ、こういうわけです」
秀吉「そうか。じゃ、中川殿は今後も我らに味方してくださるとみてよいな」
秀長「まぁ、中川・高山をはじめとする畿内の諸将については問題ないでしょう。古田殿がうまくやって
   おられるようです。ですが、今度の評定に出るのは、尾張以来の重臣の方々。柴田殿は必ずや信孝
   様をお立てになるでしょうから…」
秀吉「うむ。残るは丹羽殿・池田殿だな。このお二人を味方に付けねばならん。お二人とは、山崎でとも
   に戦ったが…」
秀長「それだけでは不十分。ここで兄上の尻が生きるのです!」
秀吉「結局尻かよ!」
秀長「兄上の天下取りがかかっているのですぞ!尻を惜しまれますな!」

479 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/29(金) 22:50:51 ID:1olivql9
(4)
秀吉「まずは池田殿だな」

秀吉「池田殿。先の戦においては、尼崎城を使わせていただく等、ご助力いただきましたこと、お礼申し
   上げます」
恒興「何を申されるか。上様の仇をとるのは当然のこと。礼には及びませぬ」
秀吉「いやいや。…しかし、振り返ってみますと、我ら、ここ数年戦に明け暮れておりましたなぁ」
恒興「さようですなぁ」
秀吉「評定にはまだ日もありますし、息抜きに、一発いかがですかな?」
そう言うと、秀吉は袴を脱いで尻をあらわにし、恒興の前でふりふりと振ってみせた。痛いのは嫌だが、
評定において主導権を得るには、多数派工作―中立的な立場の者の取り込み―が欠かせないのである。

恒興「は、羽柴殿…。それは、それがしを誘っておられるのですな!ではいきますぞ!」
秀吉「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
恒興「ふんっ!ふんふんっ!!」
秀吉「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
恒興「嘘を申されるな!股の竿がほれこんなに硬くなっておるではありませんか!」
秀吉「あひいっ!?」

恒興「こ…これが赤尻なのかアッー! ふぅ。佳き尻にございました(これからもこの尻を掘りたい!
   と、なると…羽柴殿と親しくしておく方がよさそうだ)」

秀吉「今後とも、よしなに」
恒興「いやいや、こちらこそ」
亡き上様ご愛用の尻を掘ることができて、恒興もご満悦の様子。これなら、評定においてもこちらに味方
してくれそうである。

480 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/29(金) 22:51:23 ID:1olivql9
(5)
秀吉「てて…。次は丹羽殿だな」

秀吉「丹羽殿。先の戦、お疲れでございました」
長秀「いやいや。貴殿の備中からの大返しがなければ、我らも危ういところでございましたからな。礼を
   申すのはこちらにござる」
秀吉「ともに戦った仲間同士。親睦を深める意味で、一発いかがですかな?」
そう言うと、秀吉は袴を脱いで尻をあらわにし、長秀の前でふりふりと振ってみせた。

長秀「珍しいですな。羽柴殿が自ら尻を出されるとは。それにしても、その尻、いつ見てもたまりません
   な。むしゃぶりつきたくなりますぞ。では、いただきまアッー!す!!」
秀吉「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
長秀「ふんっ!ふんふんっ!!」
秀吉「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
長秀「嘘はいけませんぞ羽柴殿!この股竿の硬さは何か!貴殿も感じておられるのであろう!」
秀吉「あひいっ!?」

長秀「む…むむ…アッー! ふぅ。貴殿の尻は最高の尻にございますな。亡き上様が何かにつけて掘って
   おられましたが、そのはずですな」
秀吉「でしょう。上様も、それがしの尻を大層愛でておられました」
長秀「まことに、そのお気持ち、分かります(上様が亡くなられたのは哀しいが…上様がご健在であった
   なら、この尻を掘る機会はそうそうなかったであろうな…羽柴殿とは仲良くしておくか)」

481 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/29(金) 22:52:35 ID:1olivql9
(6)
秀吉「ててて…。お二人とも激しい攻めだったな。だがこれで、お二人ともわしの側に傾くはず。あとは、
   柴田殿に気圧されぬように…」
孝高「それだけでは不十分ですぞ」
秀吉「どういうことだ?」
孝高「殿が三法師様を擁立するにあたっては、まず、殿が三法師様に好かれる必要がございます」
秀吉「だが、三法師様はまだ三歳。いくら何でもわしの尻は使えんぞ」
孝高「『将を射んと欲せばまず馬を射よ』と申します。三法師様付きの侍女を口説き落とし、三法師様が
   殿に懐かれるようにしむけるのです」
秀吉「その侍女って?」
孝高「あの者にございます」

侍女「これはこれは羽柴様。いかがなさいましたか?」
秀吉(な…何ともごつい女だな…縦も横もわしよりでかい…こいつを口説き落とせってか)
  「おぬし、名は?」
侍女「お久、と申します」
 ※大河ドラマ板にあった某侍女スレのあの方を想像してください。そのイメージで書いてます。
秀吉「では、お久殿。三法師様に会わせてはいただけませぬかな?」
お久「いかに羽柴様とは申せ、事前のご連絡もなしに取り次ぐことはできませぬ。三法師様には三法師様
   のご都合というものがございまする」
秀吉(何か、女にしておくのは勿体無いやつだな…まぁ、もとから女として見る気はないが…)
  「そこを、何とか。ほれ、これでもだめかのう?」
そう言うと、秀吉は袴を脱いで尻をあらわにし、お久の前でふりふりと振ってみせた。

お久「わ、私も、織田家に仕えて久しいのですよ。そんな、尻ごときで取り次ぐなどと…尻ごときで…
   (顔を赤らめる)」
秀吉(あれ?こいつ、ひょっとして尻には興味なし?)

482 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/29(金) 22:53:10 ID:1olivql9
(7)
お久「た、たまりませぬ!しっ尻〜っ!!!!!!」
秀吉「け、結局こうなのね!ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
お久「ふんっ!ふんふんっ!!」
秀吉「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
お久「嘘はいけませんよ羽柴様!何ですかこの股竿は!こんなものを三法師様にお見せするわけにはいき
   ませぬ!わたくしが抜いてさしあげましょう!(と、土橋級のいやらしさでさわさわと触る)」
秀吉「あひいっ!?(な、なにこいつの手つき。上手い!上手すぎる!)アッー!」

お久「分かりました。羽柴様の尻を掘った以上、お取り次ぎしないわけにはいきませぬな」
秀吉「よ、よろしくお願いいたす…てててて…」

三法師「だりぇ?」
秀吉 「これはこれは三法師様。ご機嫌うるわしう。羽柴藤吉郎秀吉にございます」
三法師「…(ある一点に視線が。それも痛いくらいに)」
秀吉 「あの…三法師様?(な、何か隠し持ってる。一体、何?)」
三法師「ち、ちりぃ(し、尻)〜」
 三法師が持っていたのはご存知浦上三号。そう、彼は、齢三歳にして、既にいっぱしの衆道家の素質を
 垣間見せていたのである(後に切支丹になったのは、祖父・信長譲りの逸物による凄まじい攻めを封印
 するためとも)!
秀吉 「あの、何を…ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
三法師「ふゅん!ふゅんふゅんっ!」
秀吉 「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
三法師「うちょ!とうきちろうのおまたの××がおっきしてるお!(と、土橋以上!のいやらしさでさわ
    さわと触る)」
秀吉 「あひいっ!?(な、何なのこの手つきは!さっきのお久以上って!す、末恐ろしい!)アッー!」

秀吉「と、とにかく、皆様に好かれたみたいではあるな…ててててて…」
こんなに掘られまくったのは、金ケ崎以来かも知れない。秀吉(の尻)にとっては散々な一日であった。

483 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/29(金) 22:54:22 ID:1olivql9
(8)
そして、六月二十七日。清洲城にて、評定が開催された。世に言う清洲会議である。

勝家「よう参られた。(以下、しばらく挨拶や信長への弔辞につき、中略)さて、まずは、我らの主君と
   なられる方を定めねばならぬわけだが…。わしは、信孝様がよいと思うのだが、いかがかな?」
そう言うと、勝家はぎょろりと目を剥いて、居並ぶ一同を見回した。織田家筆頭家老にして、「懸かれ
柴田」とあだ名される猛将の威は凄まじい。並みの者なら瞬時に気圧されて屈服するところである。
少し前なら、秀吉自身もその屈服する者に入っていたところであるが…ここで退くことはできない。あの
身を削るような毛利攻めを経験したことで、秀吉も相当に肚がすわってきたのである。

秀吉「柴田殿ともあろうお方が、そのようにおっしゃるとは解せませぬな」
勝家「何!」
秀吉「なるほど、信孝様はご器量もよろしいし、先の戦でもご活躍なされた。ですが…」
勝家「ですがとは何だ!器量も功名もあるお方が上様の跡目を継ぐのに何の問題がある!」
秀吉「器量や功名によって跡目を決めるのは乱世の習い。ですが、もはや織田の天下は定まっております。
   織田家の主は信忠様でした。そして、信忠様には御子がおられます。治世における跡目の決め方に
   則れば、どなたが跡目を継ぐべきか、おのずと答えが出るのではございませんか?」
勝家「何を申すか!信忠様の御子・三法師様はまだ三歳!まだ政務をみることなどできん!」
恒興(何かピリピリした雰囲気になったな…。だが、強面の柴田殿より、猿面の羽柴殿の方が、後々付き
   合いやすそうだ)
  「だからこそ、我らがこうして集まっておるのではありませぬか」
勝家「む!」
秀吉「『三人寄れば文殊の知恵』と申します。ましてや、我らは四人。三法師様を守り立てることは十分
   可能でしょう」
勝家「に、丹羽殿!おぬしは信孝様と共に大坂におられたであろう!そのご器量を間近でご覧になったの
   だ、おぬしの意見はいかがか!」
長秀(確かに…信孝様の器量はなかなかのものがある。だが…ここで信孝様を推すと、二対二。織田家中
   が割れてしまう…)
長秀は、すぐには返事をしなかった。自身の、そして織田家の行く末を考えると、ここで軽々しい返答は
できないのである。

484 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/29(金) 22:55:00 ID:1olivql9
(9)
長秀(さて…どうしたものか…)
(この時点で)器量にまさる信孝か、正統性の三法師か。あるいは、強面の柴田か、猿面の羽柴か―いや、
攻めの柴田か、受けの羽柴というべきか。
長秀(わしは掘るのも掘られるのも良いが、どちらがよりイイ!かとなると…)
  「それがしも、羽柴殿に賛成でござる」
勝家「!」
長秀「断っておきますが、信孝様のご器量がどうのというのではございませぬ。ただ、羽柴殿のお言葉に
   道理があると感じたのでござる」
勝家「貴殿は、信孝様には跡目を継ぐ道理がないと申されるか!」
秀吉「柴田殿!よく考えられよ!信孝様をたてたら信雄様が何と思われるかを!」
勝家「そ、それは!信孝様は先の戦での…」
秀吉「ですが、信雄様は上様の次男、信孝様は三男!それまで同格であった弟の下風に唯々諾々と立てる
   ものでしょうか?それに、お二人とも他家の養子となられました(信孝→神戸氏、信雄→北畠氏)。
   厳密には、織田家の方ではないのですぞ」
勝家「だが、それは嫡男・信忠様がおられたからこそ!信孝様が織田氏に復して何の問題が…」
長秀「柴田殿!そもそも、逆臣・明智を討った大功労者は羽柴殿ですぞ!信孝様もおられたとはいえ、羽
   柴殿の大返しがなければ、我らも生きてはおらなんだのです!ここは、功名も道理もある羽柴殿の
   言葉に従ってはいかがかと存ずる!」

二対二であれば、己の威によって押し切ることもできたろう。しかし、一対三になってしまっては、ひっ
くり返しようもない。さすがの勝家も、己の主張を通せないことを認めざるを得なかった。

勝家「…分かった。なるほど、三法師様が跡目を継ぐことには道理がある。『善鈞しければ衆に従う(春
   秋左氏伝)』という。わしは、信孝様が跡目を継ぐことにも道理があると思っておるが、貴殿達が、
   皆、三法師様を推すというのであれば、わしも従おう」
秀吉(ふぅ。ようやく折れたな。さて、次は、と…)

恒興「あれ?羽柴殿は?」

485 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/29(金) 22:55:51 ID:1olivql9
(10)
勝家「ん?そういえば、いないな。厠ではないか?評定が一区切りついたことだしな」
長秀「しかし、そのようなそぶりはしておらなんだが…」
恒興「はて…」

秀吉「方々。お待たせいたした」
勝家「どこに行っておった。評定はまだ…」
秀吉「無礼者!織田家の主に向かって何という口の聞き方か!」
長秀「さ、三法師様!」

三法師「とうきちろう。おうま、おうま」
秀吉 「方々。三法師様は、この秀吉をかくの如く頼りにしておられる。後見人はこの秀吉が受けると
    いうことでよろしいですな?」
三法師「とうきちろう」
秀吉 「はいはい、三法師様、おうまにござ…ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
三法師「ふゅん!ふゅんふゅんっ!」
秀吉 「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
三法師「うちょ!とうきちろうのおまたの××がおっきしてるお!(と、土橋以上!のいやらしさでさわ
    さわと触る)」
秀吉 「あひいっ!? アッー!」
勝家 「なんと…なんという攻め…」
長秀 「さすがは上様のご嫡孫…」
恒興 「は…激しいですなぁ…」
勝家 「これなら…織田は安泰だな…」

こうして、評定は無事に(?)終了した。なお、あわせて領地再分配についても討議されたが、おおむね
親秀吉の面々に有利なものとなった。
ただし、戦略上の要地となる近江長浜は柴田方のものとなったので、この後すぐに水面下で奪還に向けた
調略が行われ、羽柴・柴田の対立は深刻なものとなっていった。

ねね「お帰り〜。あんた、上様の後見人だって?すごいじゃない!」
秀吉「ま、まぁな…てて…」
ねね「じゃ、ご褒美あげるね!(はぁと)」
秀吉「ち、ちょ!その太〜いこけしは…まさか…」
ねね「決まってるじゃないの!今夜は寝かさないわよ!」
秀吉「いや、その、今日は尻が…ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー!」

486 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/29(金) 23:38:21 ID:+0uUEr5W
今回、秀吉は何度掘られたんだww

487 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/29(金) 23:59:39 ID:W3uaVIOS
土橋なんとがわかんね

488 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/30(土) 01:43:51 ID:HXyzCzxn
お ピ ザ キタコレ!

489 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/30(土) 14:00:49 ID:jg1TIDSd
ビスケはゴンにリトルフラワーを90%の凝で受ける様に指示したが、90%というのは、あくまで初撃を受ける際に採る当然の安全策。90%でなければ防ぎ切れない、という事ではない。
だいたいビスケはゲンスルーと直に相対した訳ではないから、実際のゲンスルーのAOP値はもちろん、リトフラに込められるオーラ量も分からなかった筈で、すなわち、如何程のオーラ量があればリトフラを防ぐ事ができるのかも分からなかった筈である。
が、技の性質上、リトフラには25%以上のオーラ量は割けないであろう事は分かっていた。
(ゲンスルーはリトフラを使う際に、リトフラに使用するオーラ量と同等のオーラ量でもって自身の手を防御しなければならない。さもなければ自分もリトフラでダメージを負ってしまう。
両手同時使用もあるので、リトフラに使用できるオーラ量は最大でもAOPの4分の1、との推測は容易にたつ。実際にビスケの読みは当たっていた。ちなみに実際は20%だったが。)
そこでビスケは、
当時のゴンの90%>大抵の使い手の25% と判断。
当時のゴンのAOP値は1000前後であろうとの見方が有力であり、また中堅程度の使い手のAOPで2000程度だということも合わせて考えると、リトフラ防御に90%のオーラを割くというのは、慎重に慎重を重ねた堅実な手段である事が分かる。
900程のオーラ量とは、AOP4000クラスの強者の25%程にも相当するのだから。
実力未知である初見の相手の攻撃を受ける際、初撃は余裕を持って安全に受け、もしそれ以下のオーラ量でも防げる様であれば、その後は防御に割く割合を減らしていく、というのが戦闘における常套手段だろう。
実際、ゴンが30%の凝で守った右手首にリトルフラワーを受けた際は、皮が剥げてげしゃげしゃになるという、一見ひどい怪我を負った訳だが、ゴンはその状態の腕でも、その後しっかり変わらぬ威力のパンチを放つ事ができていた。
ノーガードで受けた左手が切断された事を考えると、右手の状態はかなりマシ、というか、威力の大部分は防ぐ事ができていたと見る事ができる。
当時のゴンでも、実質AOPの40〜60%程でリトルフラワーを完全に防ぐ事ができていたと見るのが自然だろう。

490 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/30(土) 18:31:20 ID:P6TNFbYm
池田、丹羽よ・・ お前ら織田じゃなくて尻のことしか考えて無いのかよ・・

491 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/30(土) 21:09:37 ID:5lFj27Db
このスレがゆえ仕方なかろう

492 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/01(日) 09:47:30 ID:fd7BTflV
次はいよいよ七本竿か…

493 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/01(日) 13:08:34 ID:duMu3IkE
太閤記終ったら丁度光秀の本があったからそれを元に光秀の話書こうかな・・

494 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/01(日) 15:09:10 ID:fd7BTflV
なかなか面白そうなネタですな。
楽しみにお待ちしておりまする。

495 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/01(日) 17:53:09 ID:duMu3IkE
>>494
太閤記が終ったらまた過疎りそうですし
それまでは太閤記の作者様にこのスレはお任せします

496 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/02(月) 09:19:48 ID:KuUbrSeo
出来上がったら気にせず投下していいと思うよ。
まあゆっくりと練ってくれ。

497 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/02(月) 12:44:18 ID:imPqNthv
吉宗強姦記 暴れん棒将軍
徳田新之助は火消しのめ組を尋ねた。
辰五郎「よっ!新さん」
新之助を出迎えたのは、め組の頭である新門辰五郎。
面倒見がよく男気溢れる任侠の親分的存在で町民達に絶大の人気を誇るこの男は
鼻の穴が大きいことでも知られる江戸の有名人であった。
今日も彼が喋るたびに口の上にある大きな二つの穴がふりふりと揺れている。
新之助「もうしんぼうたまらん!!」
新之助は辰五郎を殴り倒すと69の体制で乗りかかり、彼の鼻先に股竿を押し付けた。
辰五郎「新さん!いきなり何をするんだっ!?」
新之助「うるさい!食らえっ!!」
辰五郎「ぎゃあああっ!はっ鼻が裂けるうっ!?」
新之助「ふんっ!ふんふんっ!!」
辰五郎「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
新之助「嘘を言うな!こんなに股の竿を硬くしおって!!」
辰五郎「あひぃ!しごかないでぇーっ!?」
新之助「鼻に逸物を突っ込まれて股間を硬くするとは!?嫌らしい!本当に嫌らしい火消しじゃわい!!」
辰五郎「嫌っ!そんなふうにいわんといてーっ!!」
こうして辰五郎の鼻腔をたんと味わった新之助は
7発ほど抜くと晴れ晴れとした面持ちで意気揚々と江戸城へと帰っていった。
後には鼻が裂け、顔面を鼻血と白液まみれにして気絶した辰五郎の屍だけが残されていたという。

498 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/02(月) 13:56:46 ID:gTmJ6Uwj
>>497
鼻の穴が大きいことでも知られる江戸の有名人であった。
             ↓
辰五郎「嫌っ!そんなふうにいわんといてーっ!!」

なんでオネエ関西弁になるんだよ、お江戸の町火消しがw


499 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/02(月) 16:07:41 ID:imPqNthv
辰五郎は上方生まれなので受けの時は関西弁になります。
ちなみに責めの時は東北弁です。

500 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/02(月) 19:16:41 ID:imPqNthv
暴れん棒将軍vs水戸黄門 -予告編-

元禄時代にタイムスリップした水戸黄門一行が8代将軍吉宗と対決!
光圀「こざかしい若造めが!食らえっ!!」
新之助「なんの!真剣ケツ刃取り!!」
ガシィッ!
助さん「なんとご隠居の竿を尻の肉で挟んで止めたっ!」
そして激しく腰を動かしてケツズリをはじめる新之助
光圀「ぬおっ!逝かされそうじゃ!このままでは・・・・」
正義同士が戦う異常な光景は新しい時代の幕開けか!?

同じくタイムスリップした柳沢吉保が将軍の座を狙う尾張大納言と結託!
大納言「結束を深めるために合体じゃ!」
吉保「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
大納言「ふんっ!ふんふんっ!!」
吉保「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
大納言「嘘を言うな!こんなに股の竿を硬くしおって!!」
吉保「あひぃ!しごかないでぇーっ!?」
ここに悪の大同盟が誕生!!

そして息もつかせぬ衝撃の展開の連続!!
八兵衛「ああっ!いつの間にかご隠居と新さんの尻に爆薬入りのこけしが!?」
新之助「うわあっ、このままでは尻が吹っ飛んでしまうぞ!」
光圀「ひぃ!助けてくれ!?」
はてして二人の運命は!?

映画『暴れん棒将軍vs水戸黄門』ご期待下さい!!

501 :奇矯屋onぷらっと ◆O.K.H.I.T. :2006/10/02(月) 21:46:50 ID:N03jxzI/
>>499
設定が秀逸だ。

502 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/02(月) 22:29:42 ID:4SHxTpl5
期待しております!

503 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/02(月) 23:59:33 ID:lv03id/P
予告だけでワロタ

504 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/03(火) 21:01:00 ID:PeYlEAFo
辰五郎のごはんですよ
江戸の大火で両親を失い飢えた子供達をほおっておけない心優しき男辰五郎。
彼は子供らを集め、ご飯を心行くまで食べさせてやることにした。
辰五郎「あったかご飯にかけるだけ〜♪」
そういうやいなや、辰五郎はお茶碗に盛られたご飯の前でセンズリをはじめる。
そして数分。
辰五郎「うっ!!」
ドピュドビュ
竿から噴出した熱い精が飯の上に降り注ぐ。
辰五郎「さぁ、おじさんの愛情がたっぷり入ったご飯だよ、たーんとお食べ!」
子供壱「ふざけんな!こんな臭い液がかかった飯なんて食えるか!!」
子供弐「よくも飯を汚したな!」
子供参「ゆるせん!」
子供達は辰五郎を取り囲むと彼の服を剥ぎ取り始める。
辰五郎「なっ、何を・・・・・!?」
子供壱「飯の恨みだ!食らえ!!」
辰五郎「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
子供壱「ふんっ!ふんふんっ!!」
辰五郎「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
子供壱「嘘を言うな!こんなに股の竿を硬くしおって!!」
辰五郎「あひぃ!しごかないでぇーっ!?」
子供弐「よーし!俺もぶち込んでやるぜ!!」
辰五郎「ひいい!無理っ!二本同時なんて無理ぃ!?」
子供弐「うるさい食らえっ!!」
辰五郎「ぎゃあああっ!裂けるうっ!ほんとに裂けるぅっ!?」
子供参「よーし!俺はこのでっかい鼻の穴だっ!!逝くぜ!」
辰五郎「ぎゃあああっ!はっ鼻が裂けるうっ!?」
子供達「ふんっ!ふんふんっ!!」
こうして子供達は辰五郎が気絶するまでまぐあいを続け、
最後には彼の懐から財布を抜くと晴れ晴れとした面持ちでその場を後にする。
後には鼻と尻を裂かれ、血と白液まみれになった辰五郎の姿があった。

505 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/03(火) 23:57:04 ID:ivR/m/ZJ
サブちゃ・・・いや、辰兄ぃwwwwwwww。


506 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/04(水) 00:39:18 ID:fWNZHezb
旅の途中、歌舞伎小屋に立ち寄った後、御老公一行はその余韻に浸っていた。

光圀「わしらも音楽を奏でながら陽気に旅をしたいもんじゃのう。」
助さん「ではわたしらも歌を歌いながら旅をしましょうか!」
格さん「それは言い考えですな、旅は楽しくなければなりません。」
光圀「うむ。普通ではつまらんの。南蛮の音楽でも歌うか。」

光圀「わたしゃ、だんしょ〜くか♪ 水戸の黄門♪上手にお尻をつついてみましょ♪
    そりゃ!フンフンフン♪そりゃ!フンフンフン♪そりゃ!フンフンフン♪そりゃ!フンフンフン♪いか〜がです〜♪」
歌いながらあたるを幸いに道中の男どもの菊門を手当たり次第血祭りにしていく光圀。

格さん「わたしゃ、だんしょ〜くか♪ 供の格之進♪上手に股竿受けてみましょ♪
    それ!あっあっボキッ♪それ!あっあっボキッ♪それ!あっあっボキッ♪あっあっボキッ♪いか〜がです〜♪」
歌いながら猛者達の股竿を次々とへし折っていく格さん。

助さん「わたしゃ、だんしょ〜くか♪ 供の助三郎♪上手に股竿しごいてみましょ♪
    それ!シュッシュッピュッ♪それ!シュッシュッピュッ♪それ!シュッシュッピュッ♪それ!シュッシュッピュッ♪いか〜がです〜♪」
歌いながらあたりかまわず精液を撒き散らす助さんであった。

彼らが通ったあとは人家はおろか草木一本生えぬ荒野が広がったという。

507 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/04(水) 01:26:39 ID:ueLg93tQ
すでに強姦魔どころか歯止めのきかない生物兵器だWWW。

508 :衆道野郎A部隊 :2006/10/05(木) 00:01:18 ID:YuZCRJmJ
>>506
そこに現れた、抜け忍・カムイ(南蛮語のカモーンから来ているという説が有力)。草木一本生えぬ荒野を
見、「無毛だ…もとい、不毛だ…俺も抜け忍、一つ抜いて行くか」

そう呟くと、烏賊臭い風が吹きすさぶ中、一人股竿をしごき始めた…。

「…!」

刹那、カムイは股六方手裏液を飛ばした!ドピュッ!ピュッ!!

「ぐ…ぐぬぅ」

「…黒雲斎…ヌシまで追手に来て居たとはな…」

カムイは黒雲斎を真っ白に染め殺し、その後ゆっくりと尻を楽しんだ後、またどこかに足を動かした。

「…不毛だ」

509 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/05(木) 23:51:52 ID:HwOF4HC3
濃厚な男色ネタはダメなの?


510 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 00:03:13 ID:yHiwLfq5
『太閤記(たアッー!いこうき)』

第*37話 賤ヶ岳(しずがたアッー!け)の合戦

(1)
清洲会議において、信長死後の織田家中の実権掌握におおむね成功した秀吉は、同年十月、京は大徳寺に
おいて、信長の葬儀を挙行した。
喪主は、信長四男にして秀吉の養子であった秀勝(於次。秀吉にとっては『二人目の』秀勝といわれる)
であったが、実質的には秀吉が取り仕切っていたのは、言うまでもない。

秀吉「銭は惜しまん。千載の後までも語られるような立派な葬儀にしていただきたい」
高僧「承知いたしました。では…(ひそひそ)」
秀吉「えっ!そ、それはちょっと…」
秀長「兄上。一体どうなさったのですか」
秀吉「それがな…(ひそひそ)」
秀長「なるほど…承知いたしました。ではそのようにしてくだされ」
秀吉「こ、小一郎!」
秀長「よいではございませぬか。銭は安く済むし、亡き上様にはこの上ない供物でございましょう?」
秀吉「そうは言うがな…」
秀長「兄上お一人に押し付けはしませんよ。それがしも手伝いまする」
秀吉「そういう問題か?これ」

葬儀当日。
高僧「では!」
秀吉「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
高僧「ふんっ!ふんふんっ!!」
秀吉「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
高僧「嘘はいけませんぞ羽柴様!何ですかこの股竿は!亡き信長公の御前で股竿を勃てるとは何といや
   らしい!」
秀吉「あひいっ!?」
高僧「アッー! @#*&※▲<∞♀◇¥♂○⊆£÷∋☆●】±⇒∬≫√∀∋〜(読経)」
濃厚な、抹香と雄の臭いが漂う中、葬儀は、滞りなく無事に執り行われた。

高僧達は、読経に際し、撥で木魚を叩く代わりに、己が股撥で秀吉達の尻を掘ることで調子を整えたの
である。信長の木像の前に、秀吉をはじめとする羽柴軍団の面々の尻がずらりと並ぶ様は、まさしく千
載の後までも語られるにふさわしいものであった。これにより、秀吉の威名はさらに高まった(?)。

511 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 00:03:48 ID:yHiwLfq5
(2)
この葬儀からも分かるように、秀吉は、京及びその周辺を己の勢力圏としていた。当時の日の本のいわ
ば心臓部をおさえているわけで、他勢力に対して優位にあるのは間違いない。だが、これだけでは絶対
とはいえない。秀吉が後見人となった三法師は安土城にいる。そのため、一旦事あらば、柴田方に身柄
を奪われるやも知れない。せっかく後見人になったのに「君側の奸」にされてはかなわない。

秀吉「長浜を柴田方に割譲したのがこたえるな。三法師様と離されては、わしの立場が弱くなる…」
孝高「あの時点では、致し方ございますまい。あまりにこちらが多くを得ますと、よけいな反感を買い
   ますからな」
秀吉「だが、近江より東はわしに反感を持つ者ばかりだぞ。いかに畿内をおさえているとはいえ、これ
   では天下取りには程遠い」
孝高「さようですな。信孝様に信雄様。それに徳川殿…」
秀吉「うむ。伊勢には滝川殿もおるしな。それら諸勢力と柴田殿が手を組むと、こちらが不利になる」
孝高「少しずつ切り崩すしかございませんな。幸い、向こうの利害も一致していないようですし」
秀長「兄上。長浜の柴田(勝豊。勝家の養子)殿から使者が参りました。和睦したいとのことです」
秀吉「和睦?柴田(勝家)殿がわしと本気で和睦するとは思えんが…」
孝高「恐らくは一時しのぎのものにございましょう。向こうは、雪のために冬は兵を動かすことができ
   ませんからな」
秀吉「なるほど。まぁ冬の間は、こちらも『越前には』攻められん。できるのは使者のやりとりくらい
   のもの。互いに損はない話だな」
孝高「そういうことにございます」
秀吉「分かった。通せ」

??「羽柴様におかれましては、ご機嫌うるわしう…」
秀吉「おう、又左ではないか。久しいな」
??「それがしを名で呼ばれるのですか?」
男の名は前田又左衛門利家。秀吉とは若い頃からの友人であり、この頃は、柴田勝家の与力(寄騎)で
あった。律義者ゆえ、もとから言葉遣いは硬いが、今回は、羽柴―柴田の和睦交渉ということもあって
か、いつも以上に硬い。

512 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 00:04:21 ID:yHiwLfq5
(3)
秀吉「何を言うか。おぬしとわしとは古い付き合いではないか。それに、おぬしもれっきとした城持ち
   大名。わしとは同格だぞ。何の遠慮することがあるか」
利家「そうは申されるが…」
秀吉「まぁ、そう固くならんでもよいではないか。和睦の交渉なのであろう?柴田殿がそうおっしゃる
   のであれば、こちらも拒む理由はござらんよ。喜んでお受けいたす」
利家「そ、そうでござるか。それを聞いて気が楽になり申した…」
秀吉(そうか…。又左にとっては、柴田殿は親父みたいなもんだしな。わしと柴田殿の間に立って、何
   かと辛いのであろうな。だが、又左がここに来たということは、味方につける好機でもあるな)
秀長「(秀吉の顔をちらりと見、何かに気付く)そうだ前田殿。せっかくの機会にござる。貴殿の股槍
   さばきを見せてはいただけませぬか?北国での戦における武勇伝は、こちらにも鳴り響いており
   まするぞ」
秀吉「小一郎。いきなりそれは…」
秀長「(聞こえないふり)我が兄・秀吉の赤尻も、その締まりはますますキツく、天下にその名を轟か
   せております。天下一の股槍と赤尻。そのぶつかり合い、是非見たいものですなぁ」
利家「よ、よろしいのですかな?」
秀長「ええ。どうぞどうぞ」
秀吉「こ、小一郎!こいつの攻めを知ってて言ってるのか!」
秀長「知ってますよ。では、まずはそれがしの尻をお試しあれ!兄上には劣りますが、締まりには自信
   がございますぞ!(と、利家に向かってふりふりと尻を振る)」
利家「し…し…しっ尻〜っ!!」
秀長「うわわわわっ!挿ってキターっ!!」
利家「ふんっ!ふんふんっ!!」
秀長「ちょ、ちょっと!そんなに早く動かないで・・・っ!!」
利家「嘘はいけませんぞ!貴殿の股槍もガチガチになっておられるではありませぬか!」
秀長「あひいっ!? な、なるほど激しい攻めにございますな。では、もっと締めますぞ!ふんっ!」
利家「すっ凄い!イイ!イイ!! イイ!!!! (中略) アッー! こ、これほどの尻をお持ちとは…」
秀長「では、続いて兄・秀吉の尻をどうぞ!」
秀吉「おい!」

513 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 00:05:02 ID:yHiwLfq5
(4)
秀長「(秀吉の耳元に口を当て)兄上は前田殿を味方に付けたいのでしょう?でしたら、ここで尻を惜
   しんではなりませんぞ」
秀吉「そうは言うけどよ。又左の攻めは痛いんだぞ。昔、拾阿弥を一撃で掘り殺したくらいだからな」
秀長「前田殿とて、和睦の席で兄上を掘り殺すようなことはしませんよ。第一、それがしはこうして生
   きておりますぞ」
秀吉「そりゃおぬしは掘られるのに慣れてるからな。わし、いくら掘られても痛いのよ。能登三号を菊
   門に挿されただけでもいまだに痛いんだから。あんなごついの挿されたら、痛くて死んじまう」
秀長「やれやれ。それでも天下一の尻ですか。戦場でのことを考えれば何てことはありませんよ。泣き
   言は言いっこなし!おとなしく掘られませ!」
秀吉「ひっひどい!」
利家「あの…いやならやめましょうか?」
秀長「いや、あの、何でもありませんよ。では、どうぞどうぞ」
利家「では…」
秀吉「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
利家「ふんっ!ふんふんっ!!」
秀吉「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
利家「嘘を申されるな!股槍がビンビンにござるぞ!」
秀吉「あひいっ!?」
利家「すっ凄い!これぞ天下一の尻! イイ!イイ!! イイ!!!!イイ!!!!!!!! (中略) アッー!」

利家「あ…あふっ。こ、この上ないおもてなし、感謝いたしまする。今後とも、末永く仲良くありたい
   ものですな」
秀吉「う…うむ…てて…(と…ともかく、これで前田を取り込むこともできそうだ…)」
秀長「では、続いて、不破(勝光)殿、金森(長近)殿!」
秀吉「ち、ちょ!」

勝光「て、天下に知られる赤尻をいただいてよろしいのですかな? では!」
秀吉「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
勝光「ふんっ!ふんふんっ!!」
(以下略)
長近「こ、これが、亡き上様ご愛用の大名物『サルの赤尻』ですか。では、謹んで!」
秀吉「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
長近「ふんっ!ふんふんっ!!」
(以下略)

514 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 00:05:37 ID:yHiwLfq5
(5)
秀吉「ててて…。まぁこれで、あやつらのわしへの敵意は殺がれたことであろう」
秀長「ええ。兄上と戦ったら、二度と赤尻を掘れなくなるわけですからな」
秀吉「さて、次は…」
孝高「まずは、中国・紀州・四国への備えですな。こちらは、ほどなく完了いたしまする」
秀吉「いつものことながら、仕事が早いな。さて、あとは越前に雪が降るのを待って…」
孝高「はい。来年が、本当の勝負となりますな」
秀吉「次の正月が、柴田殿の最後の正月というわけだな。しかし、雪に閉ざされては、向こうもする
   ことがあるまい。今頃、お市様とあんなことやこんなことを…(ぽっ)」
孝高「殿。お市様お一人のことで判断を誤ってはなりませんぞ」
秀吉「わ、分かっておる」

秀吉の動きは早かった。同年十二月、越前が雪に閉ざされるのをみるや、直ちに兵を動かしたのである。
第一目標は、近江長浜。ここをとれば、柴田方の南下を食い止めることができる。
秀吉「長浜城主の柴田(勝豊)殿は、養父(柴田勝家)との仲がよろしくないそうだな」
秀長「ええ。佐久間(盛政:柴田勝家の甥)殿との仲の悪さが影響しているようですな」
孝高「柴田方には股槍自慢の猛将・勇将が多いですからな。攻め×攻めではうまくいかないのも道理と
   いうもの」
秀長「そこで、我らの受けをもってすれば…」
孝高「ええ。逸品の尻をくれてやれば、ころりと落ちることでしょう」
秀吉「ま、また尻かよ?」
秀長「こればかりは銭では代替がききませんからな。兄上。尻の手入れをしておいてくだされ」
秀吉「はぁ…」

勝豊「この城はそれがしがお預かりしておる。攻め取ろうというのであらば戦うのみ。お帰りなされよ」
秀長「まぁ、そう固いことを申されますな。どうです、一発?」
そう言うや、秀長は尻をあらわにし、勝豊に向かってふりふりと振ってみせた。
勝豊「き、貴殿から誘われたのだぞ!ふんっ!」
秀長「うわわわわっ!挿ってキターっ!!」
勝豊「ふんっ!ふんふんっ!!」
秀長「ちょ、ちょっと!そんなに早く動かないで・・・っ!!」
勝豊「嘘じゃ!股槍がガチガチにござるぞ! しかし、この締まり!たまりませぬ!アッー!」
秀長「ふふ。我が兄の尻はこれ以上。いかがですか?我らとともに参られませぬか?」
勝豊「イク!イク!イきまする!!」

勝豊「城を明け渡しまする。いかようにもお使いくだされ」
秀吉「早っ!」

515 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 00:06:12 ID:yHiwLfq5
(6)
秀吉「次は岐阜じゃ!三法師様を奪還する!」

和睦を破った以上、全面衝突は時間の問題。向こうが軍を動かせない冬の間に、可能な限り敵対勢力を
潰しておく必要がある。
同月末には、美濃を制し、岐阜を攻略。信孝を降し、一度は奪われていた三法師を再び手中に収めた。
これで、少なくとも「君側の奸」にはならなくて済む。
詳述は避けるが、各方面への調略等もあり、この頃の秀吉達の動きは激しかったようである。正月も、
のんびりとはしておられなかったであろう。

秀吉「さて、次は…」
秀長「兄上!伊勢の滝川殿が柴田方について挙兵されましたぞ!」
秀吉「きたか!関東での失態(北条との戦いに敗れ領地を失った)があるとはいえ、滝川殿はなかなか
   に手強い相手。春までに何とかしたいところだな」
孝高「滝川殿相手では小細工は通じませぬ。力攻めしかございませんな」
秀吉「(ほっ。こちらは掘られなくて済みそうだ)者ども!出陣の支度をいたせ!」

(相当な激戦であったわけが、ネタ不足につき略)
一益「ひっひどい!」
一豊「それがしの出番がない!」

勝家「む…。滝川殿まで降ってしまってはこちらの打つ手が著しく制約されてしまう…」
家臣「ですが、今年はとりわけ雪が多く…」
勝家「分かっておる。だが、このままでは我らが孤立する。失った時は二度とは得られん。時既に遅し、
   やも知れぬが、このまま手を拱いているよりはましであろう。者ども!出陣の支度をいたせ!」
家臣「ははっ!」

秀長「兄上!ついに柴田殿が動かれましたぞ!」
秀吉「そうか。ついに来たな。して、柴田勢はどこに?」
秀長「北近江、余呉のあたりに陣を敷いた模様とのことにございます」
秀吉「持久戦の構えか。さすがに手馴れたものだな。よし、いったん近江にとって返すぞ。伊勢攻めは
   おおむねめどがついたしな」
秀長「承知!」

516 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 00:06:46 ID:rStoDntO
(7)
秀吉「さて、こちらの布陣も整ったわけだが…」
秀長「動きませんねぇ…」
秀吉「さすがに、雪も融けてるから、向こうも動きやすくなっておるはずだが…」
秀長「内部の結束自体は向こうの方が上ですからね。長い滞陣で、こちらに緩みが出るのを待っている
   のではないかと」
秀吉「となると…。危険は伴うが、一つ、博打を打ってみるか」
秀長「なるほど。他には、なさそうですな。では、それがし、念のため、こけしの支度を」

伝令「申し上げます!神戸信孝・滝川一益が兵を挙げたとのことにございます!」
秀吉「(来たか!)よし!わしは直ちに美濃に向かう!小一郎!あとのこと、頼むぞ!」
秀長「承知!」
秀吉(さて、柴田方はどう動くか。向こうの若いのが適度に暴走してくれりゃいいが…)

勝家「なに?羽柴の本隊が美濃に向かった?」
家臣「はい。信孝様・滝川殿の挙兵に慌てたのではないかと思われます」
勝家「いや、あの男のことだ。恐らく、こちらが先に仕掛けるのを待っておるに違いない」
家臣「しかし、確かに、秀吉自らが向かったそうです。秀吉の顔を知る者からの知らせですから間違い
   ございません」
主の迷いをみて一時は気弱になりかけた柴田方であるが、山路正国が意見を述べたことで情勢は大きく
変動した。
正国「殿。羽柴の陣、正面は確かに固うございますが、その奥は以外に脆うございますぞ。そこを突け
   ばよろしいかと存じます。敵は所詮烏合の衆。相互の連携がとれぬうちに崩せばお味方の勝利は
   疑いなしと存じます」
盛政「叔父上!それがしに行かせてくださいませ!」
勝家(さて、どうしたものか。我らのことのみ考えれば長期戦がよいが、信孝様・滝川殿の動きと呼応
   するにはここで動く必要がある…。試しに一突きしてみるか)
  「よかろう。ただし深入りはするな。奇襲が成ったら、敵将の生き死にに構うことなく、すみやか
   に兵を引くのだ。よいな」
盛政「分かっております!」
勝家(とは言ったものの、盛政がすんなりと兵を引けるかどうか…)

517 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 00:07:21 ID:yHiwLfq5
(8)
佐久間兵一「うおおおおっ!清秀の尻はわしのものじゃ〜っ!!」
佐久間兵二「何をぬかす!犯るのはわしじゃ〜っ!!」
中川兵  「何やつ!通さぬぞ!!」
佐久間兵一「雑魚め!これでも食らえっ!!」
中川兵  「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
佐久間兵一「ふんっ!ふんふんっ!!」
中川兵  「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
佐久間兵一「嘘言えっ!貴様のちゃちな股槍がコチンコチンではないか!」
中川兵  「あひいっ!?」

清秀   「者ども!慌てるでない!隊列を整え、落ち着いて反撃するのだ!」
佐久間兵二「貴様が中川清秀か!我が股槍を食らえっ!」
清秀   「ふん!その程度でやられると思うたか!」
佐久間兵二「なに? い、いつの間に後ろに!」
清秀   「我が股槍にて掘り取られることを光栄に思うがよい!ふんっ!!」
佐久間兵二「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
清秀   「ふんっ!ふんふんっ!!」
佐久間兵二「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
清秀   「嘘をつくな!下の口は我が股槍を愉しげにくわえこんでおるではないか!何という淫ら
      な尻か!逝くがよい!!」
佐久間兵二「あひいっ!? アッー!」
清秀   「思いがけず一番槍になろうとはな。者ども!今こそ功名を打ち立てる時ぞ!」
中川兵  「おう!」

佐久間兵一「清秀、覚悟!」
清秀   「ふん!食らえっ!!」
佐久間兵一「ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー!」

大将の清秀をはじめとする中川勢の奮闘は凄まじかった。しかし、近くに陣取っていた高山重友・桑山
重晴は動かず、孤立無援となった中川勢は、ついに壊滅。清秀も、壮絶な討ち死にを遂げたのである。

518 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 00:07:53 ID:yHiwLfq5
(9)
盛政「ハァ、ハァ…。ま、まさか中川清秀を倒せるとはな。これで、我が方の勝利も見えてきたという
   もの。たれかある!」
家臣「はっ!」
盛政「叔父上に伝えよ!敵は木之本に退いたゆえ、今こそ、全軍進撃すべきであると!」

勝家「なに?盛政が、中川清秀を倒したと?」
家臣「はい!今こそ、全軍進撃すべきとのことにございます!」
勝家「ならん!今はいったん引き、長期戦に持ち込むのだ!我が方が士気にまさる状態が続けば、敵は
   自壊する。功を焦ってはならん!」

秀吉「なに?佐久間盛政が動いたとな?」
家臣「はい。中川様が討ち死になされたとのことです」
秀吉「そうか…。敵を引きずり出すための策とはいえ、こちらが失ったものも大きいな。ぐずぐずして
   はおられん!者ども!直ちに木之本にとって返すぞ!」
兵達「おう!」
秀吉「走れーっ!!」
ドドドドド…。兵達は、力の限り走った。だが、これでは、とって返しても疲労が激しく、すぐには戦
えない。兵の疲労を抑えるには…
秀吉「痛いのはいやだが、やむを得ん。者ども!『あれ』をやるぞ!ふんっ!」
グサッ!! 秀吉は、自らの尻にこけしを打ち込んだ!
秀吉「ぎゃあああっ! な、なんかキターっ!!」

ドグワアッーン!! 秀吉の尻から、凄まじい勢いで屁が噴射された!『三サ(ィ)ル』である!これに
より、羽柴兵の多くは、疲れることなく木之本に辿り着いた!

秀吉「さて、兵どもはこれでいいわけだが…肝心のわしが遅れてはしゃれにならんな。猪右衛門!」
一豊「はっ!」
秀吉「おぬし、『あれ』やれ」
一豊「えっ?そ、それがしが、でございますか?」
秀吉「他に誰がおる?わしは今しがた使ったばかりで連発はきかん。おぬししかおらんのだ」
一豊「それではそれがしが後れを取ってしまいますが…致し方ございませんな。ふんっ!しっ尻が、尻
   がアッー! キ、キターっ!!」

ドグワアッーン!! 一豊の尻から、凄まじい勢いで屁が噴射された!かくして、秀吉も、すみやかに木
之本に取って返すことに成功したのである。
 なお、このために、一豊は肝心の戦いには遅参してしまい、目立った功名を挙げられなかったのは、
 言うまでもない。それで加増が少なかったため、不貞腐れて一時出仕しなかったともいうが、定か
 ではない。

519 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 00:08:31 ID:yHiwLfq5
(10)
秀吉(むっ、陣中の空気が重い…中川殿の討ち死にが響いておるか。このままではまずいな…小一郎、
   済まんが、一つ…)
秀長(…承知…)

秀長「兄上!申しわけございません!我らの動きが遅れたために…」
秀吉「この愚か者!中川殿ほどの勇将をむざむざ死なせてしまうとは何事だ!」
秀長「いかなる処断も覚悟いたしております!」
秀吉「よかろう!そこへ直れ!」
秀吉は、秀長に向かって歩み寄りながら、仲からもらった巨大こけし・敦賀を取り出した。
秀吉「わしの股槍は男の尻では勃たんゆえ、これを食らうがよい!」
ぐさっ!
秀長「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」 (今回は痛がる!)
秀吉「ふんっ!ふんふんっ!!」
秀長「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
秀吉「嘘を申すな!己が股槍をギンギンに膨らませおって!かくの如き淫らな股槍には荒々しい仕置き
   をしてくれようぞ!」
秀長「あひいっ!?」
諸将(何と…あの衆道嫌いの羽柴様が、最も信頼なさる弟を掘られるとは…。羽柴様は、中川殿の死を
   それほどまでに重くお考えなのか…)
羽柴兄弟のこの行動により、中川清秀の討死によって動揺の兆しを見せていた諸将の士気は再び高まっ
たのである。

秀吉「かかれぇーっ!!」
佐久間勢に対し、羽柴勢の総攻撃が始まった。敵大軍の急速な集結を見た盛政は、直ちに撤退を開始。
両軍入り乱れての激戦となった。
いかに『三サ(ィ)ル』の力を借りたとはいえ、わずか数時間で数十qも走ってきた羽柴勢の疲労は
やはり大きく、思うようには進めない。秀吉本隊とて、決して安全とは言い難い。そんな中、秀吉の
近習達が名乗りをあげた。
??「殿!本陣にまで敵の矢玉が飛ぶような今こそ、我らの出番かと存じます!」
??「我ら、ここは一番槍の手柄をあげとうございます!お許しいただけませぬか!」
秀吉「そうか。その意気やよし。よかろう。存分に暴れてまいれ」
??「有難き幸せ!」

520 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 00:09:03 ID:yHiwLfq5
(11)
??  「うおおおおっ!敵将の尻はわしのものじゃあ〜っ!!」
??  「何をぬかす!犯るのはわしじゃあ〜っ!!」
佐久間兵「何者だ!なりだけは派手な痴れ者めが!」
??  「ふん!貴様如き雑兵、我が股槍の一撃でイかせてくれるわ!ふんっ!」
佐久間兵「ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー!」
??  「おお、市松、なかなかやるではないか!では、わしも!ふんっ!」
柴田兵一「ぐわアッー!」
??  「おほっ!?虎之助もやるのう。どうした!かかってこいや!!」
柴田兵二「な、何じゃこいつらは!羽柴は受け専と聞いておったが、かような攻め野郎もおったと
     いうのかアッー!」

当時、秀吉の近習を務めており、この戦いで功名を挙げた彼らの名は、次のとおりである(なお、
厳密には九人いたが、二人は早世したこともあってか除外される)。
 福島(市松)正則
 加藤(虎之助)清正
 加藤(孫六)嘉明
 脇坂(友吉)安治
 平野(権平)長泰
 糟屋(助右衛門)武則
 片桐(助作)且元
これを称して「賤ヶ岳七本魔羅」という(さすがに『魔羅』では露骨すぎてお子様方には…という
わけで、江戸時代以降、読み物『太閤記(たアッー!いこうき)』においては、『賤ヶ岳七本(股)
槍』と表記されるようになる)。
彼らの括約(活躍)は凄まじく、その通った跡には、数え切れない程の柴田方の将兵の屍―その多
くは、一撃で掘り取られ、雪山の如き尻を晒していた―が転がっていたという。そして、彼らの括
約は、意外なところに影響を与えていたのである。

??「アッー!!!!」
凄まじい爆発音、続いて強烈な雄の臭いが北の方から漂ってきた。その臭いを嗅ぎ取った柴田兵に
動揺が走る。
正則「どうしたんだ?敵の様子がおかしいぞ」
清正「うむ。明らかに動揺しておるな」
嘉明「ともかく…これは好機。我らの大勝利は決まったぞ!」

521 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 00:09:35 ID:yHiwLfq5
(12)
この戦いにおいて秀吉の勝利を決定付けたのは、全く予想もつかない方面におけるアクシデントで
あった。後方に陣取り、盛政達を支援するべく兵を進めていた前田利家が、突如、兵を引いたので
ある。
利家「兵を引く!」
家臣「殿!ここがお味方の勝敗の分かれ目ですぞ!なぜここに来て兵を引きなさるのですか!」
利家「わ…わしは…眼前の戦に興奮する余り、達してしまったのじゃー!!」
家臣「何と!」
利家「『(股)槍の又左』と恐れられるこのわしがかような失態を演じたとあっては末代までの恥!
   もはやここにはおられぬ!」
家臣「そ…それは致し方ございませんな…」
利家「むう…残念じゃ(羽柴殿の赤尻、羽柴方の若武者どもの脈打つ股槍…。想像するだけでビン
   ビンになる。かように美味しい場面を前にして、まぐわうこともなく達するとは何たる不覚!
   わしのバカバカ!!)」

他の者にとっては原因不明のまま前田勢が撤退したことにより、柴田方は総崩れとなった。これに
より、秀吉の勝利が確定した。
秀吉「又左の動きが鍵となったな」
秀長「そのようですな。兄上の尻が効いたようです」
秀吉「あの時は、ほんと、死ぬかと思ったぞ」
秀長「いくら前田殿の股槍が凄いといっても、母上の攻めに比べれば、ねぇ…」

勝家は、本拠地・北庄(福井市)に撤退したものの、秀吉の猛追を受け、ついに城も包囲された。
勝家自身は、とうに覚悟を決めてはいたが、ただ、妻・お市とその娘達のことは気がかりである。
勝家「もはやこれまで。…お市殿。そなたは亡き上様の妹君。羽柴も、悪いようにはすまい。城
   から出られよ」
お市「いえ。わらわも殿とともに死にまする。もう、夫と引き離されるのはいやにございます」
勝家「そなたは…このわしを夫と認めてくださるのか」
お市「短い間ではございましたが…あなた様は、紛うことなく我がいとしい夫にございます」
勝家「そうか…。者ども。我ら夫婦の骸、決して羽柴に渡してはならんぞ。この城もろとも、粉
   微塵に吹き飛ばしてくれよう」
家臣「はっ!玉薬は十分に用意いたしております!」
勝家「うむ。では、最期の契りを…」

「アッー!!!!」
ドグワアッーン!!!! 大音響とともに、北庄城は木端微塵に吹っ飛んだ!!!!
秀吉「し、城が!」

522 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 00:10:31 ID:yHiwLfq5
(13)
秀吉「お市様はどうした!」
秀長「兄上。お市様は柴田殿とともに果てられたとのことにございます。娘様方は、こちらに」
秀吉「そうか…。む?あれは茶々殿か?」
秀長「え?ああ、さようにございます」
秀吉「何とまぁ、お美しくなられて…」
秀長「兄上。ここは戦場ですぞ。血と硝煙と雄の臭いが漂うかような所でおなごのことは考え
   られますな」
秀吉「わ、分かっておるわ(だが…いつか茶々殿を…ムフフ…)」
秀長(あんまり分かってはなさそうだな…)

織田家臣の中で秀吉に唯一対抗し得る存在であった柴田勝家の死により、信長の実質的な後継
者は秀吉であることが、誰の目にも明らかなものとなってきた。
柴田勢の残党狩り、信孝・滝川の降伏(信孝はほどなく自害)、大坂城の築城開始、各地の諸
侯の祝賀…。秀吉の周囲は、急速に、天下人のもの「らしく」なっていった。

ねね「お帰り〜。あら?何か様子がおかしいわね?」
秀吉「な、何が?(ちょっと動揺)」
ねね「柴田様に勝って天下一の実力者になったってのに…浮かれてない!」
秀吉「あ、当たり前だろ!まだ徳川殿がおるわけだからな。それに、中国には毛利、四国には
   長曾我部…」
ねね「それくらい知ってるわよ。あたしが言ってるのは、久々にあたしとやれるのに女好きの
   あんたが浮かれてないってこと。…浮気してない?」
秀吉「し、してない、してない!」
ねね「ほんと?」
秀吉「ほ、本当だってば!」
ねね「嘘ね。だってあんた、お市様のことを聞くだけでデレデレしてたじゃないの。…聞いて
   るわよ。お市様の娘様を預かってるって。何でも、一番上の茶々様は、お市様そっくり
   だって言うじゃないの」
秀吉(小一郎!ねねに言いやがったな!)
  「あ、あれは、お市様を亡くされて寄る辺ないからであって…」
ねね「ま、いいわ。その代わり、今夜は寝かさないわよ(はぁと)!」
秀吉「あの、ねねさ、話を聞いて…ぎゃあああっ!しっ尻が、尻がアッー!」

523 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 05:24:08 ID:PzBs29XW
作者様、いつも乙です。

孫六には是非「やられキャラ」になって欲しいw
いつも「謎の大男」に掘られるとかwww

524 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 10:32:04 ID:z5BXN6M4
テスト

525 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 19:32:20 ID:K2nO6aAa
太アッー!閤記もそろそろ終わりか
ちょっとしんみりするな

526 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 23:43:56 ID:K2nO6aAa
旅の途中、とある町で南蛮人に遭遇した御老公一行。好奇心旺盛な光圀は臆することなく声をかける。

光圀「これこれ、そこの南蛮人。うぬらの逸物は立派だと聞く。どんなものか見せよ!」
いきなり背後から南蛮人に飛びつき、その衣服を破り捨てる光圀。
光圀「うわあ!」
光圀は驚愕した。なんと一尺を軽く超える逸物がそこに鎮座していたのである。

南蛮人は勝ち誇ったように光圀を見下げて軽蔑の笑みを浮かべる。
南蛮人「Hahaha! Can you beat that! Kiss my ass!! (ハハハ!どうだ!この野郎!)」
光圀「うぬぬ・・・」
格さん「この化け物め!御老公をこけにしおって!」
言葉通り受け取った格さんは南蛮人の尻にかぶりつき、肉を噛みちぎろうとする。
南蛮人「Cut it out!(いい加減にしろ!)」
南蛮人は格さんの頭に拳固を振り下ろす。
格さん「あぷぱ!」
もんどりうって倒れる格さん。
光圀「うぬぬ・・」
怒髪天を衝く光圀は怒りのあまり顔がどす黒く変色し、全身は瘧のように震えていた。
光圀「わしは先の副将軍!退かぬ!媚びぬ!省みぬ!」
つぎの瞬間、光圀の着衣ははじけとび、逸物がむくむくと怒張する。両腕を鳥のように羽ばたかせた
その時、落雷のような轟音とともに光圀の体は上空三十メートルの宙に浮いていた。
助さん「でおった。でおったよ・・御老公のミサイルが・・」

 ─説明しよう!御老公のミサイルとは「実(み)さえ出(い)づる屁」の略で、
   要するにただの糞便の混じった勢いのある放屁なのだ!

南蛮人「Oh! unbelievable! That is angel !(ああ!信じられない!天使様だ!)」
南蛮人は光圀を見て涙を流し十字を切った。
彼の目には光圀が伴天連の空を飛ぶ天使に見えたようであった。
しかし、怒張した逸物から勢い良く噴射する尿と尻から吐き出される毒ガスと具でバランスをとり
空を飛び回る全裸の老人はまさに悪魔であった。
光圀「そりゃそりゃそりゃ!!」
光圀は上空から辺り一帯に汚物を噴霧した後、東の空に飛び去っていった。

その後、この村には何度も疫病が蔓延し、長年にわたって人々を苦しめたという。

527 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/07(土) 00:06:16 ID:q2HSxQU9
もうなにがなんだかw

528 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/07(土) 00:11:10 ID:rMIDxi38
黄門様がどんどん進化していくwwwww

529 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/07(土) 00:21:49 ID:NkO7w9us
光圀=サウザー説ワロスwww

次は絶対十字陵とか出て来るに違いない。あとお師匠さんとかw

530 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/07(土) 03:01:26 ID:8TF6uLrm
キングオブウケ 高坂昌信
上杉兵壱「うわあっ!背後から敵がっ!?」
上杉兵弐「敵襲ーっ!敵襲ーっ!!」
昌信「うわははははっ!遅いわっ!!」
疾風の如き素早さで上杉兵の一人に飛び掛った高坂昌信は
袴を脱がすと敵の竿を引きずり出した。
昌信「さあっ!わしの尻に挿れるのじゃ!はよう竿を勃てんかぁ!?」
敵に背後を向け四つんばいになって尻をフリフリ挑発する昌信。
しかし相手には男色属性はまったくなかった。
男の尻など見ても興奮するわけもなく、むしろ嫌悪感の方が先行し股竿もうな垂れたままである。
昌信「ええいっ!やむえん、こっちから喰ろおってやる!!」
シュゴオオオオオッ!
そういうやいなや昌信の尻が掃除機のように周りの空気を凄まじい力で吸引し始めた。
上杉兵壱「ぎゃあああっ!さっ竿が吸い込まれるうっ!?」
こうしてうな垂れたままの股竿は彼の尻に吸い込まれてしまった。
昌信「むんっ!むんむんっ!!」
上杉兵壱「ああっ!気持ち悪い!!うっ動かないで・・・っ!!」
しかし昌信の腸内のうねるようなたくみな動きは
相手の竿を本人の意思と関わりなく硬く膨張させていく。
昌信「嘘を言うな!こんなに股の竿を硬くしおって!!」
上杉兵壱「あひぃ!搾らないでぇっー!?アーっ!!」
ドピュッ!ドピュッ!
こうして高坂昌信に捕まった上杉兵たちは竿の先から赤玉が出るまで彼の尻に竿を搾られ続け、
精根も尽き果てしなびた野菜のような姿を戦場に晒していった。

531 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/07(土) 03:07:34 ID:8TF6uLrm
というわけで新シチュエーションです。
「ええいっ!こっちから喰ろおってやる!!」
「ぎゃあああっ!さっ竿が吸い込まれるうっ!?」
「むんっ!むんむんっ!!」
「ああっ!気持ち悪い!!うっ動かないで・・・っ!!」
「嘘を言うな!こんなにわしの中で竿を硬くしおって!!」
「あひぃ!搾らないでぇっー!?」
ちょっと強引かな?w

532 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/07(土) 07:44:06 ID:W4datR07
これで衆道属性ない武将も
「嘘言うな!股の竿を硬くしおって!!」
と言われますねw
秀吉も誰かに搾取されるのか!?

533 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/07(土) 14:48:38 ID:dgens7if
お小姓の成り上がり記も読めますな
ほんによきこと

534 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/07(土) 19:55:20 ID:ymsmJvP/
薩摩衆道兵vs水戸黄門 -予告編-

戦国時代にタイムスリップした水戸黄門一行が薩摩衆道兵と対決!

元寇の古戦場を見学するため博多までやってきたご老公一行。
そして戦国時代にタイムスリップしてしまい、立花統虎と島津軍の戦いに
巻き込まれてしまう!

光圀「わしくらいの年齢になると、若い屈強の武将より、初老の域に入った
緩い尻の方が丁度いいわい!!」
高橋 紹運「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」

光圀「助さん!格さん!!逝きますよ!!」
助さん&格さん「はっ!!」

島津兵壱「うおおおっ!! 黄門の尻はわしの物じゃ〜!!」
島津兵弐「なにを抜かす!!犯るのはわしが先じゃ〜っ!!」!

土煙をあげ迫ってくる数千の薩摩勢にたった3人で立ち向かうご老公一行。

はてして三人の運命は!?

映画『薩摩衆道兵vs水戸黄門』ご期待下さい!!


535 :奇矯屋onぷらっと ◆O.K.H.I.T. :2006/10/07(土) 22:18:40 ID:5amebrwt
新キャラ源助に期待。

536 :肛談 豪尻・塙団右衛門 第?話:2006/10/08(日) 00:12:07 ID:DojSy/av
(1)
 けたたましい鬨の声に魘されながら目を明ける。
 そこは滔々と流れる大河に面した、広く陰気な河原であった。
団右衛門「はて、おれはてっきり掘り死にしたものと思ったが」
老婆「そうじゃ、おぬしは死んだのよ」
 何時から側にいたのか、枯れ果てた老婆である。これが音に聞く三途の河の脱衣婆(だつえば)というものか。
脱衣婆「こちとら戦の後は死人が多くて大忙しさね。さ、起きたら脱いだ脱いだ。それともこの婆が脱がしてやろうかい」
 気色の悪い骨張った手を振り払い、自分で原型を留めぬほど汚れ壊れた鎧と衣服を脱ぎ捨てた。
肉体の方は戦に出る前の健全な物に見える。いつも見慣れた傷痕だらけの五十男のそれだ。どうやらここでは婆に渡された質素な
褌一丁だけ着用が許されるらしい。
 河原の上に疎らに見える他の男たちも、同じようないでたちで徐々に状況を把握しつつあるようだ。
脱衣婆「さ、脱いだら自分の割り当ての地獄さ行け。後がつかえてんだよ」
団右衛門「閻魔大王の裁きは受けんのか?」
脱衣婆「何言っとるんじゃい。大王陛下がいちいちお裁きして裁き切れる死人の数かね。
戦死者なぞ修羅地獄と相場が決まっておるわい」
団右衛門「ほう、修羅地獄か。成る程のう」
 いやに感心した風の団右衛門、今度は脱衣婆にこう聞いた。
団右衛門「修羅地獄ということは、未来永劫無限に戦い続けるわけか」
脱衣婆「知っとるなら聞かんでおくれ。さ、行った行った」
団右衛門「おっと、最後に一つ。そこはやっぱり男だけってことになるのかのう?」
脱衣婆「愚にもつかぬ事を。当たり前じゃろ。ここは言わば巨大な男湯じゃ。地獄の熱さののう」
団右衛門「男湯……そうかそうか! 世話になったなお婆」
 そう言い置いて、のっしのっしと褌一丁で『修羅地獄』の立て札の示す方向に歩きだした団右衛門の顔は、
陰鬱な亡者の中で一人、喜悦めいた期待に照り輝いていた。

537 :肛談 豪尻・塙団右衛門 第?話:2006/10/08(日) 00:12:38 ID:DojSy/av
(2)
 亡者の列に交じって修羅地獄と思しき場所に辿りつくと、早速そこでは戦が繰り広げられていた。
 否、それは戦のように見えて、実際は単なる虐殺と殺戮の場であった。
 戦死者と思しき亡者の隊伍が我先に逃げ惑うところを、人波外れた巨躯に牙と角を生やした、赤や青の肌の色をした男たち即ち
――鬼の軍勢が、蹴散らし、取っ捕まえ、ふん縛り、振り回し、踏み潰し、噛み砕くという文字通りの地獄絵図を演出していた。
 しかも亡者たちは既に死んでいるので、幾度傷つけられようと時間が立てば地獄での体の感覚は再生し、
苦しみだけを延々と味わうような悲惨な仕組みになっている。
団右衛門「ほお、こりゃ一方的だわえ」
 もっと巨大な鬼を想像していたが、見れば自分と大差ない背丈である。最もこちらが褌一丁なのに対し、
鬼たちは刃を通さぬ赤銅の肌に、手に六尺の大金棒を始めとした凶悪な長物を持っているというハンデはあるが。
 鬼たちの凶行を前にして竦み上がる新参亡者の群れの端の方から、絶叫が木霊した。鬼の軍勢の一つがこちらに気付いたのだ。
 一斉に逃げ出す亡者の列の方向とは逆方向に、団右衛門は人の波をかき分けて鬼たちの方向へ向かう。
団右衛門「情けなや。それでもお主ら戦国最後の散り華か」
 勿論そんな愚痴に耳を貸す物は無く、団右衛門は一人、鬼の隊の前面に出た。
団右衛門「修羅地獄の鬼の衆よ。この塙団右衛門が真の男の修羅ぶりをご覧じて進ぜる」
 言い様ばっと地獄の赤黒い空に白い褌が舞い上がる。怒張した股槍のそりも堅さも生前と同じで、団右衛門は莞爾として笑った。
 それでも鬼たちは狂った丸腰の亡者如きと思ったか、躊躇することなく団右衛門に金棒を打ち下ろす、が。
 その振り下ろした手は股槍に遮られて目的を達せず、腕がらみに鬼を組み敷いた団右衛門は、己より少々上背のあるゆえ、高い位置に

あるその尻を引き寄せて己が股槍で根深く貫いた。
赤鬼「ひ、ひぎぃぃぃっ!!」
団右衛門「おおっ、この締まりはまさしく初尻、ふんふんふん!」
赤鬼「う、動かないでぇぇぇっ!」
団右衛門「ばんばんばん、さては地獄にまで衆道の風俗は入りこんでないと見ゆるな!」
青鬼「猪口才な人間!」
 他の鬼がさせじと団右衛門に武器を振り下ろすも、辺りは初尻だらけと悟って性欲百倍の団右衛門の股槍の硬さに、
打ち勝てる金物などあろうはずもなかった。
団右衛門「今度は青い尻を戴くとするか」
 弁当をくつろげる様に青鬼の褌をほどいて股槍をつける。
青鬼「ぎゃあああっ!尻が裂けるぅぅぅっ!」
団右衛門「ふんふんふん!これはまた違った味わい!青い、青臭い!」
青鬼「ごめんなさいもう許してぇぇぇっ!」
 こうして鬼の一体二十人ばかりをあらかた掘り尽くすと、初めて知る前立腺の快感と団右衛門の技巧、
そして何より人間の亡者で初めて鬼に打ち勝ったということに対して鬼たちは初めて人間の潜在力に恐怖を感じ、
容易に団右衛門に手を出そうとしなくなっていた。
 それではつまらぬと団右衛門が他の亡者をいたぶる鬼たちを掘り取っていくようになると、修羅地獄の風向きが変わった。
 人間にも鬼が倒せぬことは無いのだということが証明され、亡者たちは団結して鬼共に反抗の狼煙を上げるようになったのだ。
 こうして、人界の戦国が終息する頃、入れ替わるように地獄界で亡者と鬼との戦国時代がはじまった。

538 :肛談 豪尻・塙団右衛門 第?話:2006/10/08(日) 00:13:25 ID:DojSy/av
(3)
 今日も団右衛門が地獄で信服させた亡者武士たちを従えて巡回していたところ、
団右衛門「ほう、あそこにも気骨のある男がいるぞ」
 団右衛門が指さした先には、黒鬼から奪い取った金棒を振り回して一対一で渡り合う巨漢の老人。
禿頭を光らせながら、引き倒した相手の尻目がけ頭から突っ込むと、黒鬼は肛穴を破壊されてぶざまな叫びを上げながら気絶した。
老僧「げはははは、全くここは退屈せんわい」
 痙攣する鬼の直腸から頭部を引き抜いた肛門破壊僧は、げらげら笑って股槍を汁振りした。
団右衛門「ご老体、見事な武者ぶりつき具合、さぞや名のある武者法師と見ましたぞ。生前は大坂武士かな」
老僧「おう、拙僧以外にも肩で風切る亡者がおったか。いかにも大坂勢の三好清海入道とは儂のことよ」
団右衛門「なんと、三好三人衆最後の生き残りにして真田十勇士の一人、下野入道清海殿か!」
 三好清海、俗名を三好下野守政康。戦国をしぶとく生き残り、大坂城と運命を共にした時は八十八歳。
清海「ここは楽しいのう。二条御所を襲って公方(十三代将軍足利義輝)を輪姦した時を思い出すわい」
団右衛門「なんとも頼もしい先達じゃ。わしもお相伴に預かってよろしいか?」
清海「野暮なことを申すな。大坂で共に逝った以上は兄弟も同然。地獄で同じカマを掘るのもまた一興」
団右衛門「それでは戴き申す。ふんふんふん!」
黒鬼「アッ、アッ、アッー!」
清海「こ、これは良い尻じゃ!たまらん!」
 団右衛門の腰つきに興奮した清海は前後するその尻を貫いた。
団右衛門「ぬおおおおーっ!? 入道、恐ろしくでかい得物じゃな!」
清海「それは儂の頭じゃ。ここまで頭蓋がすんなり納まる穴はおぬしが初めてじゃわ。かといって緩くも無し。もしやおぬし……」
団右衛門「あいや申し遅れた。わが名は塙団右衛門直之」
清海「やはり噂の団尻男か! まさに地獄に仏尻よのう(うっとり)」
 二人は意気投合すると、かわいそうな黒鬼を肴に性技を尽くして盛り上がった。

 一通り汗を流して一息つくと、初尻だらけのこの地獄は我らにとって天国じゃ、と異口同音に笑い合った。
団右衛門「入道はこれから如何されるおつもりかな」
清海「そうじゃのう、引き続き共に死んだ筈の舎弟為三を探す気じゃ。頭蓋姦(スカルファック)の儂と違うて、あやつは
 拳姦(フィストファック)の使い手じゃ。きっと試す穴が多すぎて大喜びしていようて。二人揃えば鬼に金棒、坊主頭に拳骨じゃ」
 呵呵大笑する大入道の言葉に、団右衛門は生前の穴兄弟たちのことを思い出していた。
団右衛門「ご舎弟か、それは頼もしい。わしも穴兄弟たちを探すとするかの」
清海「誰じゃそれは」
団右衛門「後藤又兵衛、岩見重太郎」
清海「おお、大坂のケツ物揃い踏みじゃな。わしももう一度会いたいものじゃ。
 これだけの衆道巧者が集まれば地獄をひっくり返せるぞ、ふっふっふ」
団右衛門「いずれ閻魔の尻でも掘り取って見せようか。幸い時間は無限にあることじゃしのう、うはははは」

539 :肛談 豪尻・塙団右衛門 第?話:2006/10/08(日) 00:14:22 ID:DojSy/av
(4)
 一方、背筋に寒い物を感じた閻魔大王は、修羅地獄の亡者たちの叛乱の報せを聞いて、嫌な汗が流れるのを感じた。
閻魔大王「叛乱やっど!? とっと鎮圧せんかいわれぇ! 亡者如きに舐められっぱなしで地獄の鬼が務まるけぇ!!」
赤鬼「そ、それが、連中わしらの尻を」
青鬼「女のあそこみたいに考えてるようで」
黒鬼「……イヤーッ!!モウアンナトコロカエリタクナイーッ!!!」
閻魔大王「ちっ、えらいやられようやのう。首謀者は誰じゃい!」
赤鬼「それがバンダイドラエモンとか……」
青鬼「あほ、塙団右衛門じゃ」
閻魔大王「(ブーッ!!)ば、塙団右衛門やと…!? そいつはまずい、まずいでぇ」
 その名前は、亡者人別帖では、他の大坂の衆道侍たちとともに、最も地獄に落としてはならない者の最上位に上がっていた。
閻魔大王「あかん……、羊の群れの中に狼どもを落としてしもうた……」


 亡者――にしては血色の頗る良い地獄の一団の中で、団右衛門と清海は先頭に立って仁王立ちし、鬼の軍勢と退治していた。
清海「あの向こうで為三を見たんじゃな?」
亡者「へぇ、岩みたいな拳で鬼の腸さ引きずり出してた坊さまだから、間違いねえかと」
団右衛門「後藤又兵衛は、岩見重太郎は知らぬか?」
亡者「知らねえですだ……。ただ、ススキダとかいうお侍が、鬼どもの乗る髑髏馬ばかり狙ってその尻を壊してたという
 噂は聞いただよ」
団右衛門「おお、それこそ獣姦重太郎こと薄田隼人正!」
清海「この鬼どもを掘り散らせば――」
団右衛門「また会えるぞ!」
 ――存外、こちらでも良い夢が見れそうじゃわ。
 盟友と舎弟との再会を脳裡に描く二人の頭上に、血で狂歌を書き付けた、汚れた筵旗が翻っていた。
 それは巷間、三好為三入道の辞世の句と伝わるものと似ていたが――

『落ち行かば 地獄のカマを 掘り破り 阿防のケツに 事を欠かさん』



肛談 豪尻・塙団右衛門 
                  最尻話 地獄のカマを掘り抜いて
                                           了

540 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/08(日) 00:22:49 ID:ieWIC1vz
>536-539

おお、久方ぶりに肛談を拝読できるとは!何とも嬉しうございます。しかし、皆さん
パワーアップしておりますな。
地獄では疲れ知らずなだけに、塙団右衛門殿も掘りまくっておられるようで。

541 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/08(日) 01:28:01 ID:WsT4EtWL
あの感動から幾月…また塙団右衛門殿に遭えるwとは、これ至上の悦び!
太アッー!閤記と併せて、二大スペクタクルが今始まる!!

542 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/08(日) 04:14:19 ID:AQsJasHM
そろそろスレ容量が500KBに到達しそうなので、次スレを立てたほうがいいと思う

543 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/08(日) 06:42:46 ID:57ha9qM2
次スレです。

【男の尻が】男色大名信玄 五穴目【揺れている】
http/hobby8.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1160257131/l50

544 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/08(日) 06:43:52 ID:57ha9qM2
間違えました・・・

【男の尻が】男色大名信玄 五穴目【揺れている】
http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/sengoku/1160257131/

545 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/08(日) 13:39:28 ID:SwFaVOva
もう容量オーバーかよwwww

546 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/08(日) 16:03:23 ID:q6taaPLH
ネタがたくさん

547 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/08(日) 23:44:59 ID:1VmDOj9s
>532

秀吉の精は…掘られる際に竿をしごかれることで搾取されておりますので、
>530のようなシチュは(少なくとも『太閤記(たアッー!いこうき)』 中において
は)想定しておりません。

548 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/09(月) 00:10:54 ID:HjhnhoR0
くう

549 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/09(月) 00:21:32 ID:ykVUHk0h
頼房「アッー!」

光圀「そりゃ!いまじゃ!一心不乱に駆け抜けるッ!」
雄の臭い立ちこめる中、全速力で駆ける大勢の男達とともに、光圀は盛んに鞭を振るった。

男1「邪魔だ!邪魔だ!どけ!俺が一番槍だ!」
光圀「この下郎めっ!わしの前を行くとはけしからん!食らえっ!! 」
男1「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
光圀「ふんっ!ふんふんっ!!」
男1「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
光圀「嘘を言うな!こんなに尾部を硬くしおって!!いやらしい!本当にいやらしい精子じゃわい!」
男1「アッー!」
光圀「ふう。もう一息じゃ。」

このようにあまたの雄どもを掘り殺し、ようやく敵本陣に到達した光圀。
しかしながら敵は隙のない円陣を組んで光圀を待ち構えていた。
光圀「着いたはいいが、どう攻めたものかな。そうじゃ!」
光圀は懐から特注こけしを取りだし、己の逸物に装着した。
光圀「これで良し、突入じゃ!ふんっ!ふんふんっ!!」

光圀は渾身の一騎駆けで敵陣の一角を切り崩し、見事一番槍をつけた。俗にいう受精である。

 ※以上『甲陰紀行』より抜粋

550 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/09(月) 21:28:49 ID:7dbpnduA
ところで、埋める必要はありますか?

551 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/09(月) 21:40:20 ID:QiNX3FNs
竿で菊門を埋める

552 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/10(火) 19:03:26 ID:T3fpsxIL
ふんっ!ふんふんっ!!

553 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/10(火) 22:17:17 ID:fmNjt2kY
スレ「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」

554 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/10(火) 23:46:36 ID:6YTuuVFG
  ヽ   ---,  _l_   ヽ    ヽ
 ,-― 、  ∠__   |__   ――  ,-―、 ┼ ヽ   |  |
    l   /  ,−┼   二二  .  |   __|_    .|  |
    /   \  ヽ_   |二二|   /  (_ノ `   ・ ・

 ,-―、   /   ┼ ヽ  l __  ┌┐ ,--、   , -ー-、  ケ ケ  ┼-
      /     _l    |       |ニ| ' __`'  i  /  |   ̄| ̄   `メ
 、___,  レ^ヽ/  (_ノ`    レ ー―  | 、| ><  ヽ/  ./  . ̄| ̄   (_

 ‐i― ┬   /   l      ┼ ヽ     ‐――,  |  |
 /i─i. 田  く    |      _|, - 、 __    /  |  |
   ̄ .メ、   ヽ   ヽ、_ノ  (_ノ  ノ   ノ   ヽ、  ・ ・

555 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/11(水) 00:47:57 ID:48zcGQ+8
しっ尻が裂けるうっ!?

556 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/11(水) 07:34:23 ID:x2hkWJ0F
嘘を言うな!こんなに股の竿を硬くしおって!!嫌らしい、ほんとに嫌らしいスレじゃわい!!

557 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/11(水) 20:55:32 ID:NYbxVB44
宇喜多秀家、妻豪と涙の再会
関ヶ原で破れた秀家は一ヶ月近くの逃亡生活の後大阪の宇喜多屋敷へたどり着いた。
豪姫「お前様よくぞご無事で・・・・」
秀家「会えた早々ですまぬが、わしはこのまま九州へ落ち延びねばならぬ」
豪姫「なんと!ではわたしもともにまいりまする」
秀家「だめじゃ!もし捕まればそなたの命も無い。豪は加賀の実家へ帰るが良い」
豪姫「そんな・・・うううっ」
しかし、冷静に考えてみれば女子がついていっても足手まといにしかならない。
豪姫は何時またお目にかかれぬかも知れぬ夫への選別に自分が何か出来ないか考え、
そして意を決した彼女は着物の帯を解き肌を晒すと四つんばいになって夫に尻を向けた。
豪姫「さぁ!お堀下さい!!」
秀家「なっ!なんだってぇーっ!?
ちょ、ちょっと待て、尻でまぐあうのは亡き太閤様がもっとも忌み嫌われた行為、
それに、わしにはそんな属性は・・・・」
豪姫「私が何も知らぬとお思いか!かねてよりお前様が小姓にちょっかいを出したり、
家臣の尻をもてあそんでいたのは豪も知っておりまする」
秀家「気付いておったのか・・・・」
豪姫「さぁ、後ろの始めても貰ってくださいませ!!」
若妻の心暖まる言葉と揺れる尻に秀家の股竿はたちまち硬直していった。
秀家「そうじゃ、わしは前より後ろが好きなんじゃ!食らえっ!!」
豪姫「来てっ!お前さまぁっ!!ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
秀家「ふんっ!ふんふんっ!!」
豪姫「痛いっ!痛いーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
秀家「嘘を言うな!こんなに股の壷を濡らし、豆を硬くしおって!!」
豪姫「あひぃっ!しごかないでぇ・・・っ!!」
こうしてその晩秀家と豪は深く愛し合い夫婦の絆を深めていった。
しかしこれが二人にとって根性の別れとなったのであった。

558 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/11(水) 21:59:34 ID:tqx9EM62
 翌朝――
家臣壱「殿っ!もう夜が明けましたぞ!後朝の別れが惜しいのは分かりますが、急ぎませんと追っ手が」
家臣弐「ええいこのままでは間に合わぬ、御免!」
 ガラガラッ
豪姫「どうですっ!お前様っ!!」
秀家「ぎゃあああっ!しっ尻が裂けるうっ!?」
豪姫「末期の別れに性器の逸品・浦上『正宗』を取り寄せて正解でした。ふんっ!ふんふんっ!!」
秀家「痛いっ!痛いーっ!!裂けるーっ!!うっ動かないで・・・っ!!」
豪姫「嘘をお言いなさんな!こんなに股の竿を硬くしてますのに!!」
秀家「死、死ぬぅっ!普陀落渡海するぅー!!アッー、アッー!!」
家臣壱「う、上様……」
家臣弐「お痛わしや……」
 飽くまでも男の尻を掘らせなければ気がすまないスレ住人であった。

559 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/12(木) 01:04:33 ID:C+H5zAHo
 ,-―、   /   ┼ ヽ  l __  ┌┐ ,--、   , -ー-、  ケ ケ  ┼-
      /     _l    |       |ニ| ' __`'  i  /  |   ̄| ̄   `メ
 、___,  レ^ヽ/  (_ノ`    レ ー―  | 、| ><  ヽ/  ./  . ̄| ̄   (_

 ‐i― ┬   /   l      ┼ ヽ     ‐――,  |  |
 /i─i. 田  く    |      _|, - 、 __    /  |  |
   ̄ .メ、   ヽ   ヽ、_ノ  (_ノ  ノ   ノ   ヽ、  ・ ・

560 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/12(木) 01:55:32 ID:fynLolZC
オチにワロタw
スレ住人の業、かもしれん。
根性の別れ、言いえて妙。

561 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/12(木) 02:10:28 ID:C+H5zAHo
もうかきこめぬか

562 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/12(木) 02:19:57 ID:O1x11X4Q
比類なき 股間の竿をおっ立てて 浮世の尻を 掘りしてぞイク

563 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/12(木) 14:55:02 ID:4tknS77F
いい句だ

564 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/12(木) 20:53:54 ID:O1x11X4Q
Q、信長も家康も信玄も謙信も政宗も男色趣味あったんだって

A、
LV0 最低!不潔!戦国時代嫌いになった!
LV1 そういう文化なら仕方ないかな。個人的には御免だけど。
LV2 衆道文化には独特の精神美を感じるかも。
LV3 蘭丸って萌えね?理想のお小姓って感じ・・・
LV4 春日源助って渋くてかっこいいな。井伊万千代も樋口与六もいい・・・
LV5 秀吉って全然男色興味なくてうぜぇ。秀吉死ね!
LV6 秀吉掘らせてくれ!
LV7 やべぇ秀吉最高!赤尻と水さえあれば生きていける!
LV8 嘘を言うなサルめ!こんなに股の竿を硬くしおって!!
LV9 やっぱ「ふんっ!ふんふんっ!!」は最高だわ
MAX  助さん格さん、掘らしめてやりなさい!!